靴の種類の名前や選び方を一覧で紹介！【メンズ・レディース別】

あなたは靴の種類と名前をいくついえますか？彼氏や友人に靴をプレゼントしたいけれどメンズの靴はわからない、彼女にサブリナシューズが欲しいといわれたけれど一体どんな靴だかわからない、などのメンズ・レディースの靴についての疑問を解決しましょう。

靴の選び方がよくわからないから定番の靴ばかりを合わせてばかりではおしゃの幅は広がりません。靴を知れば知るほどいろいろな種類の靴にチャレンジしたくなりますよ。まずは肝心な靴の選び方からご紹介します。

靴の選び方で何よりも大切なのは自分の足に合う靴を選ぶことです。メンズの靴の選び方のポイントは5つあります。

●つま先に余裕があるか
●靴の一番広い幅と足が曲がる位置が同じか
●土踏まずが靴底と合っているか
●くるぶしが履き口と当たらないか
●かかとが押し付けられていないか

フィットした靴を選ぶと靴擦れができにくいだけでなく、自然と姿勢も正しくなるのでスタイルも違ってきますよ。

ビジネススーツにカジュアルなブーツを合わせたり、高級レストランにスニーカーを履いていくと場違いで恥をかいてしまうこともあります。メンズの靴の選び方で気をつけたいのはTPOを考えることです。その場に適した靴を選べば自然とワンランク上のおしゃれを楽しめますよ。

メンズの靴といえばスニーカーを思い浮かべる人の多いでしょう。スニーカーは足にフィットしてスポーツにも向いているため子供から大人まで人気が高い定番の靴です。

スニーカーにも大きく分けて2種類あり、くるぶし下の低い位置でカットされているローカットスニーカーは最も定番のスニーカーです。

足首まですっぽり包むハイカットスニーカーは靴ひもを足首まで固定できるのでジャンプや運動の激しいスポーツに使用されるスニーカーです。タウンユースではブーツ感覚で履く人も多く、メンズだけでなくレディースにも人気の高い靴です。

スリッポンは英語で書くと"slip on"（スルッと履く）で脱ぎ履きが簡単にできる靴ひものない靴を指します。スリッポンの素材の種類は布や革製などさまざまです。後ほどご紹介するローファーもいわゆるスリッポンの種類です。

ドライビングシューズはアクセルやブレーキペダルを踏みやすいよう考えられた靴で滑りにくいように靴底にラバーが使用されています。かかと部分までラバーに包まれているのが特徴です。

男前度がアップするブーツはメンズに人気の革靴です。ブーツにも何種類かありますが、特に人気のメンズブーツであるワークブーツ・カントリーブーツ・エンジニアブーツをご紹介します。

ワークブーツは、もともとは労働者が作業する際に足を保護するために生まれたブーツです。細かく分ければいろいろな種類がありますが、一般的にワークブーツはくるぶしまでのハイカットのものが多く、カジュアルコーデに合わせやすい靴です。

メンズの定番のウィングチップのブーツ版であるカントリーブーツはイギリス紳士がアウトドアで使用する目的で作られました。ジャケットやスーツとの相性がよいので、上品なメンズ・ブリティッシュ・スタイルを目指す方におすすめのブーツです。

エンジニアブーツはストラップでフィット感を調整するタイプのワークブーツのことをいいます。つま先を守るために金属製やプラスチックが内蔵されており、バイクを運転するライダーにも人気のブーツです。

幅広いシーンで使える革靴はメンズファッションのマストアイテムです。革靴もデザインや種類は豊富にありますが、特に人気のある革靴のローファー・デッキシューズ・ダブルモンクをご紹介します。

ローファーはメンズからレディースまでで幅広く使用できる人気の革靴です。簡単に履けるスリッポンと同種類でその履きやすさから幅広い年齢層でも人気です。ローファーのデザインにはペニーローファー・タッセルローファー・キルトローファー・ビットローファーなどの種類があります。

デッキシューズとはヨットやボートなど船のデッキ（甲板）で使用するために作られた靴で滑らない工夫がされています。デッキシューズは素足に合わせるのが定番です。靴下をどうしても履きたい場合はスニーカーソックスを合わせれば素足に見えるのでおすすめです。

ブリティッシュ生まれのダブルモンクはスーツにもカジュアルにも合わせやすく、大人のメンズコーデにおすすめの革靴です。バックルが付いた革靴をモンクシューズといい、バックルが2つある革靴をダブルモンクと呼びます。

一般的にビジネスシューズといえば革ひものついたタイプをいいますが、その種類は多く、ローファーやモンクシューズもビジネスシューズとして販売されています。靴の素材は天然革製革靴や丈夫で軽い合成皮革製革靴があるので用途に合わせて選びましょう。

日本の暑い夏の足元を快適に過ごすにはサンダルがおすすめです。メンズサンダルはスポーツタイプから大人カッコいい革製のサンダルまで種類も豊富にそろっています。

レインシューズというと長靴というイメージを持つかもしれませんが、近頃のレインシューズはブーツタイプやスニーカータイプなどファッション的にもカッコいいものが多くあります。雨の日や濡れた路面も快適に歩けるのでおすすめです。

レディーズの靴はデザイン性が高く種類も豊富にそろっています。レディースはパンプスのようにヒールが高かったり幅が狭い靴が多く、選び方を間違えると足の痛みや変形の原因になってしまいます。正しい選び方で自分に合った靴を見つけましょう。

靴の選び方で最も重要なことは自分の足のサイズを知ることです。

●足長（つま先からかかとまでの長さ。例23.5cm、23.0cm）
●足幅（親指の付け根のふくらみから小指の付け根のふくらみまでの長さ。例E、EE）
●足囲（足の甲周囲の長さ）

サイズを測るときには必ず立った状態で測ります。足長、足幅は白い紙の上に立ち、鉛筆などで足型を書いて測りましょう。誰かに手伝ってもらうと簡単に測れますよ。

足のつま先の形はエジプト型・ギリシャ型・スクエア型に分けられます。レディースの靴は細身でつま先の形状もいろいろです。足の形に合わない靴を履いていると足が変形してしまう恐れもあります。まずは自分のつま先の形をしっかり観察してみましょう。

エジプト型は親指が一番長くて小指にかけてだんだん短くなっていく形状です。親指のつま先部分にゆとりがない靴を選んでしまうと親指が曲がった状態になり外反母趾になりやすいので気をつけましょう。
おすすめのつま先の種類：ランドトゥ・アーモンドトゥ・オブリークトゥ

ギリシャ型は人差し指が一番長いタイプです。人差し指にゆとりがないとウオノメやハンマートゥになってしまう恐れがあります。つま先の真ん中部分が長いものを選びましょう。
おすすめのつま先の種類：ポインテッドトゥ・アーモンドトゥ

スクエア型は足の指の長さがほとんど同じで四角に見えるタイプです。靴にゆとりがないと外反母趾・ウオノメ・ハンマートゥになりやすいので気をつけましょう。
おすすめのつま先の種類：スクエアトゥ

レディースの靴はメンズライクな靴からフェミニンなパンプスまで種類も豊富です。また同じレディースの靴の中でも種類が分かれているので詳しくご紹介します。

夏にぴったりの靴といえばエスパドリーユです。元々は地中海で生まれたエスパドリーユは靴底がジュート(麻）でアッパー部分は帆布素材で作られています。レディースだけではなくメンズもあり、夏らしい軽やかな印象を与えます。素足で履いてもつま先が出ないので、大人カジュアルにもおすすめの春夏向けレディースシューズです。

フラットシューズとはレディースシューズの中でも靴底が平らでヒールがないシューズです。先の丸いランドトゥ・パンプスの場合が多く、歩いても疲れにくいため人気のレディースシューズです。

秋冬には足元を包んでくれるブーツが人気です。レディースブーツにはストレッチやムートンなど素材も何種類もあります。またブーツの長さの種類もあり、短い順からブーティー・ショートブーツ・ロングブーツ・ニーハイ・サイハイがあります。

メンズでも人気のモンクシューズはレディースでも人気の靴です。メンズっぽくパンツスタイルにも合わせたり、トラッドなスカートに合わせるのもおすすめです。レディースのモンクシューズにもシングルとダブルがあるので気に入ったデザインを探しましょう。

ローファーもトラッドファッションには欠かせない定番の靴です。カジュアルな靴ですが、きちっとした印象もあるのでスーツコーデにも似合います。レディースのローファーは足幅が狭くパンプスタイプのローファーやヒールの高いローファーもあるのでメンズのローファーとはまた違った魅力があります。

ヒールの高さが2cm以下で履き口が浅いものをサブリナシューズと呼びます。サブリナシューズの「サブリナ」とは1950年代の映画『麗しのサブリナ』にちなんだものです。ヒールの高いパンプスを履いていた当時の女性たちにとってサブリナ役を演じたオードリー・ヘップバーンが劇中で履いていた軽やかなサブリナシューズは衝撃的なものでした。サブリナに憧れてサブリナシューズを履く女性が増え、今ではレディースシューズの定番になっています。

元々はパンプスでヒールが低いものがサブリナシューズとされていましたが、モカシンタイプもサブリナシューズと表示される場合もあります。

春夏のレディースシューズの定番といえば素足でも履けるサンダルです。サンダルにも種類がいろいろあり、草履のようなトング・つっかけタイプのミュール・グラディエーターなどがあります。

レディースの靴の代表ともいえるパンプスはヒールの高さによっても分けられます。ヒールの高さが6cm以下のものをパンプスと呼び、それ以上の高さになるとハイヒールと呼びます。また、パンプスの種類はつま先の形状やヒールの形状でも分けられます。後ほどヒールの形状についてご紹介するので靴選びの参考にして下さいね。

コーンヒールとはヒールの付け根部分が広く、先に向かって細くなるタイプのことです。アイスクリームのコーンのような形をしているのが特徴です。安定感があるのでヒールが苦手な人にもおすすめのヒールです。

フレンチヒールはヒールの付け根が太く、途中部分がカーブして地面に着くかかと部分が太い形状のヒールをいいます。フランスのルイ14世、15世の時代に流行したことからルイヒールと呼ばれることもあります。

革を重ねて作られた木目のようなヒールをスタックドヒールといいます。クラシカルな雰囲気と高級感で人気のスタックドヒールはレディースだけではなくメンズシューズのヒールにも使用されています。

ピナフォアヒールはウェッジソールと似ていますが、土踏まず部分にウェッジソールにはないへこみがあるのが特徴です。パンプスの種類ですが、ヒールの着地部分が大きいため歩き回っても足が疲れにくいのが特徴です。

外反母趾とは足の親指付け根部分が変形し、突き出た部分が痛んで靴が履けなくなってしまう病気です。足に合わない靴を履き続けていると外反母趾になる可能性があるので注意しましょう。特にヒールが高かったり幅の狭いレディーズシューズの場合、足が圧迫されやすいため発症しやすいといわれています。

甲高の人の悩みで多いのが履き口の痛みです。メンズシューズは幅が広く、靴ひもやストラップで調整できるものが多いですが、レディースの場合は甲高のものを探すのは大変です。パンプスを選ぶ場合は幅の広めのものを選び、店内を歩いて足が前すべりしないかを確かめます。もしすべってきた場合はパットを貼って調整しましょう。

靴のサイズや足の形に合っていない靴を履くと靴擦れしやすくなってしまいます。自分ではサイズがちょうどいいと思っていても、歩いているうちに足が前にすべってしまったり、朝と夜では足がむくんでサイズが変わってしまって靴擦れの原因になることもあります。

メンズ・レディースシューズの種類についてご紹介しましたがいかがでしたか。ファッションは足元からともいわれているのはメンズもレディースも同じです。まずは自分の足にぴったりとフィットした靴を選んで健康的にメンズ・レディースファッションを足元から楽しみましょう！