100均の靴磨きグッズ8選!革靴の磨き方や頻度・注意点も解説!
100均ダイソー・セリアには便利な靴磨きグッズも揃っています!この記事では、靴磨きに必要なアイテムの種類やおすすめの100均商品について紹介したのち、革靴の靴磨きのやり方を詳しく解説し、靴磨きの頻度や注意点についても紹介します。一見難しそうですが、ぜひ挑戦してみましょう!
目次
100均アイテムで靴のお手入れをしよう!
会社に履いて行っている革靴などのお手入れをきちんとしていますか?手入れしていない靴を履いていると印象が悪いだけでなく、靴自体も長持ちしません。100均ダイソー・セリアでは靴専用のクリームやクロス、ブラシなどの靴磨きグッズが揃っています。100均アイテムで大切な靴をお手入れしましょう!
100均の靴磨きグッズがおすすめな理由2つ!
100均ダイソー・セリアには便利でおすすめできる商品がたくさん売っていますが、靴磨きグッズもおすすめ商品の一つです。100均で買うことのできる靴磨きグッズのおすすめポイントを2つ紹介します。
100均グッズだから手軽に靴を磨ける
ダイソーやセリアの100均の良いところと言えば、やはりその安さですよね。ほとんどの商品が100円+消費税で買うことができるので、手軽に靴磨きができるということです。100均の商品は「ちょっと試してみたいな」というのが叶えられるのがポイントでしょう。
簡単な手入れなら十分使える!
靴のお手入れはただ単に磨けばいいというのではなく、いくつかの工程があります。靴の手入れを徹底的にしようとすると「面倒だ……」と思うことも多いでしょう。100均ダイソー・セリアには靴磨きのグッズがたくさん売っているので、簡単な手入れであればダイソーやセリアで揃えることができるのです。
100均の靴磨きグッズは6種類!それぞれの特徴は?
シューズキーパーは靴の形を整えるアイテム
100均でも買うことのできるシューズキーパーは、一日履いてシワが入った靴の形を整えてくれます。靴磨きの際にシューズキーパーを使うことによってクリームをきちんと行き渡らせるという役割もあるのです。
クリームは革に栄養を補給する
クリームを塗ると靴にツヤを出す効果と靴に栄養を与えてくれます。たっぷり付ける必要はなく、少量を薄く伸ばすだけで効果があります。
ワックスはツヤだし用のアイテム
ワックスはクリームと違い、塗っても革に栄養を与えるわけではなく、革に膜を作ってツヤを出すためのアイテムです。つま先やかかと部分に塗って磨くと、ピカピカにツヤを出すことができます。
クリーナーは靴の汚れを落とす
クリーナーは靴に付いた汚れを落とすアイテムとなります。気になる靴の汚れだけでなく、靴に付いている古いクリームやワックスも簡単に落とすことができます。クリーナはシートタイプ・スポンジタイプ・液体タイプなどがありますが、シートタイプやスポンジタイプが手軽でおすすめです。
馬毛ブラシは土やホコリなどの大きな汚れを落とす
馬毛ブラシは柔らかいことが特徴で、靴についた土やホコリなどの汚れを落とすアイテムです。毛が細いので、塵など細かい汚れも落としやすくなっています。
豚毛ブラシは靴を磨くために特化したブラシ
豚毛ブラシは馬毛ブラシよりも硬いため、靴を磨くことに適したブラシです。クリームを靴に浸透させる役割の他に革をマッサージする効果もあり、靴にツヤを出すことができます。
ダイソー・セリアで買える靴磨きグッズのおすすめ8選!
前述したように、100均ダイソー・セリアでは様々な靴磨きグッズが売られていて手軽に買うことができます。ここでは、そんな100均にある靴磨きグッズの中からおすすめ商品を8つご紹介します!
お出かけ前にサッとひと拭き!『靴専用クリーナー』
出かける前に靴の汚れが気になることってありますよね。そんなときにおすすめなのが、100均ダイソーの靴専用クリーナーです。ウェットシートタイプなので気になる汚れが簡単にキレイになるだけでなく、ツヤ出しの効果もあります。天然皮革・合成皮革用で、どんな色の靴でも使うことができるので一つあると便利でしょう。
社会人なら持っておきたい『靴磨きクリーム』
革靴を履いているなら靴磨き専用のクリームを一つは持っておきたいですね。100均ダイソーにある靴磨きクリームは少し匂いがありますが、靴がピカピカになると人気のクリームです。黒色・茶色・無色があるので自分の靴の色に合ったものを買うことができますよ。
この靴磨きクリームの評判は非常によく、配合比などは違うかもしれませんが、1,000円程度する靴磨きクリームと同じ成分が入っているようです。
スピーディーにお手入れできる『スピード靴磨き』
100均ダイソーのスピード靴磨きは、名前の通りスピーディに手入れしたい人におすすめの商品です。ケースに入ったスポンジタイプの靴磨きになります。ケース入りなので手が汚れることなく、力を入れなくても簡単に靴磨きができるのがポイントです。無色で両面使えますので、一つ持っていれば多くの靴を磨くことができます。
小さな汚れをしっかりキャッチ!『靴磨き用クロス』
100均ダイソ-・セリアの靴磨き用クロスは靴を傷めない素材でできていて、サッと拭くだけで小さな汚れをキャッチして靴にツヤを出してくれます。ミトン型になっているので、手を入れて簡単に拭くことができて便利です。
靴のホコリ落としに!『靴用馬毛ブラシ』
靴のお手入れをする際には、まずは靴についたホコリなどを落とすことから始めますが、その際に役立つ道具が靴用馬毛ブラシです。毛が柔らかいので、靴を傷つけることなく軽い汚れを落とすことができます。
仕上げに欠かせない『靴用豚毛ブラシ』
靴磨きのクリームを買ったなら靴用豚毛ブラシも一緒に買っておきたいところです。靴用豚毛ブラシは、するどい毛でコシがあるので靴をしっかりと磨き上げることができるのでおすすめです。ブラシが汚れたときのお手入れも簡単なので、買っておいて損はないでしょう。
靴を長持ちさせたいなら『シューズキーパー』
靴磨きをするときに、あると便利なのが100均ダイソーのシューズキーパーです。このシューズキーパーは靴磨きのときに、靴の型を崩さないために使います。通常のシューズキーパーであれば保管時の型崩れ防止のために使うことができますが、100均のシューズキーパーはその用途には適していません。
100均のシューズキーパーはかかと部分を固定する場所が1箇所だけなので、そのため装着し続けているとかかと部分に無理な力が加わり、かかと部分から型崩れを起こしてしまいますので注意が必要です。値段は150円で男性の革靴用、女性のパンプス用があるので、お手入れ用のアイテムとして1組購入しておきましょう。
雨の日対策におすすめ!『防水スプレー』
お気に入りの靴を履こうと思っていても雨が降るとガッカリしてしまいますよね。しかし、100均ダイソー・セリアの防水スプレーがあれば雨の日でも水をはじくので靴を守ってくれます。革靴専用の防水スプレーではないので、スウェードの靴であったり、バッグや衣類にも使えるのでおすすめです。ただし防水スプレーはいくつかあって、革製品に使えるものと使えないものがあるので、購入する際には注意が必要です。防水スプレーに関するまとめは、以下のリンクをご覧ください。
100均アイテムを使った靴磨きの基本のやり方
100均ダイソー・セリアで靴磨きグッズを買ったなら実際に磨いてみましょう。靴を磨いたことがないという人のために、100均の靴磨きセットを使った基本のやり方についてご説明します。
【基本的な靴の磨き方】
1.シューズキーパーを靴にセットし、馬毛ブラシで靴に付いた土やホコリを払う
2.シートタイプなどのクリーナーを使って汚れを拭き取る
3.靴に靴用クリームを塗って豚毛ブラシで磨く
4.仕上げに靴用クロスで乾拭きしてツヤを出す
100均アイテムを使った革靴の本格的な磨き方
簡単に靴磨きを始めるなら100均グッズがおすすめ!靴磨きに100均グッズを使うのは不安になるかもしれませんが本格的に磨くことができるので安心して下さい。靴磨きの流れが分かって、慣れてきたときには100均ではない靴磨きグッズを使うのもいいでしょう。靴磨きに必要な道具がセットで売っているものもあるのでおすすめです。
ここでは、本格的な靴磨きに必要な道具や磨き方について説明します。道具はもちろん全て100均で買うことができますよ。
靴磨きに必要な道具フルセットは?
本格的な靴磨きをするには、以下の道具を揃えましょう。
・シューズキーパー
・馬毛ブラシ
・豚毛ブラシ
・靴用クリーナー
・靴用クリーム
・クロス
ちなみにクロスは綿100%のTシャツでも代用することができます。ポリエステルなどが入っていると、革を傷めてしまう恐れがあるので、必ず綿100%を守るようにしましょう。
いよいよ実践!靴磨きのやり方6ステップ!
1. シューズキーパーを靴の中に入れて形を整えます。入れ方によって仕上がりが変わってくるのでしっかりと入れておきましょう。
2. 馬毛ブラシで土やホコリを落としていきます。靴底と靴を縫い合わせた部分や紐を通す部分は、特に汚れが溜まりやすいので丁寧に落としましょう。
3. 靴専用クリーナーを使って気になる汚れを取ったら、古いクリームやワックスを落としていきましょう。靴専用クリーナーはシートタイプが使いやすくておすすめですが、シートタイプでない場合はクリームをクロスに付けて拭き取ります。
4. 靴全体にクリームを薄く塗ります。成分をしみこみやすくするには、クロスを使うよりも手で塗っていく方法がおすすめです。
5. 豚毛ブラシで靴磨きをしてクリームを浸透させます。
6. クロスを使ってツヤを出し、シューズキーパーを外せば靴磨きの完了です。
靴磨きするべき頻度はどれくらい?
靴磨きグッズを揃えたならば、どれくれいの頻度でやればいいのかが気になるところです。靴磨きの頻度や注意点などを見ていきましょう。
目安は8~10回履いたらフルメンテナンス
靴磨きをすれば靴が長持ちしますが、靴磨きをすればするだけいいというわけではありません。頻度が多いと革に負担をかけるだけでなく、型崩れの原因にもなってしまいます。靴磨きをする目安としては、8~10回履いたら一回フルメンテナンスするという感じです。
1日履いたらブラシで汚れを落とそう
フルメンテナンスは8~10回履いたら1回する程度でいいのですが、だからといって履いた後に何もしなくてもいいというわけではありません。靴を履いて外出すれば、少なくても土やホコリが付いてしまいます。ホコリなどをそのままにしておくとシミの原因にもなってしまうので、1日靴を履いた後は馬毛ブラシでその日の汚れを落としておくようにしましょう。
もしも革靴のひび割れに気付いた場合は、早急に処置することが大切です。ひび割れの対処方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
靴磨きをするときのポイントと注意点を4つ紹介!
クリームやワックスは薄く何回も塗る
革に栄養を与えたりツヤを出すために使うのがクリームやワックスですが、回数を分けて薄く塗ることが綺麗に仕上げるポイントとなります。一度で厚く塗ろうとするとまるで厚化粧のようになり、不自然な仕上がりになってしまうこともあります。薄く何層も作るように塗ると、素材の良さが光る革靴に仕上げることができます。
ワックスは芯材が入っている場所だけ
ワックスを塗りこむ場合が、芯材が入っている場所(硬い場所)のみにしましょう。芯材が入っていない場所は、足を入れると革が延びることがあるので、せっかく塗ったワックスがひび割れを起こしてしまうこともあります。柔らかい場所は、クリームのみでお手入れを行いましょう。
乾拭きは優しく丁寧に
意外と簡単に済ませてしまいがちになるのが乾拭きです。乾拭きを優しく丁寧にしてもあまり効果がないように見えますが、実は非常に重要な工程となります。クロスでガシガシとこすってしまうと、革の表面を傷める原因となったり、せっかく塗ったクリームやワックスを落としきってしまうこともあります。乾拭きを丁寧に満遍なく行うことで、まるで鏡面のような仕上がりにまで持っていくことができます。
においがキツいので換気をする
靴用クリームやワックスは、有機溶剤を使用しているものがほとんどですので、石油系のにおいを強く発します。においが苦手な人はもちろんですが、においに耐性がある人でも換気をしないと、頭痛などの症状が表れる場合があります。なるべく風通しの良い場所で行うようにしましょう。
【番外編】靴磨きセットで革ジャンのお手入れもできる?
革靴も革ジャンも同じような素材を使って作られていますが、そこで浮かんでくるのは「革ジャンのお手入れにも使えるの?」という人もいるのではないでしょうか。結論から言うと、靴磨きセットは基本的には革ジャンのお手入れにも使えます。
ただし革ジャンは革靴と違って面積が広いので、靴磨きセットではあっという間に使い切ってしまうかもしれません。準備が不十分だと、革ジャンの半分だけしかお手入れできなかったなんて事態にもなりかねません。また、革ジャンによっては靴磨きセットが合わない場合もありますので、あくまでも自己責任でお試しください。
難しそうな靴磨きも100均グッズなら手軽に挑戦できる!
靴磨きはクリーナー・ブラシ・クリーム・クロスなど揃える専用のアイテムが多いですし、工程も結構あるのでちょっと面倒だと思うかもしれませんが、100均ダイソー・セリアなら必要なアイテムを揃えても費用も安く済むので手軽に挑戦できます。大切な靴を長持ちさせるために100均グッズで靴磨きを始めてみて下さいね。
もしも靴が履きづらい場合は、インソールを入れることで解決するかもしれません。インソールについてまとめた記事は、以下のリンクからご覧ください。