グリースの使い方とセット方法!濡れ髪セットにおすすめグリース5選も!
今ブームの濡れ髪セットはグリースを使えばお手軽にできます。グリースのなかでもクールグリースがおすすめですが、「どれを選んだらいいのか迷う」、「使い方がわからない」と悩む方も多いです。今回はグリースの使い方やおすすめのクールグリースについてご紹介していきます!
目次
トレンドの濡れ髪セットにグリースがおすすめ!
メンズヘア2019年のトレンドは濡れ髪スタイルで決まり!でも、濡れ髪のウェットな質感やツヤ感を出すのって難しいですよね。濡れ髪を表現したメンズヘアスタイリングにはジェルやワックスを使う方が多いかと思いますが、なかでもおすすめはクールグリースです。他のスタイリング剤では出せない色っぽさや軽やかな質感を手軽に表現できます。今回はおすすめのグリースや簡単な使い方についてご紹介していきます。
そもそもグリースとは?
スタイリング剤の種類はグリースの他にもジェルやムース、ワックスなど数多くありますが、違いってご存知ですか?まずはグリースの特徴とワックスの違いについて見ていきましょう。
グリースの特徴
グリースは、とろっとした質感で伸びが良いのが特徴です。髪にツヤとしっとりとした濡れ感を与えることができます。また時間が経っても固まらず、キープ力は後述するワックスには劣ります。逆を言えば、スタイリングに失敗してもやり直しができるので、アレンジがしやすいグリースはヘアスタイリング初心者に向いていると言えるでしょう。
ワックスとの違い
製品にもよりますが、見た目はペースト状で、柔らかめのバターのような質感が特徴です。グリースよりもキープ力に優れているので、髪にナチュラルな動きを与えることができます。また、ツヤ感もグリースと比較すると控えめでマットな質感に仕上がります。
代表的なスタイリング剤の6種類と特徴を紹介!
思い通りのヘアスタイルに仕上げるには、スタイリング剤の選択は非常に重要です。自分の髪質やなりたいイメージを考慮して選びましょう。ここでは代表的なメンズ用のヘアスタイリング剤6種類と特徴についてご紹介していきます!
①グリース
濡れたような質感を表現できます。時間が経っても固まらないので、あとからコームで形を整えたり、手直しすることが可能です。また、パーマスタイルとも相性の良いアイテムです。グリースを使ったヘアスタイルには、いま流行の「ネオ七三分け」がおすすめです。グリースのツヤ感で、清潔感があるきっちりとしたヘアスタイルに仕上げることができますよ。
②ワックス
メンズ用のスタイリング剤というと、ワックスをイメージされる方が多いのではないかというくらい、種類が豊富にあります。粘性が強いものから、とろっとしたクリーム状のものまで様々ありますが、大きな特徴は髪に自然な動きやボリュームを持たせる点です。そして、グリースよりも水分が少なめで、仕上がりもマットな質感になります。
③ジェル
ジェルの質感や仕上がりはグリースとよく似ています。しかし、大きな違いはキープ力が強く、一度セットしたら固まるという点です。そのため苦手意識がある方が多いのではないでしょうか。ジェルを使いこなすコツは、セット前に髪を根本まで濡らすことです。髪を濡らすことで寝ぐせがリセットされ、スタイリングしやすくなります。オールバックなどきっちりとした髪型にしたい、1日中髪型を直す暇がないという方にジェルはおすすめです。
④ヘアクリーム
6種類のスタイリング剤の中で最も伸びが良く、ナチュラルな質感に仕上げることができます。クリーム状なのでべたつきも少なく、パーマをかけている方や柔らかい髪質を活かしたいという方におすすめです。
⑤ムース
泡状のスタイリング剤です。ムースもジェルと同様に、乾くと固まる特徴がありますが、最近では固まらないタイプのものもあり、様々なヘアスタイルに適しています。製品によってパーマなどの軽い仕上がりをキープしたり、髪をがっちりと固めて崩したくない時など、用途によって使い分けましょう。また、使い方のコツをつかめば、コームやブラシに直接ムースを取り、手を汚さずにスタイリングすることも可能です。
⑥スプレー
スプレーは樹脂が含まれているため、軽い使い心地でありながら、スタイルを長時間キープするのに適しています。そしてハードに固めるものからソフトなふんわり感を出すものなどバリエーションも様々なので、すべての髪質の方に使いやすいと言えるでしょう。また、スプレーは、髪から30㎝ほど離れた距離からふわっとかけるようにすることで、ムラにならず綺麗にスタイリングできますよ。
グリースの水溶性と油性のそれぞれのメリット&デメリット
グリースの中でも、水溶性と油性のものに分かれます。同じグリースでも、質感や使い心地は全く違いますので注意が必要です。2種類のメリット・デメリットを理解した上で、なりたい髪型や自分の髪質に合わせて使い分けましょう。
水溶性のグリース
水溶性グリースの特徴は、「伸びが良い質感で、落としやすい」ことが挙げられます。このため、髪になじませやすく、ウェット感やしっとり感を簡単に出すことができます。また、水に溶けやすい性質からお風呂で髪を濡らすと、簡単に整髪料を落とすことができる点がメリットです。反対に、スタイリングが崩れやすくキープ力が劣るので、かっちりしたヘアスタイルには不向きです。
油性のグリース
油性グリースは水溶性とは対照的に、「キープ力が高く、落ちにくい」ことが特徴です。セットが長持ちして、綺麗なツヤ感を出すことに優れている反面、油性なので普通に洗髪してもなかなか落としにくいです。シャンプーの前にヘアオイルや石鹸を塗布するなどのひと手間が必要です。
グリースを使ったセット方法①オールバック
グリースを使用してオールバックにすることで、綺麗な濡れ感や自然な毛流れを簡単に作ることができます。また、セット力も程よいので、スタイリングのしやすいクールグリースを使うことをおすすめします
グリースの使い方
まず、全体的に髪を濡らし、タオルドライします。そして、ブラシやコームで全体を整えましょう。マスカット大のクールグリースを両手に馴染ませ、髪全体に馴染ませていきます。最後にブラシやコームで再び整えたら完成です。
スタイリングのコツ
タオルドライする際、根元に水分が残っているとべたっとした仕上がりになるので、きちんと根元はドライしましょう。また、クールグリースを付ける際は時折毛流れに逆らうようにすることで、髪全体に馴染ませることができます。
グリースを使ったセット方法②七三分け
「ネオ七三分け」は2019年流行のメンズヘアスタイルの1つです。七三分けというと昔のおじさんの髪型というイメージがありますが、トップにボリュームがあるネオ七三分けは、清潔感がありながらもカジュアルからフォーマルまで、どんな服装にも似合いやすいスタイルです。セットが難しそうですが、こちらもクールグリースを活用して簡単に仕上げることができます。
グリースの使い方
髪を七三分けに整えたら、マスカット大のクールグリースを手の平に馴染ませます。分け目からクールグリースを付けていき、次にトップ、後頭部、サイドと満遍なくつけます。ブラシを使い、トップをふんわり立ち上げるように整えたら完成です。
スタイリングのコツ
オールバックと同じく、髪全体を濡らすことがポイントです。次に髪を七三に整えたら、分け目を抑えながらドライヤーで乾かしましょう。ドライヤーで七三分けに癖付けることにより、スタイリングしやすくなります。
グリースを使ったセット方法③ツーブロック
ツーブロックはアイドルや俳優にも人気のメンズヘアの1つですよね。ツーブロックと言えばサイドの刈り上げが短いイメージがありますが、刈り上げを控えめにすれば、ビジネスマンでも取り入れやすいスタイルになります。お好みでクールグリースとスプレーを併用するのもおすすめです。
グリースの使い方
使い方はオールバックのスタイリングとほぼ同じです。クールグリースを丁寧に手に馴染ませ、髪全体につけましょう。ナチュラルに仕上げたい方はクールグリースのみで、さらにキープ力をつけたい方はスプレーを軽くふりかけます。
スタイリングのコツ
オールバックと同様、予め髪を濡らすことがポイントです。また、前髪を下ろしたいという場合にはクールグリースを揉みこんでからドライヤーで空気を入れると、動きのある仕上がりになります。
グリースを使ったセット方法④パーマヘア
パーマヘアとクールグリースは非常に相性の良い組み合わせです。クールグリースのツヤ感により、パーマのウェーブが引き立たされて今風のスタイルができます。また、パーマをかけている女性にも取り入れやすいアレンジ方法なのではないのでしょうか。
グリースの使い方
使い方はとても簡単です。少し湿り気を残した髪に、マスカット大のクールグリースを丁寧に揉みこんでいくだけです。また、朝の準備に時間がかかる女性でもすぐにおしゃれヘアに整えることができます。
スタイリングのコツ
髪が完全に乾いた状態ですと、ウェーブが綺麗にでなくなってしまいますし、パーマが落ちる原因になります。スタイリングする際は必ず髪に湿り気を残した状態にすることでクールグリースのツヤ感も引き立たされます。理想は、完全に乾くまであと1歩の濡れ具合です。
グリースを使ったセット方法⑤ショートヘア
爽やかなショートヘアもクールグリースでセットすれば好感度抜群のおしゃれヘアにできます。そして、もちろん女性の髪にも使いやすいです。クールグリースでアレンジすれば、いつものショートヘアに色っぽさをプラスすることができます。
グリースの使い方
ドライヤーで軽くスタイリングしたあと、クールグリースを適量とり、全体に馴染ませていくだけです。今回ご紹介したセット方法で最も簡単な使い方ですね。
スタイリングのコツ
癖が強い部分はクールグリースをつけた後に、コームなどで整えましょう。ドライヤーの冷風を軽くあてると綺麗に整いますしかし、あまり長時間あてるとクールグリースのツヤ感が失われてしまいますので、注意が必要です。
女性におすすめ!濡れ髪スタイルのセット方法
クールグリースは、もちろん女性にも使用しやすいスタイリング剤です。特に最近ではウェットな質感のアレンジヘアやシースルーバングが人気となっています。女性用のワックスやスプレーと同じ感覚でいろいろな使い方ができ、どんな髪質にも取り入れやすいので、1つ常備しておくと便利です。
グリースの使い方
おすすめの使い方は、前髪やまとめ髪の後れ毛になじませる方法です。特に今流行しているシースルーバンクにウェットな質感を加えることにより、一気に雰囲気を変えることができます。使い方ですが、まずクールグリースを少量手に取り、指先になじませます。伸びが悪い場合は少量の水を混ぜるといいでしょう。前髪の中間~毛先にかけて満遍なくなじませ、指にあまったクールグリースを根元方の毛に軽くつけます。最後にバランスをみて所々束感を作れば完成です。
スタイリングのコツ
癖がつきやすい髪質の方や、うねりやすい方は予め前髪を濡らすことがポイントです。そしてドライヤーで乾かした後、ストレートアイロンにかけて軽くカールさせましょう。また、サイドの前髪は厚めに残して、中央の前髪を薄く取って束感をつけると小顔効果もあり、今風のおしゃれな髪型になります。
グリースで上手にスタイリングするための5つのコツ!
お手軽にトレンドヘアにアレンジできるクールグリースですが、「持ちがよくない」「濡れ感が綺麗にでない」など悩む方もいます。クールグリースの使い方のポイントを押さえれば、そんな悩みも解消できますよ。
①髪を濡らしてセットする
1つめのポイントとしては、「髪全体をきっちりと濡らすこと」です。根元からきっちりと濡らすことで、癖を直すことができ、髪を扱いやすくなります。その後はドライヤーで半分ほどまで乾かしてセットします。
②ワックスと併用する
種類の違うスタイリング剤を混ぜる使い方は、美容院でよく使われる裏技です。クールグリースにワックスを混ぜることにより、キープ力とツヤ感の両方を手に入れることができるのだそうです。なりたい質感に合わせてクールグリースとワックスを混ぜて使うことで、よりアレンジの幅が広がりおすすめです。
③仕上げにスプレーで固める
セットが終わったら、ヘアスプレーを遠くから振りかけるとさらに持ちもアップします。スプレーは、クールグリースの質感が活かせるものにしましょう。また、メンズ用のヘアスプレーはきつい香りのものが多いですので、苦手な方はレディース用のヘアスプレーをおすすめします。
④髪質に合ったグリースを選ぶ
自分の髪質に合わせてクールグリースを選ぶことも非常に重要です。髪質に合っていないクールグリースを利用していたら、セットが崩れる原因になってしまいます。クールグリースにはツヤ感に特化したものから、キープ力が強いものまで様々な種類があるので、自分に適したものを見つけましょう。
⑤理容師や美容師に見極めてもらう
「自分に合ったクールグリースがわからない」という方はプロに相談してみましょう。髪を扱うプロである美容師や理容師なら髪質を瞬時に判断してくれますし、スタイリング剤も普段から多く取り扱っているので、その中から自分にあったものをおすすめしてくれます。また、スタイリング剤の簡単な使い方を実際にレクチャーしてくれますので、使い方までぜひ聞いてみましょう。
濡れ髪セットにおすすめのグリース5選!
濡れ髪セットにおすすめなグリースですが、ラインアップも充実しています。特におすすめなグリースをご紹介していきますので、あなたに合うものを選んでみてください。
①阪本高生堂 クールグリースコンクリート
クールグリースコンクリートは、クールグリースシリーズの中でもセット力がハードでかなりマットな仕上がりになります。テクスチャーはハード系のワックスと似ていますが、クールグリース特有のしっとりとした質感を表現できます。
②阪本高生堂 クールグリースGフラット
こちらのクールグリースGフラットは、髪に馴染ませやすい柔らかな使用感と、ツヤ感を抑えたマットな仕上がりが特徴です。セット力はクールグリースコンクリートには劣りますが、洗髪で落としやすく日常使いに適しています。
③日理 クールグリース・ペリシアEX
クールグリース・ペリシアEXは、ツヤ感・ウェット感に特化しています。セット力も申し分なく、それでいて1回のシャンプーで落とせる使い勝手の良さが魅力的です。トータルバランスでは数あるクールグリースの中でもトップと言えるでしょう。今風の濡れ髪セットがこれ1つで仕上がります。
④柳屋 ヘアグリース エクストラハード
こちらのグリースはホールド力が高く、それていて水溶性なので、落としやすさも抜群です。細めの髪質でクールグリースではヘアセットが上手くいかなかったという方はこちらがおすすめです。
⑤アリミノ スパイスネオ グリースワックス
アリミノと言えば、ワックスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。こちらのグリースワックスはその名の通り、ワックスのキープ力とグリースのツヤ感のいいとこ取りをした商品です。オイルが配合されているため、ほどよいしっとり感と束感を演出できます。
グリースを使って濡れ髪セットを楽しもう!
上手くグリースを使いこなせば、きっちりとしたフォーマルからトレンドの濡れ感ヘアまで自由自在のおしゃれが楽しめます。グリースの種類は数多くありますが、今回紹介したものはどれも使いやすいものばかりですのでぜひお試しください。