2021年09月24日公開
2021年09月24日更新
タトゥーで後悔する理由や割合は?刺青で後悔しない場所は?【バカ写真あり】
刺青・タトゥーを入れてみたはいいものの、完成がイメージと違ったり、モチーフが悪くおバカっぽい印象になってしまう場合も。刺青・タトゥーで後悔する理由とは?タトゥーのおバカ画像とともに、タトゥーの失敗例や、後悔した理由などを紹介します。
目次
刺青とタトゥーの違いって?
みなさんは刺青とタトゥーの違い、知ってますか?
まずは刺青とタトゥーの違いについて説明していきます。
刺青もタトゥーも、体に彫り物をするという点では、変わりありません。
若干の違いがあるだけで、ほとんど同じものと思っても良いです。
では、刺青とタトゥーの違いとは何なのでしょうか。
刺青とタトゥーでは、掘る深さが違う
刺青とタトゥーでは、掘る深さが違います。
刺青は肌に入る針が深いため、刺青をしている部分の皮膚が盛り上がることがあります。
それに対してタトゥーは、針が入る深さがとても浅いので、刺青のように皮膚が盛り上がることはありません。
そのため、タトゥーは見た目はペイントをしているようにも見えます。
タトゥーの方が、針が浅くて簡単そうと思いがちですが、刺青にしてもタトゥーにしても、身体に針を入れて施すものだということは変わらないので、よく考えてから入れるようにしましょう。
アメリカでは20%の成人がタトゥーを入れている
最近のアメリカの統計によると、成人のアメリカ人は5人に1人の割合でタトゥーが入っており、若いアメリカ人では3人に1人の割合でタトゥーを入れているそうです。
日本でも、芸能人の方や海外の著名人からの影響が大きく、タトゥーはここ数年で若者を中心に流行り始めました。
また、男性だけでなく、女性にもタトゥーをしている方は増えてきました。
ビックリ!!おバカタトゥー画像集
タトゥーを入れている人の中には、どうしてこんなタトゥーを入れたの?と聞きたくなるようなおバカなタトゥーを入れてしまった人もいます。
BeforeとAfterの差がすごい…
同じ子供の顔とは思えません
おでこにキティちゃん!?
顔以外テキトーすぎません…?
どうしてこの言葉に…?ファンの方でしょうか?
刺青・タトゥーのデザインは自由です。
そこには個人のセンスが出ますし、どんな人間なのかが表れます。
もちろん、顔に入れるのも腕に入れるのもその人の勝手です。
ただ、タトゥーを入れるにしても後で後悔しないように、入れるデザインと彫師はしっかり吟味するようにしましょう。
後悔する前に知っておきたいタトゥーのリスク
刺青もタトゥーも、一度入れてしまうと簡単に除去することはできません。
タトゥーを入れてしまってから、「やっぱり入れなければよかった…」なんて後悔しないように、刺青・タトゥーのリスクについてしっかり理解しておきましょう。
タトゥーを入れることによる制限・リスク
・温泉、プール、サウナなどの公共施設には入れないことが多い
・スポーツジムの入会を断られることがある
・相手の親に結婚を反対されてしまうことがある
・就職ができない、出世できないなどの問題が生じることがある
・MRI検査を受けられないことがある
・生命保険に入れないことがある
・B、C型肝炎のリスクがある
・タトゥーの除去は高額で難しく、跡が残ることもある
タトゥーを入れてしまうと、温泉、プール、サウナなどの公共施設に入れないことが多いです。
周囲への不快感、衛生面での心配から、タトゥーが入っている人の入場を禁止していることが多いようです。
温泉やプールだけでなく、ジムの入会も・・・
スポーツジムの入会も、温泉やプールなどと同様の理由で、禁止されているところがあります。
服を着ていれば見えないような場所にあっても、着替えの時に見えてしまったり、シャワー使用時の衛生問題があったりすることから禁止されています。
たとえ不快感を与えないようなデザインであっても、タトゥーが入っているだけで入会拒否、ということもあります。
また、もしもタトゥーを隠して入会しても、発覚しだい退会ということにもなるようです。
実際に結婚を拒否された事例も!就職などにも不利?
相手の親に結婚を反対されることがあるというのは、実際にあった話です。
女性の体験談で、それまで彼氏はその女性の親にとても気に入られていたのに、刺青の話をした途端に態度が急変して、しまいには家族か彼氏かどっちをとるか選べ、なんてことになってしまった人もいるようです。
タトゥーの有無だけではその人の人柄なんて決めつけられませんが、気になる人にはどうしても許せないようです。
中には一生隠して生きる覚悟で結婚する人もいるそうです。
就職ができない、出来ても出世できないことがある。
これも実際に、「一部上場企業に勤める人間がタトゥーを入れているなんて言語道断。しかるべき対応をします。」との理由です。
もしタトゥーを隠して入社したとしても、親世代同様、タトゥーへの理解は難しく、バレたら出世の道を立たれるなんてこともあるようです。
健康面や金銭的なリスクもある?
MRIが受けられないことがあるというのは、原則として病院ではタトゥーの入った患者にはMRIを勧めてないからです。
なぜかというと、タトゥーの顔料には磁性体を多く含むものがあるため、皮膚表面に過電流などが発生し、やけどをする恐れがあるからです。
病院によって、タトゥーが入っている患者はMRIは不可としていたり、タトゥーが入っている場所が撮影箇所から離れていて、影響がない場合のみ可としていたりと、対応は様々です。
生命保険に入れないというのは、社会的にタトゥーが入っている人の加入は問題があるとか、そういう問題ではなく、疫学的な疾病リスクの高さからです。
中でも、一番の問題はB、C型肝炎感染の疑いのためです。
B、C型肝炎感染のリスクが高い理由は、タトゥーを入れる手段にあります。
タトゥーを入れるときは、針で体に色を掘っていきます。
この時、例えばB、C型肝炎の人を掘った針で他の人も掘ってしまうと、肝炎が感染していきます。
減菌したり、針を使い捨てたりしているところもありますが、これらを徹底していない場所ではリスクは高まります
タトゥーの除去に関しては次の章で詳しく説明しますが、タトゥーは一度入れると簡単には除去できず、また、完全に除去するのも難しいです。
【気になる質問】タトゥーって消せるの?後悔しないために知っておくべきコト
さて、ここではタトゥーの除去について詳しく説明していきたいと思います。
タトゥー除去の方法は、主に皮膚を切除する方法、レーザーによる治療法、アプレーションという、剥削法(皮削術)があります。
タトゥーはレーザーで簡単に消えるという誤解があるようですが、実際にレーザーによる治療で効果が期待できるのは黒色で掘られた部分のみで、薄くはなっても完全に消えることはありません。
タトゥーを完全に綺麗に消すには、その部分の皮膚の除去しかなく、それでも傷跡は残ってしまいます。
また、皮膚の切除にはお金がかかります。
5cm四方で10~20万円掛かり、はがきのサイズでは60万円かかります。
どの治療法も難しく、やりすぎるとやけどが残ったり、傷跡が目立ったりします。
特に顔などのデリケートな部分は、特に除去が大変です。
しかし、逆にやらなすぎても、墨は除去できません。
タトゥーは一度入れてしまうと、除去できないと考えたほうがいいかもしれません。
タトゥーを入れて後悔する人で一番多いのが、覚悟が足りない、深く考えずにノリで入れてしまう人です。
タトゥーを入れるときは、どうしても入れたいと思っていても、時が経つにつれて、価値観は変化していきます。
そのタトゥーとこの先10年、20年と付き合っていく覚悟はありますか?
入れてしまってから後悔しても遅いです。
軽い気持ちで入れずに、覚悟を持って入れましょう。
タトゥーを入れて後悔しない場所って?
タトゥーを入れるときに気になるのが、タトゥーを入れる場所です。
入れる場所によって、入れるときの痛みも違いますし、できるだけ隠せる場所にしたいという方も多いのではないでしょうか。
タトゥーを入れて後悔しない場所について考えていきます。
実際にタトゥーを入れている方はどこにタトゥーを入れているのでしょうか?
タトゥーを入れている方で一番多い場所が「肩」です。
ミュージシャンやアーティストの中でも、肩にタトゥーを入れている方は多く、人気の場所です。
「肩」の次に人気なのが、「腕」、「背中」、「腰」です。
次いで「胸」も人気が高いようです。
中でも、「胸」、「背中」、「腰」は普段見せない場所ということもあり、会社員の方に人気の高い場所です。
このように、「もしものときに隠せる場所」に入れることが、タトゥーを入れて後悔しないためには大切です。
前述しましたが、タトゥーは一度入れると完全に消すことは難しいです。
もしタトゥーを入れたあとに嫌になっても、容易に隠せる場所にあれば、安心でしょう。
逆に、顔や首など、隠すことが難しい場所に入れるときは注意が必要です。
隠せない場所(特に顔)に入れる場合はそれ相応の覚悟が必要です。
一生そのタトゥーと付き合っていく覚悟はありますか?
後悔するかも?タトゥーを入れるときの痛さ
タトゥーを入れる上で、一番気になるのがタトゥーを入れるときの痛み。
いったいどのくらい痛いのでしょうか?
一般的に、手首の内側、腕の外側、ふくらはぎ、肩は比較的痛くない場所だと言われています。
逆に、顔、腹、尻、背中、脇、胸、首の裏側などの神経が集中する部分は凄まじく痛いと言われていて、施術中にタトゥーを入れることを後悔することもあるようです。
特に骨の上に入れているときは痛く、悶絶します。
一般的に、女性は痛みに強いと言われていたりしますが、本当に痛みに強い方もいれば、そんなことない、って方もいますよね。
それと同じで、男性にも女性にも痛みの感じ方の個人差はあるようです。
ただ、自分の体を掘って色を入れていく以上、痛みを感じることは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
男女で違う結果に!タトゥーで後悔する割合は?
タトゥーを入れた人で後悔しているという人の割合はどのくらいなのでしょうか?
アンケート調査の結果、タトゥーを入れている半数の人は後悔しているようです。
理由としては、タトゥーを入れたことそのものを後悔していたり、子供が生まれてからタトゥーを入れていて支障が出たりと、様々でした。
逆にタトゥーを入れたことを後悔していないという人は、自分自身を戒めるため、初心を忘れないためなど、タトゥーに意味を持たせているようです。
男女別にタトゥーで後悔する割合を見てみると、男性の約半数が「後悔している」と回答したのに対し、女性は6割の人が「後悔していない」と回答。
タトゥーをしたことに後悔している割合が男性に多いのに対し、女性は後悔していない人の割合が多いという結果に。
女性の場合、後悔している理由として、子供ができた時説明しづらい、ノースリーブが着られないなどがありました。
男性の場合は、銭湯に行けない、スポーツジムに行けないなどの理由がありました。
まとめ
補足の情報ですが、「自分の子供がタトゥーをしたいと言ったら?」というアンケート結果を載せておきます。
タトゥーをしていない人で、自分の子供がタトゥーをすることに反対の人の割合は9割以上、タトゥーを入れている人でも、約半数の人が反対だと回答しています。
いくら自分がタトゥーを入れているといっても、子供のこととなると話は別のようです。
また、タトゥーを入れて半数の人が後悔しているという結果もありますし、自分の子供には同じ思いをして欲しくないと思う人が多いのかもしれませんね。
近年、ファッションとしてタトゥーが取り入れられています。
男性、女性、大人、子供かかわらず、タトゥーをしている人を見かけることは多くなってきました。
ただ、安易な気持ちでタトゥーを入れることなく、タトゥーのリスクなども考えた上で後悔しない選択をすることをおすすめします。