ナチュラルなマツエクのコツを徹底解説！種類やデザインの相性とは？

自まつ毛に一本一本エクステを装着して、長さもボリュームもカールも思いのままにすっぴんでも可愛い上向きまつ毛が手に入るマツエクは、大人気でどんどんユーザーが増えています。

最近は新しい技法やエクステの種類、デザインが次々と登場して、サロンでのカウンセリングの際に色々と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか？

「どんなオーダーをすれば自分のなりたいイメージに近づけるのかイマイチわからない！」そんな方のために、今回はナチュラルに仕上げるマツエクのコツを徹底解説致します。

一重さんや奥二重さんなど、目の形や顔の骨格別にもぴったりのデザインをご紹介しますので、マツエク初心者さんは特に必見！

まずはエクステにどんな種類のものがあるのか見ていきましょう。

サロンでカウンセリングを受ける際に、まず聞かれるのが毛質の種類でしょう。

今回は最も定番の3種類についてご紹介します。種類ごとの違いを理解して、より好みのイメージに近い毛質を選ぶようにしましょう。

マツエクで最も定番となっている種類。「シルク」という名の通り、艶やかな毛の事です。付け放題プランなどでよく使われる種類で、付ける本数が多いほど艶やかでキリッとした強めの印象になります。

人工毛で硬めの毛質のため、着け心地がゴワゴワしていると感じる人もいるでしょう。ですが、硬いぶんカールの持ちが良く、ボリューム感がでるというメリットもあります。

どちらかというと派手なデザインに向いている種類なので、ナチュラルに見せるためには本数やデザインにコツが必要かもしれません。

シルクとは対照的な種類のミンク。ミンクとは、艶やかさを抑えたマットな毛の事を言います。

仕上がりがナチュラルで自まつ毛に馴染みやすく、仕事や学校などナチュラルに見せたい人に人気の種類。また、シルクよりも柔らかく軽い付け心地が特徴的です。エクステの持ちも良いため、初心者にもピッタリでしょう！本数を多く付けると、艶がない分ボリューム感が出ます。

セーブルはどの種類よりも高級感があり、最高品質の毛とも言われています。

適度に艶があり、ミンクよりもさらに柔らかいので、付け放題でたくさんつけても自然な仕上がりになります。自まつ毛へのダメージも少なく軽い付け心地で、エクステをしていることを忘れてしまう人もいるそう。

人毛で作られる種類なので、マツエク特有の不自然な光沢がなく、ナチュラルを好む方には紹介した3つの種類の中で一番おすすめです。

マツエクには毛の太さにも様々な種類があります。

定番の太さから、「ちょっと太いかな」という種類までをご紹介。自まつ毛に対して太すぎるものを選ぶと、ナチュラルとはほど遠くなってしまうので、注意して選ぶようにしてくださいね。

日本人女性の自まつ毛の太さは、平均0.12mmと言われています。

0.1mm～0.12mmの太さのマツエクは、自まつ毛より細いため違和感が全く無く、すっぴんでも周りにバレにくいことから、選ぶ人が多く人気の種類です。ナチュラル派の方にはこの太さがおすすめ。自まつ毛に比べて軽いので、自まつ毛にかかる負担が少ないというメリットもあります。

マスカラをしっかり塗った様な仕上がりにしたい場合は、0.15mmを選ぶと良いでしょう。

0.2mmのマツエクは自まつ毛よりも太さが出るため、周りにはつけていることがハッキリわかります。

すっぴんだと不自然になってしまいますが、「付けまつ毛くらいの存在感が欲しい！」という方はこれくらいないと物足りないかもしれませんね。

目もとの印象だけ際立ってしまいますので、ナチュラルに見せたい方にはおすすめしない種類です。軽い0.1mm～0.12mmのものよりエクステの持ちも悪くなります。

全体にも部分使いにもあまりおすすめしないのが0.25mmの太さです。

太いマツエクは、細くて軽い種類に比べて自まつげにかなり負担がかかり、エクステの持ちも悪くなります。何より自まつ毛の倍の太さは違和感もたっぷりです。ナチュラル派の方は使わないようにしましょう。

1番ナチュラルに見えて、自まつ毛に負担をかけない軽いものは、0.1mmか0.12mmと覚えておいてくださいね。

ナチュラルに見せるためには、マツエクの長さも重要です。

目頭や目尻など、付ける場所によって長さの種類を変えることもできるので、それぞれの長さの特徴を理解して、失敗しないオーダーをしましょう。

日本人女性の自まつ毛の長さは、平均で6.8mm～7mmと言われています。

そのため、自まつ毛より短い6mmのマツエクは、上まつ毛にはあまり使わないのが定番とされ、下まつ毛に使われることが多いです。

絶対に職場でバレたくない人や、ナチュラルだけど密度を出して軽い付け心地にしたいという方は、あえて6mmの短めを選んでも良いでしょう。

自まつ毛プラス2mmまでは自然な仕上がりになると言われているので、自まつ毛の長さよりちょっと長めの8mmは、ナチュラル派の方に最も人気で定番とされる種類です。マツエクを付けたのがバレにくく、自然な仕上がりになるのが特徴。

また、長さをミックスして付ける時に自然な形やグラデーションにしたい方は、7mm～11mmくらいの種類を使い分けると良いでしょう。目頭だけを8mmの長さにする人も多いそうですよ♪

9mmのマツエクも割と定番の種類とされ、ナチュラルな仕上がりになります。

全体に8mmを付け目頭だけを9mmにすると、ぱっちりと可愛らしい印象になり、目の中央だけを9mmにすると、キュートな印象になるなど、長さをミックスして様々なデザインを楽しむことができます。

10mmはマツエクを付けてるのがバレバレとまではいきませんが、「なんかいつもと違う？」と思われるくらいの長さです。

「せっかくマツエクをするんだったら、印象を変えたい！」という人にはおすすめの種類。また、横顔や伏し目がちになった時に存在感が出るのも10mmからなのだそうですよ。

11mmのマツエクはだいぶ存在感が出てくるので、ぱっと見で「まつげ長い」と周りから思われる長さです。

カールの種類や付ける本数によって、様々な印象に見せることができるので、自分のなりたいイメージをふくらませておくことが大事ですよ。

12mm以上の長さのマツエクは確実に周りにバレるレベルですが、目もとにかなり存在感を出せるので、普段の生活に支障が出ない人であれば、ぜひチャレンジしてみてください。

全体につけなくても、目尻にだけ長めの12mmを付ければ、セクシーな目もとを演出できます。

13mmの長さのマツエクは、長めのつけまつ毛を付けた様な感じになります。

アイメイクをバッチリしていないとマツエクだけが浮いてしまいますので、ナチュラルに仕上げたい方にはおすすめしません。

短めの軽いものと比べてエクステの持ちが悪いので、イベントや結婚式などで短期間だけ使う人に向いています。

マツエクのカールにも様々な種類がありますが、まずは定番と言われる3種類をご紹介します。

選ぶカールによって仕上がりの印象がかなり変わるので、特徴をしっかり掴んでおくようにしましょう。

マツエクの中で1番カールが少ない種類で、ナチュラル派の方に人気なのがJカールです。

自まつ毛に近い自然さがあり、付けた時の違和感がありません。「すっぴんでもマツエクがばれないようにしたい」という方や、カールよりも濃さやボリューム感を出したい人におすすめのデザイン。

Jカールはほとんどのサロンで取り扱いがあり、定番のデザインかつ、他のカールよりも持ちが良いというメリットもあるので、マツエク初心者に方にもおすすめです。

マツエクのデザインで1番人気なのがCカール。Cを描くようにくるんとカールのついたエクステで、まつ毛をビューラーでしっかり上げた時のような仕上がりになります。

目をぱっちり大きく見せたい方や、ビューラーを使うのが面倒な方におすすめの種類。Cカールはメイク映えもするので、アイメイクをシッカリめにしているという人は、毎日のメイクも楽になりますよ♪

CカールはJカールのマツエクよりは落ちやすいので、定期的なメンテナンスが必要です。

Cカールよりもさらにカールが強く、まつ毛の根元からくるんと立ち上がっているのがSCカール。サロンによっては「CCカール」や「Dカール」とも呼ばれています。

SCカールはかなりカールが強いため、ナチュラルな仕上がりにはならず、すっぴんでもまつ毛だけメイクをしたように見えます。ナチュラル派さんには不向きと言えるでしょう。

おすすめなのは、一重や奥二重の方ででまつ毛がもともと下がりぎみに生えている人の場合です。まつ毛が下がって生えている人は、SCカールを付ける事でビューラーをしなくても、JカールやCカールを付けた時と同様な仕上がりにすることができます。

両目で80本はかなりナチュラルな仕上がりになります。

マツエクをしているというよりは、自まつ毛が増えたように見えるので、マツエク初心者の方や「マツエクしていることをバレたくない」という方におすすめの本数です。

100～120本は最も人気のある本数です。

ナチュラル派の方でもこのくらいの本数があると、太さや長さの組み合わせ方で程よいボリュームを出したり、好みのデザインを作りやすいのでおすすめ。

また、片目50～60本つけるとアイライン効果が出てくるので、忙しくてメイクが面倒！という方にはメイク時間の短縮にもなりますよ♪奥二重や一重で目元をぱっちり見せたいという人にもおすすめです。

140～160本の本数をつけると、付けまつ毛を付けたようなバサバサはっきり！とした印象に仕上がります。

ナチュラル感がなく、普段ナチュラルメイクの人が140本以上付けてしまうと違和感が出る可能性があります。

しっかりメイクが好きな人や、120本に物足りなくなった人におすすめ。

一重まぶたの方は、まぶたの重みでまつ毛が下向きに生えている場合が多いので、一重まぶたの方にはカールが強めのCカールまたはSCカールがおすすめです。

また、一重まぶたの方は、まつ毛の根元がまぶたに埋まっていて印象が薄く見える場合もあるので、マツエクの長さは長めのものを、本数は120本ぐらいがベストなデザインでしょう。

CカールまたはSCカールで長めのエクステを全体的につけることで、縦にも横にも目を強調した仕上がりになります。

黒目の上だけ長めのエクステをつけることで、黒目が強調されて、ぱっちりキュートな仕上がりに。

目尻にかけて長めのエクステを付けるデザインは、目の横幅を強調し、エレガントな仕上がりになります。

二重まぶたの方は、もともとまつ毛の根元が見えているので、エクステのカールがそのまま出てくれます。

比較的なりたい印象に合わせたデザインを選ぶことができますが、太すぎたりカールが強すぎるエクステを選んでしまうと、ナチュラルとはかけ離れてしまうので注意が必要です。

自まつ毛くらいの細めの毛をチョイスし、マツエクの長さは二重の幅と同じか少し長いくらいのものにします。まつ毛を強調しすぎず、ナチュラルながらもアイライン効果はしっかり出ますよ！

また、Jカールでナチュラルに仕上げ、さらに色味は黒でなくブラウン色にすることで、より優しい印象に。OLさんや学生さんにもおすすめです。

目頭の本数よりも目尻の本数を多めにすることで、ナチュラルながらも可愛らしく華やかさのある仕上がりになります。

全体の色をライトブラウンにし、差し色でピンクとブルーを使います。もともと目の大きい二重の方であれば、どの色味を使っても派手になり過ぎず、おしゃれにキマりますね♪

奥二重の方はマツエクが似合わないという説がありますが、実はその逆で、奥二重こそマツエク！という意見もあるのです。

奥二重の方は、一重の方同様にまつげ毛がまぶたに隠れてしまうのが特徴ですが、マツエクを付けることでまつ毛を伸ばし、パッチリとした目もとに仕上げることができます。

黒目の上部分をCカールにして大きさを出し、目尻にはJカールのエクステを付けることで、切れ長の大人っぽい印象に仕上げることができます。

可愛らしい目もとにしたい場合は、Cカールで黒目の上部分に長いエクステを付けるデザインがおすすめ。

せっかくなのでエクステの色にもこだわってみましょう♪目尻に色を入れるデザインで、ハッキリとアクセントになるオレンジや赤色、スウィートな色味のパープルやピンク、透明感の出るカーキブラウン色などがおすすめです。

丸顔は日本人の多くが当てはまる輪郭で、顎のラインに丸みがあるので幼く見えるのが特徴ですが、実は丸顔の方は基本的にどんなデザインでも似合うマツエクに適した骨格と言われています。

大人っぽい雰囲気を目指すのなら、目尻に長さを出すデザインがおすすめ。逆に、幼顔をさらにキュートな雰囲気にしたい場合は、目の中央に長いエクステを付け、目頭と目尻に向かって徐々に短くするデザインにすると、まん丸でクリッとした目もとになりますよ♪

面長さんは顔がシャープに見えて大人っぽい雰囲気を与えますが、人によっては顔が長く馬面に見えてしまうこともありますよね。

その場合は、目尻に向かって長いエクステを付けて、目の横のラインを強調しましょう。下まつ毛にも同様に、目尻側に長めのエクステを付けてバランスをとると、より面長が目立ちにくくなります。

ベース顔の輪郭は、骨格がしっかりしていて、男っぽく見えたり顔が大きく見えるとお悩みの方も多いかと思います。

ポイントは、CカールやSCカールなど強めのカールのエクステを黒目の上につけることです。黒目の上に高さが出て丸く大きな目もとになるので、顔全体が丸っぽく女の子らしい雰囲気になるんですよ。

逆三角形顔の方は、頬から顎のラインが直線で、顎がシャープなのが特徴的です。知的でクールな印象の反面、神経質な雰囲気に見えてしまうことも。

そんな逆三角形顔の方には、Jカールで目尻に長めのエクステをつけるのがおすすめです。ゆるいJカールで目尻がタレ目がちに見えるので、やわらかい表情になりますよ。

いかかでしたか？定番・人気のデザインからちょっと攻めのデザインまでご紹介してみました。

マツエクは太さ、長さ、カール、本数の組み合わせによって様々なデザインを作る事ができます。

まずは自分の目もとや骨格の特徴を知って、どんなマツエクのデザインが合っているのかじっくり考えることが大切です。あなたにぴったりのナチュラルなデザインを楽しみましょう！