2021年03月30日公開
2021年03月30日更新
経年変化が美しいウルヴァリン『1000マイルブーツ』の魅力
あなたはウルヴァリンの「1000マイルブーツ」を知っていますか? とても頑丈で長持ちし、履き心地も最高なブーツです。 今回はそんなウルヴァリンの1000マイルブーツについてご紹介します。ブーツ好きな方は絶対チェックしておきましょう。
目次
長く履ける頑丈なウルヴァリンの「1000マイルブーツ」を知っていますか?
「長く履けるお気に入りの靴が欲しい」
そんなあなたにはウルヴァリンの「1000マイルブーツ」はどうでしょう?
頑丈で履き心地も良く、エイジングすれば経年変化も楽しめる魅力的なブーツです。
では、ウルヴァリンの1000マイルブーツについて、評判や手入れ、サイズ感やコーデ例を見ていきましょう。
出典: https://blogs.yahoo.co.jp/radioboy1982/34287631.html
ウルヴァリンとは
創業から130年以上経つ老舗シューズメーカー
1883年に創業者のG.A.クラウスが、皮革販売・靴卸売会社であるハース・クラウス社を設立したのがウルヴァリンの歴史の始まりです。
創業から20年後の1903年に現在の本社があるアメリカのミシガン州ロックフォードに製靴工場の操業を開始しました。
そして、原料の仕入れから販売までを手掛ける総合靴メーカーとなりました。
1914年には代表作「1000マイルブーツ」を販売開始。
この頃からアメリカ各地のワーカー達の間で評判になったそうです。
1964年には現在の社名である「ウルヴァリン・ワールドワイド」に変更。
今でもその評判と人気は変わりません。
出典: https://item.rakuten.co.jp/shoe-get/w05300/
ウルヴァリンの1000マイルブーツとは
1000マイル(約1600キロ)歩いても壊れない
「1000マイルブーツ」という名は「1000マイル(約1600キロ)歩いても壊れない」と言われるほどの頑丈なつくりと履き心地からきています。
「ソールとアッパーは鋼のように堅く、履き心地はシルクのように柔らかい」と、評判だったそうです。
現在でもその評判は変わらず、販売開始から100年以上経った今でも人気のブーツとなっています。
出典: http://www.ware-house.co.jp/?pid=73549284
また、オリジナルの1000マイルブーツはレザーソールを採用していますが、最近はラバーソールを採用しているものもあります。
ソールの違いの他に、使用している革にもバリエーションがあります。
出典: http://shippitsu.minibird.jp/shoes/1000mile-boots-get-wet/
ウルヴァリンの1000マイルブーツをエイジングして経年変化を楽しもう
ウルヴァリンの1000マイルブーツはその頑丈さ故、ソールを張り替えれば何年でも履き続けることができます。
そのため、エイジングによる革の経年変化を楽しむことができます。
エイジングによる革の経年変化は手入れの仕方によってかなり変わってきます。
出典: https://blogs.yahoo.co.jp/redwinglionya/12116827.html
写真の1000マイルブーツは15年も履き続けたもののようです。
かなりのエイジングにより経年変化も見た目のサイズ感の違いもすごいですが、これでもまだ履けるんです。
さすが評判通りの頑丈さですね。
しかも頑丈に作られて長持ちする上に、柔らかい履き心地も変わりません。
ただし、いくら頑丈とは言えソールは消耗品なので、消耗して来たら交換しましょう。
出典: http://www.ne.jp/asahi/ikiru/fun/ap11.html
ウルヴァリン「1000マイルブーツ」のラインナップ
1000マイルブーツ(ワックスバイソンレザー)
ホーウィン社製のワックスバイソンレザーを採用した1000マイルブーツです。
バイソンレザーは牛革のような柔らかさと独特のシボが特徴です。
レザーソールですが、ヒールはビブラム社製のラバーヒールを採用しています。
出典: http://www.wolverine-boots.jp/product/men/
1000マイルブーツ(クロムエクセル®レザー)
ホーウィン社製のクロムエクセルレザーを採用した1000マイルブーツです。
一般的に1000マイルブーツといえばこのタイプなのではないでしょうか?
このクロムエクセルレザーとは発売当初のレシピをホーウィン社が独自に復活させたもののようで以下のような特徴があります。
・オイルレザー
・傷はつきやすいがブラシでこすれば消える
・混合なめしだが馴染むのが早い
・丘染め(革の表面だけ染めている)
・伸びる
最もエイジングによる経年変化が楽しめるモデルなのではないでしょうか?
出典: http://www.wolverine-boots.jp/product/men/
1000マイルブーツ(C.Fステッドスェード)
イギリスのC.Fステッド社製のスエードを採用した1000マイルブーツです。
スエードは子羊や子牛の革の裏面を裏面を起毛させたもので、独特の光沢や暖かみがあります。
出典: http://www.wolverine-boots.jp/product/men/
EVANS(クロムエクセル®レザー)
ホーウィン社製のクロムエクセルレザーを採用したEVANSです。
こちらは1000マイルブーツにハーフラバーソールを貼ったバージョンという認識でいいと思います。
レザーソールはかなり滑りやすく、水を吸いやすいので、これらが気になる方はEVANSか次に紹介するDYLANを選びましょう。
出典: https://item.rakuten.co.jp/facetoface/wolverine-40049/
DYLAN(クロムエクセル®レザー)
ホーウィン社製のクロムエクセルレザーを採用したDYLANです。
こちらは他の1000マイルブーツと異なり、フルビブラムソールを採用しています。
ソールが全く異なりますが、グッドイヤーウェルト製法ですので頑丈さと履き心地は変わりません。
出典: https://www.fashion-press.net/news/29888
JENSON(フルグレインレザー)
フルグレインレザーを採用したJENSONです。
フルグレインレザーとは一番外側の革の表面で体毛を取り除いただけの天然皮革で、傷の跡など自然な質感が残っている革です。
こちらもエイジングによる経年変化を楽しめそうですね。
また、JENSONはライニングに防水透湿性素材であるゴアテックスを採用しているので、雨でも気にせず外出ができます。
ただし、帰宅時には革についた水滴はふき取りましょう。
さらにJENSONは1950年代のウルヴァリンアウトソールを復刻したものを採用しています。
出典: https://www.fashion-press.net/news/31574
LOUIS(フルグレインレザー)
フルグレインレザーを採用したLOUISです。
こちらはソールにスニーカーなどでよく使われるPUソールを採用しているのでより快適な履き心地になっています。
出典: http://www.orvis.com/p/wolverine-louis-wedge-boot/2njf
ウルヴァリン「1000マイルブーツ」を買う時はサイズ感に注意
実際に店頭で購入すればサイズ感の問題は生じないのですが、今はインターネットがあるので多くの人が現物を見ずに購入されているかと思います。
便利なのですが、やはりサイズ感がわからないという問題があります。
ウルヴァリンの1000マイルブーツの場合は、やや大きめのサイズ感だそうです。
なので、もしインターネットでの購入を考えているならば、1㎝小さいサイズを選びましょう。
仮にピッタリすぎるサイズ感でも、履いていくうちに革が馴染んでくるのであまり気にしなくて大丈夫です。
出典: http://www.camp-outdoor.com/tozan/footwear_hakikata.shtml
革底の1000マイルブーツの場合は要注意
革底(レザーソール)の場合、滑りやすく水も染み込みやすいので雨天時は注意が必要です。
とは言え、クロムエクセルレザーのようなオイルがたっぷり染み込んだ革であれば雨に強いです。
もちろんオイルはエイジングと共に抜けてきますので早いうちに対策するか、雨天時に履くのは控えましょう。
対策としては、先ほど紹介したEVANSのようにラバーソールを半張りする加工を施す方法があります。
また、オイルが抜けてきても再びオイルを塗ってやれば復活しますので、しっかり手入れもしましょう。
出典: http://footmonkey.jp/shopdetail/034000000001/
ウルヴァリン「1000マイルブーツ」の手入れについて
評判通りかなり頑丈で長持ちしますが、できるだけ良い状態で長持ちさせるには手入れが欠かせません。
ですので、手入れ方法をいくつかご紹介します。
また、人によって手入れの方法が異なりますので、あくまでも手入れの一例になります。
必要なもの
・ブラシ
・使い古した歯ブラシ
・クリーナー
・デリケートクリーム
・靴クリーム(ブーツの色に合ったものを使いましょう)
・各種クリームを塗るための布
手順
①まずはブラシと歯ブラシでブーツの汚れを落とします。
②クリーナーで取り残した汚れを落とします。
③デリケートクリームでブーツに水分や油分を与えます。
④靴クリームを塗ります。
⑤仕上げにブラッシング
以上がブーツの手入れの一連の流れです。
長持ちさせるためにも定期的に手入れを行いましょう。
最低でも月に1回はやることをおすすめします。
出典: http://shippitsu.minibird.jp/shoes/1000mile-boots-shoe-polishing/
ウルヴァリン「1000マイルブーツ」のコーデ例
1000マイルブーツのコーデ例①
ツイードのジャケットにジーンズ。
そこに1000マイルブーツを組み合わせたコーデです。
ブラウン系の1000マイルブーツはジーンズとの相性バッチリですので、コーデに取り入れてみてはどうでしょう?
出典: hhttps://ameblo.jp/wolverworld/entry-12091306893.html
1000マイルブーツのコーデ例②
今度はカーキシャツにジーンズと1000マイルブーツを組み合わせたコーデです。
これは参考にしやすいオシャレなコーデではないでしょうか?
出典: https://ameblo.jp/wolverworld/entry-12091306893.html
1000マイルブーツのコーデ例③
デニムにデニムを合わせた難易度の高いコーデです。
やっぱりジーンズと1000マイルブーツの相性って最高ですね。
出典: http://wear.jp/loverrl/2683527/
最後に
いかがでしたか?
1000マイルブーツは「ソールとアッパーは鋼のように堅く、履き心地はシルクのように柔らかい」という評判通りの素晴らしいブーツですので、ぜひ一度履いてみてはいかがでしょうか?
ネットでの購入を考えているならサイズ感に注意しましょう。
毎日履いて、履きつぶして、履き心地とエイジングによる経年変化を楽しみましょう!
一度手に入れたら手放せませんよ?
出典: http://gladd.jp/members/sale/view/16255