2021年05月20日公開
2021年05月20日更新
靴サイズの選び方は?足の実寸=靴のサイズではない!?正しい選び方&測り方
あなたがいま履いている靴は、最適なサイズといえますか?そのサイズを選んだポイントは、試着して違和感がなかったからかもしれません。しかし「履いた感じ」というのは、正しい靴の選び方といえるでしょうか。今回は、正しい靴の選び方について、簡単に説明したいと思います。
目次
正しい靴の選び方って?
正しい靴の選び方:自分の足のことをまず知ろう!
新しい靴を履いてみて、なにかフィットしないと感じられることは誰しも経験するのではないでしょうか。履き心地の良い靴に出会うと、なにか嬉しくなりますよね♪。さあ、良い靴に出会うために、まずは自分の足のことをよく知りましょう!
正しい靴の選び方: 自分の足の特徴とサイズを知ろう
まずは自分の足の特徴とサイズを知ることです。
足の大きさは「長さ」だけでなく、「太さ」も重要なポイントとなります。
例えば靴のサイズが24センチと言っても、それは単に足の長さのことだけであり、「太い」「細い」などの幅の観点も見落としてはならないのです。
まずは足の実寸を知ろう!
履き心地の良い靴選びには、あなたの足の実寸を知る必要があります。
足の長さと幅を正しく測ることで、実寸を知りましょう。
正しい靴の選び方: 足長の正しい測り方とは?
足の縦の長さは知るには、カカトからつま先までを測ります。
下の図をご覧ください。ここの長さを測って出た数値が、あなたの足長となります。
「足長」の測り方
測り方にも慎重さが求められます。足の大きさは体重のかけ具合だけでも多少変化するので、立った状態で両足に平均に体重をかけましょう。
測り方の別の工夫として、足の前後にハコなどを置き、そのハコとハコの間を測定する等の測り方もあります。
正しい靴の選び方: 足幅の正しい測り方とは?
足の幅の測り方は、裸足でもっとも横幅が広い部分を測ります。親指の付け根の出っ張りから、小指の出っ張ったところまでの幅とされています。
「足幅」の測り方
測り方の注意点として、足幅をはかるときも両足は平均に体重をかけましょう。
以上、足長と足幅を測ることで、ご自身の足の実寸を把握できました。
ですが実寸を知っただけでは、あなたにピッタシの靴選びができるとは言えません。実寸以外に、次のことも大事なチェック・ポイントとなります。
正しい靴の選び方: 正しい捨て寸を知ろう!
あなたはピッタリと思って選んだ靴なのに、ややきつめで指先が痛いなど履いてみて何か違和感を感じたという経験はありませんか?
その解決策としては、靴の捨て寸を知ることです。
捨て寸とは、上の図の示す通り、靴のつま先の余り部分のことです。理想的な捨て寸は、1〜1.5cmとされています。
足長が25cmの人であれば、26~26.5cmの靴を選べばいいことになります。適正な捨て寸を確保することで、心地よい履き心地が得られます。
正しい靴の選び方: 捨て寸の確認は念には念を入れて!
捨て寸の確認は、2回行うことが望ましいでしょう。何故なら靴内部での足の状態・位置により、捨て寸が変化してしまうことがあるからです。
1回目は、靴を履き立ち上がった時につま先を指で押し、捨て寸が適切に確保されているかを見ます。
次に2回目。こちらは靴を履き実際に歩いた際も、きちんと捨て寸を確保できているかを確認します。このように念を入れることにより、適切に捨て寸を確保できます。
正しい靴の選び方: 革靴には要注意!?
ただし革靴は例外といえます。革靴には始めから捨て寸が確保されています。
ですから革靴の場合は、革靴のサイズをあなたの足の実寸に合わせて選べば、簡単に適切な捨て寸を確保できます。
足囲を知ることも大切!
足囲の測り方は、メジャーを親指の付け根から小指の付け根を通るようにグルっと巻くように測ります。この場合も、両足には平均に体重をかけましょう。
ですが足のとても柔らかい人には、測る際に足の状態が変化して、正確な数字が出ない場合があるので、別の測り方を紹介しましょう。
⚫️1回目:まずは立って測る
⚫️2回目 : 座って測る
つま先を床から浮かせて測りましょう。
⚫️3回目 : ラップできつめに締めて立って測る
⚫️4回目 : ラップできつめに締めて座って測る
1~4回目の平均値を出す。(正確な足囲の平均値となります)
靴選びの際、ブランドによって25センチがピッタシだったり、他ブランドでは26センチの方が良かったりなど、サイズの特定に迷うといった経験をされたことはありませんか?
実はこれ、ブランドによって足囲が違うために起こるのです。
下の表をご覧下さい。
この図のアルファベット(A〜E,EE,EEEなど)は、靴の足囲を指しています。
足囲は、一般的に、D~2Eまでのモノが多いのですが、大きいものでは3E、4Eなどのモノも存在します。足の細い人ならD~E、足幅が広い人ならそれ以上を選びましょう。ちなみに日本人に多いのは、Dといわれています。
この機会にご自身の足囲を測ってみては如何ですか。今後の靴選びが、よりスムーズになるかも知れませんね。
正しい靴の選び方 : 気をつけたい点!
正しい靴の選び方: おしゃれは足元から!
靴選びの際に、その靴のデザインにひかれて買ったものの、足にフィットせず足が痛かったり、靴が変形したなどの経験は誰しもお持ちかもしれません。しかし、いくらカッコ良くても実用的でなければ、その靴選びは失敗と言えます。
真のオシャレは、足に合った靴をTPOに合わせて使い分けること!
ここで自分に合った靴選びのチェックポイントをご紹介します。
正しい靴の選び方: 靴選びのチェックポイント
◯指は前後・上下とも違和感を感じないか?
◯上下や側面からの足への圧迫感はないか?
◯つま先と靴の間の余裕は?
◯土踏まずは靴にフィットしているか?
◯くるぶしに靴が触れていないか? 履き口が浅く脱げやすくないか?
◯自分の踵と、靴のカーブがあっているか?
◯母趾と小趾の付け根の部分が靴にあたっていないか?
正しい靴の選び方: 革靴の選び方は?
革靴は、やはりオシャレ・アイテム!
革靴を履くと、どこか気持ちが引き締まるとお感じになる方は多いのではないでしょうか。そう、オシャレに欠かせないアイテムのひとつと言えば、やはり革靴でしょう。革靴は履くだけでオシャレ感を演出できるし、オトナな感じを演出できますね。
革靴の選び方は絶対にジャストサイズを!
サイズが合っていない革靴は、なんとなく足元にダラシない感じを見る者に与えてしまいます。
革靴は、やはりジャストサイズで履いてこそ美しいのです。
ジャストサイズの革靴選びは、足の実寸に合わせること!
実寸に合わせて!
革靴のジャストサイズの選び方には、一つの原則があります。それは自分の足の実寸に合わせて靴を選ぶということです。
例えば、あなたの足の実寸が24.5センチであれば、革靴も24.5センチのものを選びます。これは重要ポイントなので、ぜひ頭に入れておきましょう。
最初は小さめのサイズ感で?
靴を選ぶ際には、やはりユッタリした靴を選びがちです。小さめの靴を選ぶのは、少々勇気が要りますよね。
でも革は天然素材のため伸びる特性があり、はじめは小さく感じても、数ヶ月後には履き心地が変化します。
そこで革靴のジャストサイズの作り方ですが、それはひたすら履きこみます。
履きこむことによりあなたの足に段々に馴染んで、その革靴があなたにとってジャストサイズに仕上がります。
靴のサイズに関するお国事情は?
外国に行って靴選びを楽しんでいるときに、いざ靴のサイズを見たのはいいけれど、
「なんだこの変な数字は!?」なんてことはありませんか?
そうなんです。外国では"サイズ表示は基準がマチマチであり、一切あてにならない”ということなのです。
下にサイズ換算表を示しましたが、メーカーやブランドなどによりサイズはまったく違います。
靴サイズ : サイズの基準
靴のサイズは、国によってのその基準は大きく違います。
ドイツのメーカーは、センチ規格ですがコンチネンタルサイズというものをよく使います。
センチ規格のフランスでは、2/3センチを1センチとして計算します。
イギリスやアメリカは、同じインチ規格のように見えますが、そもそも基準が違います。
イギリスは実インチ4インチを基準とし、そこから1/3インチずつ数字を打っていきます。
アメリカの靴インチは、イギリスに比べて1/3インチ小さめの値です。
韓国では日本と同じようなcm規格ですが、日本の規格より1cm小さめです。
ちょっと驚きですが、古くからオシャレ靴の輸出国であるイタリアでは、輸出先のサイズにあわせて表示を打つので独自の規格というのはありません。
靴サイズ: スタイルや素材によって、サイズに影響?
おしゃれスタイルの靴にもぜひ挑戦したいものですよね。
でもカットや素材の違いで、サイズが違ってくる場合があります。
甲周りのカットが広いものは、ゆとりが生まれますし、素材も柔らかいものは、やはりゆとり感が生まれます。
靴サイズ: 靴メーカによるサイズの基準って
お気に入りのメーカーってありますよね。ひとつのメーカーだけを履いていればサイズ選びは簡単ですが、他のメーカーの靴をはく際には注意が要ります。
多くの靴メーカーは、自社のサイズ基準に基づき靴の制作をします。ですからメーカーが違えば、選ぶサイズが変わってくる場合があります。
靴サイズ: 人種によるサイズの違い
人種によって顔かたちや体型は違います。ですから足指のかたちも違って当たり前。選ぶ靴の好みやサイズにも違いが出てきます。
スニーカーの選び方
スニーカーは、お手軽な履ものというイメージがありますよね。でも選ぶ際に知っておきたいポイントがあります。
今回は、3点だけスニーカー選びのポイントを紹介します。
1.スニーカー選びはインソールから
気に入ったスニーカーを見つけたら、まずは履き心地を試したいと思われるでしょう。
でもチョット待ってください。次の手順を試されることをオススメします。
まずインソールを取り出し、その上に足を置いてみましょう。かかとの位置を合わせ、インソールに対して足幅や指、つま先がピッタシ合っていなければそのスニーカーは、あなたに合っているとは言えません。
インソールは、履き心地を良くするだけでなく、ぴったりサイズを選ぶ際の大切なアイテムと言えます。
2.スニーカーを履いた時のチェックポイント
インソールに足の形が合っているようであれば、実際に履いてみましょう。
その靴が自分の足指とフィットしているかを確かめるには、座ったままで履き、かかとを床にトントンと落としてみて、足をかかと側に詰めます。
そして履いたままで立ち上がり、かかとの後ろに指一本が入るくらいがいいサイズ感とされています。
3. スニーカー選びで心がけたいこと
スニーカー選びの最後のポイントは、「靴を自分の足に合うように工夫する」ということ。靴選びと言うと、足にあった靴を探し出すとばかり考えがちですが、靴を足に合うように調整するといった発想の転換もしてみましょう。
市販の靴をそのまま履くだけでは、納得のいくフィット感が得られないことも多くあります。ですからインソールを変えてみるとか、靴紐の結び方を工夫するなど、自分の足に馴染ませる努力もしてみましょう。
フィット感ある素晴らしい一足に生まれ変わるかもしれません。
スニーカーの "つま先" はオシャレポイント!
スニーカーのつま先の白い部分をキレイに
スニーカーのつま先って意外と目につきますね。つま先が白くてキレイな状態だと、見る者に好印象を与えます。
今回は、スニーカーのつま先の白い部分の汚れを落としてみました。
メラミンスポンジで
メラミンスポンジは、水に濡らして絞ってから汚れを落としていきます。
汚れが落ちない部分もありましたが、ほぼキレイになりました。
処理前
処理後 (メラミンスポンジ)
消毒用エタノールで
消毒用エタノールは、スプレータイプのものを使用。
つま先の汚れ部分にタップリとスプレーし、拭き取ると簡単に汚れが落とせました。
処理前
処理後(消毒用エタノール)
検証結果は
今回試してみた結果、消毒用エタノールがとても使いやすいという感想を持ちました。
力を入れなくても汚れが落ちるので扱いやすいと言えます。
でもスジ状の汚れには、メラミンスポンジを使って擦った方が良く落ちました。
どちらの方法も5~10分程度で汚れを落とすことができるので、スニーカーのつま先の汚れが気になったら是非試してみてください。
オシャレは足元から!
人を観察する際に、目線はどう移りゆくものでしょうか。髪型や顔を起点として、徐々に目線が下に移動して最後に足元で止まる傾向にあるようです。
最後の足元の印象が、ある意味でその人への全体印象を決めてしまうことにもなります。
このことからも靴はトータルコーディネートに欠かせない大切なファッション・アイテムと言えます。
今回は、メンズのおしゃれなファッション・コーディネートをご紹介します。
ファッション性アップ : ブーツも人気!
ブーツはファッション性アップに寄与
スニーカーは、老若男女を問わず幅広く支持されており、今や成熟化したアイテムとなっています。
一方で、ショートブーツに関しては20代〜30代のメンズに特に支持を得ています!
人気の理由は、どこにあるのでしょうか。
「汎用性が高く、比較的どんな服にも合わせやすい」
「細めのパンツとのコーディネートがバッチリ」
「落ち着いた雰囲気を与える」
この3点が人気の理由として挙げられるようです。
ファッション性アップ : ブーツは「どんな服にも合わせやすい」
スニーカーがいろんなパンツとの組み合わせが容易なように、
ブーツもスキニーやカーゴなどのどんなパンツとも合わせやすいのです。
ファッション性アップ : ブーツは「細めのパンツとのコーディネートがバッチリ」
左のようにスニーカーを履き、カジュアルに着こなすのも良ければ、
右のようにショートブーツとコーディネートすることにより、落ち着きを演出するのもグッドでしょう。
ファッション性アップ : ブーツで「落ち着きを演出」
左のコーディネートは若者らしく躍動感を感じます。
一方、右のブーツを使ったコーディネートは大人の雰囲気で落ち着いた印象を与えます。
メンズの靴の選び方
何ごとにも基本というものがあります。ファッションにおいても同様です。メンズ靴を選ぶときの基本をまずは押さえましょう。
靴のサイズに気をつける
気に入った靴をジャストサイズで履きたいですよね。いくらオシャレな靴でも、サイズ選びを間違えると不快なばかりか、足や指にダメージさえ与えかねません。
またメーカーやブランドによっても、サイズ表記が微妙に違う場合があります。選ぶ際は、試し履きを必ずしましょう。
汎用性の高い黒か茶色の靴を選ぶ
原色に近い明るめ系の色の靴を履く場合は、どんな服を着ればいいのか、とても神経を使います。
その点、黒か茶色の靴はどんな服にも合わせやすくコーデにも失敗が少ないと言えます。
デザインがシンプルな靴を選ぶ
奇抜なデザインで、やたらと他の人の視線を集めるものは避けましょう。全体のファッション性を壊すことにもなりかねません。
慣れないうちは特に、シンプルなものをチョイスしましょう。
メンズ靴を選ぶ際の基本を考えてみました。
以上のポイントを採り入れて、靴選びの楽しさを大いに満喫しましょう。
では次にメンズ靴の種類について見ていきましょう!
メンズのカジュアル靴の種類は
ここまででトータルファッションにおける靴の重要性は、ご理解いただけたことと思います。
メンズ・カジュアル靴の種類と一言で言っても、多岐にわたりますので、ここでは代表的なものをご紹介します。
あなたも新たなオシャレ靴に挑戦してみては、いかがですか。
スニーカー
まず最初のご紹介は、やはりメンズ靴の定番のスニーカーでしょう。様々なシーンで履くことができますし、とても動きやすいので出番も多いと言えます。色々な服装と合わせて、コーディネートを楽しんでください。
ハイカットのスニーカーは、折り曲げて履いてもオシャレ!メンズ靴には内側に模様が入っているものもあり、斬新性を出すファッションアイテムとしてもピッタシです!
スリッポン
スリッポンは、スニーカーのような紐や留め具などもなく、その扱いのお手軽さが人気となっています。メンズ・レディースを問わず、よく履かれています。
ローファー
スリッポンとはやや違い、すこし落ち着いたカジュアル・ファッションに合うメンズ・アイテムでしょう。
デザートブーツ
シンプルかつカジュアルに履ける点で、デザートブーツはオススメです。スニーカータイプの次はこちらのブーツ・アイテムにもチャレンジしてみては!
番外編 きつめの靴の方が、足は疲れない?
靴はきつめのほうが疲れないって本当!?
革靴は、革が伸びるので少しきつめの方がいいことは知られていますが、スニーカーなどのカジュアル靴についても同じようにきつめがいいことはご存知でしたか。
ある靴メーカーにより、ゆるめときつめの靴をそれぞれ履いて山登りをする実験がなされました。
ゆるめの靴は、最初は楽に感じますが靴内部で足が自由に移動してしまうため、ふくらはぎなどの筋肉を多く使うことになり、きつめの靴よりかえって足の疲れが増すことになるとの結果が出ました。
また、きつめの靴と違いゆるい靴だと、足の指が伸びきってしまい、靴の中で指はほとんど動かなくなるようです。
ところが人間の足は、足が地面から浮いたときに縮まり、地に足が付いたと同時に指が伸びることで衝撃を吸収するという一連の働きがあり、この動きがとても大切だということです。
少しきつめの靴は、この一連の働きをよく助けてくれるらしいのです。
さらに少しきつめの靴は、靴内部で足を固定させるので履いてる人はフィット感が増し、履き心地のアップにもつながるとのことです。
以上の知識は、あなたの靴選びの際に思い出されると、意外と役立つかもしれませんね。
まとめ
欲しい靴を求めてショップ巡りをしても、なかなかイメージ通りの靴に巡り逢わないこともありますよね。その点、ネット通販では一年中休みなく、24時間、欲しいなと思った時に靴探しを楽しめます。またサイズ、種類そして価格帯もバリエーション豊かです。
ただ試着ができないというデメリットもありますね。
そこで今回学んだ靴選びの知識の出番です。自分の足の特徴を正しく把握しておけば適確に注文でき、届いた靴にきっと満足できることでしょう。
さあ、あなたも靴選びの選択肢を拡げ、これからも自信を持って足元のオシャレを楽しみましょう!