ショートやボブの後ろ髪をセルフカットする方法!失敗しないためには?
近年、ショートやボブにする人が増えています。しかし、美容院に行くのが面倒くさいと、セルフカットでショートやボブにしてみても後ろ髪や満足行かずに切りすぎて失敗を経験した人も多いはずです。そんな人に後ろ髪も失敗せずに出来るセルフカットをお伝えします。
目次
- 1ショートやボブも簡単にセルフカットできるの?
- 2そもそもショートやボブってどんな髪型?
- 3セルフカットで準備するもの10選!
- 4セルフカットにおすすめのショート&ボブスタイル6選!
- 5セルフカットの基本の4ステップ
- 6ショートの後ろ髪をセルフカットする方法2選!メンズにもおすすめ!
- 7ボブの後ろ髪をセルフカットする方法2選!
- 8ショートやボブで重要なサイドと前髪の切り方を解説!
- 9セルフカットで髪のボリュームを調整するテクニック2選!
- 10ショートやボブの後ろ髪をセルフカットする際に失敗しないための3つのコツ
- 11ショートやボブのセルフカットで失敗した時の対処法4選
- 12ショートやボブのセルフカットは慎重に!コツを覚えて実践してみよう!
ショートやボブも簡単にセルフカットできるの?
最近、特に女性の中でセルフカットをする人が増えています。美容院が苦手だったり、行く時間がなかったりする事からセルフカットを試みます。更に、1回にかかるカット代は6〜7,000円となるので、もともとショートやボブのように後ろ髪が短い人は、少し切るくらいなら自分でセルフカットした方が節約になリます。
ショートやボブの髪型は後ろ髪を切る際に鏡を持っても見づらく難しいイメージを持たれがちですが、実はレイヤーや段などの技術がいらない為、セルフカットしやすい髪型です。必要な道具とコツさえ掴めば、誰でも簡単にセルフカットが出来ます。
そもそもショートやボブってどんな髪型?
ショートヘアとは
ショートヘアとは、毛先があごよりも上で耳がギリギリ全部隠れる長さのスタイルを言います。ショートヘアの中で耳が見えている髪型をベリーショートと言います。
ボブヘアとは
ボブヘアとは、肩くらいまでの長さで、全体的に丸みを帯びて厚みのある重ためのスタイルです。レイヤーや段をあまり入れない為、自然な重さで髪を流しています。ボブはおかっぱやぱっつんなどの別名があります。全体的に毛先がまっすぐ整っているのが特徴です。
セルフカットで準備するもの10選!
①カットバサミ
ハサミは必ずヘアカット専用のハサミを用意しましょう。工作バサミでも切る事は出来ますが、髪の断面がボコボコになってしまい、枝毛になりやすく、髪を傷めてしまいます。更に、ロングヘアやミディアムヘアと違い、ショートやボブの後ろ髪は人の目につきやすい長さなので、綺麗に整える必要があります。ヘアカット用のハサミなら髪を痛める事なく、まっすぐに切る事が出来ます。
②スキバサミ
スキバサミは髪をすく為の道具ですが、セルフカットに最も必要となる道具です。ヘア用のハサミがなくて、工作用のハサミで髪を切った後ろ髪のボコボコになった断面をぼかしてくれます。更に、セルフカットで失敗した時にラインをごまかす事が出来ます。
③コーム
切る前に髪の毛の流れを整える事が大切です。コームの持ち手の部分をテールと呼び、この部分を使ってセルフカットをする時に髪の毛をブロッキングするのにも使えます。テールの部分がとがったものを選ぶと、さらに綺麗にブロッキング出来ます。
ヘアブラシでも代用は出来ますが、綺麗に髪の毛の流れを整えたり、ブロッキングが出来るので、コームを使う事をおすすめします。平たいコームはカットする時の目安にもなり、ガタガタになる失敗も減ります。
④ダッカール・ヘアクリップ
ダッカールピンとは、美容院に行った時に美容師さんが髪をブロックごとに留めるピンの事です。毛量が多かったり長かったりして邪魔になる時も、ダッカールピンやヘアクリップを使います。
更に、髪を切る時にカットする時の目印にもなり、一度に切るよりも少量の髪に分けて切る方が、失敗のリスクが少なく済みます。ダッカールピンがうまく使いこなせない人は、ヘアクリップやヘアゴムでも代用が可能です。
⑤ケープ
ボブやショートにセルフカットする時、そのままだと切った髪が洋服についたり床に散らばったりと、後片付けが大変になります。これを防ぐ為に散髪用のケープを用意します。セルフカットの後片付けが楽になります。
今は100均でも手に入るので、購入してみてください。もし、散髪用のケープがない場合は、新聞紙を床に敷いて、大きめのゴミ袋を用意して、首回りの部分を切って頭を通せば、ケープと似たような役割をしてくれるので問題ありません。
⑥霧吹き
セルフカットする前に髪を濡らす事で、まとまりやすく、髪が切りやすくなります。あらかじめ、シャワーなどで髪を濡らしておくのも良いですか、途中髪が乾いてしまう為、その度に髪を濡らす事が出来る霧吹きが大事になります。
⑦鏡
鎖骨辺りまで見える大きさの鏡があると、切る時に全体のバランスが見えるのでおすすめです。セルフカットで一番難しいのが襟足など後ろ髪を切る時です。ショートヘアやボブ、男性の人だと髪が短い為、後ろ髪は全く見えません。三面鏡があれば、切る時に後ろ髪まで確認しながら出来て、とても便利です。ない場合は、少し大きめの手鏡を用意して、前面の鏡と合わせ鏡にして、後ろ髪の確認します。
⑧ゴム・カチューシャ
ゴムは、ダッカールピンを使ってブロッキングする事が難しい時に代用で使えます。太いゴムと細いゴムの両方あると便利です。ざっくりとセルフカットする時は太いゴムを、ブロッキングする時は細いゴムを使います。
カチューシャと言えば、頭の上にかけるヘアアクセサリーとして一般的に使われます。しかし、それだけでなく、カチューシャはセルフカットを簡単に出来るようにしてくれます。装飾されていないシンプルなカチューシャを用意します。それを首元に当ててセルフカットをすると、襟足やサイドが綺麗に切り揃える事が出来ます。
⑨定規
美容師さんのように長さを均一に切る事はとても難しいです。特に後ろ髪は確認しながら切る事が出来ないので、失敗しやすいです。そこで便利なのが定規です。定規で正確に測りながらセルフカットを行えば、綺麗に毛先を整える事が出来ます。
個人差はありますが、15cmの定規があれば丁度アゴのラインの長さになります。その為、ショートカットにする時に簡単に切る事が出来ます。
⑩バリカン
バリカンはメンズやショートヘアの人が更に短くしたり、刈り上げの時に使うイメージがありますが、セルフカット初心者にとって向いているのがバリカンです。セルフカットでハサミを使って切る時、まっすぐに切るのは初心者にとって難しい事です。バリカンには、長さ調節をするアタッチメントという部品が備わっている為、均一の長さに髪を切る事が出来ます。襟足など見づらい後ろ髪を刈る時に使います。
特に切りっぱなしボブを作る時に最適です。切りっぱなしボブはブラントボブと言って、真横にまっすぐ切ったスタイルです。ハサミでまっすぐ切るのが難しくても、バリカンなら当てるだけで簡単に切りっぱなしボブが完成します。
バリカンには、眉毛用やヒゲ用がありますが、ヘア用のセルフカットに特化したものを選んで下さい。アタッチメントの種類が多く、充電式で水洗いが出来るものがおすすめです。
セルフカットにおすすめのショート&ボブスタイル6選!
①ウルフショート
ウルフカットは、メンズに人気の髪型です。最近は、ショート丈のウルフカットが可愛らしいイメージで女性にも人気のある髪型です。襟足は長めでレイヤーを入れて、トップを短くします。動きが出しやすい為、スタイリングにより雰囲気が変わります。
ウルフショートでは、セルフカットで一番難しいとされる襟足などの後ろ髪をある程度の長さを残す為、ほとんど切る必要がありません。比較的にセルフカットしやすい髪型です。
②ツーブロックショート
ツーブロックとは、トップ部分の髪を長めに残して、下部分をバリカンなどで短めに切る髪型です。またサイドを刈り上げたツーブロックは、メンズにとても人気のある髪型です。ショートヘアの女性がツーブロックショートにしても、かっこいい雰囲気が作れます。また、ツーブロックショートはかっこいいスタイルではなく、耳周りをスッキリさせて見せてくれて、毛の量が多くて悩んでいる人にもおすすめの髪型です。
一見難しそうに思われますが、サイドをバリカンで刈りあげてツーブロックにする為、初心者でも簡単に出来るセルフカットです。ツーブロックはブロッキングがとても重要になります。
③ショートボブ
ショートボブは、短くしたいけど抵抗がある人に挑戦しやすい髪型です。レイヤーや段を入れる事でスタイリングの幅も広がり、近年ショートボブにする人が増えてます。
ショートボブにセルフカットする時、必要な道具を揃えて、切る順番さえ間違えなければ、難しくありません。ブロッキングをして、丁寧に長さを決める事が失敗しない秘訣です。
④切りっぱなしボブ
切りっぱなしボブはブラントボブと言います。ボブと言えば、丸みのある重みの帯びたものを想像しますが、切りっぱなしボブは真横にまっすぐに切り揃えた髪型で、シャープなイメージで外ハネのスタイリングが主流です。
初心者だと、まっすぐに切る事が難しいですが、バリカンを使う事でまっすぐに揃える事が出来ます。また、切りっぱなしボブと言われるように、普段なら毛先を綺麗に揃える必要がありますが、ぱつんとしてラフなスタイルなので、毛先を綺麗に揃える必要がありません。ボブのセルフカットの中では一番簡単に出来ます。
⑤前下がりボブ
前下がりボブは、後ろからサイドの部分にかけて段を作りサイドに向けて髪が長くなる髪型です。段の長さが大きいほど個性的なスタイルになり、小さいほどナチュラルな髪型になります。
前下がりボブは、ショートヘアに比べて簡単に出来るセルフカットです。サイドの部分を切りすぎないように、あらかじめ後ろからサイドの部分の長さを決めてから切る事が、綺麗な前下がりボブのスタイルが完成します。
⑥ミディアムボブ
ミディアムボブは、肩につくくらいの長さで、女の子らしい可愛いイメージも上品な女性のイメージもスタイリング次第で自由自在に作れる、少し切りっぱなしボブに似ていて、女性に人気のボブスタイルです。
ミディアムボブは普通のボブよりも長い為、切りすぎる心配がありません。必要な道具とコツを掴めば、失敗しないで簡単に出来るセルフカットです。
セルフカットの基本の4ステップ
①しっかり髪を梳かす
髪にはホコリがつきやすいです。しっかりと髪を梳かして、ホコリをとりましょう。この工程をする事で、綺麗に仕上がり、美髪を維持する事が出来ます。
②ブロッキングをする
セルフカットにとって一番重要なのがブロッキングです。ブロッキングに必要な道具は、コームとダッカールピンやヘアクリップです。ダッカールピンがなければヘアゴムを用意します。
ダッカールピンで髪を分けていきますが、最初に耳の前後で髪を分けて耳より前の髪をまとめます。残り耳の後ろをさらに半分に分け、それを頭の上の部分、真ん中、下部分と細かく分けます。メンズやショートヘアの人のように短い髪の場合は、前髪の生え際から三つにブロッキングをします。細かく分ける事で一度に多くの髪を切らない為、失敗が少なくなります。
③髪の毛を湿らせる
最初に髪を濡らしても、髪を切っている間に乾いてきます。乾く前に必ず霧吹きで湿らせます。毛がまとまり、まっすぐになるので切りやすくなります。ただ濡らしすぎると、周りが濡れたり、切りにくいので、注意してください。
④アイテムを活用しながらカットする
カチューシャやバリカンを使って、簡単、綺麗に仕上げる事が出来ます。カチューシャを頭の上にヘアアクセサリーとしてつけるように、いつも通りに付けます。そのままカチューシャを自分が切りたい長さまで後ろ髪に下ろします。下ろしたら、合わせ鏡や三面鏡で左右が平行になっているか確認します。大丈夫なら、カチューシャをしっかり固定して、バリカンで刈ります。カチューシャを外して、刈り残し部分はハサミで切り、全体のバランスを整えます。
カチューシャの代わりにゴムを使ってもセルフカットは出来ます。後ろ髪を一つにまとめて、ゴムできつめに縛ります。ゆっくり自分のしたい長さまでゴムをずらし、バリカンで切ります。切った後は、ハサミで綺麗に整えていきます。
ゴムを使ったやり方はある程度髪の長さがあるとやりやすいので、メンズやショートヘアの人には不向きです。カチューシャを活用したセルフカットの方が向いています。
ショートの後ろ髪をセルフカットする方法2選!メンズにもおすすめ!
①襟足をレイヤーカットする方法
レイヤーとは段をつける事で、上の髪が下の髪より短く、または同じくらいの長さにする事です。髪に動きがつき、ヘアセットを色々と試したい人やメンズの方にピッタリです。ウルフスタイルや外ハネスタイルの襟足を作る時レイヤーを入れることが多いです。
まず、髪のクセを取る為、霧吹きで髪を湿らせてまっすぐにします。癖が取れたら一度乾かして、髪を切ります。髪を濡らしたままでもカットは出来ますが、癖がついている状態だど、特にショートヘアの人は切ったあとに乾かした時、イメージしてたよりも短くなったなど失敗につながりやすいです。乾いている方が最終的なイメージが作りやすいです。
合わせ鏡や三面鏡を使って、後ろ髪を確認しながら、コームとハサミで後ろ髪を少しずつ切っていきます。襟足は、四角に切るより少し丸みのある方が自然な仕上がりになります。
そして、セルフカットで襟足をカットする時に見過ごしてしまうのが、襟足の一番端の部分のみつ襟です。ここを切りすぎたり、切り落としてしまうとせっかくの襟足が失敗に終わります。慎重にカットしていきます。
最後に襟足は、頭の形に対して、平行に髪を引っ張って切っていきます。下が長くなるように髪をしっかりと持ち上げるのがポイントです。その後毛の量を調整する為、スキバサミに持ち替えてバランスを整えます。
②襟足を刈り上げる方法
メンズの中で、襟足を刈り上げるスタイルが流行っています。襟足を刈り上げる時は必ずダッカールピンなどでブロッキングをする事が大事です。刈り上げる部分と刈り上げない部分をしっかりブロッキングをします。こめかみから耳の後ろにかけて、ブロッキングします。緩やかな曲線を描くようにさせるのがポイントです。
一度に刈り上げず、バランスを見ながらバリカンで刈り上げます。サイドよりも少し長めにするのがポイントです。
ボブの後ろ髪をセルフカットする方法2選!
①ゴムを使ったセルフカットの方法
ゴムとハサミを使ってボブにするセルフカットは、ゴムで後ろ髪を一つにまとめて、ハサミで毛先を少しずつ長さを見ながら切っていきます。また、一度に切る事に抵抗があるなら、ブロッキングをしてからいくつかの束を作ります。自分がしたい長さにゴムをずらして、ハサミを入れます。ガタガタになりやすいので、最後にスキバサミでバランスを整えます。
ゴムとバリカンを使った場合は、ゴムで一つに結んだ髪を自分の好き長さまでゴムをずらして、一直線に切っていきます。面白いほどに綺麗に切れます。切り残しがある場合は、ハサミで綺麗に整えます。
②カチューシャを使ったセルフカットの方法
ハサミだけでまっすぐに切るのはとても難しいです。綺麗にセルフカットする為にカチューシャを使うと、簡単に出来ます。カチューシャを切りたい長さの場所に置き、それに沿ってハサミで切ります。
また、ハサミだけでなくバリカンでも切る事が出来ます。バリカンを使う時もハサミの時と同様に、カチューシャを切りたい長さのところに置いて、バリカンを当てるだけです。
一番大事なのはカチューシャを持つ手が切っている最中に動かないようにする事です。
ショートやボブで重要なサイドと前髪の切り方を解説!
サイドの切り方のコツ
メンズのように髪が短い人は、サイドをどう仕上げるかによって印象が変わります。サイドを切る時、髪の癖を直してからセルフカットをするのがポイントです。癖が取れたら、ドライヤーで乾かします。乾いた状態の方が、失敗はほとんどないです。また、サイドを切る時はコームを使わず、ハサミを持つ手の逆手を代わりにします。指で耳の下から髪をすくい上げて、切っていきます。
すくい上げた髪の角度によって、重さや軽さ、シルエットが変わる為、角度が大事となります。レイヤーを入れたい場合は、すくい上げた髪を平行に出します。角度をつければつけるほど、ハイレイヤーが出来ます。
前髪の切り方のコツ
後ろ髪が終わったら、耳より前にブロッキングをした髪を、上下に分けます。この上の部分をダッカールピンやヘアゴムで留めて、下の髪を鏡で長さを確認しながら切ります。切り終えたら、留めていた上の部分を外し、切った下の部分に合わせて切ります。
セルフカットで髪のボリュームを調整するテクニック2選!
①ボリュームアップしたい場合
トップの髪の毛を垂直に持ち上げます。垂直に持ち上げた髪に対して、真横からスキバサミを入れます。一回に切る事は難しいので、少量ずつ髪の毛を取って、何回もスキバサミを上下に動かして、トップをボリュームアップさせます。
毛の量が多い人は、襟足で切りっぱなしボブにするだけでボリュームが出ます。少ない人は、コテなどを使ってボリュームを出していきます。
②ボリュームダウンしたい場合
髪の毛の量が多いだけで、もともと、自然な髪の重さが特徴のボブも重たく見えてしまいます。毛の量で悩んでいる人には、ボリュームダウンさせた軽めのボブがオススメとなります。
ボリュームダウンさせるには、スキバサミを使う方法とバリカンを使う方法があります。スキバサミの場合は、霧吹きなどで髪を湿らせて、まとまりのある髪にすると切りやすいです。コームでしっかりと髪の癖を流してから、スキバサミを入れます。少量ずつ取って毛先を何回もすかしていくのがポイントです。バリカンの場合は、アタッチメントで長さを調節して、毛先をすくい上げます。上から下に動かすだけでボリュームダウンが出来ます。
ショートやボブの後ろ髪をセルフカットする際に失敗しないための3つのコツ
①合わせ鏡でカットする
見えにくい後ろ髪を感覚で切ってしまっては、失敗します。前面、そして、後ろからも鏡で確認しながら、少しずつ切るのが失敗しないコツです。切ったら必ず、後ろに手鏡を当て、前の鏡と合わせ鏡で確認しましょう。
理想は常に見る事が出来るように、後ろに高めの椅子などを置き、その上に置き鏡を置いて、セルフカットをする事です。
②とにかく少しずつ慎重にカットする
セルフカットでよく前髪を切る人は多いかもしれませんが、後ろ髪を自分で切る人はほとんどいないはずです。その為、なりたいスタイルのイメージがあっても、思うようにいかず切り過ぎてしまう事があります。最初は時間がかかっても一度にハサミを入れず、細かくブロッキングをして、毛先から少しずつ切っていきましょう。
③まっすぐ正面を見てカットする
左右のバランスを整えながら、切る事で綺麗なボブやショートが完成します。美容師さんにやってもらう時も、頭がどちらかに偏っていたら、戻された経験がある人も多いはずです。下を向いて切ると、切りすぎてしまう場合があるので、必ず正面を見てカットしましょう。
ショートやボブのセルフカットで失敗した時の対処法4選
①ランダムな巻き髪アレンジ
失敗した時に便利なのが、ヘアアレンジです。ショートヘアやボブは、ロングヘアやミディアムヘアのように、失敗をしても分け目を変えるだけでは対処が出来ません。アイロンを使って、失敗した部分をごまかしていきましょう。
アイロンを使い、全体を内巻きと外巻きを交互に作ります。毛先を外ハネにしたオシャレなスタイルなど、巻く事で失敗した部分が分からなくなります。
メンズやショートヘアの人はなるべく細いアイロンかストレートアイロンで少量の髪を持ち、ひと捻りだけの内巻きと外巻きを交互に作るのがいいでしょう。オシャレな感じが出ます。ボブの人は内巻きだけでも巻く位置を少し変えるだけで高低差が出て、ふんわりと柔らかい印象のアレンジが出来ます。
②波巻きアレンジ
波巻きアレンジなら、ストレートアイロンしか持ってない人でも簡単にできます。適度な量の髪を挟んで、手首を左右にひねりながら下に動かします。波巻きした時に髪の長さがバラバラになるので、失敗した時に誤魔化すことができます。
ヘアアレンジはある程度の長さがないと出来ないイメージを持つ人もいますが、この波巻きならメンズやショートヘアの人でもやりやすいアレンジです。全体に波を打つアレンジは雰囲気を柔らかく見せます。
③ランダムなまとめ髪
アイロンで内巻きと外巻きを交互にした後に、ヘアアクセサリーを使ってヘアアレンジをすれば、失敗もバレる事がありません。ボブをお団子にまとめてシニヨンを作ってハーフアップにするのも可愛いアレンジです。
ショートヘアの人は、巻いた後に前髪を捻った状態でピンで留めれば可愛いヘアアレンジが出来ます。オシャレな感が出て、失敗をしたなんて思われません。
④美容院に行く
失敗した時は、自分で直そうとせず、専門家に頼むのが一番です。意地を張って直そうとすると、どんどん短くなってしまい、対処する事が出来なくなります。特にショートの人はどうする事も出来なくなる前に美容院へ行きましょう。美容院に行ってセルフカットのコツを聞く事もおすすめです。
ショートやボブのセルフカットは慎重に!コツを覚えて実践してみよう!
初めてでも道具とコツさえ掴めば、失敗せずにショートやボブのセルフカットが出来ます。なりたいスタイルをイメージして、少しずつ慎重に行えば失敗しません。セルフカットは美容院に行く時間がない人だけでなく経済的にも優しいものなので、この機会に実践してみてください。