重曹のお風呂掃除術を徹底解説!場所別の使い方も!【水垢・カビ】
毎日入るものだからこそ、お風呂はキレイにしておきたいですよね。そこでおすすめなのが重曹になります。手軽に買うことができる重曹でお風呂掃除をすると嬉しい効果がたくさんあるのです。ここでは、重曹を使ったお風呂掃除の方法を場所別に紹介します。
目次
- 1毎日のお風呂掃除に重曹が便利!汚れの場所別に使い方を解説!
- 2そもそも重曹とは?嬉しい効果や使用上の注意点を知ろう
- 3重曹を使ったお風呂掃除術【準備・必須道具編】
- 4重曹を使ったお風呂掃除方法【バス道具・浴槽編】
- 5重曹を使ったお風呂掃除方法【お風呂の床編】
- 6重曹を使ったお風呂掃除方法【排水溝編】
- 7重曹を使ったお風呂掃除方法【カビ取り編】
- 8重曹とお風呂の残り湯を使ったエコな掃除方法とは?
- 9重曹は鏡やシャワーヘッドのお掃除にも使えるの?
- 10お風呂お手入れのコツ5つ!少しの手間で掃除が楽になる!
- 11お風呂掃除道具の賢い2つの収納方法をご紹介!
- 12重曹はお掃除の他にも使える!お風呂での2つの活用方法とは?
- 13重曹を使って効果的にお風呂の汚れを除去しよう!
毎日のお風呂掃除に重曹が便利!汚れの場所別に使い方を解説!
身体をキレイにするお風呂が汚れていると気分が下がってしまいますよね。重曹を使えば、お風呂をキレイに保つことができるのです。お風呂の掃除方法を浴槽・床・排水溝と場所別に紹介します。また、お風呂の収納方法についても紹介するので参考にしてくださいね。
そもそも重曹とは?嬉しい効果や使用上の注意点を知ろう
重曹とはどんなものなの?
「重曹って一体何なの?」という人もいるでしょう。重曹とは、炭酸水素ナトリウムとも呼ばれます。ドラッグストアやスーパーで安く手に入れることができ、人体に無害なのでお掃除道具の一つとしてだけでなく、ふくらし粉などの食品添加物や胃薬などの医薬品にも利用されている安全性の高い物質です。
重曹をお風呂掃除で使うとどんな効果がある?
お風呂の汚れと言えば、水垢・カビ・石鹸カスですよね。重曹はこれらの汚れを落とすだけでなく、汚れ防止の効果もあります。汚れ落とし、防止の効果があるので洗剤を使いたくない子供のおもちゃなどに重曹はおすすめです。また、重曹には消臭効果もあるのでお風呂の嫌な臭いも気にならなくなるでしょう。
重曹を使う際の注意点は?
安全性の高い重曹ですが、注意点もいくつかあるので覚えておきましょう。重曹には研磨効果があるので、ゴシゴシと強くこすると傷つけてしまうことがあるます。また、アルミや銅は変色してしまうので使用は避けてください。人体には無害ですが、長時間使う場合や肌が弱い人はゴム手袋を使用するようにしましょう。お掃除するときには換気を忘れずにしてくださいね。
重曹を使ったお風呂掃除術【準備・必須道具編】
お風呂掃除に重曹を使う場合、どんなものが必要なのでしょう。ここでは、お風呂掃除をする前に準備しておくことや道具を紹介します。
重曹を使ったお風呂掃除に必須なものは?
お掃除に必須なものは、粉末の重曹と汚れをこするためのスポンジ・ブラシになります。どれも100均などで揃えることができるのが嬉しいですよね。
あると便利な重曹ペーストの作り方は?
頑固な汚れを落とすときにあると便利なのが重曹ペーストです。重曹ペーストの作り方は、重曹と水を3:1の割合で混ぜるだけで簡単にできます。重曹ペーストを使ってお掃除するときにはラップも用意しておきましょう。
重曹とあわせてクエン酸も準備しよう
重曹と合わせてクエン酸も準備しておきましょう。クエン酸も重曹と同じように安全性の高い物質なので安心して使うことができます。重曹とクエン酸をあわせて使うとさらに汚れが落ちやすくなるのです。
重曹を使ったお風呂掃除方法【バス道具・浴槽編】
バス道具や浴槽は重曹だけでもキレイになりますが、クエン酸水と一緒に使えば簡単に汚れを落とすことができます。クエン酸小さじ1を200mlの水に溶かしてクエン酸水を作りましょう。クエン酸水をバス道具や浴槽にスプレーしたら、上から重曹をふりかけます。シュワシュワと発泡するので、スポンジでこすってから洗い流しましょう。このときの発泡は無害なので安心してくださいね。
重曹を使ったお風呂掃除方法【お風呂の床編】
お風呂の床はカビなど頑固な汚れがあるので、重曹ペーストを使ってのお掃除がおすすめです。重曹ペーストをカビなど汚れた部分に塗ってラップで覆います。そのまま20~30分程度放置したらスポンジでこすります。タイル目地などはスポンジよりもブラシを使った方が落ちやすいでしょう。こすった後は、キレイに洗い流します。頑固な汚れではない場合には、重曹をふりかけてスポンジやブラシでこするだけでも十分キレイになりますよ。
重曹を使ったお風呂掃除方法【排水溝編】
排水溝の掃除がイヤだという人も多いのではないでしょうか。しかし、排水溝も重曹とクエン酸を使えばキレイにお掃除することができます。クエン酸小さじ1/2を100mlの水に溶かします。排水溝に重曹を100g振りかけたら、クエン酸水を重曹の上に流してそのまま30分放置しましょう。その後、お湯で洗い流せば排水溝のぬめりなども取れていますよ。
重曹を使ったお風呂掃除方法【カビ取り編】
お風呂場には簡単には落ちないカビなどもあります。そんなときは、酸素系漂白剤をプラスした重曹ペーストを使ってお掃除しましょう。重曹:酸素系漂白剤:ぬるま湯=2:2:1の割合で混ぜた重曹ペーストを作ります。カビの部分に重曹を塗ってラップをし、4時間以上放置します。放置したら、スポンジやブラシでこすりましょう。一度で落ちない場合は、繰り返してみてくださいね。
重曹とお風呂の残り湯を使ったエコな掃除方法とは?
バス道具や浴槽を残り湯を使ってエコにお掃除する方法もあります。浴槽の残り湯に重曹を1カップ入れて混ぜたら、バス道具を浴槽の中に浸けましょう。そのまま朝まで放置したら、スポンジで道具や浴槽をこすって洗い流します。浴槽の重曹は残らないようにしっかりと洗い流してくださいね。
重曹は鏡やシャワーヘッドのお掃除にも使えるの?
お風呂場の鏡やシャワーヘッドの水垢も気になりますよね。水垢はアルカリ性なので落とすには重曹よりも酸性であるクエン酸や酢を使った方が効果的なんです。鏡やシャワーヘッドには水垢だけでなく石鹸カスも付いていますが、この汚れもクエン酸で落とすことができます。バス道具や浴槽のお掃除で使ったクエン酸水を鏡やシャワーヘッドにスプレーし、キッチンペーパーを貼り付けます。その上からまたクエン酸水をスプレーし1時間以上放置した後にスポンジなどでこすれば気になる水垢もキレイになっているでしょう。
お風呂お手入れのコツ5つ!少しの手間で掃除が楽になる!
できることならお風呂掃除は簡単に済ませたいですよね。特に排水溝などはキレイに保っておきたいところでしょう。お手入れのコツを知っておけば、お風呂掃除がぐんと楽になりますよ。
【コツ①】毎日換気をして汚れを防止する
カビを作らないためには、換気することが重要です。お風呂場に窓がある場合は窓を開けて、窓がない場合は換気扇を24時間回しておきましょう。お風呂場を乾燥させるとカビやぬめりの汚れを防止してお掃除が楽になります。
【コツ②】汚れの性質に合った洗剤を揃えておく
重曹はお風呂掃除に役立ちますが、水垢などはクエン酸の方が効果的です。それぞれ、汚れの性質に合った洗剤を揃えておくようにしましょう。重曹やクエン酸は安心して使えるものですが、それでも汚れが落ちない場合は中性洗剤や塩素系漂白剤などを使う必要があるので用意しておくといいですね。
【コツ③】入浴後は高温のシャワーをかける
入浴後に高温のシャワーをかけるというのもお風呂掃除を楽にするコツの一つです。カビを死滅させるには50度以上あればいいので、カビのできやすい床や壁にお風呂場を出る前にかけておきましょう。
【コツ④】お風呂の水分を除去する
カビや水垢を防止するには、お風呂の水分を除去することです。水切りワイパーや吸水性のいいタオルをお風呂場に置いておき、出る前に蛇口や鏡などの水分を除去しましょう。水垢を防止できれば、お風呂掃除はかなり楽になりますよ。
【コツ⑤】お風呂に物を置き過ぎない
お風呂に物をたくさん置いていませんか?ボトルなどが多ければ多いほど、汚れに目が行き届かなくなりお掃除が大変になってしまいます。本当に必要なものだけをお風呂に置くようにしましょう。
お風呂掃除道具の賢い2つの収納方法をご紹介!
お掃除の方法だけではなく、お掃除道具の収納方法についても知りたいと言う人もいるでしょう。ここでは、掃除道具の賢い収納方法について紹介します。
【収納方法①】S字フックなどを使って吊り下げる
一つ目は100均などでも買うことができるS字フックなどを使って吊り下げる収納方法です。床に置いておくことによってぬめりが発生してしまうので、S字フックにかけて水切りをしましょう。
【収納方法②】突っ張り棒を使う
突っ張り棒を使うというのも賢い収納方法の一つです。窓際などに突っ張り棒を設置すれば、風通しもよくなるのですぐに乾くでしょう。お掃除道具だけでなく、洗面器なども収納できるのでおすすめです。
重曹はお掃除の他にも使える!お風呂での2つの活用方法とは?
重曹がお風呂掃除に役立つということを紹介しましたが、実は重曹はお掃除以外にもお風呂で活用できるのです。そんなお掃除以外の活用方法について紹介します。
【活用方法①】入浴剤として使う
お掃除以外の活用方法として、重曹は入浴剤として使えるのです。重曹の作用として、「油分を分解する」というものがあるので浴槽に重曹を入れて入浴するだけで皮脂が取れてすべすべのお肌になりますよ。入れる量としては、大さじ1~3程度で十分です。入れすぎると逆に肌荒れを起こしてしまうので注意してくださいね。
【活用方法②】かかとのケアに使う
かかとのガサガサに悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。お掃除以外の活用方法として、重曹はかかとケアにも使うことができます。先ほど紹介した重曹風呂や足湯でもできますよ。足湯であれば、洗面器に小さじ2程度を入れて15分間足を入れれば角質がポロポロと取れるでしょう。重曹の消臭効果で気になる臭いもなくなります。
重曹を使って効果的にお風呂の汚れを除去しよう!
お風呂は水を使うので、放っておくとカビや水垢ですぐに汚れてしまいます。重曹を使って浴槽・床・排水溝をピカピカにお掃除しちゃいましょう。重曹はお風呂以外のお掃除にも使えるので、是非準備しておいてくださいね。