ダイソーのクエン酸や重曹は掃除で大活躍!使い方や注意点を詳しく解説!
ダイソーの掃除関連グッズはたくさんありますが、特におすすめなのが色々な場所に使えるクエン酸や重曹です。クエン酸や重曹は、ナチュラルクリーニングにピッタリですが、ダイソーなら安く手に入りおすすめ。使い方や効果についても解説しますので、ぜひ参考にしてください!
目次
ダイソーのクエン酸&重曹で掃除がはかどる!
毎日きちんと掃除をしていても、少しずつ汚れは溜まってしまいます。溜まった汚れはサッと落としたいですよね。そんな時におすすめなのがダイソーのクエン酸&重曹なんです!
クエン酸と重曹は安心で使い方も簡単なのに、溜まった汚れだけでなく毎日の掃除にも使えるので買っておいて損はありません。
ダイソーのクエン酸ってどんなもの?
ダイソーに重曹もクエン酸もありましたよ〜 pic.twitter.com/gx7dWXnM4t
— 老王(らおわん)@うSA組 隠居枠 (@kaie1400) August 14, 2019
クエン酸というのは、名前からも分かるように酸性で、梅干しやレモンなどの柑橘類に含まれる成分です。そのため「食用」のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
実は、クエン酸には「食用」だけでなく「掃除用」もあり、ダイソーで購入できるものは掃除用のみとなります。さらにダイソーのクエン酸は粉末タイプ・液体タイプ・スポンジタイプのものがあり、掃除する場所によって使い分けることができるので便利です。
クエン酸は無臭で水に溶けやすいという特徴もあり、水垢・石鹸カス・尿石などの汚れに効果を発揮するので、キッチン・お風呂場・トイレの掃除に使えます。ですが、大理石には使えないので注意しましょう。
ダイソーの重曹ってどんなもの?
打ち合わせ終わりにダイソーで重曹を買う主婦感 pic.twitter.com/WUOFCzLwNf
— ㍿ネクシス 代表@よっしー!!! (@nexis_inc) August 8, 2018
クエン酸は掃除用のみとなりますが重曹は食用・掃除用どちらも置いてあることがあるので、食用に使わないのであれば、掃除用を購入するといいでしょう。
重曹も粉末タイプ・液体タイプがあり、掃除場所によって使い分けることができます。油汚れ・焦げ・湯垢・手垢などの汚れに効果があるので、キッチン・お風呂・窓の掃除などにおすすめです。
なお、重曹は弱いアルカリ性で人体に無害で安心して使えますが、水に溶けにくい特徴があります。さらに粒子で傷がついてしまう可能性があるため、竹製品や漆塗りの製品には使わないようにしましょう。
ダイソーの重曹とセスキ炭酸ソーダの違いは?
ダイソーで売っている、セスキ炭酸ソーダ粉末タイプ、いろいろな使い道を勉強しよう_φ(・_・#まる得マガジン pic.twitter.com/9lP6fgEivo
— MEGUMI (@MONJAMEGUMI) May 9, 2018
ダイソーにはクエン酸や重曹以外にも掃除用として重曹と同じアルカリ性のセスキ炭酸ソーダが売っています。その違いは、セスキ炭酸ソーダの方が重曹よりもアルカリ性が強く、洗浄力が高いという点です。
また、重曹に対してセスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいという特徴もあるので、スプレーにして使うなら断然セスキ炭酸ソーダの方が使いやすいです。
ダイソーとドラッグストアのクエン酸や重曹に違いはあるの?
100均のダイソーでクエン酸や重曹が買える事は分かっても、やっぱりドラッグストアのクエン酸や重曹の方がいいのでは?と考える方もいるのではないでしょうか。
ダイソーのクエン酸や重曹が100円(税抜き)で購入できる理由として考えられるのは、製造工程の微妙な違いや流通経路の違いであって、性能に関してはほぼ変わりません。
特に初めて購入する方や少量だけ欲しい方、または掃除用として購入するのであれば、ダイソーのもので十分といえます。
セリアやキャンドゥにもクエン酸や重曹はあるの?
ダイソーだけでなく、セリアやキャンドゥにもクエン酸や重曹があるのかが気になりますよね。どういった商品があるのかをご紹介します。
セリアで購入できるクエン酸や重曹
セリアでも粉末の重曹やクエン酸が販売されていますが、なんといっても今話題なのは、重曹やクエン酸がすでにスプレーになっているものです。
使用方法が記載されている点が初めて購入する人にもうれしく、容器のデザインがシンプルで、向きを工夫すれば、パッケージのラインだけを見せて置く事もできます。また、噴射口を変える事で2種類のスプレーが使えるので、掃除をする箇所で使い分けができます。
キャンドゥで買えるクエン酸と重曹
キャンドゥでも粉状のクエン酸や重曹が購入できますが、キャンドゥではウェットシートタイプのクエン酸や重曹が販売されています。すでにそれぞれの成分が染み込ませてあるので、気になる箇所をサッと拭き掃除する事ができます。
重曹は「家具用」「網戸用」とあり、その他にスポンジで重曹をサンドしている商品もあります。クエン酸もウェットシートタイプの他、スポンジやポット洗浄専用のクエン酸もあります。
スプレーやペーストにするとさらに使いやすい!
100均のクエン酸や重曹は、すでにスプレーになっている商品もあり、作るのが面倒な方はそちらの商品を選ぶのもありですが、自分で作る方が断然コスパがいいです。「作り方」といっても難しい作業ではありませんので、ぜひ覚えておきましょう!
スプレー液の作り方は?
粉タイプのクエン酸や重曹はそのまま使う事もできますが、スプレー液にすると、キッチン・トイレ・お風呂など家のあらゆるところに使えるのでさらに用途が広がります。
クエン酸スプレー液の作り方は、空のスプレーボトルに水200mlとクエン酸小さじ1を入れて溶かします。重曹スプレー液の作り方は、同じように空のスプレーボトルに水200mlと重曹小さじ2を入れて溶かすだけです。なお、重曹は水に溶けにくいので、しっかり混ぜましょう。
なお、セスキ炭酸ソーダのスプレー液の作り方は、水100mlに対してセスキ炭酸ソーダ1gを混ぜ合わせるだけなのですが、グラム数を測るのが面倒なら、スプレーボトルに水500mlを入れ、セスキ炭酸ソーダを小さじ1~2を入れて混ぜても同じスプレー液が作れます。
頑固な汚れにはペーストでパックする!
粉タイプのクエン酸や重曹の使い方はそのまま使ったりスプレー液にして使ったりだけではなく、他の使い方もあります。それは、ペースト状にしたクエン酸や重曹でパックすることで、スプレー液では取れない頑固な汚れを取るという方法です。
ペーストの作り方は、クエン酸を適量とってペースト状になるまで少しずつ水を足していきましょう。重曹も同じようにペースト状になるように水を足すだけです。
使い方は、頑固な汚れにこのペーストを塗り込んでラップをしたら、数十分~数時間置いて拭き取るだけです。
【掃除術①】ダイソーのクエン酸を使った掃除術4選!
キッチンのシンク掃除
キッチンでは気になる汚れが色々ありますが、シンク周りの水垢は気付くとこびり付いて困ってしまいます。そんなシンクや蛇口などには、クエン酸スプレー液を拭きかけてスポンジでこすったり布巾で拭き取ったりしましょう。
クエン酸は電気ケトルの掃除にも使えます。電気ケトルにクエン酸大さじ2杯を入れ、水を入れたら沸騰させてそのまま1時間ほど放置します。水を替えてもう一度お湯を沸かしてから、最後に水で電気ケトルをすすげば終了です。
お風呂掃除
水垢がつくのはキッチンだけではありません。お風呂場のイスや洗面器、シャワーヘッドにも気付くと水垢がたくさんついている事がよくありますよね。そんな水垢に、クエン酸スプレー液を拭きかけてスポンジでこすりましょう。
鏡の水垢もなかなか落とせずに悩む事が多いですよね。ですが、鏡にスプレーをすると液が垂れてしまい、思ったよりもキレイにならない事も。そんな時にはキッチンペーパーで覆ってからスプレーして、少し時間を置けば水垢もキレイに取れるでしょう。
トイレ掃除
クエン酸には汚れを落とすだけでなく、消臭の効果もあるのでトイレ掃除にはピッタリなんです。便器にはもちろん、床や壁にもスプレーして拭き掃除をしましょう。
スプレー液で取れないしつこい汚れには、クエン酸ペーストを塗り込んで30分程してからブラシでこすり、クエン酸が残らないように水で洗い流してください。
リビング掃除
リビングは、ソファやクッションやカーテンなどの布製品が多く使われる場所です。洗濯機でまるごと洗えればいいですが、さすがにそうはいきませんよね。カバーやカーテンは、汚れたら洗えばいいですが、それよりもニオイが気になる事があります。
そういった布製品のニオイにクエン酸スプレーを吹きかければ、ニオイを中和してくれる効果が期待できます。床がフローリングなら、クエン酸スプレーを吹きかけて、水で濡らして固く絞った雑巾で拭けば、汚れを拭き取るだけでなく除菌の効果も期待できますよ。
また、クエン酸の代わりにセスキスプレーもニオイの中和におすすめです。例えば、洗濯するまでのランドリーボックス全体にスプレーをすれば洗濯までの嫌な臭いを中和させる効果が期待できます。さらに、生ごみに直接スプレーすることで臭いを中和してくれるだけでなく、雑菌の繁殖を抑える作用も期待できます。
【掃除術②】ダイソーの重曹を使った掃除術4選!
キッチン掃除
換気扇周りは油汚れもひどく、五徳も汚れがこびりついてしまいます。軽い汚れであればスプレーをして洗ったり、ペーストでパックしたりすれば落ちますが、汚れの落ちない五徳は重曹で煮て汚れを落とします。
水100mlに対して重曹小さじ1を鍋に入れ、沸騰したら五徳を入れて10分程度煮ます。そのまま冷ましたらスポンジでこすりましょう。
電子レンジの汚れも重曹でキレイになります。耐熱容器に水500mlと重曹小さじ1を入れて混ぜたら、600Wで3分加熱して庫内を蒸らすためにそのまま少し置いておきます。汚れが浮いてくるので、後はその汚れを拭き取るだけです。それでも取れない汚れは粉やペーストをブラシに付けてこすって落としましょう。
重曹の代わりにセスキスプレーを使うなら、重曹スプレーと同じように油汚れにまんべんなく吹きかけて、数分後に乾いた布で拭き取ったり、換気扇や魚焼きグリルなど、スプレーしてそのまま置いても油汚れが落ちない場合は、セスキ炭酸ソーダを溶かした液にしばらく浸けて置くと、きれいに汚れが落とせます。
お風呂掃除
浴槽や洗面器などについた皮脂汚れは、重曹でつけ置きしましょう。浴槽にお湯を溜めたら(残り湯でもOK)重曹を1カップ入れて溶かし、汚れの気になる小物を入れ、そのまま一晩つけ置きしてから洗い流します。床や壁などはペーストをブラシにつけてこすりましょう。
リビング掃除
カーペットやソファには、重曹を直接振りかけて掃除をしましょう。やり方は、茶こしに重曹を入れてカーペットやソファ全体にふりかけたら、ムラがないように手でなじませます。
20~30分おいたら掃除機の強モードで丁寧に吸い取ります。毛足が長いカーペットは、さらに念入りに重曹を吸い取り、もし外ではたけるなら、吸い込まないように気を付けながらはたいて重曹を落としてください。
リビングの照明やスイッチの皮脂汚れは、重曹スプレー液をタオルに付けてから拭き取るようにしましょう。
洗濯槽の掃除
重曹は、汚れを分解する作用を持っているので洗濯槽の掃除にも使えます。最大水位まで水を入れたら、重曹を1カップ入れて少し洗濯機を回し、そのまま5~10時間程度置いておきましょう。浮いた汚れはすくい取り、洗濯機を回して脱水まで終わらせます。汚れがなくなるまで数回すすぎと脱水を繰り返しましょう。
【掃除術③】ダイソーのクエン酸&重曹を合わせた掃除術2選!
クエン酸と重曹はそれぞれでも活躍してくれるのですが、2つを一緒に使う事によってアルカリ性と酸性が中和され泡が発生します。もちろんこの泡は安心できるものであり、この泡がそれぞれでは落としきれないしつこい汚れを取ることができるのです。
排水口の汚れ
「ちょっと触りたくないな」と思うキッチンやお風呂場の排水溝の汚れは、クエン酸と重曹の泡でスッキリさせることができます。
排水溝に重曹を振りかけ、その上からクエン酸を振りかけます。割合としては重曹が2に対してクエン酸1くらいでいいでしょう。クエン酸を振りかけたら、その上から少し水かぬるま湯をかけます。すぐに泡が発生するので、泡が落ち着くのを待ってお湯でキレイに洗い流しましょう。
子供のおもちゃ
小さな子供は何でも口に入れてしまいがちです。「汚れは心配だけど洗剤は使いたくない!」という時にはクエン酸と重曹なら安心してキレイにすることができます。
水250mlにクエン酸と重曹を小さじ1ずつ入れて混ぜます。シュワシュワとした炭酸水ができあがるので、この炭酸水におもちゃを浸けておくだけでキレイになるのです。
ですが、木や金属を使ったおもちゃの場合、染み込んでしまったり錆びてしまったりする可能性があるので使わないようにして下さいね。
ダイソーのクエン酸や重曹を使う時の注意点は?
掃除に便利なクエン酸と重曹ですが、注意点もいくつかあります。安全なものでも使い方を間違ってしまうと危険なものに変わってしまう事があるので注意しましょう。
【注意点①】ダイソーのクエン酸と混ぜると危険なもの
クエン酸は重曹を混ぜて使うと効果が上がりますが、混ぜると危険なものがあります。それは塩素系漂白剤です。塩素系漂白剤とクエン酸が混ざってしまうと有毒なガスが発生してしまうので、お風呂場で塩素系漂白剤でカビ取りをしながら、クエン酸で水垢掃除なんてことのないようにしましょう。
【注意点②】ダイソーの重曹を使う時は手袋をしよう
重曹は食用としてもありますし、入浴剤にも使われているので、肌に触れても安心ですが、長時間使用するときには素手ではなくゴム手袋をつけるようにしましょう。
特に油汚れがひどい箇所を掃除すると、どうしても時間がかかってしまいます。あまり肌荒れを起こさない方でも、手荒れを起こす可能性が高いため、重曹で掃除をする際はゴム手袋を着用するようにしましょう。
【注意点③】頑固な汚れは落とせないことも
クエン酸や重曹は、油汚れや水垢以外にも尿の汚れなどを落とすことができ、消臭・除菌の効果があるので万能なのですが、全ての汚れが取れるという訳ではありません。頑固な汚れは落ちないこともあるので、無理に落とそうと思って濃度を上げたり、放置時間を延ばしたりという使い方は、素材を傷めてしまう可能性があるので注意しましょう。
使えない素材についても知っておこう!
重曹やクエン酸は、なんにでも使える万能クリーナーのイメージを持つ方もいますが、使ってはダメな素材があります。キレイにするはずが、重曹やクエン酸を使ったせいで逆に変色させてしまうなど、よけいに汚く見えてしまう事も。しっかりと把握して掃除の際に注意するようにしましょう!
重曹と合わない素材は、アルミ製品、畳やイグサなどの天然素材、白木は変色するため合いません。テレビやパソコンの画面、木製品、竹製品、漆塗りは重曹の研磨作用で傷付けてしまいます。また、フローリングの床は、重曹を使う事で輝きがなくなります。
クエン酸と合わない素材は、使う事でツヤを消してしまう大理石などの石材、劣化を早めてしまうタイルの目地などに使われるコンクリートの他、鉄など錆びやすい金属も、表面の細かな傷からクエン酸が入り込んでしまい、サビを発生させてしまう可能性が高いため、使わない方がよいといわれています。
セスキ炭酸ソーダも、重曹と同じように白木、畳、アルミ製品、本革は変色させてしまうため、使用不可です。
ダイソーのクエン酸と重曹でエコかつ安全に掃除しよう!
ダイソーのクエン酸・重曹は「子供がいるから安心して使えるものがいい」「毎日使うものだから安く手にいれたい!」という人におすすめの商品です。
今までクエン酸や重曹を使ったことがないという人も、ダイソーの商品であれば「使ってみようかな」という気になったのではないでしょうか。さらに、ダイソーのセスキ炭酸ソーダもおすすめです。
どの商品も使い方さえ間違えなければとても安全で安心して使えるものなので、クエン酸と重曹、さらにセスキ炭酸ソーダで家中をピカピカにしちゃいましょう!