【女の子】ランドセルのおすすめ人気16選！選び方のポイントは？

ランドセルは同じものを6年間使うのが一般的です。しかも、値段もそこそこするので、ランドセルの選び方に慎重になる親御さんも多いのではないでしょうか。人が持っていないようなおしゃれなランドセルが欲しい！沢山入る大きさのランドセルが欲しい！など、希望も色々とあるでしょう。今回は、ランドセル購入にあたってのイロハやそれぞれのランドセルメーカーの特徴を学んで、買って後悔せずに済むランドセルの選び方を一緒に考えてみましょう。

メーカーが続々と新年度版のランドセルの販売を開始し始めるのが3月、4月の上旬には各メーカーのランドセルが出揃います。一般的には3月～6月頃にランドセルを購入する人が多いようです。入学するのは来春だからといって、うかうかはしていられません。決断出来ないまま購入時期を先延ばしにしてしまうと、おしゃれなプレミアモデルなどの女の子に人気のあるランドセルは売り切れてしまいます。ランドセル購入は、多くの選択肢のある早めの時期に検討しましょう。

初めて女の子のランドセルを購入する親御さんにとって「ランドセルの値段っていくら位するんだろう」という疑問は付きものですよね。ランドセルの値段は本当にピンキリで大雑把に言ってしまえば、ランドセルは3万円ほどから20万円をこえるものまであります。実際に購入した人の購入金額は、5～7万円が1番多く、購入した人の約7割がこの価格帯に収まっていると言われています。

女の子のランドセルの選び方で、値段の相場と同じくらい知りたいのが「何を基準に選んだらいいの？」ってことですよね。「子どもが使うランドセルだから本人に選ばせてあげよう」という親心も分かりますが、派手な色・おしゃれさ・他にない形状など物珍しさから勢いで買ってしまい、後々後悔しても後の祭り。女の子のランドセル選びに失敗しないために、女の子用ランドセルの選び方のポイントをまとめてみました。

ランドセルの大きさの大型化の影響で出てくるのが、小学生の腰痛や肩痛問題。どうせなら、同じ大きさでもなるべく軽いランドセルを選んで、子どもにかかる負担を減らしてあげたいですよね。ランドセルの重量は、ランドセルの大半を占める素材である「革」の種類によっても重さが変わってきます。

いまや女の子のランドセルの色は、赤色やピンクだけではなく、ラベンダーなどのパープル系や水色、キャメルなどの茶系を選ぶ子も増えていますよね。ひと昔前のランドセルと言えば、男の子は黒、女の子は赤というのがお決まりでしたが、現在は色の展開も増え、ランドセルの色やデザインで個性を出すことも出来るようになりました。特に女の子は、自意識が強くなってきた時期でもあるので、好きな色やデザイン性が高い、かわいくおしゃれなものを選ぶ傾向が強いようです。

メーカーは毎年、豊富な種類のランドセルをリリースしています。子どもの希望も取り入れつつ決めたいならば、バリエーションの良いメーカーやブランドを選ぶことをおすすめします。なお、人とは一味違う個性的なランドセルが欲しいという女の子は、「オーダーメイド」に対応しているメーカーやブランドを選ぶと希望が叶いやすいですよ。

女の子のランドセルの選び方で必ずチェックしておきたいのが、安全性や背負いやすさ。安全性の面では、「反射ベルト」や「反射ビョウ」といった反射材の有無をチェックしてみた方が良いでしょう。背負いやすさに至っては、実際に使う子どもに背負わせて、体に最もフィットするものを選び出すことが大切です。

ランドセルの大きさに関する規格が変わり、ランドセルの大型化が進んでいます。横幅がA4フラットファイルが入る内寸23cm以上、マチ幅が12cmや13.5cmが現在のランドセルの大きさの規格の標準です。また、出来るだけ沢山入る容量の大きいランドセルが欲しいという女の子は、中マチの大きさを広げて収納力をあげられるマチが伸縮するタイプも出ているので、チェックしてみて下さいね。

予算に合わせて、素材を選ぶという選び方をする人も多いようです。ランドセルの素材であるクラリーノ・牛革・コードバンの特徴は以下の通りです。

■クラリーノ：軽い・雨や汚れに強い・手入れが簡単と3拍子揃った人工皮革です。
■牛革：昔から使われている素材で、強度は抜群です。水に弱い素材ですが、防水加工さえ施されていれば、問題ないでしょう。
■コードバン：コードバンは馬のお尻の革のことで、稀少なので値段は高めです。耐久性は牛革よりも優れており、上品な艶が特徴的です。

6年間使うとなると、ランドセルの強度も気になるところですね。ランドセルの型崩れ防止には、内部の芯材の強化が不可欠です。特に、大型化したランドセルは型崩れしやすいので、耐久テストを繰り返し改良を加えているメーカーや、内部の芯材を強くする技術を持っているメーカーのランドセルを選んだ方が無難です。

ランドセルの選び方は、子どもが気に入るデザインを軸に、子どもの性格や体格の大きさにマッチしているか、親が客観的にチェックするのがおすすめです。具体的には、活発な性格なら耐久性の高い品質のものを、小柄な子どもには軽量化されたクラリーノをといったように子どもの性格や体格の大きさや今後の伸びしろを考慮し、事前に情報を収集して、いくつか候補をピックアップしておくと、購入する時の決断がスムーズです。

ランドセルは値段的にそう安いものではないので、出来ることなら大事に6年間使って欲しいですよね。何より育ち盛りで元気な子どもが使うものだけに、6年間の保証がついているものを希望条件に入れている人も多いのではないでしょうか。ランドセル購入の際はきちんとしたアフターサービスが受けられるのかどうか「6年間保証」の有無を確認しておきましょう。

ランドセルの色の決定は、使う子どもに色を選ばせるという選び方が1番多いようですが、女の子のランドセルにおいて、人気の色は大きく3つに分かれています。それぞれの色の人気に、さほど差はありませんが、色によって傷や汚れが目立つなどのデメリットもあるようです。

沢山の色のバリエーションが出ているランドセルですが、安定した人気があるのは、やはり赤・ワイン系の色なんですよ。特に、牛革において、ここ数年ダントツの人気を誇るのが、高級感を感じさせてくれるワインカラーです。

おしゃれで大人っぽいデザインが好きな女の子に人気を集めている、茶・チョコ系の色。男女兼用のランドセルにも使われる色なので、女の子らしさは足りないかもしれませんが、傷や汚れが目立ちにくいので、綺麗に使いたい女の子におすすめの色です。

ガーリーでかわいいもの好きな女の子に人気があるのが、ピンク・ラベンダー系の色。ピンクだけでも、パステルピンクやチェリーピンク、ローズピンクなど色の幅が広いですよね。ピンク・ラベンダー系の色のランドセルは、刺繍や装飾が凝っているものが多く、かわいいのですが、他の色と比べると特に薄い色のものは傷や汚れが目立ってしまうのが難点です。

2020年度版のランドセルが出揃ってきているこの時期。中には、即日完売するモデルもあるようですね。ここでは、女の子に人気のあるランドセルメーカーを集め、そのおすすめポイントなどをまとめてみましたのでご覧ください。

山形県に本店があるカバンのフジタ。カバンのフジタのランドセルは、雪国でも耐えられる耐久性が特徴です。ランドセルの形は子どもにかかる負担を少なくするために、横幅を約2cmカットしたキューブタイプを採用。独自の芯材「しっかりくん」で型崩れを防ぐ設計となっています。

「人と同じデザインが嫌！」という女の子におすすめなのが、ファッションブランドと開発したプライベートブランドのランドセル「三越伊勢丹オリジナル」。この三越伊勢丹オリジナルの特徴は、軽い人工皮革から高級感のある牛革素材といった素材を選べる点やデザイン性の高い点で、ランドセルにも個性を出したいおしゃれな女の子にピッタリです。近くに店舗がない場合でも、オンラインストアで購入することが出来ます。

子ども服ブランドで知られるミキハウスのランドセルは、キズや汚れに強く傷みにくい厳選された素材を使用していること、機能性が充実していること、さらには6年間の保証付きで、ランドセルの修理の際には代替ランドセルも用意されている点が特徴です。さらに、ブランドならではの上品なデザインや、リコーダーケースなどの小物も揃えられる点もおすすめしたいポイントです。

小田急百貨店には「小田急プラス」というオリジナルランドセルがあります。この「小田急プラス」、細部までこだわったデザインが個性的で、贈り物にもおすすめなランドセルなんですよ。その他にも、6年間保証や修理期間中のランドセルの無料貸し出しサービスといった「小田急の安心サービス」も付いています。

ランドセルで初めて文部大臣賞を受賞した技術力を持つキッズアミ。職人による手縫いなのに6万円ほどで手に入るというリーズナブルな値段が大きな特徴です。デザイン的には派手すぎずシンプルかつおしゃれな感じで、背負いやすさや使いやすさといった機能面は毎年改良を重ねられています。

1967年に業界で初めてクラリーノランドセルを発売したふわりぃ。おしゃれなランドセルデザインは、これまでに4回、グッドデザイン賞を受賞しています。ふわりぃのランドセルはデザインや機能が豊富でモデル数が多く、色に至っては、ネットでしか手に入らない色もあるのだそう。

全てが職人の手縫いで、6年間使っても型くずれしないと評判の、頑丈さと美しさを併せ持つモギカバンのランドセル。1929年創業のカバン工房ならではの皮革へのこだわりで、色合いや触り心地、使い込んだ時の劣化の少なさを大事にしている点が特徴です。

6年間安心して使えるように、縫い目の幅や角の仕上げなど、300以上の工程をかけて職人の手でランドセルを完成させる、品質にこだわりのある土屋鞄。使い心地も考慮した設計になっており、中でも実際の重さより軽く感じる「はばたくランドセル」という独自の技術で、身体への負担が少なく、背負い心地が良い仕上がりになっています。

イオンのかるずぽシリーズである「みらいポケット」。その大きな特徴は、何と言ってもその容量の大きさ。中マチが3cmから8cmまで広がるので、大マチと合わせると最大20.5cmのマチが出来ます。中マチが8cmまで広がると、筆箱や水筒まですっぽり入れることが出来るんですよ！「みらいポケット」は、独自の中マチの大きさで、荷物で手が塞がるというリスクを減らしてくれるランドセルなのです。

黒川鞄工房は、創業120年の歴史がある、工房系では最も古いブランドです。コードバンや牛革などの最高級の天然皮革を使い、全てを職人による手作業にて一つ一つのランドセルを作り上げているのが特徴です。肩ベルトが立ち上がるように設計された「はばたくランドセル」は、しっかりと背中にフィットする設計が、身体への負担を軽減してくれる効果があります。

女の子が憧れるおしゃれなガーリーブランド「メゾピアノ」のランドセル。大半のモデルの値段が10万円超という人工皮革のランドセルにしては少々高めな値段設定ですが、細部の作り込みやデザイン性の高さで言えば、他のメーカーを圧倒しています。メゾピアノのファンだけでなく、人とは違う個性的なランドセルを求める人にもおすすめのブランドです。

日本で作られる鞄のうち、70％以上を生産している、鞄の一大生産地の豊岡でランドセルを製作している羽倉。前年度は9月に全てのモデルが完売した人気のメーカーです。色のラインナップが豊富で15色から選べるモデルもあります。かぶせの鋲がないのも特徴で、この鋲を入れなくても革が剥がれない技術は特許を取得しています。

1950年創業の老舗、池田屋のランドセルはシンプルで無駄のないデザインが特徴です。また、壊れにくく耐久性に優れたランドセルにするため、肩ベルト・背あて・カブセの裏など、パーツごとに最適な素材を厳選して使用するといった工夫がなされています。

熟練の職人が、素材の状態に合わせて縫い加減を調整し仕上げた、質の高いランドセルを作る萬勇鞄。色やデザインが豊富にあるので、好みに合わせてランドセルを選べるのが特徴です。女の子のランドセルには、かわいい刺繍やパール加工したおしゃれなモデルを多数出しており、予算に合わせて素材を選ぶことが出来ます。

「体にピッタリフィットちゃん」とCMで歌われているように、フィットちゃんランドセルは、成長しても体にフィットする工夫はもちろんのこと、肩や腰の負担を考え、ランドセルの重さが肩以外にも分散するように作られています。ランドセルのふちが光る「安ピカッ」は、60m先からでも視認出来るので、薄暗い日や雨の日でも安心です。

セイバンのランドセルは、背負いやすくて丈夫なのが特徴です。「天使のはね」という機能は、肩ベルトの付け根にある樹脂素材のはねが肩への負担を約20％軽減してくれ、本体部分に使われている「タフかるプレート」という強い芯材が、ランドセルの耐久性を上げてくれる働きをします。

ランドセルを購入する前にある程度の希望の条件は絞っておきたいもの。カタログやホームページで大まかな情報をチェックするのは勿論のこと、ランドセル選びの意外な落とし穴や注意点も頭に入れ、希望する条件の優先順位なども考えておきましょう。

ランドセルには教材を入れる大マチと小物を入れる中マチがありますが、このマチの形状が丸いと納まりが悪いのでおすすめ出来ません 。マチは一般的なスクエア形状のものを選ぶようにしましょう。

変わった色や個性的なデザインは、目印にもなりますが、目立つが故に知らない人にも認識されやすく、何かしらトラブルに巻き込まれる可能性も無きにしもあらずです。目立ってしまうが故のデメリットもきちんと考えておきましょう。

髪の長い女の子に多いのが、背カンに髪を挟んでしまうトラブル。髪を挟みにくい構造の背カンのランドセルを購入しましょう。もし、既存のランドセルで登下校中に頻繁に髪を挟んでしまうようならば、背カンを覆うカバーが千円ほどであるので、覆って対処することも可能です。

メーカーによっては、おまけやオプションを付けて販売しているところもあります。実用的なものであれば良いのですが、中にはミニチュアのランドセルなど物珍しさに子どもが欲しがって、結局おまけやオプション目的で購入してしまったという話もよく聞きます。6年間使うランドセル、おまけやオプションよりも優先させなければならない条件があるはずです。おまけやオプションに惑わされないようにしましょう。

見た目はシンプルですが、キッズアミの女の子用ランドセルには刺繍いっぱい。ポケットのかわいい刺繍や内装のおしゃれな柄などの「さりげない部分のデザイン性の高さ」と「熟練の職人による手づくり」という安心感、耐久性・背負いやすさ・使い心地の3拍子のバランスの良さは、ランドセルメーカーの優等生的存在です。

「安ピカッ」機能や型崩れしにくい補強などの機能性にも優れ、刺繍やラインストーンや金具など、細部のおしゃれにもこだわったゴージャスさを感じさせるデザインを兼ね備えたフィットちゃんランドセル。安全面や機能性を心配する親御さんも納得の女の子に人気のランドセルです。

型崩れしないランドセルを作るため、独自の厳しい品質チェックをするという「企業姿勢」がとても好印象のセイバン。子どもの成長を考えた機能や、シンプル・キュート・スポーティなどどんな女の子の希望も叶えてくれる豊富なラインナップは選んで間違いなし！特にセイバンの「天使のはねランドセル」は子育てしているママが他の人にも薦めたいものに投票する日本マザーズ協会の『マザーズセレクション大賞』も受賞するほど、多くの人が買って良かったと評するランドセルです。

今回の2020年度版女の子のランドセルの選び方はいかがだったでしょうか？女の子のランドセル選びは、大きさや機能性などそれぞれのメーカーなりのウリがあるので、比べてはどちらにしようかと悩む場面も多々出てくるとは思いますが、色やデザインは6年間飽きずにしっかり使えそうなものをきちんと見極めましょう。その色・その装飾・そのデザイン、今はおしゃれに感じて、愛着を持ってくれていても、高学年になったら分かりませんよ。