布団の洗い方を徹底解説!自宅とコインランドリーはどちらがおすすめ?
布団の洗い方をご存知ですか?布団は古くなったら買い換えるものと思っていませんか?実は布団は洗うことで長く使えるものなのです。布団の洗い方はどんなふうにしたらいいのかについて徹底解説いたします。布団の洗い方は素材や手間を考えて、いい方法で済ませましょう!
目次
- 1布団はどう洗えばいいの?洗える布団の見分け方は?
- 2布団はなぜ洗った方がいいの?
- 3【布団の洗い方①】布団を洗う準備をしよう!
- 4【布団の洗い方②】洗濯機を使った布団の洗い方を紹介!
- 5【布団の洗い方③】浴槽を使った布団の洗い方を紹介!
- 6【布団の洗い方④】上手な布団の干し方は?注意点も!
- 7【布団の洗い方⑤】コインランドリーを利用すると便利で楽ちん!
- 8【布団の洗い方⑥】コインランドリーで布団を洗濯する方法を紹介!
- 9 布団は自宅とコインランドリー、どちらで洗うのがおすすめ?
- 10布団はどのくらいの頻度で洗うべき?
- 11布団の洗濯が面倒な人におすすめの方法3選!
- 12【番外編】布団と一緒に枕も洗濯しよう!
- 13【番外編②】布団の臭いや汚れを防ぐ収納方法を紹介!
- 14布団の洗濯は素材や状況、手間を考えて洗い方を選ぼう!
布団はどう洗えばいいの?洗える布団の見分け方は?
布団の洗い方はどうしたらいいのでしょうか?洗う頻度はどのくらい?洗える布団と洗えない布団があるの?どんな素材が洗える布団なのか、どのような洗い方やどのくらいの頻度で洗うべきなのかをお伝えしたいと思います。
布団はなぜ洗った方がいいの?
布団はカバーをつけて使用しているから、洗わなくても大丈夫と思っていませんか?頻度が多く、干したり、布団乾燥機をかけているから、清潔だと思うのは間違いです。どうしても汗染みや長い年月の汚れがたまります。半年から1年に1度くらいの頻度で洗う方が気持ちよく眠ることができるのです。
【布団の洗い方①】布団を洗う準備をしよう!
布団の洗濯タグを確認する
布団が洗えるかどうかは、まずはタグを確認しましょう。自宅で洗えるのは、洗濯マークと水洗いのマークがついているかです。タグを確認してくださいね。タグにドライマークがついている場合は、クリーニング屋さんに出してください。2016年12月に洗濯表示が変わりましたので、それ以前に購入している場合はタグをよく確認しましょう。
布団のサイズを確認する
自宅で布団を洗うためには、洗濯機の容量を確認しましょう。一人暮らし用の洗濯機(5キロ)は、シングルのものはほぼ大丈夫です。ファミリー用の洗濯機(〜8キロまで)は、シングル、セミダブルのものはオーケーです。ダブルは敷きパッドまで洗うことができます。
布団の素材を確認する
布団を洗えるかどうかは、布団の素材も確認しましょう。自宅では、化繊の布団は洗うことができますが、ウレタンや羊毛は難しいでしょう。タグを確認してみましょう。
布団の洗濯に必要なものを用意する
自宅で布団を洗う場合、洗剤、布団を入れるネット、干すスペースがあるか確認しましょう。洗剤は、ムラになりにくい液体洗剤やおしゃれ着用洗剤がベストです。布団が入る大きなネットも必要です。ネットに入れて、布団は洗ったらすぐに広げて乾かさないとカビ臭くなりますので、スペースを確保しましょう。ダブルバーの物干しスペースがあれば安心です。
【布団の洗い方②】洗濯機を使った布団の洗い方を紹介!
布団を洗濯ネットに入れる
洗濯機にいれて布団を洗うには、洗濯ネットにいれましょう。布団を縦方向に三つ折りして、巻いてネットに入れるのがコツです。ネットより小さめに布団をおって入れると、よれてしまうので、ネットの大きさに合わせていれましょう。
水を張った洗濯槽に洗剤を溶かしてから布団を入れる
洗剤はダマにならないように液体洗剤を入れましょう。先に水をはって、洗剤を溶かしてから布団を入れるのがおすすめです。
洗濯機の布団・毛布洗いコースで洗濯する
洗濯機に布団・毛布洗いコースがついていればそれに従ってください。通常のコースしかない場合は、洗濯時間を6分ほど、すすぎを2回、脱水を6分程度にして洗いましょう。
【布団の洗い方③】浴槽を使った布団の洗い方を紹介!
シャワーで表面の汚れを流す
シャワーを使う手洗いの場合は、最初に、浴槽の縁に布団をかけて、シャワーでさっと汚れを洗い落としましょう。
布団を浴槽に入れて踏み洗いする
シャワーで洗い流した後に、浴槽に水をためて、洗剤を溶かします。浴槽の縁にかけておいた布団を折りたたみ、上から踏みます。2〜3回、浴槽の水を入れ替えて、踏み洗いをしていきます。
布団を浴槽の縁にかけて水抜きする
布団を浴槽の縁にかけて、水を抜きます。布団がかなり水を吸っていますので、水を抜いた後にしばらくそのままにしておきましょう。放置時間は1時間くらいが目処です。これで手洗い完了です。
【布団の洗い方④】上手な布団の干し方は?注意点も!
布団は2本の竿にM字型にかけて干す
布団の干し方は、普通の布団干しのように干してしまうと、水分の重みで布団のわたが偏ってしまいます。二本の竿にまたぐようなM字型の干し方が重みを軽減できます。
陰干しできない場合は布などで覆う
布団の干し方は陰干しが色落ちを防ぎますが、ひなたの場所しかない場合は布を覆って、陰干しの状態をつくりましょう。干し方に工夫をしてみましょう。
あらかじめ天気予報を確認しておく
布団の乾燥には時間がかかります。とくに踏み洗いなどの手洗いをして脱水できなかった布団は、1日では乾ききれない場合もあります。布団を洗う場合は、2〜3日天気が良い日が続く時を選びましょう。
乾燥機を使う場合の注意点
浴室乾燥機能が付いている場合や、乾燥機を使う場合は、高温はNGです。低音で少しづつ動かしながら乾かすようにしましょう。
【布団の洗い方⑤】コインランドリーを利用すると便利で楽ちん!
布団をコインランドリーで洗うメリット3選!
布団をコインランドリーで洗うメリットは3つあります。時間が早く乾くこと、仕上がりがふっくらすること、除菌・消臭対策ができるという点です。大きな乾燥機は早く乾かすことができますし、生乾きもなく完全に乾燥させますので、気になる臭いはありません。
コインランドリーでかかる料金や時間の目安
コインランドリーの費用や時間の目安は、洗濯のみの場合は、敷布団であれば、時間は30〜40分程度で料金は500〜600円です。乾燥機だけの場合は、敷布団1枚30分〜40分、2枚は1時間以内で、料金は小(14kg)8分100円〜、大(25kg)6分100円〜です。利用するコインランドリーによっても異なりますので、確認してくださいね。
コインランドリーで洗えない布団もある
コインランドリーでは洗えない布団もあるのをご存知ですか?綿からできている和布団は綿が固まってしまうために洗えません。羽毛布団はコインランドリーで洗うと縮むので、自宅で手洗いした方が良いでしょう。またキルティング加工されていない布団は、詰め物が偏ってしまうのでコインランドリーを利用しない方が良いです。
【布団の洗い方⑥】コインランドリーで布団を洗濯する方法を紹介!
洗濯タグや洗える素材かどうかを確認する
コインランドリーで布団を洗う場合は洗濯タグを確認し、洗える素材かどうかチェックしましょう。基本的にドライマークがついているものはクリーニング屋さんにお願いした方が無難です。
布団をロール状に巻いてヒモで縛る
洗う前に布団をロール状に巻いてヒモで縛りましょう。そうすることで、中の綿が寄りません。煙突状にしたものを上中下の三箇所ヒモで縛ってくださいね。
大きめの洗濯機や布団専用の洗濯機で洗う
コインランドリーに布団洗濯用の洗濯機があればそれを利用しましょう。ない場合は大きめの容量の洗濯機を利用すると良いです。小さいものの方が値段が安いですが、時間がかかることを思えば、容量の大きいものを選んだ方がお得です。
最低でも1時間は乾燥させる
温度設定ができる乾燥機を使用できる場合は、高温で1時間設定にしましょう。布団の表面は乾いているように見えても、中は乾いていないことがあり、生乾きを防ぐためです。
布団は自宅とコインランドリー、どちらで洗うのがおすすめ?
布団は自宅とコインランドリーで洗うのに、どちらがおすすめでしょうか?もし、自宅に布団が洗える洗濯機がある場合は自宅で、ない場合や面倒な場合、日当たりが悪くて乾きにくいという場合は乾燥機もあるコインランドリーを選ぶと良いですね。
布団はどのくらいの頻度で洗うべき?
布団を洗う頻度は、半年から1年に一度は洗うべきです。人は寝ているときにたくさん汗をかきますし、毎日布団を干すことができません。自宅で手洗いできる場合は頻度を多く洗った方が良いです。アトピーやアレルギーの疾患のある場合も、清潔にしたほうがいいので、神経質にならない頻度で手洗いできると良いでしょう。
布団の洗濯が面倒な人におすすめの方法3選!
布団乾燥機を使おう
布団を洗うのが面倒な人は、布団乾燥機をかけるだけでも違います。天日干しと布団乾燥機をかけていれば、布団そのものの洗濯は数年に一度でも大丈夫です。布団には湿気が大敵なので、布団乾燥機による普段のメンテをするだけでもだいぶ違ってきますよ!
宅配クリーニングを利用しよう
布団の洗い方として、便利なのは宅配クリーニングです。布団は大きいし、重いのでクリーニングへの持ち込みが面倒です。集荷サービスがある宅配クリーニングを使えば、楽チンです。
マットレスカバーを使おう
どうしても布団本体を洗えない場合は、せめてマットレスカバーを洗濯しましょう。肌に当たる部分が清潔になりますので、それだけでも違います。
【番外編】布団と一緒に枕も洗濯しよう!
枕の素材を確認する
布団を選択するときに枕本体も洗濯しましょう。枕の素材をまず確認!残念ながら、そば殻や羽毛のものは洗えません。ビーズやポリエステル綿には洗えるものと洗えないものがありますので、タグを確認してくださいね。
洗濯機で枕を洗う方法
洗濯機で枕を洗うには、ドライモードやランジェリーコースがついていたらそれを使い、なければ弱流コースを選択しましょう。洗剤は布団を洗うときと同じく、最初に溶かして使うのがポイントです。
手洗いで枕を洗う方法
手洗いで枕を洗う場合は、洗面台か浴槽に水をためて、手で押し洗いしましょう。すすぎは、一度水を流し、水を流しながら押し洗いし、泡がでなくなるまで続けてください。
陰干ししてしっかり乾かす
枕の干し方は、布団と同じように陰干ししてしっかりと乾かしましょう。干し方は布団と同じく、陰干しですが、1日では乾かないことがありますので、風通しのよい日陰でしっかりと乾かすことが臭くならない秘訣です。
【番外編②】布団の臭いや汚れを防ぐ収納方法を紹介!
シーズンが終わって洗濯した布団を臭いや汚れを防ぐ収納方法があります。ご紹介する4つの方法から自分に合った布団収納法を取り入れてみてはいかがでしょうか?
湿気のない風通しの良い場所に収納する
湿気のたまりやすい換気できない部屋に布団を収納するのは避けましょう。窓を開けて、換気できる場所に収納してください。
通気性が良くて虫除けしてくれる布団収納袋を利用する
通気性のある布団収納袋の中に、布団と一緒に防虫剤を入れて収納すると虫やほこりから布団を守ってくれます。防虫効果のある布団収納袋もありますので、是非検討してみてください。
収納場所は天気のいい日は開けて空気を通して湿気をとる
収納する場所の環境が風通しの悪い場所しかない場合には、天気のいい日は窓を開けて、収納場所の扉も開いて空気を通すことで湿気をとりましょう。月に一度は換気できれば良いですね。
クリーニングの保管スペースを利用する
狭い場所に収納スペースがない場合には、クリーニング店のサービスに保管スペース利用があります。プロに任せれば保管も安心ですし、場所もとらないのでおすすめです。
布団の洗濯は素材や状況、手間を考えて洗い方を選ぼう!
いかがでしたでしょうか?布団には、汗やダニなどがたくさんいますので、不潔にしているとアレルギーのもとになります。意外に布団は家で簡単に洗うことができます。布団の洗い方や干し方、保管の仕方を知り、気持ちのいい布団で眠りませんか?