1ヶ月の食費の平均はいくら?節約方法7選も!【家族構成別】
1ヶ月の食費の平均が気になっていますか?家族構成別に見ると1ヶ月の食費の平均はいくら位なのでしょうか?1ヶ月の食費にはどんな節約方法がありますか?この記事では、家族構成別の1ヶ月の食費の平均や節約方法についてご紹介したいと思います。
目次
1ヶ月に食費はどの位かかってる?
1ヶ月の食費の平均がいくら位かかっているか考えたことありますか?自分の家族の食費って、よその家族と比べて節約できているのか気になる方もいるかもしれません。これから新生活を始める方であれば、1ヶ月の食費を計算する必要もあるでしょう。そこで今回は、家族構成別に1ヶ月の食費の平均や節約方法をご紹介したいと思います。
食費と収入のバランスをエンゲル係数でチェック!
1ヶ月の食費の平均を知るためには、まずはエンゲル係数を理解しておく必要があります。エンゲル係数とは何で、どのように計算するのでしょうか?1ヶ月の食費の節約方法を知る前に、エンゲル係数について復習しておきましょう。
エンゲル係数とは?
エンゲル係数とは、1ヶ月の総支出金額に対する食費の割合のことです。エンゲル係数を計算することで、1ヶ月の食費が多いか少ないかを知ることができます。エンゲル係数が平均より高ければ、食費にお金を使い過ぎていることになります。エンゲル係数は、以下の式で計算することができます。
エンゲル係数(%)=食費÷消費支出合計×100
エンゲル係数が25%を超えていたら使いすぎかも
総務省が発表しているデータによると、日本のエンゲル係数の平均値は約25%と言われています。エンゲル係数が25%を超えているなら、1ヶ月の食費にお金を使い過ぎている可能性があります。逆にエンゲル係数が25%より少ないなら、よく節約できているか食事にお金を使っていないという意味になります。1ヶ月の食費やエンゲル係数は、家族構成や生活している地域によっても異なってきます。
どこまでを「食費」とすべき?
1ヶ月の食費と一言で言っても、食べ物には色々な種類があるのも事実です。エンゲル係数を計算するためには、どこまでを食費に含めればよいのでしょうか?次に、1ヶ月の食事に含まれる種類についてチェックしておきましょう。
家庭内で消費するものは「食費」
1ヶ月のうちに家庭内で消費する食べ物は、食費に含めることができます。毎日の食べ物や飲み物など、家族みんなが食べる食費を含めることができます。家庭内で消費する食べ物以外にも、コンビニでの買い物やちょっとした外食も含めて計算します。毎日のように外食をする方であれば、食費=外食として計算することができます。
酒代は基本的に食費
1ヶ月の食費を計算する上で注意したいのが、お酒に使っている費用です。1ヶ月の酒代は、食費に含めるのが基本です。どれだけ食べ物で節約していても、酒代にお金を使っていると正しく計算できなくなります。ただし、毎月一定量のお酒のみを計算に含めることで正確なエンゲル係数を知ることができます。お酒の量が平均より多い家庭では、酒代を分けて計算することもできます。
こどものおやつも「食費」
1ヶ月の食費を計算する際には、こどものおやつも含めるようにしましょう。こどものおやつに意外と費用を使っていることがあります。毎日の食事で節約できていても、おやつを購入する金額が多いとエンゲル係数も高くなります。こどものおやつを食費に含めることで、トータルで節約の必要性を考えることができます。
1ヶ月の食費の平均は?【1人暮らし編】
これから1人暮らしを始めたい方であれば、1ヶ月の食費を計算する必要があるでしょう。1人暮らしの場合、1ヶ月の食費の平均はどの位なのでしょうか?ここでは、1人暮らしをする場合の1ヶ月の食費の平均をご紹介しましょう。
自炊派と外食派の平均
1人暮らしの1ヶ月の食費の平均は、自炊をするか外食をするかで大きく変わってきます。毎日ほとんど自炊をする1人暮らしの場合、1万5千円くらいが食費の平均だと言われています。一方、毎日のように外食をする1人暮らしの方であれば、3万円から5万円くらいが平均となります。もちろん、外食にも高級店からコンビニまで色々あるので食費は生活スタイルによって大きく変わってきます。
女性と男性のそれぞれの平均
1人暮らしの1ヶ月の食費の平均は、女性と男性によっても変わってきます。女性と男性では自炊できる人の割合も異なりますし、一般的に食べる量が違っています。1人暮らしの女性の場合、1ヶ月で2万円から3万円くらいの食費が平均です。1人暮らしの男性の場合、1ヶ月で3万円から4万円くらいが平均と言われています。これは、外食も自炊も含めた平均金額となっています。
1ヶ月の食費の平均は?【2人暮らし編】
これから2人暮らしを始める方であれば、1ヶ月の食費の平均が気になるかもしれません。2人暮らしの場合、1ヶ月の食費の平均はどの位になるのでしょうか?次に、2人暮らしの食費の平均を見てみましょう。
同棲カップル
同棲カップルで2人暮らしの場合、まだ結婚していない恋愛中の方が多いかもしれません。同棲カップルであれば生活費を別々に管理していることが多く、1ヶ月の食費は一人当たり約2万円が平均となります。自炊をする同棲カップルなら一人当たり2万円以内で済みますが、外食が多かったり頑張って作り過ぎたりすると食費が高くつきます。
新婚夫婦
新婚夫婦で2人暮らしを始める場合、家計管理や買い物の節約に慣れていないことがあります。一般的に2人暮らしの場合は、約4万円が平均的な1ヶ月の食費と言われています。新婚だからと頑張って料理を作り過ぎると、食費が余計にかかることもあります。一方、独身時代に外食が多かった人は自炊することで食費を節約できます。
共働き夫婦
共働き夫婦が2人暮らしをする場合は、収入が増える一方で外食やお惣菜を買うことが多いことがあります。お弁当を持って仕事に行ったり、帰宅してから頑張って自炊すると4万円台に節約することができます。昼食を外食で済ませたり交際費が多かったりする場合、1ヶ月の食費が6万円から8万円になることもあります。
1ヶ月の食費の平均は?【3人暮らし編】
3人暮らしの家族における1ヶ月の食費の平均は、子供の年齢によって大きく変わってきます。3人暮らしの家族における1ヶ月の食費の平均はどの位なのでしょうか?ここでは、3人暮らしの家族の1ヶ月の食費を考えてみましょう。
子供が幼児から小学生低学年
子供が幼児から小学生低学年の3人暮らしの家族の場合、1ヶ月の食費は4万円位が平均となっています。幼児の子供がいる場合は、ミルク代や離乳食が食費に含まれてきます。母乳で育てる場合は比較的安く済みますが、ミルクを中心で育てる場合は費用も高くなります。小学生低学年の子供がいる場合は、お菓子代にどれだけ使うかで違いが出てくるでしょう。
子供が小学生高学年から中高生
子供が小学生高学年から中高生の3人暮らしの家族の場合、1ヶ月の食費は5万円以上になることもあります。小学生高学年から中高生は、人生の中でも特に食べ盛りの年齢です。お肉や炭水化物など一般の食事代もかかりますし、おやつ代も必要になるでしょう。中高生の食欲は男の子か女の子かによって違いますし、運動部か文化部かによっても変わってきます。
1ヶ月の食費の平均は?【4人暮らし編】
4人暮らしの家族の場合、1ヶ月の食費の平均はどの位なのでしょうか?4人暮らしの場合、家族によって色々な構成が考えられるでしょう。ここでは、一般的な4人暮らしの1ヶ月の食費の平均を考えてみたいと思います。
一般的な平均額
4人暮らしの家族構成の1ヶ月の食費は、およそ4万円から5万円が平均と言われています。4万円から5万円あれば余裕があると感じるかもしれませんが、油断しているとすぐに予算をオーバーしてしまいます。4万円から5万円というのは平均の金額なので、地域や家族構成によって食費は大きく変わってくる可能性があります。
子供の年齢と性別で変わる
4人暮らしと一言で言っても、家族構成は子供の年齢と性別によって大きく変わってきます。小さな子供の家族構成もあれば、中高生の育ちざかりがいる4人暮らしの構成もあります。男の子と女の子でも食べる量が変わってきます。一般的には4万円から5万円が平均ですが、家族構成によって節約すべき度合いも違ってきます。
1ヶ月の食費を節約する方法7選!
1ヶ月の食費の平均が、一般的な家庭よりも多いと気付いた方も少なくないかもしれません。では、1ヶ月の食費を減らすためには、どんな節約方法があるのでしょうか?ここでは、1ヶ月の食費を節約する方法を7つご紹介したいと思います。
1. 自炊中心にする
1ヶ月の食費を節約する最善の方法は、自炊中心にすることです。外食が多い家族の場合、自炊中心の生活にするだけで食費を大きく節約することができます。自炊する場合には、買物したストックを利用して食材を使い切ることを心がけましょう。お友達との交際や特別な記念日に外食を楽しむことで、バランスのとれた節約生活を送ることができます。
2. 種類ごとに買い方を考える
1ヶ月の食費を節約する方法は、種類ごとに買い方を考えることです。食費を種類ごとに分けて管理することで、どの食材を節約できるかを分析できます。1ヶ月の食費を、生鮮食材、保存食材、お米・調味料、外食の4種類に分けることができます。生鮮食材には、肉や魚、野菜、果物などを含みます。保存食料には、缶詰や乾物、レトルト食品などを含めることができます。
3. 1回に使う金額を決める
1ヶ月の食費を節約する方法は、1回に使う金額を決めることです。スーパーマーケットに行くと、思わず予定以外の食材を買ってしまうという経験は誰にでもあるでしょう。1回に使う金額を決めておけば、予定外の食材を多く買ってしまうのを避けられます。クレジットカードで買い物する家族の場合は、現金だけで買い物することで1ヶ月の食費を節約することができます。
4. 食費用の財布を決める
1ヶ月の食費を節約する方法は、食費用の財布を決めることです。食費用の財布を用意することで、1ヶ月の予算の範囲で買い物ができるようになります。財布に生活費をたくさん入れていると、ついつい計算せずに使ってしまいます。食費用の財布に1ヶ月分のお金だけを入れておけば、予算オーバーになるのを避けて節約することができます。
5. まとめ買いをするなら1週間分を目安にする
1ヶ月の食費を節約する方法は、まとめ買いをするなら1週間分を目安にすることです。1週間分を目安にまとめ買いをすることで、食材をお得に購入することができます。毎日買物に行くとそれだけ食費に使う金額も多くなってしまいます。1週間単位でメニューを考えることで、1ヶ月全体の食費を節約することができます。
6. 買い物に行く回数を決める
1ヶ月の食費を節約する方法は、買い物に行く回数を決めることです。毎日のように何度も買い物に行くと、それだけ出費も増えてしまいます。買い物に行く回数を1週間に1回か2回と決めることで、予定外の出費を抑えることができます。買い物に行く回数を決めてしまえば、1ヶ月の食費を管理しやすくなります。
7. 外食とお酒のルールを決める
1ヶ月の食費を節約する方法は、外食とお酒のルールを決めることです。どれだけ食材の買い物で節約しても、外食やお酒でたくさんのお金を使っては意味がなくなってしまいます。外食やお酒は1ヶ月にいくらまでとルールを決めることで、過度の食費を抑えることができます。1ヶ月の外食の食費が多い家族は、回数や金額をしっかり計算しましょう。
主婦に学ぶ節約術!体験談を3つ紹介!
2人暮らしの新婚主婦の節約術
家族構成が夫婦2人の新婚主婦の場合、1ヶ月の食費を3万円以下に節約しています。結婚したのをきっかけに家計簿をつけ始め、1ヶ月単位ではなく1週間単位で計算することで節約に成功しています。買う食材によってお店を使い分けるのも節約の秘訣のようです。
3人暮らしの主婦の節約術
家族構成が3人暮らしの主婦の場合、1ヶ月の食費を2万円以下に節約しています。買い物の回数を極力減らすことで、余分なものへの出費を減らしています。1週間に1回だけの買い物のときもあるようです。買いたいものがある時は、本当に必要なものかと冷静になって考えるのが節約のポイントです。
4人暮らしの新婚主婦の節約術
家族構成が4人暮らしの主婦の場合、1ヶ月の食費を3万円以下に節約しています。毎週の買い物は月曜日と金曜日の2回に限定し、まとめ買いするのが節約のポイントです。1ヶ月2万9千円、1週間に6千円が食費の目安です。1回の買い物で4日分の食材を買うのが節約の秘訣だそうです。
食費の平均に振り回されずライフスタイルに合わせよう!
今回は、1ヶ月の食費の平均についてご紹介しました。家族構成だけでなく生活スタイルによっても食費が変わるというのは勉強になりましたね。1ヶ月の食費はちょっとした心がけで楽しく節約することができます。今回ご紹介した節約方法を参考にして、食費の平均に振り回されない自分らしいライフスタイルを楽しんでくださいね。