【手相占い】ラッキーM字線の意味と見方！どんな幸運が訪れるの？

強運をもたらす手相はいくつかありますが、そのひとつがラッキーM字線です。
手のひらにM字が現れる珍しい手相のことです。

生命線・知能線・感情線・運命線の4つが繋がり、アルファベットの「M」のような形を描きます。
生命線、知能線、感情線の3本は、ほとんどの人が持っています。ただ、運命線はなかったり、あっても薄い場合もあります。運命線がはっきりとしていないと、ラッキーM字線はできませんので、現れる確率の低い手相です。

4本の線が結びついて調和し、それぞれの要素が作用しあうことによって、バランスよく強運を呼び寄せる、それがラッキーM字線という手相です。

ラッキーM字線を形成するのは、生命線・知能線・感情線・運命線の4つで、手相において最も重要な線です。

まず、4つの線の位置を確認しましょう。

1.生命線：親指と人差し指のつけ根の中間あたりを起点に、手首に向かって伸びる線
2.知能線：親指と人差し指のつけ根の中間あたりを起点に、手のひらを斜めに横切る線
3.感情線：手のひらの側面（小指側）から人差し指に向かって伸びる線
4.運命線：手のひらを中心に、中指に向かって縦に伸びる線

次に、5つの点を探しましょう。

1.小指側側面にある感情線の起点
2.感情線が中指あたりで運命線と交わる点
3.運命線が下方に下がって知能線と交わる点
4.知能線が人差し指のほうに向かって生命線と交わる点
5.生命線の終点

最後に、上記5つの点を順番に結んでみてください。
線がきれいなM字を描いていたら、それがラッキーM字線です！

ラッキーM字線の手相は、4つの線の良い部分がバランスよく備わっていることを意味します。
感情、知能、健康、幸運がバランスよくもたらされる素晴らしい手相です。

一般的に、ラッキーM字線が右手または左手に現れる確率は、1000人に1人程度と言われています。
両手ともに現れる確率となると、さらに低い確率になります。

M字の形や濃さの許容範囲によっては、ラッキーM字線の手相を持つ人は少なくないという説もあります。
しかし、生命線・知能線・感情線が多くの人にはっきりと現れるのに対して、運命線を持つ人は多くありません。ある場合でも、はっきりとわかるくらいの濃さの線を描く確率は、20人に1人とも言われます。
そして、この4本の線がM字を描くくらいしっかりとした線として現れるのは、やはり珍しいケースでしょう。

ただし、手相は変化していくものと言われるように、運命線が現れることもあるようです。若いうちは運命線が現れていなくても、年齢を重ねるうちに運命線が濃くなり、ラッキーM字線が現れることもあります。また、日々の心がけや努力で人生は大きく変化しますし、手相にもそれが現れるという見方もできます。

「手相は右手でみるのか？左手でみるのか？」
地域・性別・利き手・年齢の違いによる等、いろいろな説があります。
しかし、最近の手相学では、両手を見比べてみて総合的に判断するのが理想であると考えられるようになりました。

右手・左手・両手にラッキーM字線が現れた場合、その意味の違いを紹介します。

右手には、後天的に獲得した要素が現れやすいと考えられています。
これは、脳と体との関係によるものです。

左脳　⇒　右半身の体の動きををコントロール
左脳：記憶や言語認識をつかさどる「論理脳」

つまり、右手には現在の状況や心のあり方、未来の運勢が現れると言えます。

このことから、右手にラッキーM字線が現れている場合、頭脳明晰で健康状態がよく、感情のバランスが取れ、幸運にも恵まれているという意味を持っています。

右手にラッキーM字線を持つ人は、自分の目指す未来に向けて、目標を持ち進んでいることでしょう。そのような人は周りからもサポートされやすいようです。

また、ラッキーM字線の要素のひとつである運命線は、子どもの頃にはなくても、社会に出て、30歳を過ぎてから現れることが多い手相です。30歳以降にラッキーM字線が現れた場合は、自分の努力によって理想に近づいていると言えます。

左手には、先天的に持っている要素が現れやすいと考えられています。
これは、脳と体との関係によるものです。

右脳　⇒　左半身の体の動きををコントロール
右脳：直感やひらめきをつかさどる「感覚脳」

つまり、左手には人が生まれ持った潜在的な運、性格、才能が現れると言えます。

このことから、左手にラッキーM字線が現れている場合、生まれながらに頭がよく健康にや幸運にも恵まれていることでしょう。
左手にラッキーM字線を持つ人は、その先天的な才能で、さまざまな状況においても運を引き寄せることでしょう。

先ほど述べたように、両手にラッキーM字線がある確率はかなり低く、珍しいケースです。右手・左手それぞれにラッキーM字線がある場合の意味を解説してきましたが、両手にラッキーM字線を持つ場合は、その両方を持ち合わせているという見方ができます。

左手の手相：生まれながらの頭の良さ、健康、人柄の良さ、強運
右手の手相：現在の状況における頭脳明晰さ、良好な健康状態、感情のバランス、強運、それを活かし理想の未来に向かって進む努力

つまり、ラッキーM字線を両手に持つ人は、先天的に恵まれたさまざまな才能に甘んじることなく、自分自身の努力によって強運を呼び込めることでしょう。

ラッキーM字線は4つの線から形成される手相です。それぞれの線の意味を紹介します。

生命線とは、親指と人差し指の中間あたりを起点に手首に向かってゆるやかにカーブを描く、三大基本線のひとつです。

生命線は、ほとんどの人にある線で、人間の生命力を表していると言われます。その明瞭さ、起点の位置、長さ、伸びる方向などから、健康状態や活力、病気や事故などの障害を知ることができます。

生命線の濃淡は、知能線や感情線と比較して判断します。
くっきりと太く、濃い明瞭な生命線は、強い肉体と精神力を表します。パワーが強く、スタミナがあるタイプです。
薄くて不明瞭な生命線は、体力か気力のどちらかが不足気味であることを表します。ただし、その横に運命線があれば、フォローしてくれる場合もあります。

生命線の起点が人さし指側の場合、覇気がありポジティブなタイプ、起点が親指側の場合、覇気がなくネガティブなタイプを表すと言われます。

生命線の長さは必ずしも寿命を表すものではなく、短い生命線は平凡な人生を嫌うという見方もあります。長い生命線は長寿の相を表し、線が向かう方向は人生の特徴を表しています。

体力や気力の状態を表す生命線ですが、その特徴を知れば役立てることができます。心身ともに健康であることは行動力にもつながりますし、健康面に不安がある場合はそのサインを受け取り、工夫次第でより良い生活を送ることができるでしょう。

知能線とは、親指と人さし指の中間あたりを起点に、手のひらを斜めに横切る線です。「頭脳線」とも呼ばれ、三大基本線のひとつです。

知能線が感情線と一直線になり、真っ直ぐ手のひらを横切る場合は、ますかけ線と呼ばれる珍しい手相になります。

知能線は、思考や行動の傾向、才能と適性、頭に関係する健康トラブルなどを読み取ることができます。明瞭さ、起点の位置、伸びる方向、形状などによって特徴があります。

太くて濃い場合は、理性で判断することが得意です。
薄くて不明瞭な場合は、深く考え決断することが苦手で、周りをサポートする役割が向くタイプです。

起点が生命線と重なる場合、慎重さがあり消極的な傾向があります。
起点が生命線から離れている場合、意欲的で積極的な傾向があります。

大きく分けて上向きに伸びる場合、現実主義で事業や商売に向いています。
下向きに伸びる場合、理想主義で芸術や音楽に向いています。

知能線が鎖状の場合、注意力に散漫さがあるという見方があります。
知能線が途切れている場合は、脳に関する障害を表すこともあり、注意が必要です。

「知能線」という呼び方からは、頭の良さや賢さがイメージされます。しかしどちらかと言うと、現実的か理想を求めるか、よく考えるか直感的かと言うような思考・行動のパターンを表しています。

感情線とは、手のひらの側面（小指側）から人差し指に向かって伸びる、三大基本線のひとつです。

感情線が知能線と一直線になり、真っ直ぐ手のひらを横切る場合は、ますかけ線と呼ばれる珍しい手相になります。

感情線は、感情表現や愛情表現、感受性などの特徴を知ることができます。
その見方は他の線と異なり、多少乱れているのが一般的です。少し乱れて線の幅の広い方が表現力が豊かで、全体にすっきりした線は感情の起伏が少ない淡々とした性格のようです。
また、起点、長さなどによっても特徴があります。

起点が上の方なら感情の表現が豊か、下の方なら感情をあまり表に出さないタイプです。

線が長い場合は、愛情表現が苦手な傾向があり、短い場合は、豊かな感受性で恋愛には積極的な特徴があります。

良い感情線を持つ人は人間的な魅力があり、周りとの人間関係も良好になるのではないでしょうか。その結果サポートを受ける機会も増え、強運を引き寄せるとも考えられます。

運命線は、手のひらを中心に、中指に向かって縦に伸びる線です。三大基本線に運命線を加えて、四大基本線と呼ばれます。

運命線は、仕事や社会との関わりにおける運勢の強さや、人生の転機の時期を読み取ることができます。

はっきりとした運命線を持つ人は、積極的に社会と関わりを持ち、社会的評価や成功を求める傾向があります。一方、現れていない人も多いことが運命線の特徴ですが、それは運勢の悪さを意味するものではありません。結婚して家庭生活で幸せをつかむ人生もあるでしょう。また、線が変わりやすいという特徴もあります。転職、結婚など環境の変化によって運勢も変わり、内面の変化とともに線が現れたり、濃くなることもあります。

運命線がはっきりと現れていることは、ラッキーM字線を形成する重要な要素です。運命を自分で切り開いていく中で、強運がもたらされるという見方もできます。

ラッキーM字線は4つの線から形成されるため、現れる確率はかなり低く珍しい手相と言えますが、どのような人に現れるのでしょうか？ラッキーM字線を持つ人の特徴を紹介します。

四大基本線がはっきりと現れ、しかも線がつながっていることから、運勢のバランスが良いと言えます。健康状態が良く、知性に優れ、豊かな感情を持ち、強運にも恵まれています。

・行動力がある
・目標達成までの道筋をしっかりと立てられる
・あきらめない心の強さ
・努力を惜しまず自ら人生を切り開く

日々、努力を重ねて自分の夢をつかもうとする力を持ち、その傾向が強運を引き寄せるという見方ができるでしょう。

「ラッキー」という言葉からイメージされるのは、「棚からぼたもち」のような思いがけない幸運を得ることかもしれません。しかし、ラッキーM字線を形成する4つの線の意味や人の特徴を見てきますと、「思いがけない」幸運だけではないことがわかります。

自分に備わった才能を十分に活かし、目標に向かって努力を続ける

その結果、引き寄せた幸せは、自分自身が納得できる幸せと言えるのではないでしょうか。

覇王線とは、運命線から太陽線と財運線がほうき状に伸びている手相のことです。

手のひらの中央あたりに熊手のような形が現れ、大吉相とも言われます。また、羽や扇のように広がる形から「羽扇線」、また、「三奇紋」や「三喜紋」と呼ぶこともあります。

太陽線は、社会的地位・人気運のような形のない財産を表します。
財産線は、金銭や財産など金運に関係があります。
社会との関わりを表す運命線を加えた3つの線が結びつくことでさらに大きな幸運が生まれる、とても珍しい手相です。

その人にとって天職と思える分野で成功できるという見方ができます。
政治・経済・スポーツ・芸能などで活躍する人が多い手相です。

俵紋は、人さし指、中指、薬指、小指に複数の縦線がある（指紋のある指指先部分は除く）非常に珍しい手相です。

これは米俵に由来する表現で、その名の通り財運・飲食運に恵まれ、生活に苦労することのない人に現れます。この手相を持つ確率はかなり低く、すばらしい運の持ち主と言えるでしょう。

ベンチャー線とは、生命線の上部から知能線を越えて人差し指に向かう縦の線です。

希望線・向上線・努力線とも言われ、現れる確率が低い手相です。名前の通り、向上心を持って計画を立て、目標に向かって努力し、成功を切り開く人に現れます。

努力家で、困難を乗り越えて夢をつかもうという意志力が強いために頑張りすぎてしまう面もあります。
目標への執着が強すぎるあまり、それ以外のものが見えにくくなることもありますが、強い意志力に柔軟性が加わると、結果としてさらに良い方向に進むという見方もできます。

ますかけ線とは、知能線と感情線が一直線になり、真っ直ぐ手のひらを横切る、とても珍しい手相です。

つかんだものを離さない「百握り」や「猿線」とも呼ばれることもあります。

ますかけ線の手相を持つ人は、強運と天性の才能があり、リーダーシップもあります。天才型で、その人自身に魅力がありカリスマ性も発揮します。独立開業など個人で行う仕事が向いています。

他の線が加わると、さらに運気が上がると言われています。
・ますかけ線＋太陽線
・ますかけ線＋運命線
・ますかけ線＋太陽線＋運命線
・ますかけ線＋財運線

一方、ますかけ線は波瀾万丈の運を表すとも言われ、困難な状況に直面することもあります。しかし、そこから抜け出せる強運も持っているのです。自らの才能に気づき、自分の得意分野に出会うことで、その実力は発揮されます。自分の夢に向かって進めば、成功を収めることができます。

福つかみとは、自然に手を握った時に隠れる位置にあり、どの線にも触れていないホクロがある手相です。

手のひらの真ん中付近にありますが、特にド真ん中にある確率は低く、強運と言われています。

「福をつかんだら絶対に離さない」と言われる手相で、特に金運が良いとされます。お金に苦労することは少なく、勝負事にも強いでしょう。
手のひら中央部の凹んだあたりを火星平原と呼びますが、この場所にあるホクロは、その位置によっては精神的な大変さや思考力の低下を表す意味もあります。

ホクロも他の手相と同じように、日々変化するものです。良くない暗示があっても、心がけ次第で運勢も変わります。福つかみの手相が現れている人は強運を持つことに変わりはなく、そのパワーを活かして良い方向へ進んでいけるでしょう。

二重ソロモンの環とは、人さし指のつけ根を囲むような環紋（ソロモンの環）が二重に現れる手相のことです。

人さし指の下は木星丘と呼ばれ、ソロモンの環には木星環という別名もあります。
1本現れるだけでも良い意味を持つので、2本現れる二重ソロモンの環は、より強運を引き寄せる珍しい手相であるという見方ができます。

ソロモンの環の手相を持つ人は、プラス思考で積極的、頭が良く、リーダーシップを持つという特徴があります。二重ソロモンの環を持つ人は、加えて優れた直感力、独特の感性という特徴も合わせ持っているのです。

財運線とは、小指のつけ根に向かって伸びる縦線が現れる手相です。

小指のつけ根あたりを水星丘と呼ぶことから、水星線という別名もあります。この手相を持つ人は金運に恵まれ、お金に対する満足度も高く、商才にも長けているという特徴があります。財運線がない人も多いため、珍しいと言えます。

その財運線が長くハッキリしている、これはさらに珍しいケースです。
小指に向かって伸びる財運線は、起点の位置によって手相の見方はさまざまですが、芸術の分野で成功・仕事の成功・努力による成功など、どれもよい手相です。

太陽線とは、薬指のつけ根に向かって伸びている線が現れる手相です。

薬指の下あたりは太陽丘と呼ばれる重要な場所であり、ここに現れる太陽線を持つ人は、金運だけでなく社会的地位や人気があり、周りからのサポートを受けやすいという特徴があります。太陽線を持たない人も多く、珍しい手相です。

この太陽線は、一般的に感情線のあたりまで伸びます。それを超えて長く伸びてハッキリしている確率は低く、努力が報われ金銭的な強運を引き寄せることでしょう。さらに、そのスタート地点が運命線から分岐している場合は最良と言われ、仕事上で成功を収める手相であるという見方もされています。

ラッキーM字線という手相について説明してきました。その名前からは、苦労せずに幸運をつかめる手相のようなイメージがあるかもしれませんが、実際にはその人の努力にも関係があると言えます。

左手のラッキーM字線が意味する先天的な才能や強運、右手のラッキーM字線が意味する現在の恵まれた状況を活かして理想の未来に向かって進む努力、その両方があってこそ幸運を掴むことができるのです。