【手相占い】感情線の意味21選！枝分かれ/二本/切れてる/フィッシュ

生命線・頭脳線とならび、手相占いの3大基本線と呼ばれる感情線。手相の中でも特に見分けがつきやすい線です。この感情線の意味は、その名の通り喜怒哀楽を表現しています。過去に受けた悲しみや喜びなども浮き出ると言われているため、その人の性格がわかる手相です。

感情線の終点がどこに向かうのか、長いのか短いのか、線は二本あるのかなどでその手相の特徴が違ってきます。早速あなたの手相を確認しながら占っていきましょう。

ここでの手相占いの方法は、感情線の起点部位（感情線が始まるところ）を確認して占っていきます。

感情線が始まる高さで占える事は、感情の出し方がわかります。あなたは明るいタイプでしょうか？それとも落ち着いたタイプなのでしょうか？占ってみましょう。

感情線の標準とされる起点部位は、小指側の手首から小指の長さを4等分した長さを目安にし、小指側から4分の1のあたりが基準的・平均的な位置となります。

ここから感情線が伸びている人は、感情のコントロールバランスが優れている人です。よほどのことがない限り激高したりまたは冷淡な態度を取る事はないでしょう。

感情線の起点部位が、基準の高さよりも小指側から始まっている場合を占います。

高い位置から始まる感情線をもつ人は、明るい人で外向的な性格のため、情熱的にみられることが多いでしょう。ただ、感情のコントロールが難しく、短気な部分があるので気をつけましょう。

行動的という特徴も備えているため、高い理想や目標をかかげ、持ち前のパワーでどんどん行動を起こして実行して行けばこの手相のいい面が活かせます。

感情線の起点部位が、基準の高さよりも手首側から始まっている場合を占います。

低い位置から始まる感情線をもつ人は、落ち着いていて、内向的な特徴を持っています。感情を表に出すことを不得意とするタイプのため、冷淡に見えてしまう事もあるでしょう。

ですが、客観的に物事を見る能力に長けているので、判断は冷静で的確なことが多く、軽々しく発言をしないため、的確な判断を下せるでしょう。

感情線の長さは、感情線の終点部分がどのくらいの長さで終わるのかを確認します。

感情線の長さは、その人の心の温度・人間味のようなものを占っています。あなたは情熱的なのでしょうか？それとも冷静なのでしょうか？占ってみましょう。

基準となる感情線の長さは、感情線の終点が人差し指と中指の間の部分で終わる長さのことを言います。

この長さが基準的な人の場合、バランスのとれた考え方を持っている人です。偏りが少ないため、バランスよく自分を表現できるでしょう。

感情線が長い人の特徴は、愛情が深く情熱的な人です。積極的に人と関わりを持とうとするため、人脈が広く、豊かな人言関係に恵まれるでしょう。

ですが、この長い感情線が急カーブを描いていたりすると、情熱的な部分の強くなるため、感情的になりすぎる事もあります。下に詳しく表記しましたので、合わせて占ってみましょう。

感情線が短い人の特徴は、冷静沈着・さっぱりとした性格の人です。理性的に物事を判断し、客観的に物事を捉えることのできる人です。

合理的な意見を優先するため、利己的で冷酷にみられ、人間味が薄いなんて言われる事もあります。

しかし、表現方法に気を使えば心強いアドバイザーとして信頼される事もあるでしょう。

感情線の向きは、起点から終点にかけてのカーブの具合や、終点がどの位置に来ているかをみていきます。

長い感情線を持ちながらまっすぐだったり、短い感情線を持ちながらも急カーブをしていたりすると、どのような特徴が出るのでしょうか？早速占っていきましょう。

感情線の終点が中指の付け根に向かう場合、急カーブをしていて、短い感情線を持っている事になります。

この感情線をもつ人は熱しやすく冷めやすいという特徴があります。感情の短距離ランナーというイメージです。愛情豊かで家族や恋人に尽くしている反面、不倫や浮気などに心が動いてしまう事も……。

少し未来の事も考えて、感情的になりすぎないよう、自分をコントロールできると、その集中力の高さで仕事や趣味の成果をあげることができるでしょう。

感情線の終点が人差し指と中指の付け根に向かう場合、急カーブをしている感情線を持っている事になります。

この感情線をもつ人は大変愛情深く、献身的に尽くすという特徴があります。女性の場合は良妻賢母、男性の場合はイクメンなどとも言われる場合があるでしょう。とてもパートナーや周りの人を大切にするタイプです。

ですが、感情線が急カーブしている場合、感情の激しさを特徴として持っています。そのため好き嫌いが激しく、潔癖な一面も持っています。

感情線の終点が人差し指の付け根の木星丘向かう場合穏やかなカーブをしていて、長い感情線を持っている事になります。

この手相をもつ人は、人間としての情が豊かで誠実な人でしょう。人から信頼されるような人格者です。

ただ、この手相の特徴として情に流されやすいという事もあり、心配や不安が募りやすく、ストレスを溜め込みやすいため、自分なりのストレス発散方法をもつと良いでしょう。

感情線の終点が人差し指を超え、木星丘を突き抜ける場合、やや急カーブをした、大変長い感情線を持っている事になります。

この手相をもつ人の特徴は、大変愛情深いのですが、独占欲も深くなってしまいがちです。そのため、ひとたび独占欲が強くなってしまうと、自分の思い通りにならない相手に対して強い不満を感じてしまい、問題行動にででしまう場合もあります。

1人の人間だけに愛情を傾けるのではなく、趣味や仕事にその愛情を注げると、その情熱の深さで、目を見張る成果をあげることができるかもしれません。

感情線の終点が人差し指を超え、木星丘の下を突き抜け側面に出ている手相は、ややカーブのゆるい、大変長い感情線を持っている事になります。

この手相は、感情線が特別長いのに反し、カーブがゆるいため、独占欲や嫉妬心が強く感情的になる傾向があります。愛情深く情熱的なのですが、感情のコントロールが不得意なため、自分の感情を抑えられずに行動をして後悔してしまう事もあります。

感情が高ぶって来たら、周りを見渡してできるだけ落ち着いて対処するよう心がけましょう。最初はうまくいかなくても段々と感情のコントロールができるようになっていきます。

感情線は太い線ですが、まっすぐな1本線ではなく、時には二本に枝分かれをしている場合や三本に枝分かれしている場合もあります。

ここでは、感情線の終点がどのように枝分かれしているのかでどのような考え方をしているのかが占えます。早速占ってみましょう。

感情線が枝分かれをしているということは、感情の分散を意味しています。そのため、この手相をもつ人は、真面目な性格で常識的に物事を処理するでしょう。

人に嫌われることはあまりなく真面目な恋愛をするため、結婚につながりやすい手相と言えるでしょう。しかし、感情線の終点が木星丘に達していない場合は、一般的に堅物と言われている人になりやすく、恋愛では発展しにくい手相となります。さらにこの手相に合わせて、結婚線が真横に伸びている場合、より保守的な結婚観を持っています。

結婚線は小指の下に出る、水星丘の領域に現れる線です。

感情線の枝分かれで大切な事は、枝分かれした感情線の終点がどの部分にあるかで占いの結果が変わって来ます。ここでは木星丘に届かない短い手相と、木星丘まで届く長い手相を説明します。

感情線が三股以上に枝分かれし、人差し指の下の木星丘まで届かない場合は、感情の分散と短い線のために、自己表現が不得意で周りに気を使うタイプです。

周りに気を使えるので、周囲に溶け込めますが、自己表現が苦手なためにストレスを溜めてしまう事もしばしばあります。

感情線が三股以上に枝分かれし、人差し指の下の木星丘に入り込んでいる場合は、感情の分散と長い線により、明るくおおらかな社交性のある人です。

人見知りがなく、ホスピタリティーを持ち合わせているため、人間関係が豊かです。

初対面の人とも緊張せずに対応できるでしょう。

感情線が二本に枝分かれをし、下の支線が生命線を横切っている場合、恋愛での執着心が強い手相となります。つまり、この手相の持ち主は過去の恋愛を引きずってしまうタイプです。

嬉しい思い出が残っているのならいいのですが、失恋の思い出が心に強く焼きつき、次の恋愛に移れないようであれば、自分と向き合って気持ちを整理する事も必要でしょう。

徐々に前向きに捉えることができるようになれば、徐々に線が薄くなる事もあります。手相は考え方と共に変わりますよ。

感情線がまっすぐで直線的な場合、感情の起伏があまりないという意味合いになります。喜怒哀楽の感情にも乏しく人付き合いもあまりうまいタイプとは言えません。

ですが、冷静沈着で無理な事は行わない上に、人になびくことがなく自分を持っているため、個人プレーで力を発揮します。

また、恋愛面では浮気の心配はなく一途です。

まっすぐに伸びた感情線が、手のひらの側面まで伸びている手相のことをますかけ線と呼びます。ますかけ線についての詳しい説明は下記のリンクを参考にしてください。

感情線が二重になっている手相は、大変情熱的な人です。エネルギッシュで行動力があります。通常一本のところを二本も持っているので、見た目通り普通の人の２倍の情熱を持った人となります。

負けず嫌いな人が多く、逆境に陥った時に真価を発揮します。真正面から問題を捉えてエネルギッシュに乗り越えていくでしょう。

この二重感情線をもつ女性は、仕事も家庭も両方に情熱が注げるという特徴があります。また、そう行動した方が家庭が安泰です。

非常にエネルギッシュで社交的なため、異性からのアプローチが多い人です。また、自身も愛情が多くそれを受け止めて欲しいと感じているため、一人の相手では満足ができない場合があります。

その場合は、相手の女性がエネルギッシュな愛情や情熱をしっかりと受け止めてくれる人であると、浮気などのトラブルは無くなり良き夫、良き父親として振舞ってくれます。

感情線が短く切れてしまっている場合、感情のコントロールが苦手な手相となります。どこで感情線が切れてるかによって特徴が変わって来ます。

中指の下、土星丘直下の感情線が切れてる手相の人は、自分が原因ではない恋愛のトラブルを抱えやすいでしょう。例えば、仕事で遠距離恋愛になってしまったり相手の両親との仲が悪かったりと自分発端ではない原因で恋が実らないことがあります。

薬指の下、太陽丘直下の感情線が切れてる手相をもつ人は、プライドが高くワガママな人が多いです。自尊心を傷つけられたと感じると、感情が乱れますので自我をなるべく抑えるように心がけましょう。

小指の下、水星丘直下の感情線が切れてる手相をもつ人は、自己中心的・利己的な人が多いです。他人のことを考えないため、自分の欲求が満たされないと、感情のコントロールが効かなくなります。気をつけましょう。

全体的に感情線が多く切れてる手相をもつ人は、とてもデリケートな人で繊細な神経をしています。

集中力が途切れやすく、興味があって始めたことなのに長続きしなかったり、コロコロと興味の対象が移っていきます。

また、精神的にも安定せず、感情のコントロールに苦労するでしょう。どんな時に自分が不安定になるのかを意識して、その場面になったら対処できるよう前もって対応策をもっていると心が安定して来ます。そうすることで、感情線も太いものになっていくでしょう。

感情線の支線が二本に分かれ、まっすぐ伸びて頭脳線に繋がっている手相の場合、強い意志をもって才能を勝ち取った努力の手相です。自分の信念を信じて貫いて来た人です。

女性の場合、結婚後に支線が伸びて頭脳線がつながる場合もあり、芯の強さが手相に現れたのだと言えるでしょう。母は強しという手相です。

手相を見ていると感情線に限らず、線が二本に分かれその後再び合流する「島」と呼ばれるマークが浮き出る場合があります。

この「島」は「停滞」を表す記号となります。現れた場所により、何が停滞するのかが違って来ますので、詳しく占っていきましょう。

感情線上の薬指の下あたりに島のマークが現れた場合は、眼科系の停滞を意味します。視力や目の病気に気をつけましょう。

感情線上の小指下のあたりに島のマークが現れた場合は、婦人科系の停滞を意味しています。自覚が無くとも、健康状態を確認しておくと安心です。

「島」と「フィッシュ」の手相は似ていますが、実は真逆の意味を表している手相となります。島は停滞を意味する手相でしたが、フィッシュは運勢の好転を意味する吉相です。

この吉相が感情線上出ると、愛情面での嬉しいサプライズが期待できます。一見、トラブルのようなことが起きても、その後サプライズのような楽しいことが起きたり、感情が満たされることになるでしょう。

この手相が現れたら幸運が舞い込む兆しです。

まず、鎖状になった手相というものは、連続した島が重なったものです。つまり、島の連なりなので、停滞が続いていくという状態となります。ただ、島よりも凶度は弱く、島がいきなり来る不幸で、鎖はじわじわ続く不幸というような位置付けとなります。

この鎖が感情線上に出ている手相は、繊細な人と言えるでしょう。ちょっとしたことで落ち込んでしまったり、ちょっと相手の態度に違和感を感じただけで傷ついてしまったりします。

ですが、芸術家肌とも言える線で、持ち前の繊細さで自分の才能を開花させ、大成する人もいます。

また、女性の場合は、繊細な気遣いができるので、異性からモテますが、繊細なゆえにストレスを溜めやすいので、自分なりのストレス発散方法をもっていることが重要です。

感情線はその名のとおり、感情の変化やその人の正確を表す手相です。過去に経験した喜びや悲しさも表す場合があります。

そんな感情線は、自分の性格を象徴するバロメーターのようなものです。あなたの感情線はまっすぐですか？カーブが強いですか？感情線の性質は様々あります。

一人として同じ手相の人はいませんから、対象の手相をよく確認し、複合的に占っていくことが大切です。一見矛盾するような手相があっても、恋愛に関してはこう出るが健康に関しては違ってでた。というようなこともあります。数をこなせばこなすほど、占いが正確になっていきますよ。