2018年06月08日公開
2018年06月08日更新
産褥ショーツは出産準備に必要?ママに人気のおすすめ10選!
初めて出産するママが疑問に思う出産準備アイテムの1つにあげられる産褥ショーツ。 下着のことはなかなか聞きにくいですよね。初めての出産ならなおのこと。 ここでは産褥ショーツの使い方やメリット・デメリット、ママに人気のおすすめ産褥ショーツを紹介します!
出産準備に必要?産褥ショーツとは?
産褥ショーツ(さんじょくショーツ)は出産準備品の中に必ずといっていいほど書かれているアイテムの一つです。
産褥ショーツとは産後直後から始まる悪露の手当てに使うショーツの事で、はっ水・防水性素材が使われています。
そして生理用のショーツよりも大きく、股の部分で開閉できるタイプのものが多いです。
私がお世話になった産院では、出産の入院時に病衣に着替える時に一緒に産褥ショーツに着替えるようになっていました。助産師さんがお産の進み具合をチェックしてくれたり、陣痛が進んでからの診察もショーツを脱ぐ必要がないので楽でした。
産褥ショーツの使い方
使い方は、基本的に生理用のショーツと同じです。
生理ショーツと大きく違うのは、クロッチと言って股の二重に縫い合わせられた部分が開閉できるようになっていることです。たまたお腹の左右が開く全開タイプもあります。
産褥ショーツの使い方は、産後だけだと思いがちですが、陣痛が来たり、破水して時点で着替えることが多いです。出産のために病院に入院する際に必要ですので、産褥ショーツは入院する前に準備しておきましょう。
産前は陣痛中のお産の進み具合を診察したり、破水や出血に備えて産褥パッドと合わせて使います。
産後は会陰の傷を消毒したり、悪露の具合を看護師さんや助産師さんが確認しに来てくれるので、産褥ショーツを履いたままベッドで寝た状態でチェックしてもらうことができます。
また、産後は大量の悪露が出ますので、赤ちゃんのおむつほどの大きさの産褥パッドを使用します。生理用ナプキンよりも大きいので産褥ショーツを使うことをおすすめします。
何枚必要?
産褥ショーツは出産する産院で準備される入院パックに含まれていることもあるので、購入する前に産院に確認するといいでしょう。
産褥ショーツは産院で準備されるものも含めて最低2枚、洗い替えや汚れることも考えると3枚~5枚はあると安心でしょう。帝王切開の予定があるママは普通分娩よりも入院期間が長いことが多い場合があることも考えておくといいですね。
洗濯の関係や入院時のママの具合などに合わせて買い足すのもいいと思いますが、退院するとあまり使わないので、入院してから買い足す場合はよく考えた方がいいかもしれません。
いつまで使う?
産褥ショーツは産後の悪露が1ヶ月くらい使用することができます。
悪露が多い期間は大きな産褥ナプキンをつける必要があるので、生理用ショーツより大きな産褥ショーツの方がいいですが、悪露が落ち着いてきたら生理用ショーツを使用することも可能です。
産褥ショーツは生理ショーツに比べてゆったりとしたつくりになっていて、股上が深いものが多いので産後1ヶ月くらいはラクでいいと思いますが、マジックテープがついているものが主ですので、普段使いするには不向きだと思います。
筆者は3人出産しましたが、産褥ショーツは長くても産後2週間くらいしか使いませんでした。次女、三女の時は入院時しか使っていなかった気もします。
産褥ショーツの必要性は?
産褥ショーツは絶対必要なの?生理用ショーツでもいいんじゃない?と思う方も多いと思います。
筆者の経験から言いますと、産褥ショーツは絶対必要だと思います。
産褥ショーツは入院~退院までの間は履いていた方がいいと思います。
入院期間中は会陰の傷を消毒や縫合した場合は抜糸、退院前の診察など何かと診察される機会もありますし、普通分娩だとしても出血量などで安静にするように言われた場合などには看護師さんにナプキンを交換してもらったりするので、生理用ショーツだと非常に面倒です。
また帝王切開だった場合、産褥ショーツを履いて寝たままの状態で診察を受けられますし、術後のデリケートなお腹を包んでくれるので安心感もあります。
ここでは産褥ショーツのメリットとデメリットを見ていきたいと思います。
出産直後の悪露対策
悪露(おろ)というのは、子宮内に排出された分泌物のことで、出産時に剥がれ落ちた胎盤や子宮内膜が混じった分泌物が主です。
悪露は普通分娩だけでなく、帝王切開のママにもあるので出産したら必ず経験します。
出産直後の悪露はどれくらい出ると思いますか?
正直、びっくりするくらい出ます。大丈夫なのというくらいです。もちろん、少ない方もいるとは思いますが、最低でも生理の一番多い時レベルは出ます。
ですから、大きな産褥ナプキンをする必要がありますし、漏れたり汚れたりすることも考えなければいけません。
産褥ショーツは生理用ショーツに比べて、はっ水・防水素材が広範囲に使用してあるものが多いので、漏れにくくなっています。また汚れても落ちやすくなっている加工のものもあります。
ナプキン交換が簡単
ナプキンの交換が簡単、というのは自分でやる場合ではなく、助産師さんや看護師さんに替えてもらう場合です。
出産直後は自分で立ってトイレに行って、という普通の事が結構つらいです。
少なくとも筆者はそうでした。正直、1人目の時は出血量も多く立つのもやっと状態でしたが、産褥ショーツのおかげで、ベッドに寝たままの状態で看護師さんにナプキンを交換してもらえたのはとても助かりました。
自分でトイレに行って交換する場合に、自分で産褥ショーツのクロッチ部分を広げてナプキンを交換することにチャレンジしましたが、筆者はうまくできなかったので、結局いつも通りにしていました。
ショーツを脱がないから診察がラク
筆者の個人的な意見ですが、ショーツを脱がずに診察ができるのは本当にメリットでしかありませんでした。
筆者がお世話になった産院では、出産のために入院した時点で産褥ショーツでしたから、お産の進み具合の確認や診察の時に、陣痛でつらい中わざわざ脱がなくてよかったのはとても助かりました。
産後の診察や消毒の際も脱がなくていいので、かがむ必要がなく、体中痛かった産後にはとても優しいので産褥ショーツはおすすめです。
入院期間しか使わない
最大のデメリットは使用期間が短いということに尽きると思います。
長い人で1ヶ月、通常は入院期間中のみの使用になってしまうため、使い捨て感覚で使用するママも多いと思います。
もちろん、長くも使えますが体が動くようになるとマジックテープの部分が当たって痛かったり、お腹も引っ込んできてサイズが合わなくなってきたりするので、使いにくいことも多いでしょう。
使用期間の短さや体の変化のことを考えると、あまり高価なものは必要ないと思います。筆者の場合は2枚セットで1000円前後もので十分でした。
クロッチタイプと全開タイプの違い
産褥ショーツには主に「クロッチタイプ」と「全開タイプ」の2種類があります。
どちらも共通しているのは、はっ水・防水性素材が広範囲に使われていること、そして股上が深く、お腹がすっぽりと隠れるものが多いです。
クロッチタイプ
クロッチタイプとは産褥ショーツのクロッチ部分(股の二重になっている部分)が開閉できるようになっているタイプです。
普通分娩であれば、このクロッチタイプで問題ありません。
開閉部分にマジックテープが使用してあるので、「こすれて痛い」という話もよく聞きますが、マジックテープが肌に当たりにくくなっている産褥ショーツもあるようです。
全開タイプ
全開タイプの産褥ショーツはクロッチタイプと同様にまた股の部分が開閉できるだけでなく、お腹の脇の部分も開くようになっています。
お腹の部分も全開になることで、帝王切開などによる腹部の傷や術後の経過を寝たままの状態で診察してもらえるので、痛みが強い時や安静時も安心して過ごせます。
帝王切開の予定がある場合などは前もって準備しておくといいでしょう。緊急帝王切開になった場合などは病院で準備してもらえることも多いようなので、気になる方は産院で相談してみてください。
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産褥ショーツは主にM-L、L-LLといったものが多いです。妊娠中はお腹も大きいので大きめサイズを買いたくなりますが、出産あしたらお腹はどんどん元に戻っていくので、妊娠前のサイズを目安にするといいと思います。
入院期間中しか使わないかもしれない産褥ショーツですが、産後は思うように体が動かなかったり、出産のダメージによるマイナートラブルが多かったりもするので、なるべく下着で不快な思いはしたくないですよね。
産褥ショーツはなかなか手に取って見れるものではないですから、助産師さんや看護師さんに相談するのもいいと思います。最近ではネットショップなどでいろいろなデザインや価格の産褥ショーツが販売されているので、口コミなどを参考に購入するのもいいのではないでしょうか?