ダイソーの返品を完全ガイド！他店での返品や開封済み商品はどうする？

100均ショップのダイソーで「買った商品を返品したい！」と思ったときはどうすれば良いのでしょうか？「100円で買ったものだから仕方ない」と諦めてしまう人もいるようですが、商品によっては返品できる可能性があります！お店で返品について聞きづらいと感じている人は多いはずなので、返品について詳しくご紹介しますね。返品したい商品がある場合は返品の条件や手順について確認してみましょう！

ダイソーの商品が返品できるパターンは、大きく3つに分けることができます。返品理由によって条件や返品に必要となるものが異なるので、まずは返品できるパターンについて確認しましょう。

まずは商品が不良品の場合です。説明書通りに作動しないものやパッケージを開封したら商品が破損していた場合などが当てはまりますね。購入した商品を使おうとして不良品だと分かれば悲しいものですが、「100均だから」「返品できるか分からないから」という理由で諦めていた人も多いはずです。不良品の場合は基本的に無条件で交換してもらうことができるので、まずは店員さんに相談してみましょう。商品に問題がある場合はレシートやタグがなくても返品してもらえる場合が多いようですが、もし保管しているのであればレシートやタグも一緒に持って行ってくださいね。

商品を間違えて買ってしまうこともありますよね。サイズが合わなかったり、思っていた用途で使用することができなかったりすると、商品が不要になってしまうはず。また、雑貨やインテリアグッズを購入したものの実際に置いてみると雰囲気に合わなかったということもあるでしょう。このようにお店に非がない場合は返品できないと思ってしまう人が多いようですが、実は条件つきで返品することができます。
 

1. 開封済みや使用済み、食品や印鑑などの特定商品でないこと
2. 購入から1週間（7日）以内であること
3. レシートがあること

どのようなお店でもあることですが、製品に問題が発見されたときには自主回収が行われます。ダイソーでも過去にマニキュアなどの化粧品から有害な物質が検出されたり、怪我しやすい商品だったりすることで自主回収が行われています。自主回収が発表された商品であれば、開封済みや食べ物などであることに関係なく返品することができるので、お店に持って行きましょう。購入したお店の場所やレシートの有無も関係ないので、必ず返品することができます。お店に持って行けば対応してもらうことができますが、公式ホームページでは着払いで送るように書いてあることも多いので、お店に足を運ぶのが難しい場合は着払いで送っても良いでしょう。

返品の流れはとても簡単です。返品したい商品と必要に応じてレシートを持参し、店員さんに声をかけます。返品や交換したい理由を伝えて商品やレシートを渡すと、店員さんが商品の確認を行いレジで返金や交換を行ってくれるでしょう。早ければ3分もかからずに返品ができてしまうそうです。ただし、レジが混雑しているときは確認などに時間がかかる可能性もあるので、なるべくレジが混雑していないタイミングで店員さんに声をかけると良いでしょう。

ダイソーで返品できることは分かったけれど、もっと詳しく知りたいことがある人もいるのではないでしょうか。良くある疑問をまとめてみたので、返品を行うときの参考にしてみてくださいね。

まずは返品不可の商品についてです！

「開封していない食品や未使用の印鑑でも返品できないの？」と思う人もいるかもしれませんが、これらはトラブルが起こる可能性があるので返品することができません。お客様都合で返品できる商品かどうかの基準は、もう一度商品として並べて問題ないものであるかということなので、再び販売することができない食品や印鑑は返品することができないのです。印鑑の使い回しが危険だと知っている人は多いはずですが、未使用に見えても使用済みの印鑑を並べてしまうとトラブルにつながる可能性があります。食品に関しても、たとえ消費期限以内であっても購入者の保管条件が悪ければ中身が腐っている可能性もありますよね。それ以外にも異物混入のトラブルなどを避ける目的もあるようです。

また、開封済み商品が返品できないということに関して「開封しても問題がないのでは？」と感じる人がいるようですが、仮に商品が綺麗でも一度誰かが使用した可能性があるものを使いたいと思う人は少ないはず。電池など商品によっては見た目だけで使用済みか未使用か分からないものもあり、トラブルが起こらないようにするためにも開封済み商品は返品することができません。返品不可であることにはしっかりと理由があるので、無理な場合は諦めることも大切です。

ダイソーの返品期限は返品する理由によって異なります。自己都合で返品を行いたいと考えるのであれば、購入から1週間以内にお店へレシートと商品を持って行くことで返品できるはずです。期限を過ぎてしまうと未開封の商品やレシートがある商品でも返品できないので注意してくださいね。商品が不良品であった場合や自主回収商品の場合は、明確な期限が設けられていないようです。ただし、不良品については長年経ってから返品に行くと単なる経年劣化だと判断されるかもしれません。いずれにしても返品するべきだと気づいたときには、なるべく早く行動を起こすようにしましょう。

ダイソーは全国的に店舗を構えているので、旅行先など遠くのお店で商品を買うこともありますよね。近所のダイソーにはなかった商品を、遠い場所にある店舗で購入したというケースもあると思いますが、自己都合での返品は購入店でしか行うことができません。公式ホームページにも『ご購入店舗までお申し付けください』と書かれています。なかには自宅と離れたダイソーで購入をしたからという理由で返品を諦める人もいるようですね。不良品である場合も購入店舗にて返金対応や交換対応を行っているようなので、基本的に不良品でも他店での返品は不可能かもしれないと思っておきましょう。ただし、自主回収商品の場合は店舗に関係なく受け付けているので近所の店舗に持って行っても良いでしょう。

開封済みやタグを取っている商品でも返品できるのでしょうか？自己都合の場合は基本的に開封済みやタグを取っている商品の返品は不可能です。購入した商品のタグをすべて切ってから使用するという人は多いと思いますが、タグを切る前にサイズが合っているかどうかなどきちんと確認するようにしましょう。ただし、商品自体に問題がある不良品や自主回収商品は開封済みやタグを取っているものでも返品できます。不良品と言い切れない商品自体に問題がない商品でも、パッケージに書かれてある説明と違うものは交換してもらえることが多いようです。「光る」としか書かれていないインテリアグッズの光が点滅するものだった場合、説明と違うということで返品できたケースがあります。説明と違う場合は一度お店に問い合わせてみても良さそうですね。

大きな買い物をしたあとのレシートを取っておく人は多いですが、少額の買い物はすぐにレシートを捨ててしまう人も多いはず。自分の都合で返品したい場合はレシートを捨ててしまうと対応してもらえない可能性が高いです。レシート下部や公式ホームページにも、返品は『レシートと商品を一緒にご持参ください』と書かれています。自己都合の場合はレシートがなければ返品できないと理解しておきましょう。念のために商品を確認するまではレシートを保管しておくことが望ましいですね。ですが、商品が不良品の場合や自主回収商品の場合はレシートが不要なので、レシートがなくてもお店や郵送で返品を依頼しましょう。

ダイソーは店舗によってクレジットカード決済や電子マネー決済が使えます。クレカや電子マネーで購入した場合、返品はできるのでしょうか？ダイソーの公式ホームページには明記されていませんが、一般的なお店であればクレカや電子マネーで購入した商品も返品できます。レシートと商品をお店に持って行くことで、お店側が決済の取り消し作業を行う仕組みで返金が行われることが多いです。その場でお金が返ってくることは基本的にありませんが、クレカや電子マネーの決済が取り消されます。クレカ払いや電子マネー払いで購入したものだからと諦めず、まずは購入したお店に返品できるか確認してみましょう。

ダイソーで購入した商品に不具合が見つかった、サイズが違うときなどは「返品ではなく交換をしてほしい」と思う人もいるはずです。返品と交換では条件や手続きが異なるのでしょうか？実は交換も返品と同じ条件で交換してもらうことができます。自己都合の場合は未使用や未開封、食品や印鑑以外の商品である・購入から1週間以内である・レシートがあるという条件を満たせば交換してもらうことができるでしょう。商品に問題がある場合は購入店舗で依頼すれば、レシートがない場合や購入から1週間が過ぎている場合でも交換してもらうことができます。

一般的なお店と同じように、ダイソーでも返品に対応してもらうことができます。もちろん未開封であることなどの条件はありますが、返品できるシステムがあることは安心ですね。購入前に商品に間違いないか確認することを忘れてはいけませんが、サイズが合わないなどの理由で返品したい場合は購入店舗で返品をお願いしてみましょう。返品理由によって返品方法や条件が異なるので、事前にきちんと確認しておいてくださいね！