ダイソーの乾電池ってどうなの?性能・コスパ・安全面など徹底解説!
100均のダイソーには乾電池も販売されていますが、性能など心配される方も多いのではないでしょうか?この記事では、ダイソーの乾電池の種類や性能・コスパ・安全面、大手メーカーとの違いを紹介し、乾電池ケースやチェッカーなどの便利な乾電池関連グッズについても見ていきます!
目次
ダイソーで買える乾電池の種類は?
100均のダイソーにも乾電池は売っています!
ダイソーに新しいアルカリ電池が登場。その名も“DAISO & GO”。カラーリング的にDAISO & Sの後継と見られる。使用推奨期限7年もそのまま継承。 #ダイソーの電池 pic.twitter.com/5f24WIcq1i
— みは (@mihadenchi) December 9, 2017
何かと使う機会の多い乾電池ですが、乾電池の価格は安いと言えるものではなく、意外と家計をひっ迫しているのが実情です。安いときにまとめ買いをしたとしても、気付かないうちに使い切ってしまい、買い足しでまた費用がかさむというサイクルとなっています。どうせならば乾電池を安く買いたいと思うのは誰もが考えることですが、100均ダイソーにはアルカリ乾電池も販売されていますので、それを買えばお金の悩みが少しは解決に近づくのではないでしょうか。
ダイソーで売られている乾電池の種類は?
シルバーボディーが印象的だったダイソーアルカリ電池“DAISO & HW”が衝撃のデザインチェンジ!青色のごく普通なアルカリ電池になったけど、何かヤバい匂いがするデザインだなぁ。 #ダイソーの電池 pic.twitter.com/V3Rmqd5YSC
— みは (@mihadenchi) November 28, 2017
ダイソーの乾電池には単1から単5まで、さらには9Vのアルカリ電池が揃っていて、ボタン電池も売られています。特に単3・単4の乾電池は日常生活では最もよく使う種類の乾電池ですので、安い価格で購入できるのは非常に助かりますね。ダイソーで販売されている乾電池の種類は、以下の4種類となります。
・ALKALINE new
・DAISO&GO
・DAISO&HW
・DAISO&HW ハイパワー
いずれも単3乾電池を基準としていますが、5本入りで100円の価格で売られています。ただ最後の『DAISO&HW ハイパワー』の乾電池のみ、4本入りで100円となっています。
ダイソーにまたまた新顔のアルカリ電池が出現!その名も「ハイパワーアルカリ乾電池」。パッケージの端には小っこく“DAISO & HW”の記載があり、同アルカリ電池のパワーアップバージョンみたいですね。 #ダイソーの電池 pic.twitter.com/Z7AIkjMNTx
— みは (@mihadenchi) December 29, 2017
ダイソーのアルカリ乾電池の持ちはどれくらい?
ダイソーのアルカリ電池「ALKALINE new」がデザインリニューアル。いくら、eneloopに似てるからと言って本当に変えなくていいのよ。もしや本当に充電池と間違えられてクレームが入ったのか? #ダイソーの電池 pic.twitter.com/hToXO01QZs
— みは (@mihadenchi) July 9, 2017
「100均の乾電池だし、使える時間も短いんでしょ?」と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。おもちゃの電車にダイソーの単3乾電池を利用して検証した結果では、10時間20分走り続けたというデータがあります。
比較対象となったのは、金パナと呼ばれるパナソニックのアルカリ乾電池(下の画像です)で、そちらの乾電池では10時間28分走り続けたようです。結果として、ダイソーのアルカリ乾電池は国内メーカーの乾電池と比べても遜色ない性能となっていることが証明されています。
『DAISO&HW ハイパワー』に関してですが、パッケージには長持ち性能が25%アップと記載されています。しかし、『DAISO&HW』とさほど性能が変わらないとの声も見られました。
受信機を整理していたら出てきた「金パナ」。懐かしいな。 pic.twitter.com/zM0DQ5YLyd
— sekiradiolife (@sekiradiolife) September 28, 2017
ダイソーのアルカリ乾電池の価格・コスパは良いの?
ダイソーの乾電池は5本入りで100円の価格で販売されていますので、乾電池1本あたり20円となります。ただ前述したように『DAISO&HW ハイパワー』は4本入りなので、1本あたり25円となります。対して大手メーカーのパナソニックの単3乾電池は、20セットで1,000円前後(amazon調べ)で販売されています。1,000円として乾電池1本の価格に換算すると、1本あたり50円となります。
単純に比較するだけでも結果は一目瞭然で、100均のダイソーで売られている乾電池は、大手メーカーよりも1本あたりの価格は半分以下となっています。先述した検証結果で、ダイソーの乾電池の持続時間がパナソニックの乾電池と大差なかったことを考えると、ダイソーのアルカリ乾電池ははるかにコスパが良いということになります。
ダイソーのアルカリ乾電池はどの種類を買うのがおすすめ?
結論から述べますと、ダイソーのアルカリ乾電池はどれを買っても使用可能時間に遜色がないため、特に強くこれがおすすめという種類はありません。
ただ、乾電池の放電(帯電体が電気を失うこと)時間を検証したデータがあり、『DAISO&GO』は151分、『DAISO&HW』は174分、『ALKALINE new』は177分という結果が出たため、あえておすすめのものを選ぶとしたら、『ALKALINE new』の乾電池がおすすめです。
『DAISO&HW ハイパワー』は放電までに175分かかったとのことですが、こちらは1本あたり25円のため、コスパという面で考慮すると『ALKALINE new』がおすすめの乾電池となります。
ダイソーと大手メーカーのアルカリ乾電池を比較!
ここまで検証してきた乾電池の種類は単3乾電池ですが、ダイソーのアルカリ乾電池は大手メーカーのアルカリ乾電池と比較して持ちの良さは大差なく、コスパ面では大手メーカーのものよりも優良ということになります。
しかし使用推奨期限については、検証比較に使われたパナソニック製のアルカリ乾電池は約10年ほど、ダイソーのアルカリ乾電池は5~7年ほどです。使用推奨期限も考慮するとしても、電池の使用頻度が高いのであれば、ダイソーの乾電池の方がコスパは良いのではないでしょうか。
液漏れや耐久性は?ダイソーの乾電池は安全なの?
ダイソー乾電池の液漏れの有無
乾電池を使用する上で気になることと言えば、性能の他には液漏れの有無があげられます。ダイソーの乾電池が液漏れを起こすことはほとんどないそうです。まれにダイソーの乾電池で液漏れが起きることはありますが、それは外国産の100均乾電池で起きたとのことで、日本国産の100均乾電池では起きてはいないようです。
ただ国産のものだから安心安全と言い切れるものではありません。ダイソーの乾電池でも大手メーカーの乾電池でも、国産であっても外国産であっても液漏れが起きる時は起きてしまいます。液漏れが起きて乾電池から出てきた液体は危険で安全を脅かしますので、注意が必要です。
液漏れの原因は?
液漏れが起きる原因としては、長時間の放置や違う種類やメーカーの乾電池を混在して使用、古い乾電池と新しい乾電池を一緒に使用、衝撃を与えるなどとのことです。乾電池を正しく取り扱っていれば液漏れが起こる可能性は非常に低いので、誤った使い方をしないように心がけましょう。
ダイソー乾電池の耐久性
耐久性も100均乾電池の種類によって変わりますが、5~7年ほどが推奨期限となっています。大手メーカーでは10年で設定されているものが多く、それに比べると劣ってしまいます。しかし、使うと買うのサイクルが成り立っているのであれば、5年以上の耐久性があるのならば持ちが良いと言えます。
ダイソーの便利な乾電池グッズ4つ!ケースやチェッカーなど
乾電池ケース
乾電池は生活に必要なものですが、1つでも包装を破いて取り出すと収納場所に困らされます。ビニール袋にまとめる、いらなくなったお菓子箱に単3や単4などの区別なくまとめるなどの方法を取る人も多いでしょう。ですが乾電池がコロコロ転がってしまい、せっかく買ったのにいつの間にか数がなくなっていたという事態も珍しくありません。
また、残りの容量の違う乾電池同士を組み合わせて使うと、乾電池が破損したり液漏れをする恐れがりますので、しっかりと管理することが大切です。そこでおすすめとなるのが乾電池ケースです。ダイソーの乾電池ケースは大きさごとに区切られているため、収納がしやすいです。もうこれで「あの電池はどこにしまっただろう?」と探す必要ななくなります。
その他収納に関することについてまとめた記事があります。収納のアイデアとして、ぜひご活用ください。
電池式モバイルバッテリー
スマホは電池の消耗が激しいため、長時間の外出にモバイルバッテリーを携帯していると、いざという時に助かります。モバイルバッテリーと言うと本体を充電するものがほとんどですが、このモバイルバッテリーは乾電池を使用して充電することができます。
ただ乾電池式のモバイルバッテリーは、これだけでスマホをフル充電させられることはできないようで、良くてもせいぜい30%ほどという意見もあります。緊急でスマホを使わなくてはならないが電池が足りない、という時ならば使える充電機器と言えるかもしれません。
モバイルバッテリーに関してまとめた記事は、以下のリンクからご覧ください。
乾電池チェッカー
電池の残量が分からない時に使えるのが、乾電池チェッカーです。本体上部に電池を挟み込むだけで、中心にある目盛りの針が動き、乾電池の残量を表示してくれます。300円とダイソーの中では高額商品となりますが、1台持っておくと便利かもしれません。
電池チェンジャー
単3や単4電池は家にあるけれども、単1や単2の電池を切らしていることは少なくないと思います。そんな時に役立つのが、この電池チェンジャーです。単3電池をアダプタに差し込むだけで単1や単2にすることができるので、手元に単3電池しかない場合でも、単1や単2として使うことができます。
ただしあくまでも応急的な使用となるので、電池チェンジャーを使ったままでの常用はおすすめされていません。早めに正しい規格の電池を購入するようにしましょう。
コスパを求めるのならば充電池もアリ!
乾電池は使い捨てが基本となるため、使い終わったら新しい乾電池に交換しなければなりません。しかし充電池であれば、電池の容量がなくなったとしても、充電すれば再び使用することができます。ダイソーにも充電池が1本100円、充電器も100円販売されているので、更なるコスパを求めるのであれば充電池を選択肢に入れるのも良いのではないでしょうか。
ダイソーの充電池とエネループとの比較や、充電池と乾電池の比較についてまとめた記事があります。充電池に興味がある方は、以下のリンクからご覧ください。
ダイソーの使える乾電池をぜひ使ってみよう!
大手メーカーの乾電池も通販などで購入すると、1本単位の価格がダイソーの乾電池と変わらないものもありますが、送料がかかることが多く、結果的にコスパは非常に悪いです。送料無料の場合もありますが、こちらの場合はダイソーの乾電池と比較すると値段が高くなっています。
この記事では特に使用頻度が高い単3乾電池を基準にご紹介してきましたが、他の単1などのダイソーの乾電池もコスパ面でも安全面でも優秀なものばかりです。乾電池の買い置きに、ぜひ100均の乾電池を購入してみてください。