たんぽぽ茶の効能と効果的な飲み方!母乳が良く出るようになるの?
たんぽぽ茶には血の巡りを良くする効果があり、母乳は血液から作られているので母乳の分泌に良いと言われています。ノンカフェインの為、妊娠中や授乳中のママにも安心して飲めるお茶です。ホットのたんぽぽ茶をリラックスしながらゆっくり飲むのが一番効果的です。
目次
たんぽぽ茶とは
『たんぽぽ茶』とはたんぽぽの根を乾燥させて焙煎したお茶の事です。根だけでなく、茎や葉を使ったものもあります。ノンカフェインというのもあり妊婦さんや授乳中のママに人気のあるお茶です。そんなたんぽぽ茶。どんな効果、効能があるのでしょうか?
◆利尿作用
たんぽぽ茶に含まれるカリウムによる利尿作用が期待できます。老廃物や余分な水分を外に出してくれるのでむくみ解消の効果も。
◆血行を促進し血液を綺麗に
動脈硬化を予防するレシチン、悪玉コレステロールを抑制し、高血圧を予防改善するコリンが含まれているため、この栄養素が血液の流れを改善してえサラサラにしてくれます。
◆お肌を作り、髪や爪など健康に保つ
ビタミンAやB2、C等ビタミン類が豊富に含まれています。体を健康に保つだけでなく、免疫力を高めてくれたり、体の代謝を高めてくれる効果も。
◆貧血予防、改善
鉄分が豊富に入っています。鉄の吸収を高めてくれるビタミンCも入っているので妊娠中の鉄分不足を補ってくれます。
◆便秘改善
水溶性植物繊維であるイヌリン、カリウムが含まれており、腸内環境を整えてくれるので便秘を改善してくれます。
◆ノンカフェイン
カフェインはカルシウムや鉄の吸収を妨げたり、血管を収縮させる働きがるので赤ちゃんに栄養が行き届かない。という事がたんぽぽ茶にはありません。
妊婦さんや授乳中のママに嬉しい効果が沢山つまったお茶です。今はティーバッグタイプなども市販されていて、手軽飲むことが出来るのも魅力の一つです。
たんぽぽ茶はどんな効果が期待されているの?
妊娠中の女性に
妊娠中は貧血を起こして辛かった、むくみがなかなか取れなかった。など妊娠中の体調の変化に悩まされる女性はたくさんいます。
【妊娠中はなぜ貧血になりやすいの?】
妊娠するとおなかの赤ちゃんに優先的に鉄分が使われます!その為妊娠中は貧血を起こしやすくなります。
【妊娠中はなぜむくむの?】
赤ちゃんを育てる為に血中の水分量が増えるからなんです!妊娠中は血液を増やすためにたくさんの水分が必要となり体は水分をため込もうとします。その結果むくみを引き起こすのです。
【たんぽぽ茶を飲むと・・】
たんぽぽ茶には鉄分が入っており、貧血の対策にもおすすめです。鉄分の吸収を阻害するカフェインやタンニンが少ないのもポイントです。さらに高い利尿作用があるカリウムが入っている為、カラダの中の老廃物や余分な水分を尿としてだしてくる効果が期待できます。
筆者も妊娠中にむくみに悩まされた一人です。
妊娠中の検診チェックで毎回むくみの事を言われる程・・。病院の待合室で呼んだ雑誌に『たんぽぽ茶』のワードを見つけて早速購入!昼間は仕事をしていたので、夜にゆっくりホットで毎日飲む習慣をつけました。ノンカフェインなので飲む量を気にしなくてよかったので夜の食事の時やお風呂上がりなど意識して飲んでみました。2日目くらいでなんとなく体が軽い?と思いながら2週間後の検診へ。
先生の『むくみ・・大丈夫そうだね』この言葉忘れません!心の中で『たんぽぽ茶~!!』と叫んだ筆者です。
授乳中のママに!母乳育児にもう悩まない?
母乳は血液で出来ています。
体が温まって血流が良くなれば母乳をつくる力も大きくなる!と言われています。
たんぽぽ茶に含まれるレシチン・コリンといった成分は血液をサラサラにして流れを改善し、全身の血流をよくしてくれる効果があり、全身に血液がうまく流れる事で体も温まりやすくなります。その為、産後の貧血を改善して母乳の分泌を良くし、質もよくなると考えられています。
たんぽぽ茶はノンカフェインなのもポイントが高いところです。そもそも『なぜ妊娠中や授乳中はカフェインはダメなの?』妊娠中のカフェイン摂取はひかえましょう。良く耳にしますね。なぜなのでしょう?
カフェインは決して悪いものではありません。
ですが、カフェインは鉄分の吸収を阻害する働きがあるのです。妊娠中は赤ちゃんを成長させるためママの体から沢山の鉄分を必要とします。授乳中も赤ちゃんを育てるために母乳を通じてたくさんの鉄分を赤ちゃんに与えています。カフェインを接種することでその鉄分の吸収が少ないと貧血を起こしてしまったり、赤ちゃんに十分な鉄分がいかなかったり。そうならない為に妊娠中や母乳中はノンカフェインの飲物を。と言われています。たんぽぽ茶はそんな妊娠中や母乳中のママの強い味方です。
実際にたんぽぽ茶を飲んだママ達の声を聞いてみました。
◆たんぽぽ茶を飲んだ次の日から勢いよく母乳がでるようになった!
◆母乳量が確実にあがりました!息子がむせちゃうくらいに・・。
◆妊娠中から飲んでいたので、産後すぐにたっぷり出てくれました。完全母乳でした。
◆飲む前は母乳が出るようにマッサージを毎回してたのですが、たんぽぽ茶を飲んだらすぐに母乳の出がよくなりました。
◆母乳も出るし、体も温まるしとっても良かったです。
ダイエットにも効果が
たんぽぽ茶は妊娠中、授乳中のママに嬉しい効果を発揮してくれるお茶ですが、それだけではないんです!
たんぽぽ茶の高い利尿作用や血液循環を良くしてくれる効果は安全にダイエット効果を得られ、体質改善も期待できるという事で注目されています。
血液循環がよくなると体の隅々まで良い血液が届けられるようになります。全身に良い血液が届くと体全体を元気にし新陳代謝を向上させてくれます。
新陳代謝が活発になると便通が良くなったり、体温の上昇による体の冷えの改善。太りにくい体を作ってくれるのです。体のデトックスが自然に出来る仕組みが整えられます。これはダイエット効果には欠かすことのできない要素ですね。
ノンカフェインなので、体を冷やすこともありません。ダイエットの大敵である冷えの要素がないのもポイントです。
さらに高い利尿作用もあるので、体内の老廃物や余分な水分が尿として出ることで体のデトックスに繋がっていきます。心と体に負担をかけずにダイエット効果をもたらしてくれるたんぽぽ茶はとってもおすすめです。
◆体の冷えが無くなった。代謝が良くなったのか便秘が解消されてお腹周りがスッキリしました!(40代女性)
◆たんぽぽ茶を飲み始めてからむくみにくくなったのか、1サイズ下のパンツが履けるようになりました。毎日飲み続けています。おすすめです!(20代女性)
◆毎日無理なく飲めるので長く続けられます。授乳中だったのでダイエットサプリとかは飲めなくて・・。たんぽぽ茶はノンカフェインなので安心して飲めました。産後ダイエット今ー2kgです!(30代女性)
たんぽぽ茶でおすすめの美味しい飲み方5選!
そのままホットで!
たんぽぽ茶はティーパックになっている商品が多いので、そのままティーバックに100度以上の熱湯を注いで数分置いてから飲みましょう。(商品によっては置く時間も変わりますので、説明書を必ず確認しましょう)
妊娠中や授乳中のママは体の冷えが一番の大敵です。まずはホットでリラックスしながら飲むのがおすすめです。体が温まるのを感じながらゆっくりと飲みましょう。
夏は冷やしても
夏の暑い時期はなかなかホットでは飲めない!ということもありますよね。そんな時はたんぽぽ茶をアイスバージョンに。
①やかんや鍋で煮出したたんぽぽ茶を冷蔵庫で冷やして飲む。
→水出しでも大丈夫ですが煮出しをした方が有効成分がしっかり出てくれるので煮出して冷やす方がおすすめです。
②ティーパックに熱湯を注いだ後、氷を入れて飲む
→この場合は少し長くティーパックを置いて、濃いめにしておきましょう。氷で薄くなっても美味しく飲めます。
苦味が苦手なら薄めにいれて
たんぽぽ茶を飲んで苦みを感じる人もいます。苦みが少し苦手な場合は水やお湯の割合を
多くして、薄めのお茶として飲むのがおすすめです。
スッキリとした味わいが広がります。濃さによって苦みも変化するのでご自分で調節してみてくださいね。薄めすぎるとたんぽぽ茶の有効成分がうまく抽出されていない場合もあるので注意が必要です。
牛乳や豆乳をいれて
少したんぽぽ茶の味に変化がほしいな。と思う時に簡単にできるおすすめのアレンジです。
濃いめに煮出したたんぽぽ茶に牛乳や豆乳をお好みでいれます。
口当たりがまろやかになり優しい味わいになります。特に豆乳は女性ホルモンに良いとされるイソフラボンが多く含まれているので栄養分も一緒に摂れるのでおすすめです。ティータイムなどホッと一息つきたい時に。
ジャムやはちみつで甘くして
たんぽぽ茶を甘くして飲むのもおすすめの飲み方です!
◆ジャム
自分好みのジャムとたんぽぽ茶の組み合わせを探しながら飲むのも楽しい時間になります。そのままジャムを混ぜて飲んだり、プレートにジャムの乗せてジャムを食べながらたんぽぽ茶を飲むのもおすすめです。
◆はちみつ
たんぽぽ茶とはちみつ。王道のブレンドと言われています。たんぽぽ茶の香ばしさとはちみの甘さがとてもあうので1回は試してほしい飲み方です。夜寝る前のリラックスタイムに。
たんぽぽ茶を購入できるおすすめ人気ショップ3選!
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商品の購入はこちらたんぽぽ茶の効果を弱めてしまう飲み方
冷やし過ぎ
たんぽぽ茶の一番効果は体の血行を良くして、全身を温めてくれることです。たんぽぽ茶を飲む際は出来るだけホットにして飲むのがおすすめです。
夏場や冷やして飲む方が好きという場合でも、冷たくしすぎたり、冷たい状態で頻繁に飲むと直接流れ込んでくる胃腸や内臓を冷やしてしまい、消化機能が低下して必要な栄養分を吸収できなくなってしまいます。
たんぽぽ茶の持っている沢山の栄養素を活かすためにも、たんぽぽ茶を冷やしすぎないようにしましょう。
どうしても冷たい方がいい!という場合は出来るだけ少しずつ、時間をかけてゆっくり飲みましょう。
たんぽぽエキスが少ない
たんぽぽ茶を飲む時は、熱湯で抽出する事で十分なたんぽぽエキスが抽出されるといわれていますので、水出しなどで十分エキスが抽出されていないと効果も得られない場合があります。
たんぽぽ茶の製品にはいろいろな種類があり、インスタントタイプやたんぽぽ茶と他のハーブティーなどがブレンドされたお茶の場合、含まれるたんぽぽエキス自体が少ないものもありますので、製品の成分表やたんぽぽエキスの表記を確認して購入する事をおすすめします。
たんぽぽ茶は自分でも作れるの?
『家庭でも作れるたんぽぽ茶レシピ』
①安全なたんぽぽを用意します。
自然界にあるたんぽぽは場所によっては殺虫剤や除草剤、ペットの散歩コースだったりと衛生面に不安がありますので、安全が確認できるものを使用して下さい。車や人があまり通らない山里の水のきれいな場所や無農薬の畑などで咲いているたんぽぽが狙い目です。
②たんぽぽを掘ります。
たんぽぽの根を傷つけないように掘り起こします。たんぽぽの根は真っ直ぐ下に伸びるので手で掘るのはおすすめしません。スコップなどの道具を使って掘りましょう。
③たんぽぽの根を切って洗います。
根についている土は完全に落としましょう。手ではなかなか取れないのでスポンジやタワシを使うといいです。
④根をカットして天日干しします。
2ミリ~2センチくらいまでお好みの大きさにカットしましょう。細かく切った方が早く乾燥します。2、3ミリなら2~3日、2センチくらいなら半月かかる場合があります。時々混ぜながらカラカラに乾燥するまで干しましょう。
⑤焙煎します。
乾燥させたたんぽぽの根をフライパンなどに入れて弱火で焙煎します。焦がさないようにしましょう。
⑥たんぽぽの根を挽きます。
ミキサーなどを使って挽きます。粗びきのコーヒー豆くらいまで挽くのがいいでしょう。
⑦ペーパーフィルターなどでドリップする要領でお茶をいれます。ティーパック用の袋に入れて抽出するのもおすすめです。
たんぽぽ茶は手作りすることもできますが、安全なたんぽぽを探し出してから・・というところからスタートになり、たんぽぽの根を掘り起こすなどの重労働もありますので妊娠中のママにはあまりおすすめはしません。
安全面ということを考えると、きちんと管理されて作られたたんぽぽ茶を飲むほうが妊娠中や授乳中のママには安心できると思います。
ですが、1から作るたんぽぽ茶は100%ナチュラルなたんぽぽ茶が出来上がるので、安心なたんぽぽがあったらトライしてみると意外と楽しいかもしれません。
たんぽぽ茶でリラックスタイムを
妊娠中や授乳中はとっても喉が渇くので、ノンカフェインのたんぽぽ茶は量を気にせず飲めるのはとっても心強いお茶です。常備飲料として飲む妊婦さんやママも少なくありません。
そんなたんぽぽ茶は淹れ方やブレンドの仕方によって、ゆったりとしたリラックスタイムを過ごせるお茶になります。
◆夜がリラックスタイム・・たんぽぽ茶とはちみつブレンド
たんぽぽ茶の香ばしさとはちみつの程よい甘さが
1日の疲れを癒してくれます。
◆昼がリラックスタイム・・たんぽぽ茶と黒糖ブレンド
鉄分、ナトリウム、ビタミンなど嬉しい栄養素が詰まった黒糖。
夜までのあとひと踏ん張りに。
◆朝がリラックスタイム・・たんぽぽ茶と豆乳(牛乳)ブレンド
口当たりがまろやかで心を落ち着かせてくれます。
人それぞれゆっくり出来る時間は違いますが、その時間に合わせたブレンドを試しながらリラックスタイムをお過ごし下さいね。