コストコの家族カードは年会費タダ！作れる条件や注意点など徹底調査！

コストコの倉庫店に入店するには、会員本人名義の会員カードの提示が必要です。もしもご主人の名義で会員登録をしてしまった場合、ご主人がいない日に奥様が1人でコストコに買物に行こうと思っても、ご主人名義の会員カードでは入店することができませんので注意してください。そこで活躍するのが家族会員の制度です。家族会員として登録する条件がそろっていれば、家族名義のカードを発行してもらうことができます。

家族会員の年会費はなんと無料！タダでコストコの会員カードを持つことができるのです。それなら家族全員の名義で複数のカードを持ちたい……といいたいところですが、ここで注意。登録できるのは1人の本会員につき、18歳以上の方1名のみに限られています。よくコストコにお買物に行く方を選んで家族会員に登録しておけば、会員のメリットを最大限に活用できるはずです。

「いくら無料だからといっても、たいしたメリットがないんだったら面倒だからいらない」という方もいらっしゃるかと思います。では家族カードを持つことでどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは家族カードのメリットについて考えます。

たとえば、ご主人を本会員として登録すると、平日の昼間などご主人がいないときに、奥様一人でコストコに行きたくても行けなくなってしまいます。奥様の名義で家族カードを作っておけば、平日のお昼に1人で買い物に行けますし、コストコの会員ではないお友達（最大2名）を同伴してショッピングを楽しむこともできます。また、同じ住所にお住まいの18歳以上の大学生や社会人のお子様がいらっしゃるような場合、お子様を家族会員として登録してあげることで、お子様がお友達を誘って自由にコストコに出入りできるようになります。一つめのメリットとして、ご家族それぞれがお好きなタイミングでお買物を楽しむことができるようになるのです。

コストコの会員ではない場合、会員カードを持っている本人に同伴してもらわなければ入店することはできません。しかし、会員1名につき18歳以上の同伴者は2名までと人数が限られています。（高校生・18歳未満のお子様は何名でも可。）もし18歳以上が4名のご家族で1人しか会員カードを持っていない場合、4人で買物に行きたいときには誰か1名が入店できないことになってしまいます。そんな時はどなたか1名が家族会員として登録し、カードを持てばよいわけですね。

家族カードを作っておけば、本会員と家族会員のそれぞれが2名ずつ同伴することができるので、最大6名で一緒にコストコに入ることができるようになります。これが2つめのメリットです。日本にはまだ26店舗しかないコストコですから、遠方より親戚や知人が来て「コストコに行ってみたい！」なんて場面もあるかもしれません。そんな時、同伴できる人数を増やす目的でも家族カードは大活躍してくれるのです。

家族カードにメリットがあると感じたら、ぜひ申込みをしたいものですよね。その場合にクリアすべき条件はたったの2つ。以下の2つの条件を両方ともクリアしているかどうか、まずはチェックをしてみてください。

・本会員と同じ住所であること
・18歳以上であること

実際に住んでいる場所というよりは、免許証や保険証に記載の住所が条件の1つとなっているのです。いくら血縁関係にあっても身分証明書に記載の住所が違う場合には、家族会員としての条件を満たさないため、登録はできないということです。逆に同じ住所が記載されている身分証明書をお持ちであれば条件を満たすため、血縁関係の有無や同じ名字であるかどうかは問われず、年会費無料で家族カードの発行を申込みすることができます。

2つの条件をクリアしていれば、家族カードの作り方は簡単です。まずコストコに出かける前に、申込みに必要なものを忘れずに準備しておきましょう。

条件を満たしているかどうかを確認するために、申込みの際には身分証明書の提示が必要となります。以下の身分証明書のいずれか１つを持参しましょう。

・運転免許証
・保険証
・パスポートなど

持参する本人確認書類（運転免許証、保険証、パスポートなど）に記載の住所が本会員と同一であることが条件の一つです。家族であっても単身赴任や下宿・一人暮らしなどの理由で、身分証明書の住所を変更されている場合は家族会員としての登録はできませんので注意してください。

さあ、準備ができたらいよいよコストコへ出かけましょう。入店前の家族カードの作り方をご紹介します。作り方といっても至って簡単な申込みですのでご安心ください。

ご家族で一緒に初めてコストコに入店するのであれば、家族カードの作り方はとても簡単です。コストコの入り口で「会員登録したい」といえば、メンバーシップカウンターに案内してもらえます。そこで、新規会員の申し込み手続きをする際に、家族カードも作りたいと伝えればOKです。本会員に申し込む人と、家族会員に申し込む人の両方の身分証明書の提示を求められますので、2人とも同じ住所が記載されている身分証明書を提示してくださいね。それぞれに写真を撮影され、顔写真入りのカードが1枚ずつ発行されます。もちろん年会費は1名分しか請求されません。一緒に申込みに行くだけですので、作り方というほどのものでもないですね。

すでにご家族の誰かがコストコの会員になっていて、後から家族カードをつくる作り方です。その場合に一番簡単なのは、本会員の人と一緒にコストコのメンバーシップカウンターに行って、「家族カードをつくりたい」と伝えることです。本会員の会員カードと、家族カードを作りたい人の身分証明書が必要になります。「18歳以上で同住所に居住」の条件を満たしていることが確認できたら、写真を撮影し、家族カードを発行してもらえます。

もし本会員が一緒に店舗に行けない場合にも家族カードを作ってもらうことはできますが、その場合は作り方がほかの場合とは異なります。本会員の会員カードと、本会員の身分証明書の2つを預かって行き、申込み時に提示する必要があります。申込み条件を満たしており、本会員の会員カードと身分証明書があれば、写真撮影をし、家族カードを発行してもらえます。本会員の身分証明を忘れた場合は……お店に確認したところ、担当者が本会員に電話をかけ、家族カード発行に同意の意思確認をしているそうです。本会員に電話に出てもらえなければカードの発行ができないってことですよね。本会員の身分証明は忘れず持っていくよう注意しましょう。いずれも年会費の支払いは不要、ただし家族カードの有効期限は本会員のものと同じ日となります。

コストコの会員カードの有効期限は１年間です。継続して会員登録を希望する場合は翌年の年会費を払い、更新手続きが必要になります。親切なことに、更新時期が近づいている場合は、レジで会計の際に「更新が必要かどうか」を聞いてくれます。更新すると伝えれば、翌年の年会費はそのときの会計に加算して支払いすることができ、面倒な手続きをせずにそのまま有効期限を1年延長することができます。本会員が年会費を払い更新手続きをした場合、家族会員の有効期限は自動的に更新されます。逆に家族会員が年会費を払った場合は、本会員のカードの有効期限が更新されます。入会するときは写真を撮影しましたが、更新するときは写真の撮影はせずに既存のカードをそのまま継続して使うことになります。

本会員のほか1名しか登録できない家族カードですので、家族構成の変化などによっては家族カードを利用したい人が変わってくる場合もあるかと思います。「家族だから借りればいいんじゃない？」と安易に考えるのは要注意！何といっても顔写真入の会員カードですからね。もし家族カードを持つ人を変更したほうが都合が良いような時は、家族カードの名義変更をおすすめします。変更後、新しく家族会員として登録したい人が、本会員と一緒にコストコのメンバーシップカウンターに行って変更手続きをします。名義変更前の古い家族会員カードと、新しい家族カードに名義を登録する人の身分証明書を持参してください。すでに登録している家族会員は店舗に出向く必要はありません。古い家族カードは回収されて、写真撮影後、新しい会員の顔写真が入った家族カードが発行されます。カードの有効期限は変更手続きの日付に関係なく、本会員と同じ日付になりますのでご注意ください。

コストコの家族カードについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ちなみに我が家では、主婦である私が本会員カードを、大学生である娘が家族カードを持っています。サークルのイベント前などには友人たちとコストコに買出しに行き、大きなピザや大量のお菓子を買ってくるのがお約束になっているようですよ。持っていても損はない、無料で発行できる家族カード。まだお持ちでない方はぜひこの機会に家族カードを作っていただき、コストコをもっともっと楽しんでいただければと思います！