『唯』を使った男の子＆女の子の名前！漢字や字画数・意味の由来も徹底調査！

「唯」という漢字は、「ユイ」という読み方で女の子の名前でよく使われます。「ユイ」の響きはかわいらしいので、赤ちゃんの名前に使いたいと考える人も多いと思います。

女の子の名前が目立ちますが、男の子の名前にも人気があります。「唯」と見てすぐに「ユイ」と読むことができるのも、人気の理由です。

「唯」という漢字の字画数は、11画です。

字画数は多すぎず、人気の漢字と合わせやすいですね。

(音読み) 　イ、ユイ
(訓読み) 　た(だ)
(その他の読み方) 　ただ

名付けでは、「ゆい」とそのまま読むことが多いです。かた、止め字として「い」、「ただ」と使うこともあります。
 

【意味】
①ただ～ひたすら(限定の意味)
②ひたすら

【由来】
「隹」は、ずんぐりした小さい鳥が由来となった漢字です。「ずんぐり」という言葉は「重さ」を意味し、「隹」には「1点に重みを掛ける」というイメージがあります。そのイメージを踏まえて、「唯」は「1点に集中する→それだけになる→ただ～だけ」という由来をもつようになりました。

「唯」は「ただ～だけ」のように、限定の意味をもつ漢字です。「唯一」という熟語も、「ただ一つだけで他にないこと」という限定の意味の言葉になります。

このような「唯」の漢字からは、1つを強く信じる様子をイメージできます。そこから、芯の強さを感じることができます。
 

①唯(ゆい)…漢字の意味のまま、「たった一人のかけがえのない存在」という意味をもつ名前です。「ゆい」という響きは呼びやすく、赤ちゃんも覚えやすい名前です。また、「唯」で「ゆい」以外の読み方はあまりないため、読み間違えられることもないでしょう。

②唯衣(ゆい)…二文字で「ゆい」と読むのもおすすめです。「衣」は、衣服が人を包み込む様子から「やわらかい・おおらか」なイメージを受けます。「唯」と組み合わせて「かけがえのない、おおらかな人になるように」と想いを込めることができます。

③唯奈(ゆな)…「奈」は果樹を意味します。「実りのある人生を送ってほしい」と名付けることができます。

④唯乃(ゆの)…「乃」がつくと、上品で清楚なイメージを受けます。大人になっても、女性らしい印象です。

⑤唯真(ゆま)…「真」という漢字には、「天真爛漫な子に育つように」という願いが込められています。

⑥唯愛(ゆまな)…女の子らしく、かわいい名前です。「愛」を「まな」と読むのも最近では広がりつつある読み方です。

⑦唯美(ゆみ)…「美しい」という漢字が名前に入っていると、女の子らしい名前になりますね。「唯」と組み合わせて、由来や想いを込めることができます。

⑧唯美花(ゆみか)…三文字にすると、雰囲気で読むことができ、あまり読み間違いもないのではないでしょうか。

⑨唯莉(ゆり)…「莉」はジャスミンをイメージする漢字です。花の可愛らしいイメージのまま、「唯」との組み合わせが素敵な名前です。

⑩唯羽(ゆう)…「ゆう」は中性的な名前です。「優」や「悠」など、一文字もいいですが、二文字で「ゆう」と読むのも素敵です。

⑪唯愛(ゆうな)…「愛」という漢字は、「慈しむ・愛でる・可愛がる」という意味をもちます。「愛」はわが子を愛する気持ちをストレートに表現できる漢字でもあります。

⑫唯李(ゆうり)…「李」は「スモモ」と読み、果物の名前を表します。「豊かで実りのある人生になるように」という想いを込めることができます。

⑬唯花 (ゆか)…「花」は字画数が少ないので、バランスを取りやすい漢字です。「唯」と組み合わせやすい漢字の一つです。

⑭唯夏(ゆいか)……爽やかで綺麗な名前です。赤ちゃんが夏に生まれたら、名付け候補に入れてみてはいかがでしょうか。

⑮優唯華(ゆいか)…三文字にすると、雰囲気で読むことができますね。読み違いがなさそうです。字画数が気になる場合は「由唯花」も素敵です。

⑯唯子 (ゆいこ)…読みやすく、上品な女性のイメージです。「子」がつく名前は、最近になってまた人気がでているようです。

⑰優唯奈 (ゆいな)…「優しい」という字が名前に入っていると素敵ですね。「優しく実りのある人生にし、かけがえのない存在になるよう」と、盛りだくさんの想いを込めることができます。

⑱唯音 (ゆいね)…「音」は、芸術的な印象を与える漢字です。「唯」の漢字とも合っていてバランスが良いですね。

⑲唯乃 (ゆいの)…そのままの漢字の読み方で読めます。「乃」は「和風」のイメージをもちます。「唯」と組み合わせることで名前が引き締まり、凛とした雰囲気になります。

⑳唯愛(ゆいあ)…「愛」には、「心が引きつけられ、慕う」という意味があります。「みんなに愛される子になってほしい」という想いを込めることができます。

㉑唯羽(ゆいは)…「ゆいはちゃん」ってかわいいですね。大人になっても品の良い印象を受ける名前です。

㉒唯花子(ゆかこ)…響きは古風な名前ですが、漢字の組合せが現代らしさを醸しだしています。

㉓美唯(みい)…「みいちゃん」、かわいいですね。あだ名のようで、本名。赤ちゃんも覚えやすいのではないでしょうか。

㉔美唯(みゆ)…「唯」は名前の止め字として「ゆ」の読み方をして使われることも多いです。

㉕沙唯(さゆ)…「沙」という漢字は、海に広がる砂浜をイメージします。「海のように心の広い子に」という想いを込めることができます。
 

㉖唯愛(いちか)…女の子らしく、爽やかな印象を受けます。音の響きも綺麗です。

㉗愛唯 (あい)…二文字で（あい）と読ませるのも可愛いですね！

㉘愛唯(あゆ)…「愛」と「唯」の組合せは、沢山の読み方をします。ゆいあ・ゆいな・いちか・あい・あゆ…。どの名前も素敵で、響きも漢字も女の子らしいものばかりです。

㉙亜唯美(あいみ)…字画数は多くなってしまいますが、素敵な漢字の組合せです。

㉚愛唯花(あゆか)…一文字一文字が素敵な漢字です。組み合わせることで素敵な名前になりますね。由来や想いも込めやすいです。

①唯(ゆい)…男の子で「唯」というのもかっこいいですね。呼びやすく、どんな名字にも合いそうです。

②唯雅(ゆいが)…伝統的で上品なイメージがある「雅」という漢字です。上品で礼儀正しい、という由来からできた漢字です。「唯牙」も男の子らしい名前です。

③唯土(ゆいと)…「土」という漢字は、雄大な大地や土地、野原をイメージする漢字です。男の子の名前に人気で、字画数も少ないのでバランスがとれた名前になっています。

④唯真(ゆいま)…そのままの漢字の読み方で読めます。

⑤唯弦(ゆづる)…「弦」は、弓のつるのことです。字画数が多く見えますが、8画と少なめです。

⑥唯樹(ゆき)…中性的な名前ですが、漢字は男の子らしいです。

⑦唯智(いち)…「智」は「知恵、賢い人」を意味する漢字です。「知識を豊かにし、リーダーになってほしい」という、赤ちゃんの未来を見据えた想いを込めることができます。

⑧幸唯(ゆきただ)…「幸」は、その意味から女の子にも多く使われる名前です。ですが、「ゆきただ」という名前は、男の子らしい印象です。生まれてくる赤ちゃんに幸せを願って名付けるといいですね。

⑨義唯(よしただ)…「正しい」という意味をもつ「義」。シンプルに「正しい行いのできる子になってほしい」という想いを込めることができますね。

⑩秀唯(ひでただ)…「唯」は名前の止め字として「ただ」の読み方をして使われることも多いです。

「唯」を使うと、子供が「この世に唯一の存在である」ということを表現できます。また、「かけがえのない存在である」ことも表現できます。生まれてくる赤ちゃんへの喜びを名付けに込めることができますね。
 

「天上天下唯我独尊（てんじょうてんげ ゆいがどくそん）」という仏教の言葉があります。これは、「自分という存在はこの世にただ一人で尊い存在である」ということを意味しています。そのような言葉を由来にして、赤ちゃんに名付けするのもいいですね。

どんな成長を遂げてほしいか、生まれてくる赤ちゃんと「唯」という漢字に想いを込めて、素敵な名付けをしてくださいね。