『雫』を使った女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
「雫」は空から落ちてくる雨などの粒です。落ちてくるなんて、名前としては縁起がよくないのでしょうか。今回は、「雫」の漢字の意味、由来、歴史に焦点を当てて、名前にふさわしいか調査しました。女の子に名付けたら、素敵な「雫」を使った50音順での名前一覧も必見です。
『雫』は名前で使えるようになって歴史は浅い
歴史というと、かなり古い時代まで遡って考えてしまいがちですよね。「雫」の名前は、残念ながらそこまで歴史を遡ることはありません。「雫」は、人名漢字として使えるようになった歴史が浅い漢字です。2004年9月に人名用漢字登録がされたので、10年ちょっとの歴史しかないのです。
「雫」の漢字の人名用漢字登録の歴史が浅いため、周りを見渡しても、女の子の名前に「雫」を使った名前は比較的に少ないと言えます。病院での呼び出しでも、耳にすることはないのではないでしょうか。
少ない名前なら個性になる
「雫」の名前が人名用漢字では歴史が浅いのなら、女の子の赤ちゃんに名付けられている可能性は低いと言えます。低いのなら、それは1つの個性になります。赤ちゃん自身の歴史を刻むには、「雫」を使った個性のある漢字を使うのがいいのではないでしょうか。
『雫』を使った名前のイメージ
「雫」は雨粒がポツリとしたたり落ちるイメージがありますよね。雨の降る時期には、梅雨や夏の夕立、夏から秋にかけての台風のイメージを持つ方もいるでしょう。
雨が降り続く梅雨はじめじめしていて過ごしにくく感じたり、突然の夕立には外遊びを中断させられたような気持ちになったり、いやだなというイメージを持つこともあると思います。
けれど、雨は古来より恵みの雨とされ、自然や人々の生活を潤してきました。特に、夏の暑さを和らげる夕立の去った後の涼しさは格別ではないでしょうか。そう考えると「雫」は、天から舞い降りた大切な命である赤ちゃんと同じように大切にしたい存在をイメージさせる漢字と言えそうです。
『雫』の意味と由来
「雫」は、歴史的には会意文字に分類される文字です。会意文字は、2つの文字以上の形や意味の組み合わせでできた漢字を指します。
漢字の由来を見てみよう
「雫」は漢字を見てわかる通り、「雨」と「下」という漢字でできています。「雨」は空からの雨水を意味する文字で、「下」は基準の横線と縦線を意味する文字です。
空からポタポタと下へ落ちてきたものを「雨」と「下」で表す漢字として、「雫」の漢字が「しずく」を意味するようになったのです。
由来から意味を見てみよう
漢字の由来がわかったので、由来から「雫」の意味を見てみましょう。先程、「雫」は空から降ってくるもの「雨」と、基準の横線と縦線を意味する「下」の組み合わせと説明しました。空という基準の位置よりも、下に雨が落ちてくることを意味する文字から、「雫」の意味は、雨水がポタポタと下へ溢れ落ちるという意味になりました。
溢れて落ちるのは縁起が悪いのか
「雫」の漢字の意味や由来が、雨粒などが水のタマとなって落ちるでは縁起の悪そうなイメージの名前になりそうですよね。しかし、水が溢れて落ちるとは、多くの水が容器に入っていた、入りすぎていて溢れてしまうイメージです。
つまり、「雫」は満たされている、溢れすぎるほどの幸せを両手に抱えているという意味も持ち合わせているのです。
ネガティブイメージの漢字もポジティブを合わせ持つ
「雫」のような一見、ネガティブな意味やイメージで捉えがちな漢字も、漢字の由来や意味を調べることで、赤ちゃんの名付けにぴったりな意味を探し出すことができますね。溢れだす幸せという解釈は、調べてみなければなかなか気づかない考えですよね。
『雫』の画数
「雫」の漢字は、画数が11です。一文字の漢字で「雫」と名付けた場合、姓名判断で地格を示す名前の総画数は11です。11の画数を持った赤ちゃんは、人生において確実に前へと進む性格の子どもへと成長するでしょう。
名前の画数は意識する必要があるのか
筆者の友人は、姓名判断に詳しい方に名前の画数を見てもらい、赤ちゃんに名前を付けたそうです。やはり、赤ちゃんが一生背負っていくことになる名前です。親が子供にしてあげられる1つである”名付け”ですので、画数を意識することも子供への愛情表現ではないでしょうか。
『雫』を使った女の子の名前
女の子に名付けたら、素敵な「雫」の名前の厳選50個をご紹介します。女の子のかわいらしいイメージや美しいイメージが持てる漢字の名前を50音順の一覧にしています。
【あ行】
♡‐1 愛雫・亜衣雫(あいか)
♡‐2 朝雫・亜紗雫(あさか)
♡‐3 明日雫 (あすか)
♡‐4 彩雫・亜矢雫(あやか)
♡‐5 安未雫 (あみか)
♡‐6 一雫 (いちか)
♡‐7 羽美雫・海雫(うみか)
♡‐8 恵美雫・笑雫(えみか)
♡‐9 恵理雫 (えりか)
♡‐10 絵里雫 (えりな)
♡‐11 織雫 (おりか)
【か行】
♡‐12 雫江・雫恵 (かえ)
♡‐13 雫恵出 (かえで)
♡‐13 雫緒・雫央 (かお)
♡‐14 雫織 (かおり)
♡‐15 雫来 (かこ)
♡‐16 雫純 (かすみ)
♡‐17 雫澄 (かすみ・かずみ)
♡‐18 雫那恵 (かなえ)
♡‐19 雫菜出 (かなで)
♡‐20 雫奈子 (かなこ)
♡‐21 雫波・雫奈美(かなみ)
♡‐22 雫蓮・雫恋 (かれん)
♡‐23 希央雫 (きおか)
♡‐24 清雫・希代雫(きよか)
♡‐25 希未雫 (きみか)
♡‐26 久実雫 (くみか)
♡‐27 心雫 (ここな)
【さ行】
♡‐28 里雫 (さとか)
♡‐29 紗也雫 (さやか)
♡‐30 雫果・雫華 (しずか)
♡‐31 雫紅 (しずく)
♡‐32 雫穂 (しずほ)
♡‐33 雫乃 (しずの)
♡‐34 涼雫(すずか・すずな)
♡‐35 鈴雫(すずな・すずか)
♡‐36 純雫 (すみか)
【た行】
♡‐37 智雫 (ちか・ちな)
♡‐38 千紗雫 (ちさか)
♡‐39千鶴雫 (ちづか)
♡‐40 千雫都 (ちなつ)
【な行】
♡‐41 夏雫 (なつな)
♡‐42 波雫・菜美雫 (なみか)
♡‐43 野乃雫 (ののか)
【は行】
♡‐44 春雫 (はるか・はるな)
♡‐45 日雫里 (ひかり)
♡‐46 姫雫・日芽雫 (ひめか)
♡‐47 風雫・楓雫 (ふうか)
♡‐48文雫・史雫 (ふみか)
♡‐49 穂雫・穂乃雫 (ほのか)
【ま行】
♡‐50 舞雫 (まいか・まいな)
♡‐51 美雫・美雫 (みか・みな)
♡‐52 桃雫 (ももか)
【や行】
♡‐53 結衣雫 (ゆいか・ゆいな)
♡‐54 優雫 (ゆうか・ゆうな)
♡‐55 幸雫(ゆきか・ゆきな・さちか)
♡‐56 柚子雫 (ゆずか・ゆずな)
♡‐57 由雫・柚雫 (ゆな・ゆか)
♡‐58 由美雫・弓雫 (ゆみか)
♡‐59 友梨雫・百合雫 (ゆりか)
【ら行】
♡‐60 莉雫・李雫 (りか・りな)
♡‐61 梨々雫 (りりか)
♡‐62凜雫 (りんか)
♡‐63瑠雫 (るか・るな)
♡‐64麗雫・礼雫(れいか・れいな・れな)
♡‐65恋雫 (れんか)
『雫』名前に向いてるかどうか
女の子の赤ちゃんは可愛らしくて、どんな名前を名付けてあげたらいいか悩んでしまいますよね。赤ちゃんの名前の候補に「雫」があがったら、その子の名前に向いてるか・ふさわしいかを、しっかりと考えてあげましょう。
女の子の赤ちゃんの名前に向いてるかと名付けに迷ったら、下の5つを参考に考えてみるといいですよ。
名付けに向いてるかなポイント
1.漢字を見て、女の子の名前と分かる名付けであるかどうか
2.「雫」の漢字のイメージと名前のイメージは合っているだろうか
3.名前の画数は多すぎ・少なすぎることなく名付けられているか
4.「雫」を使った名前を赤ちゃん・女の子本人が好きになってくれる名付けであるかどうか
5.誰もが読める名前だろうか
向いてる名前は一生の宝
パパやママにとって我が子への名付けは、生まれてきてくれたことへの喜びや感謝、赤ちゃんの未来など期待もいっぱいです。子どもが生まれる前から、「この名前は向いてるか?」も合わせて考え、大きくなった我が子が「この名前、私に向いてるよね!」と言ってくれたら、嬉しいですね。
『雫』を使って素敵な名前をつけよう
「雫」の漢字の意味や由来、雫を使った漢字の名前、そもそも「雫」の名前って向いてるのかしらと、今回は「雫」をテーマにご紹介してきました。人名用漢字としては、歴史的に浅く未熟な漢字ですが、意味やイメージはネガティブを払拭できたのではないでしょうか。
女の子の赤ちゃんに名付けたい候補に素敵な「雫」の名前があがったら嬉しく思います。