女の子の名前『みお』の漢字や字画数・意味の由来を徹底調査!
もうすぐ生まれてくる赤ちゃんのために、パパとママはどんな名前をつけるか一生懸命考えていることと思います。女の子の赤ちゃんに『みお』という名前を考えている方必見の、『みお』の漢字と字画数・意味と由来を徹底的にご紹介していきます。
目次
女の子の名前『みお』のイメージ
女の子の赤ちゃんにつけられる名前の『みお』は日本の伝統的な名前で、赤ちゃんや子どものうちだけでなく、年齢を重ねて大人になってからも違和感のない名前です。
また、『みお』にはみずみずしく清潔感のあるイメージがあり、人気の名前のひとつです。
『みお』という名前に人気の漢字【意味と由来】
それでは、女の子の赤ちゃんの名付けでは、『みお』にはどのような漢字が人気で、よく使われているのでしょうか。『みお』で人気の漢字を、「み」と「お」それぞれの意味と由来を併せて表にまとめてご紹介します。
『みお』の「み」人気の漢字
漢字 | 意味 | 由来 |
美 | 美しい、麗しい、綺麗である、良い、優れている | 「羊」と「大」が組み合わさって、「立派で大きい羊」を表す |
実 | みちる(一杯になる、充実する)、みのる、富み(財産、宝) | 「實」の略字。屋根・家屋を表す「うかんむり(宀)」、「ゆきわたる」を意味する「周」、子安貝を表す「貝」で、屋内に富がゆきわたる・みちることを意味する |
望 | 願う、願い、眺める、眺め、もち(望月/満月) | 元々の組み合わせは臣+月+壬で、後に臣が亡に置き換えられ現在の形になった。「つま先立ちをした人の上に、強調された目がある」という形で、「遠くをのぞむ」という意味。 |
翠 | カワセミのこと。オスを翡、メスを翠と呼ぶ。緑、萌黄 | 「羽」と「混じりけがない」という意味の「卒」が合わさった漢字で、「混じりけのない綺麗な羽をもっている鳥」を意味する。カワセミの羽は鮮やかな色なので、翠がカワセミを指す漢字になった。 |
『みお』の「お」人気の漢字
漢字 | 意味 | 由来 |
緒 | 糸口(糸の先端)、きっかけ、始まり、残り、心、長く続くこと、命 等 | 「者」は「盛り上がり」を表し、「糸」と合わせて「糸の盛り上がっている部分」つまり「糸を結んで留めた先端」を意味する。 |
織 | 機を織る、組み立てる、織物、色糸で織られた絹、綾絹、旗 | 「目印」を意味する「戠」に「糸」を組み合わせた漢字。「模様を目印に布を織る」様子。 |
桜 | 日本国民から最も親しまれる桜の花、桜色、桜の花の形をした紋所 | 旧字体は「櫻」で、「嬰」は女性が首飾り(貝)を身につける様子を表す。そこから玉のような実をつける「ゆすらうめ」を意味する「桜」が成り立った。 |
『みお』漢字【一文字】の名前と画数
漢字一文字で正しく『みお』と読むことができる唯一の漢字は、『澪』です。漢字の意味や由来は、赤ちゃんの名前としてふさわしいものなのでしょうか。以下に『澪』の画数と意味・由来をご紹介します。
画数 | 16画 |
意味 | 川や湖・海などの底が溝のように深くなっている部分をさす。船が通った跡や、船の通行に適した水路という意味もある。 |
由来 | 水の流れている様子を表す「さんずい」、雨が降るさまを表す「雨」、人が神様へお願いする様子を表す「令」が合わさった漢字であり、「人々からの神様への願いが通じ、降り出した雨が流れる」という意味になった。 |
「澪」の漢字には、「澪」という名前の日本酒があり、お酒を作る水は澄んでいてきれいであるというイメージから、みずみずしい、清潔感のある、神聖であるといったイメージもあります。「澪」と一文字で書く『みお』は、女の子の赤ちゃんの名前のイメージとして、ぴったりですね。
『みお』【二文字】の名前と画数
ここまで、『みお』の名前で人気の漢字と意味・由来をご紹介してきました。前述の通り、『みお』と読める漢字一文字の名前は限られていますので、『みお』と名付けられる女の子の名前の多くは漢字二文字です。
ここからは、二文字で『みお』と読む名前の漢字の例と、気になる画数を漢字のもつイメージごとにご紹介していきます。
華やかなイメージの『みお』漢字と画数
「華美」という言葉があるように、「美」の漢字が使われている名前には華やかなイメージもあります。『みお』という名前を華やかなイメージにしたい場合は、中でも人気の高い「美」を使った名付けにするのがおすすめです。
「美」を使った漢字二文字の『みお』の例
「みお」と読む名前の漢字 | 画数 |
美央 | 14画(9+5) |
美於 | 17画(9+8) |
美桜 | 19画(9+10) |
美穂 | 24画(9+15) |
美緒 | 23画(9+14) |
美織 | 27画(9+18) |
美藍 | 27画(9+18) |
美櫻 | 30画(9+21) |
古風なイメージの『みお』漢字と画数
日本の伝統的な名前である『みお』には、古風なイメージのある漢字を名付けに使うのもよく合います。「み」には「雅」「弥」、「お」には「桜」「櫻」などが伝統的なイメージで人気があります。
古風なイメージのある漢字二文字の『みお』の例
「みお」と読む名前の漢字 | 画数 |
弥央 | 13画(8+5) |
弥愛 | 21画(8+13) |
弥桜 | 18画(8+10) |
弥櫻 | 29画(8+21) |
弥生 | 13画(8+5) |
弥緒 | 22画(8+14) |
弥音 | 17画(8+9) |
雅音 | 22画(13+9) |
雅生 | 18画(13+5) |
雅苑 | 21画(13+8) |
雅央 | 18画(13+5) |
雅緒 | 27画(13+14) |
自然をイメージする『みお』漢字と画数
例えば、「自然を大切にするような優しい子に育って欲しい」というような願いを込めて赤ちゃんに名付けるとき、自然をイメージできる名前にしたいと考えるパパやママも多いことでしょう。
『みお』という名前に使える、自然を連想する漢字は「海」「実」「翠」などがおすすめです。
自然をイメージする漢字二文字の『みお』の例
「みお」と読む名前の漢字 | 画数 |
海音 | 18画(9+9) |
海緒 | 23画(9+14) |
海穂 | 24画(9+15) |
実緒 | 22画(8+14) |
実凰 | 19画(8+11) |
翠央 | 19画(14+5) |
翠音 | 23画(14+9) |
『みお』をひらがなで名付ける
赤ちゃんの名前をひらがなで名付けるメリットは、なんといっても読み間違いがないことです。漢字には幾通りの読み方があるので、どうしても名前の読み方を間違われてしまう可能性があります。しかし、ひらがなの『みお』には読み方が『みお』ひとつしかないので、絶対に違った読み方をされることがありません。
また、丸みのあるひらがなの特長で、柔らかく優しい印象を与えられるのもメリットといえます。幼稚園児くらいになってひらがなを覚えた子どもが、自分で正しく名前を書くことができるようになるのも良いですね。
『みお』がつく名前は多い?有名人をチェック
『みお』という名前は、漫画やアニメのキャラクターにもたびたび見られます。以前放送されていた人気アニメの「けいおん!」の登場人物の中にも「澪」という人気キャラクターがいて、より『みお』の名前の人気も高まりました。
実在の有名人にも『みお』の名前を持つ方が多くいらっしゃいます。活躍されている有名人の方のように育って欲しい、という願いを込めて、同じ漢字で書く名前をつけるというのもひとつの名付けの方法ですね。
『みお』と読む名前の有名人
- 秋園美緒(女優/元宝塚歌劇団星組娘役)
- 秋山澪(TVアニメ「けいおん!」のキャラクター)
- 諌山実生(歌手/シンガーソングライター)
- 今井美桜(NEWS ZERO お天気キャスター)
- 大高美桜(漫画「360°マテリアル」主人公)
- 大谷未央(元サッカー日本女子代表FW)
子どもの名付けで後悔しないためのポイント
大切な子どもの名付けで、失敗したり後悔したりしたくありませんよね。ここからは、赤ちゃんの名前をつけるときに後悔しないために気をつけるべきポイントをご紹介します。
『みお』の名前に限らず、赤ちゃんに名前をつける前に、是非チェックしておいていただきたいポイントです。
漢字の意味や由来をしっかり確認しよう
意外と見落としやすいのが、漢字のもつ意味や由来です。なんとなく知っている程度の意味を名付けの由来として赤ちゃんに名前をつけてしまうと、意図していた意味や込めた願いとはまったく違う意味だった!ということになりかねません。
例えば、「誰からも好かれる魅力のある女の子になりますように」と『みお』の名付けに「魅」の漢字を使ったとします。ところが、この漢字には実は「もののけ」「ばけもの」「人の霊(魂)」といった、あまり名前にはふさわしくない意味があります。
将来、名前の漢字の意味を知った子どもがショックを受けてしまいかねません。名付けに使う漢字の意味・由来はしっかり確認しましょう。
読みづらい漢字は避けよう
赤ちゃんの名付けにこだわったり、名前にパパママの願いや思いを込めるあまり、通常の読み方と異なった個性的な読み方の漢字をあててしまうことがあります。赤ちゃんのために考えられた素敵な名前ではあるのですが、あまり読みづらいと名前を正しく読んでもらえなかったり、名前の読み方を覚えてもらえなかったりするようです。
例えば、『みお』の場合、「岬(みさき)」の「み」部分だけを切り取って『みお』と読ませるように漢字を組み合わせるような方法です。
対面していたり、近くにいたりする相手の場合には直接対応できますが、書類のみの手続きなどで相手が離れている場合は、間違われてしまっても読み方を訂正したりすることができません。赤ちゃんのせっかくの名前を正しく読んでもらうために、読みづらい漢字を使うことは避けましょう。
名字と名前のバランスも考えよう
赤ちゃんの名付けでもうひとつ重要なのが、名字とのバランスです。名字の文字数や画数との釣り合いが取れていると、もっと印象的で素敵な名前になります。
例えば、名字が一文字の場合は、『みお』も一文字の「澪」ではなく二文字を選ぶと、安定してバランスが良くなります。名字が二文字の場合は、『みお』は一文字でも二文字でもバランスよくまとまりますが、三文字の名字の場合は一文字の「澪」では少し頼りない印象になってしまいます。
また、名字の総画数が10画未満の場合、『みお』の画数も少なくすると、どちらの印象も軽くなってしまいます。この場合は名前の画数を多めにした方がバランスが良くなります。逆に名字の画数が30画以上と多い場合は、『みお』の画数は10~20画ほどにすると、苗字と名前の全体が重たい印象になるのを避けられます。
『みお』を使って女の子に素敵な名前を
以上、『みお』という名前の漢字や字画数、意味や由来についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
『みお』という名前は、日本の伝統的・古風な雰囲気がありつつも、現代に生まれた女の子にぴったりの今風のイメージもある素敵な名前です。大切な赤ちゃんの素敵な名付けのために、この記事を少しでも役立てていただければと思います。