コストコのアルカリ電解水アクアクリーンが掃除で大活躍！値段や口コミは？

巨大倉庫型スーパーコストコの数多くの洗剤やクリーナーなど掃除関連商品の中で、安定した人気を獲得するのは一握りの商品です。その中で電解水アクアクリーンは便利で汚れ落ちが良いと口コミ評価も高く長期にわたり定番の地位を保っている人気商品です。今回はコストコの電解水アクアクリーンの人気の秘密に迫ってみましょう。

そもそも電解水とはどのような水なんでしょうか。まずは電解水について基礎的な知識を学びましょう。

電解水とは水に電気を流してアルカリ性と酸性の水溶液に分けてできたもので、アルカリ性の水溶液を「アルカリ電解水」酸性の水溶液を「酸性電解水」と呼んでいます。もともとはただの水で化学物質を一切含んでいませんので、キッチンや食卓など食べ物が近くにある環境やペットや赤ちゃんがいるご家庭でもクリーナーとして安心して使うことができます。

酸性電解水は主成分が次亜塩素酸で、強い殺菌・除菌効果と高い安全性を併せ持ち食品添加物としても用いられます。酸性電解水が得意とする汚れはアルカリ汚れになりますので、浴室の鏡などについた水あか汚れや石けんカス、トイレの尿汚れ・尿石、電気ポット内部にこびりついた水道水中のカルシウム汚れなど、長期間にわたりこびりついた汚れに効果を発揮します。除菌効果の高さからトイレクリーナーとして使うのがおすすめです。

アルカリ性電解水は約0.2%程度の水酸化ナトリウムを含んでいます。水酸化ナトリウムは苛性ソーダとも言われ、たんぱく質を分解する性質を持っているため、その溶液であるアルカリ性電解水は油脂汚れに対して高い分解・洗浄能力を持っているのが特徴です。

アルカリ性電解水がクリーナーとして最も活躍する場所はキッチンではないでしょうか。油汚れのひどいコンロまわりや手指の皮脂汚れが付いた食器棚はもちろん、口に入っても安全なので電子レンジや冷蔵庫の中にも安心して使えます。pH値が高いため除菌・消臭効果もあり、掃除をすると同時に臭い対策もできるのです。コストコのクリーナー、電解水アクアクリーンはこのアルカリ性電解水になります。

コストコ商品の口コミでは安定の人気を誇るクリーナー、アクアクリーンの特徴をご紹介します。

コストコのアクアクリーンのボトルはスプレータイプです。使い方はつまみを回して出す量を調節してノズルを引く、よくあるお風呂洗剤と同じです。汚れに気づいた時にシュッとできてサッと拭き取れる手軽さが良いですね。

コストコのアクアクリーンは電解アルカリイオン水100%で無臭なので場所を問わず色々な使い方ができます。見た目が透明で無臭だとただの水に見えてしまいクリーナーとしての性能に疑問を持ってしまいますが、アクアクリーンは水道水のph5.8〜8.6という値に比べph12.5とアルカリ濃度が高めなので高い洗浄力を発揮します。また多くの菌が高いアルカリ濃度で生存できないため除菌という使い方ができるのもポイントです。

コストコの日用品は値段がリーズナブルな商品が多いのですが、アクアクリーンに関しては値段が類似品に比べて若干割高です。コストコでアクアクリーンは2本セットで売られていて値段はおよそ1,200円です。同じような使い方ができるクリーナーがドラックストアで1本250円くらいの値段で販売されているので迷ってしまいそうですね。口コミ評価や値段が高い分、類似品より優れている面があるかもしれませんので、まずは2本セットを友人とシェアするなどして試しに購入してみるのが良いでしょう。

たんぱく汚れに強いというコストコの電解水アクアクリーンの特性を活かした使い方ができる、口コミでも多くの人がおすすめしている場所をご紹介します。

電子レンジの中は食品を温めた時に飛び散ったような油汚れがこびりついてしまって、嫌な臭いを発していることもあります。こういった油汚れには電解水アクアクリーンをスプレーしてしばらく汚れと馴染ませ、マイクロファイバークロスのような柔らかい布で拭き取るとスーッとキレイになります。アルカリ電解水には除菌・消臭効果もありますので油臭さも取れて一石二鳥と口コミでも絶賛されていますよ。

アルカリ性電解水は化学物質を使用していないので、食品が詰め込まれた冷蔵庫の掃除に最適です。冷蔵庫の中から食品を全て出して掃除するのは大掛かりですが、コストコのアクアクリーンは食品が入ったままでも汚れが気になる箇所にシュッとスプレーして拭き取るという使い方ができるので、掃除の手間も時間も削減できるという口コミ多数です。除菌効果で嫌な臭いの発生も防ぐことができるのもうれしいですね。

キッチンの中でもコンロまわりは、揚げ物の油や肉を焼いた時の肉汁などのたんぱく汚れがこびりつき、さらに過熱されて焦げた状態で掃除するのに労力が必要な場所ですが、ここでもコストコのアクアクリーンが活躍します。アルカリ性電解水はたんぱく質を分解する力が強いため、スプレーしてしばらく馴染ませると焦げ付いた汚れもかなり楽に落とせるようになります。

ガラスには開け閉めする時の手垢や皮脂汚れがこびりついています。コストコのアクアクリーンはガラスクリーナーとしての使い方もできるので、少し値段が高いとしても元は取れるのではないでしょうか。しかも一度拭き上げれば二度拭きは不要なのでガラスクリーナーよりも手軽に掃除ができます。

鏡の曇りは化粧品の油分や手指の皮脂などたんぱく汚れが原因の一部です。コストコのアクアクリーンをスプレーして柔らかい布でサッと拭くだけで、毎日曇りのない鏡で快適に身支度ができます。アクアクリーンはギトギトの油汚れに対するだけでなく、日常生活で使う居室や小物などを拭くという使い方もできるので便利です。

コストコのアクアクリーンの使い方には注意すべき点がいくつかあります。用途を守って正しく使用しましょう。

コストコのアクアクリーンは化学物質を含んでいないので安全ではあるのですが、アルカリ性電解水ですのでph値が高くたんぱく質を分解するという特性があります。手垢・皮脂を落とすことのできるアクアクリーンが手に付着してしまうと、人間の皮膚はたんぱく質でできているため必要な皮脂まで取ってしまい手荒れの原因になります。ゴム手袋を使い直接アクアクリーンが手指に付着しないようにしましょう。

またアクアクリーンをスプレー散布した時に空気中に漂っているものを吸うとせき込んでしまうため、広い範囲にアクアクリーンをスプレーする時にはマスクを装着したほうが良いでしょう。同じように顔より高いところでスプレーを散布すると目に入ってしまいます。上を向けてスプレー散布するのは控えて、高い場所を掃除したい時は先に布に吹き付けて染み込ませてから拭くと良いですよ。

万能に近い働きをするコストコのアクアクリーンですが、不向きな場所や素材があります。例えば車のボディのお手入れにはアクアクリーンを使ってはいけません。アルミニウムや真鍮などの貴金属はアルカリ性に反応しやすい性質を持っているため、アルカリ電解水を使うと腐食の原因になる恐れがあります。

車の内装部分にも注意が必要です。アルカリ電解水は成分のほとんどが水分なので革製品や木製のものには染み込んでしまい、シミの原因になります。車のシートやハンドルに革のカバーが付いている場合は使用を控えましょう。もちろん本革のバッグや靴の汚れ落としにも不向きです。値段の高い本革製品の見た目を台無しにしてしまいます。

コストコのアクアクリーンは除菌もできることが長所ですが、全ての菌に効果があるというわけではありません。アルカリ電解水なのでアルカリ性に強い黄色ブドウ球菌などには効果が比較的薄いようです。

コストコのアクアクリーンはアルカリ性の溶液なので、酸性の汚れには強いのですが同じアルカリ性の汚れには効果が弱まります。具体的には電気ポット内部のカルキや浴室のせっけんカス、トイレの尿汚れやアンモニア臭などです。このようなアルカリ汚れには酸性のクリーナーで対処しましょう。

コストコの電解水アクアクリーンの口コミ評価の高さの理由がお分かりいただけましたか。アクアクリーンを使って手軽に掃除を楽しみ、キレイな空間で快適な生活を送りましょう。