2018年08月01日公開
2018年08月01日更新
女の子の名前『つむぎ』の漢字や字画数・意味の由来を徹底調査!
『つむぎ』は女の子に付ける名前として人気が出てきています。『つむぎ』という響きだけでなく、使える漢字の意味を知ればきっとその良さがわかるはずです。『つむぎ』の名前にあてる漢字の字画数や意味を調査しながら、女の子の名付けに人気の理由を紐解いていきましょう。
目次
【つむぎ】の名前はどんなイメージ?
『つむぎ』という名前を聞いたとき、頭にどのようなイメージが浮かぶでしょうか。純粋に『つむぎ』という響きからは何かをより合わせるやさしいイメージや、古風で可愛らしいイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。また「糸をつむぐ」、「物語をつむぐ」といった言葉も連想できますね。
そもそも『つむぎ』という名前は少し珍しい名前として感じる方が多いかもしれません。しかし、実はスマートフォン向けアプリ「赤ちゃん名づけ」を提供するリクスタが発表した「2017年赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」のランキングで、『紬(つむぎ)』という名前は女の子の1位に輝いているのです。
このように『つむぎ』という名前はじわじわと人気が出ており、今ではトレンドとしてメジャーな名前になりつつあります。ここからは『つむぎ』という名前の漢字や、由来・意味などを含めて徹底的に紐解いていきますので、ぜひ女の子の赤ちゃんの名付けの参考にしてくださいね!
【つむぎ】の名前で人気の【漢字】は?
『つむぎ』という名前で使われる漢字にはどのようなものが人気なのでしょうか。実際に女の子の赤ちゃんに『つむぎ』と名付けるときには、どのような選択肢があるのか気になりますよね。今回は『つむぎ』と読める人気の名前表記を4パターン紹介していきます。
【紬】で【つむぎ】と読む名前
『紬』という漢字はこれ一文字で『つむぎ』と読むことができます。『つむぎ』の名前に使われる漢字の中でも一番人気のある漢字のようです。漢字一文字の名前にしたい時におすすめです。
【紬希】で【つむぎ】と読む名前
『つむぎ』という名前に『紬希』という漢字をあてるのも人気があるようです。字画数の関係などから、漢字二文字で『つむぎ』という名前にしたいときにおすすめです。
【紡】を使った名前
『紡』という漢字は、これ一文字でも『つむぎ』と読めますし、この漢字を使って漢字二文字で『つむぎ』と読ませることも可能です。ご参考までに『紡』を使った名前には下記のようなものがありますよ。
・紡希
・紡姫
・紡喜
・紡紀 など
ひらがな表記の【つむぎ】
漢字は使用せずに、ひらがな表記の『つむぎ』という名前にしたいというパパやママもいるでしょう。ひらがなで表記すると、読み間違えることもありませんし、より女の子らしく優しいイメージが伝わりやすいかもしれませんね。
【つむぎ】の名前の【字画数】は?
次に『つむぎ』の名前に使う漢字の、【字画数】をそれぞれ見ていきましょう。赤ちゃんの名前を考えるとき、姓名判断や字画数の吉凶などを気にされるパパやママはぜひ参考にしてみてくださいね。
※姓名判断の流派は数多くありますし、女の子は結婚すると名字が変わる可能性が高いですから、あまり強くこだわりすぎないようにしましょう。
【紬】の字画数は
『紬』という漢字の字画数は11画です。11画は一歩一歩着実に前進していく意味を持つと言われており、何をしても真面目に取り組むので周囲からの引き立てに恵まれて事を大成させる吉数だそうです。
ちなみに『紬』の漢字の音読みは「チュウ」、訓読みは「つむ(ぐ)」、「つむぎ」です。
【希】の字画数は
『希』の字画数は7画です。7画自体の意味は意思や信念が強く、障害があっても打ち破って進む力強い生命力と行動力を持っている、と言われています。
また紬と合わせて『紬希』という名前にすると、総字画数は18画になります。この場合は『希』一文字の7画という字画数よりも良い字画数になります。ちなみに18画の意味は物質運(金運)に強い画数で、温和で優しい気性をはぐくむということです。
【紡】の字画数は
『紡』の字画数は10画です。10画という字画数は不遇を表す「凶数」とのことで、姓名判断的にはあまり良くない字画数のようです。字画数の吉凶を気にされる方が『紡』を使うのであれば、何か他の漢字と組み合わせて『つむぎ』という名前にしたほうがいいかもしれませんね。
【つむぎ】の名前の【由来・意味】は?
さらに『つむぎ』の名前に使える漢字の、それぞれの【由来・意味】を見ていきましょう。漢字の意味を知ることで、赤ちゃんの名前にパパやママの願いや思いを込めることができます。どんな女の子に育ってほしいか、どんな人生を歩んでほしいか、大切な我が子への思いをイメージしながら読んでみてくださいね。
紬の由来・意味は
『紬』という漢字は糸の象徴である「糸(いとへん)」と、引き抜くという意味を持つ「由」という部首から成り立っており、このことから「麻や綿、蚕の繭から糸を引き出す」という意味になったそうです。また、この意味から転じて「引き出された糸から織られた物」、つまり「絹織物」という意味も持つようになっています。
ちなみに高級な着物というイメージもある『紬』ですが、実はもともと江戸時代頃までは「庶民の普段着」として使われていたそうです。しかしその丈夫さや、長く使うほど身体にフィットして味わい深くなるという特徴から、次第に着物通(ツウ)の間で注目されるようになったそうですよ。
このような『紬』からは「丈夫な縁を結べますように」といった願いや、「美しいけど決して気取らず、芯の強い女の子になりますように」といった思いを込めて名付ける方が多いようです。漢字の由来や意味を知れば、「古風」や「高級」といったことだけでなく、「芯の強さ」や「根気強さ」などをイメージすることができますね。
希の由来・意味は
次に『紬希』で「つむぎ」という名前にする場合の『希』という漢字の由来や意味をみていきましょう。この『希』という漢字は、大きく分けて、「珍しい・めったにない」という意味と、「望む・願う」といった意味の2つの意味を持っています。
漢字の由来としては細かく交差して織った布を表しており、その隙間がほとんどない布は希少であったことから「珍しい・めったにない」という意味になったようです。
『希』を名前に使う時は、その意味から「貴重な存在になってほしい」、「類まれな才能を発揮してほしい」とい思いや、「希望あふれる人生になりますように」というような願いを込めることが多いようです。
イメージとしても「希望」や「期待」、「輝かしい未来」といった良いイメージが持てる漢字なのではないでしょうか。
紡の由来・意味は
最後に『紡』という漢字の由来や意味をみていきましょう。『紡』という字は、さきほどの『紬』と同じく糸そのものを表す「糸(いとへん)」と、農具の「すき」がモデルとなる「方」から成り立っています。
さらに農具のすきは、畑などで人が並んで使うことから「方」は「並ぶ・傍ら」といった意味を持ちます。そこから『紡』という漢字が「糸を並べる」、つまり「糸をつむぐ・より合わせる」という意味になったようです。
『紡』という漢字を名前に使う場合、この「糸をより合わせる」という意味から、「良い縁や絆を手繰り寄せられますように」という願いを込めることが多いようです。
また時間をかけて糸をつむいでいくことから、「辛抱強さ」や「根気強さ」、「あきらめない姿勢」というイメージを持つこともできます。
【つむぎ】という名前を考えるときのポイントは?
女の子の赤ちゃんに『つむぎ』という名前を考えたとき、大切になってくるポイントがあります。もちろん名前自体の字画や意味、込めたい願いなども重要ですが、以下の2点にも留意して名付けるといいですよ。
姓名とのバランスを考えよう
名前を考える時には、姓名とのバランスは大切です。『つむぎ』という名前もどの漢字を使うのか、またひらがな表記にするのかで変わってきますよね。姓名判断的な総合の字画数もそうですし、見た目的なバランスも考えるようにしましょう。
たとえば『つむぎ』という名前を漢字一文字にしたいと思っても、名字が漢字一文字だとバランスが悪く見えたり、画数が姓名両方とも多いと重たい印象になったりすることがあります。
また女の子は結婚して名字が変わることもあるので、あまり変にこだわりすぎる必要はないですが、姓名判断は名字と名前の字画数を合算して吉凶を出す格というものがあります。名前だけで判断せず、名字と合わせて調べてみることもおすすめします。
使えない漢字に注意しよう
名前を考える際には、「使えない漢字・使わない方がいい漢字」にも注意するようにしましょう。実は名前に使える漢字には制限があり、基本的に「常用漢字」と「人名漢字」が基準になります。この中に無い漢字を使おうとすると受理されないことになりますので注意してください。
また使える漢字でも意味的に名前にふさわしくない漢字もありますよね。大切な我が子の人生にかかわることですから、響きや字画数だけで考えず、漢字自体の持つ意味も重視しましょう。
漢字の意味を深く知ろう
『つむぎ』という名前は、響き的にも女の子らしく、人気でおすすめの名前です。ここで紹介した以外にも、『つむぎ』にはいろいろな漢字をあてることができます。
ただしそれぞれの漢字には必ず意味があり、名前に使う場合にはその意味をよく知っておく必要があります。意味を深く知ることで、名前としてふさわしい漢字なのかもわかりますし、思いのこもった素敵な名付けができますよね。
パパやママの気持ちを大切にしながら、ぜひ女の子の赤ちゃんへ『つむぎ』という名前を考えてみてくださいね!