コストコの『オーガニックザワークラウト』がトッピングにおすすめ！

コストコで販売されているオーガニックザワークラウトは有機栽培のキャベツとニンニクを使い、乳酸発酵させて作られています。しっかりとした酸味と塩味で野菜や肉料理などと相性が良く、トッピングにも便利なので特徴を知って色々な料理と合わせて使ってみましょう。

ドイツで定番とされるキャベツの漬物「ザワークラウト」はキャベツを乳酸発酵させた伝統料理です。ドイツのイメージが強いですがロシア・オランダ・イギリスなどヨーロッパ諸国でも広く親しまれていて冬のビタミン補強の役割も果たしています。ザワークラウトは、加熱しないことでキャベツのビタミンCが損なわれず、しかも乳酸発酵でさらにビタミンCがアップするので健康志向やダイエット中の方にも役立つ、とても有能な保存食なのです。

ドイツでは保存食として親しまれているザワークラウトは乳酸発酵による酸味の強い味が特徴です。ザワーはドイツ語で「すっぱい」を意味しクラウトは「キャベツ」を意味します。直訳すると「すっぱいキャベツ」になりますね。

酸味のあるザワークラウトは口直し的な存在となってくれるため、色々な料理と相性が良く付け合わせに使えるので便利です。野菜にトッピングするとドレッシングの代わりにもなり、煮込み料理にすると深い旨みを楽しめます。値段は少し高めですがそれ以上にメリットがあるので料理のトッピングに取り入れてみましょう。

ザワークラウトは胃腸の健康維持や整腸作用への効果も抜群なのでダイエット中の方にもおすすめです。元々キャベツが持つ栄養と発酵により栄養成分が増すため腸内環境を整えてくれます。特にザワークラウトの乳酸菌は植物性のためヨーグルトのような動物性の乳酸菌よりも腸内に届きやすいので整腸作用が期待でき、ダイエットにも効果的なのです。

色々な料理と相性の良いコストコのオーガニックザワークラウトを使えば、簡単にアレンジが可能です。コストコのザワークラウトの値段や特徴を知り、料理に活用する際の参考にしましょう。ここではコストコのオーガニックザワークラウトの特徴3つを紹介します。

コストコのオーガニックザワークラウトはオーガニック認証として「USDA ORGANIC」「NON GMO Project」に加え「有機JAS」マークが入っているので安心です。USDA ORGANICとはアメリカの法律で定められた米国農務省オーガニック認証のマークで、95％以上の有機原料を使用したものでなければマークを付けることはできません。

NON GMO Projectとは、北米において非遺伝子組み換え食品および製品の認定を行っており、このマークが表示されてる食品なら安心です。更に有機JAS認定マークは、農林水産大臣が定めた品質基準や表示基準に合格した農林物資の製品につけられる認定マークなので、コストコのオーガニックザワークラウトは以上の3つのオーガニック認証で安心して購入することができます。

コストコのフードコートを利用したことのある方は既に試したことがあるかもしれませんが、コストコのフードコートには「クォーターパウンドホットドッグ」というホットドッグが販売されています。フードコートのカウンターでホットドッグを受け取るとセルフでトッピングができるザワークラウトがありますが、実はコストコで販売しているオーガニックザワークラウトはフードコートにあるホットドッグのトッピングのザワークラウトとは味が違うのです。

コストコのオーガニックザワークラウトは酸味と塩味はしっかりありますが、尖った酸味ではなく旨みのあるまろやかな味が特徴です。酸っぱくてしょっぱい素朴なティストのなかに、じんわりとニンニクの旨みも感じられます。フードコートのホットドッグとザワークラウトも利用して味の比較をしてみてくださいね。

ダイエット効果もあり、安心・安全なコストコのオーガニックザワークラウトの気になる値段はどうなのでしょうか。コストコのオーガニックザワークラウトは1,418gで値段は約1,200円なので100gあたり約90円となります。他メーカーのヘングステンベルクザワークラウトは100gあたり70円前後の値段なので、コストコのザワークラウトはやや高めの値段設定となりコスパは少し悪いと言えるでしょう。

トッピングするだけで簡単にアレンジが楽しめるコストコのオーガニックザワークラウトを利用して料理のレパートリーを広げましょう。ここではザワークラウトに合うおすすめの代表的な食べ物を紹介します。

コストコのフードコートにもホットドッグのトッピングとしてザワークラウトがおいてあることから、ザワークラウトとソーセージの相性は抜群です。ぜひ自宅でホットドッグを食べる際にトッピングしてみましょう。

いつものサンドイッチの具材にプラスするだけでカフェでオーダーしたような味を楽しめます。ハムやベーコンなどとの相性も良く、しんなりとしたザワークラウトはのせやすく食べやすいのでピクルスが好きな方には特におすすめです。サンドイッチは発酵食品と相性が良いので、冷蔵庫にある具材でいろいろ試してみましょう。新しい発見があるかもしれません。

茹でたじゃがいもに水分を切ったザワークラウトをたっぷり混ぜ少しのマヨネーズでポテトサラダにします。じゃがいものほっくりした甘さにザワークラウトの酸味がとても相性が良く、ザワークラウトの塩味がしっかりとしているため味付けも不要です。作り方も簡単でお酒のおつまみとしても抜群なので作ってみましょう。

炒めたり、煮込んだりコストコのオーガニックザワークラウトは肉料理全般と相性が良く、煮込み料理に使うとさっぱりとした味と肉の柔らかな食感が楽しめます。いつもの味に変化をもたらしてディナーを楽しみましょう。

もともとザワークラウトはスパイスとの相性がとても良い食品です。カレーにらっきょうをトッピングする代わりに、コストコのオーガニックザワークラウトをトッピングするだけで美味しくいただけます。

健康に効果があってダイエットにも良いザワークラウトですが、ダイエットのために続けたいと思ってもコストコのオーガニックザワークラウトだとやや値段も高めでコスパが気になる方もいるのではないでしょうか。実はザワークラウトの作り方は意外と簡単です。ザワークラウトの作り方を紹介しますので、ぜひ自作してみてください。

• キャベツ：1玉（約1kg）
• 塩：20ｇ（キャベツの重さの2％）
• ローリエ：1枚
• タカノツメ：1本
• 胡椒：適量
• クミンシード：適量

1. ボウルやまな板などの調理器具は熱湯をかけて殺菌します。
2. キャベツは芯を取り千切りにします。
3. 千切りにしたキャベツの重さを量りボウルに入れ、キャベツの量の2％の塩を振り入れてしんなりするまで手でもみ込みます。
4. ローリエ・タカノツメ・胡椒・クミンシードを加えて混ぜ、手でしっかり押し込みながらジッパー付き保存袋に詰めます。
5. キャベツを入れた袋の空気をしっかり抜いてチャックを閉めましょう。
6. トレーにのせて袋の上にペットボトルや瓶詰などで重石をします。
7.  常温で2～7日間おきます。発酵すると中身が膨張するため、常温発酵中は袋が膨らんできたら空気を抜きます。
8. キャベツが緑色から白っぽくなってきたらほぼ完成です。味見をして匂いも味も青臭さが取れて塩気がなくなっていたら、重石を外しトレーにのせたまま冷蔵庫へ入れ、約2週間熟成させます。その間、冷蔵庫へ入れたら袋を2日に1回ひっくり返します。

上手に発酵させるためにはいくつかのポイントがあります。発酵中に乳酸菌とともに繁殖してしまう雑菌に注意しなくてはなりません。そのためには作り方にもありますが調理器具をしっかりと消毒すること、キャベツを空気にふれさせないことが重要になってきます。また、室温が上がりがちな夏は特に注意が必要です。キャベツに対して塩2％の塩分濃度はきちんと守りましょう。更に防腐のため、タカノツメを入れます。作り方とポイントを確認してぜひ挑戦してみましょう。

ダイエットにも健康維持にも良いコストコのオーガニックザワークラウトは、値段はやや高めですが色々な料理に使えます。常備菜としてそのままいただくのも良し、料理に活用するのも良しと、飽きずにいろいろ楽しめそうなコストコのザワークラウトは作り方も簡単なのでぜひ試してみてください。ザワークラウトを食べたことがなく味のイメージがつかずに不安という方は、味は若干異なりますがコストコのフードコートを利用してみましょう。