100均のガラスフィルム13選！高価格フィルムとの違いや上手な貼り方も！

ガラスフィルムは高価だというイメージ持っている方も多いのではないでしょうか？特殊な加工やコーディング、素材を使用している物は3000円前後と高価なものが多いのが現状です。しかし、最近ではダイソー・セリア・キャンドゥなどから100円程度で購入できるガラスフィルムが次々と登場しています。

品質面でも100均のガラスフィルムは年々クオリティが上がってきており、現在では高価なガラスフィルムと遜色なく画面を保護できる物も多くあります。ガラスフィルムに興味があったけど、高くて購入していなかったという方も、ぜひ一度100均のガラスフィルムを試してみてはいかがでしょうか？

ガラスフィルムはその名の通りガラスを素材としたフィルムです。樹脂素材でできた一般的な保護フィルムよりも傷や衝撃に強いという特徴があります。また、気泡が入りにくいため、貼りやすいことも大きなメリットです。

使用感は、スマホのディスプレイとほぼ同じ素材であるためほとんど変わりません。しかし、PET素材の保護フィルムと比べて厚さや重さがあるため、慣れるまでは違和感を感じることもあります。最近では100均での取り扱いも始まりましたが、全体的に樹脂素材の保護フィルムよりも高価である傾向があります。

ガラスフィルムの価格による違いは大きく分けて2つあります。

1つ目は素材の違いで、高価なガラスフィルムには特殊なガラスを使用していたり、透過率がとても高いガラスが使用されています。2つ目は、特殊な加工の有無です。高価なガラスフィルムには、とても薄く作られているものや特殊なコーティングがされているなど、様々な加工が施されています。

しかし、これらの違いは一般的なスマホユーザーには区別することは難しく、実際に触ってみてもほとんど変わりません。また、100均のガラスフィルムも年々クオリティが上がってきており、SNSやちょっとしたゲームをする分には十分な機能を備えています。

「とりあえず画面を保護したい」「費用を安く抑えたい」と考えている方は、100均のガラスフィルムから使い始めてみてはいかがでしょうか？

100均の中でもダイソーには、色々なスマホの保護ガラスフィルムが揃っています。メーカーコラボの可愛らしいデザインのタイプや、サイズ展開が豊富なタイプ、光沢があって画面が綺麗に見えるタイプなどもありますし、保護効果の高い強化ガラスを使ったフィルムもあります。

この商品はiPhoneの画面全体を保護することができるガラスフィルムです。iPhone Xなどは画面の四隅が丸くなっており、従来の100均のガラスフィルムでは完全に保護することができていませんでした。

しかし、このガラスフィルムは「3Dフルラウンド加工」という画面に合わせた形にする加工をすることで、全体をしっかりと保護することができるようになっています。硬度も9Hとなっており、飛散防止加工もされています。ブルーライトカットなどの機能はありませんが、画面全体を保護したい方にはオススメのガラスフィルムです。

100均のダイソーでは、機種のサイズに合わせたスマホ用の保護ガラスフィルムが揃っています。iPhoneの場合は、画面のサイズが同じでも機種が違うとボタンの位置などが微妙に異なる場合があり、その機種にあった保護ガラスフィルムでないと使うのが難しい場合があります。その点、機種に合わせた保護ガラスフィルムがあるので、ストレスなく選べるでしょう。

ダイソーにある衝撃に強い液晶保護強化ガラスフィルムは、ブルーライトがカットされているタイプの保護ガラスフィルムで、ホコリ取り用のクロスと粘着テープが同封されています。100均なので、必要最低限の付属品で十分コスパが良いという声もあります。iPhoneの機種には対応していますが、Androidスマホには対応していません。

保護強化ガラスフィルムの液晶画面の部分は透明で、周囲の部分にカラーが入っているタイプのガラスフィルムです。カラーは4種類で、シルバー・ゴールド・ローズゴールド・ガンメタとなっています。ラウンドエッジ加工でスマホの液晶画面の全体に貼れるため、より画面に傷が付きにくくなります。

こちらの商品は税抜価格が200円となっているため、購入の際はよく確認しておきましょう。また、見本がないため購入の際はネットなどで確認しておくことをお勧めします。

ダイソーでは他社とコラボをした商品が販売されています。この商品は、プリントシール機やキャラクター商品などを展開する「フリュー」とのコラボ商品です。このコラボはガールズトレンド研究所と名付けられており、ダイソー内で様々なアイテムを展開しています。ガラスフィルムのラインナップにはハートマークやコアラマークのデザインがあり、この可愛いデザインが人気になっています。

保護ガラスフィルムの他、スマホケースやイヤホン、ACアダプタや充電ケーブルがあり、統一して揃えて持つこともできます。ただし、スマホ関連の商品でも保護ガラスフィルム以外は100円で購入できないことがあります。

100均のダイソーには画像が綺麗に見えるタイプのスマホ用ガラスフィルムもあります。動画の閲覧やネットサーフィンをする方に向いているでしょう。②で紹介したダイソーのガラスフィルムを光沢ガラスフィルムにした変更した物で、iPhoneユーザーにとってはサイズも選べるので使いやすいです。

100均のセリアにもスマホの画面保護のガラスフィルムが販売されています。おすすめは3つのガラスフィルムです。ミラー加工で使わない時は鏡として使えるタイプのガラスフィルム、目の疲れを防ぐブルーライトがカットされた液晶保護強化ガラスフィルム、品質が高い強化ガラスフィルムなどが揃えられています。

やはり、iPhoneの品揃えがほとんどで、Androidスマホ向けの商品はあまりありません。2018年の9月にAndroidスマホ向けの商品が発売されましたが、完売続出で入手が難しくなっています。

セリアのガラスフィルムには、ファンデ・皮脂汚れ防止機能の付いたものもあります。このガラスフィルムは画面の保護だけでなく、肌が触れた際にファンデーションや皮脂がつきにくくなる加工が施されています。硬度も9Hと最高基準のもで、衝撃や傷からもしっかりと守ってくれます。

通話をした際にファンデーションや皮脂が画面に付いてしまったという女性も多いと思います。通話する機会が多かったり、ファンデや皮脂の汚れが気になるという方はぜひ試してみてはいかがでしょうか？

セリアでは、ブルーライトが約20％カットできるという強化ガラスフィルムも100円でお得に購入できます。セリアのブルーライトカットガラスフィルムは、厚さが0.33mmで硬度が9Hとなっており、価格に対しても十分な厚さと硬度があります。また、端がラウンドエッジ加工がされているので、取付の際にもはがれにくいことが特徴です。

セリアにはブルーライトカットなしの強化ガラスフィルムも揃えられています。9Hという最高基準の硬度にラウンドエッジ加工が施されたシンプルで使いやすいガラスフィルムです。指の引っかかりもないため、操作性も良いと高評価を得ています。また、汚れを取るシートが2枚付いているため、ホコリや汚れを取り除いてから貼ることができます。

セリアのミラー加工ガラスフィルムは、コンパクトを持ち歩かなくても済むので、女性に絶大な人気があります。使わない時にスマホの電源を切ると、液晶画面の部分が鏡のように反射するガラスフィルムです。

このミラー加工のガラスフィルムを貼ると、食事後のメイク直しや、ちょっとした時に髪を整えるのに便利です。コンタクトレンズをしている方は、レンズがずれてしまった時にも鏡を用意することなく正しい位置に戻せるでしょう。特殊なミラー加工がされているため、使う場所や画像によってはスマホの画面が見にくく感じるという方もいます。

ダイソー、セリア以外の100均では、キャンドゥにも保護強化ガラスフィルムが用意されています。ダイソーやセリアが最寄りにない方でも、キャンドゥなら最寄りにあるという方にも便利でしょう。iPhone用、Androidスマホ用と2種類ありますので、どちらのスマホユーザーでも使えます。

キャンドゥにも100円というコストパフォーマンスの高いガラスフィルムがあります。このガラスフィルムは、ブルーライトカットなどの機能が付いていないオーソドックスなガラスフィルムです。

硬度は9Hと最高基準であり、対応するiPhoneにぴったりとフィットするラウンドエッジ加工も施されています。気泡ができにくい設計で、指紋が付きにくい加工もされているため、とても使い勝手が良いガラスフィルムになっています。

キャンドゥではiPhoneもAndroidスマホでも両方で使える液晶画面保護フィルムがあります。強化ガラスが使使用されており、表面硬度が9Hと画面の保護には十分な機能が備わっています。また、指紋が付きにくく、貼る時にも気泡が入りにくい設計になっていることが特徴です。インチサイズのガラスフィルムは表面全てを覆うものではなく、液晶画面のみを保護するものになっています。

100均のキャンドゥには、ブルーライトを約30％カットできる高性能なガラスフィルムもあります。硬度も9Hと最高水準でしっかりと画面を保護することができます。また、飛散防止加工や気泡が入りにくい加工、ラウンドエッジ加工が施されているため、安全で使いやすいガラスフィルムになっています。フィルムは3サイズサイズから選ぶことができ、パッケージに対応端末が色分けされて記載されています。
 

家電量販店などでは、XperiaやGalaxyなどのAndroid端末専用のガラスフィルムも売られています。しかし、100均ではXperiaやGalaxyといった特定のAndroid端末専用のガラスフィルムは取り扱いがありません。これには、Android端末とiPhoneの違いが大きく影響しています。

iPhoneはApple社が製造販売を行っており、バージョンごとに画面のサイズは決まっているためガラスフィルムの開発がしやすいです。また、国内シェアも6割以上がiPhoneであるという事実も大きく影響しています。

対してAndroid端末は、Googleが開発したOS「Android」を搭載しているもの全てを指しており、国内外のメーカーが発売する全ての端末を合わせると膨大な数になってしまいます。このため、100均ではXperiaやGalaxyといった特定のAndroid端末専用のガラスフィルムは売られていません。

最近ではインチサイズを基準としたガラスフィルムが100均のラインナップにも登場しており、Androidユーザーも100均でガラスフィルムを入手することができるようになりました。iPhone専用のガラスフィルムのようにジャストサイズという訳にはいきませんが、普段使用する分には全く問題ありません。

今まで100均にはiPhone専用のガラスフィルムしかないと諦めていた方も、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか？

ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均では、上手な貼り方ができるように工夫されています。貼り方の説明を図入りで付けたり、クロスやシートなどの付けやすい貼り方ができるようにグッズを付けたりしています。貼り方をスムーズにするために、はく離紙をセパレートタイプにして分けてある物もあります。

しかし、汚れが付いてしまったり、空気が入って気泡ができてしまったりとなかなか貼り方が難しいことがあります。気をつけているつもりでも、細かなホコリが入ってしまうこともあるでしょう。添付の貼り方グッズ以外に、必要な品物を用意すると綺麗な貼り方ができます。

十分な準備をせずに、そのまま取りかかってしまうと、手指の皮脂汚れが付いてしまいます。しっかりと下準備をしてフィルムを装着しましょう。

まず、手の皮脂がスマホに付かないよう、手を綺麗に洗いましょう。ホコリや気泡が入らずに綺麗な貼り方をするには、セロテープや綺麗な布を用意するといいでしょう。セロテープは市販品で構いません。布は専用の液晶画面クロスを使うといいのですが、眼鏡拭き用のクロスがある場合はそれで構いません。必要なグッズは全て100均で販売されていますので、スマホの保護用強化ガラスフィルムなどを購入した時に一緒に揃えると楽です。

アルコールティッシュやウェットティッシュで画面を拭くのはやめてください。ガラスフィルムを貼る前にスマホを拭く方法も紹介されていることもあります。しかし、中に入っているアルコールや界面活性剤が、スマホのコーティングを剥がしたり、プラスチック部品を劣化させて傷めたりする可能性があります。スマホの外装部分の印字も消去してしまうこともあるので、絶対に使わないようにしてください。

まず、スマホの画面の皮脂汚れやホコリを取り去る必要があります。スマホ専用のクロスや眼鏡拭きで力を入れずに優しく拭きましょう。

これらのクロスはマイクロファイバーのような合成繊維が使われていて、繊維の毛足で皮脂汚れやホコリを除去する働きがあります。細くて細かく、柔らかい繊維なので、スマホの画面や本体を傷つける心配が少ないです。

1つ注意したいのは、汚れていないクロスを使用することです。汚れていると拭いた後にかえってホコリと汚れを呼んでしまうことがあります。薄手で速乾性に優れていますので定期的に洗濯をし、清潔なクロスで拭くように注意してください。

クロスでホコリや皮脂汚れを拭く際に、大きくて取り切れない汚れがある場合は、セロテープを使いましょう。粘着する側を外向きにし、輪の形にして軽く画面に触れさせるように取りましょう。布付きのテープを使うと、繊維が液晶画面に付いてしまうので後で取るのが大変になります。1ヶ所の大きな汚れであれば、ふせんの粘着部分で取ると力を入れずに済みます。

ガラスフィルムの上手な貼り方としては、ホコリや汚れを付けずに、気泡が入らないように空気を上手に抜くことです。セパレートタイプでない場合、上手く調節して付けるのが大変なので、つい接着面に手を添えがちになります。防ぐには、表側にセロテープを貼り、取っ手代わりにして付けるのが効果的です。4隅に貼らずに、左上と右下、右上と左下のように対角線上に来る2ヶ所の角に貼るとずれずに貼れます。

はく離紙を外した後、セロテープ部分を持ちながらフィルムをスマホの画面の上に持って行きます。ホームボタンやカメラのレンズなどの位置に被らないように真ん中部分を合わせてから装着すると綺麗な貼り方ができます。そっとフィルムを置くような張り方をすると、気泡が入るのが避けられます。万が一、入ってしまったとしても、自然に抜けることも多いです。

100均の店舗で購入したガラスフィルムを貼ってから、ホコリや気泡に気がついた場合、焦ってしまうことはありませんか。すぐに気づいたらリカバーできますので、がっかりすることはありません。落ち着いて対処しましょう。

気泡が細かく残ってしまったら、貼り付けたフィルムの上から専用クロスや眼鏡拭きで拭いて外に出すようにしましょう。コツは中心から外側にかけて少しずつ空気を追い出すように、クロスを力を入れずに押し当てながら動かすことです。

大きく1円玉くらいの大きさで残ってしまったら、ゆっくりと剥がしながら、気泡を抜くようにゆっくりと再度装着していきます。勢いよく剥がしたり、貼ったりすると、静電気でホコリを付けてしまうことがあるので、注意してください。

ホコリが付いてしまったことに気づいたら、1円玉くらいの大きさの気泡を抜く時のようにゆっくりと剥がして、セロテープを付けてホコリ取ってから再度貼り付けると上手くいきます。ホコリが残っているからといって諦めずに、落ち着いて作業をするようにしてください。

購入した方から評判の良いフィルムを中心に、100均のダイソー・セリア・キャンドゥで販売されているガラスフィルムを紹介しました。まだスマホの液晶画面に取り付けしていない方は、取付をするのをおすすめします。iPhone用のフィルムが中心ですが、Androidスマホでも使えるタイプもありますので、売り場をチェックしてみるといいでしょう。