妻のお小遣いの相場はいくら?収入に見合ったお小遣いでストレス解消!
夫のお小遣いについてはなにかと話題になりますが、妻のお小遣いについてはよくわからない部分が多いのではないでしょうか。妻のお小遣いの相場はいくらなのか、専業主婦と兼業主婦ではどのくらいの差があるのかなどを詳しく調べてみました。
目次
妻の小遣いについて徹底調査!
あまり話題にならない妻の小遣いの相場ですが、実際には妻は小遣いをいくらもらっているのでしょうか。家事や育児、仕事に追われていると当然不満やストレスもたまってくるでしょう。不満やストレスの解消に気分転換をしたいと思っても、小遣いがなくては買い物も食事もいけません。
それ以外にも、洋服や化粧品など自分にかけるお金も必要でしょう。家計を預かる妻としては家計費から自分のものを買うのは気が引けるのではないでしょうか。妻の小遣いはいくらが平均なのか、小遣いの相場や内訳の割合などを確認していきましょう。
専業主婦と兼業主婦では小遣いは違う?
ひとくちに妻の小遣いと言っても、専業主婦と兼業主婦では小遣いの金額に違いが出ます。もちろん、各家庭の収入が違うので、それに見合う金額ということになります。しかし、専業主婦と兼業主婦とでは小遣いの用途が違います。使う割合によっていくら必要なのか、小遣いの金額の決め方も違うでしょう。また、子供がいるかいないかでも小遣いの金額に違いが出るでしょう。
もちろん、必要だからと言って妻の小遣いに制限がないわけではありません。妻のお金の使い方で小遣いをいくらにするのか決めるのではなく、家族構成や各家庭の収入に見合う金額であることが小遣いの金額を決める要素になります。
専業主婦の小遣い事情は?
妻の中でも毎日家事や育児に追われている専業主婦の方は、不満やストレスがたまり時々は家から出て息抜きをしたいと思うのではないでしょうか。しかし、専業主婦だと自分に収入がないので小遣いをもらいにくいということがあるかもしれません。
また、妻自身の小遣いなら自由に使えても、家計費から自分のものを買うのは気が引けてしまうということもあるでしょう。しかし、収入に見合う金額なら、小遣いをもらうことも必要なのではないでしょうか。小遣いの金額がいくらなのか、内訳の割合など専業主婦の小遣い事情について調べてみました。
小遣いの平均は?
専業主婦の場合、小遣いの平均は10,000円~15,000円が相場のようです。もちろん、収入によって多少の割合の差はあるでしょうが、ほぼ、この金額が専業主婦の小遣いの平均です。また、子供がたくさんいる家庭や両親と同居している場合など家族構成によっても小遣いの金額が変わるでしょう。
小遣いの内訳は?
専業主婦の小遣いの内訳は、以下のようになります。
・美容室代 5,000円
・化粧品代 3,000円
・洋服代 5,000円
・交際費 3,000円
・その他 残金
専業主婦の場合は外に出て働いていない分、洋服費や交際費の割合が抑えられるでしょう。時々ランチなどに出かけることがあると思いますが、兼業主婦ほどお金を使うことはないので少ない金額でやりくりしているようです。
兼業主婦の小遣い事情は?
同じ妻の小遣い事情でも、専業主婦と兼業主婦とではずいぶん事情が違うでしょう。家計のために働いているとはいえ、自分のお給料があるので妻の小遣いももらいやすいのではないでしょうか。自分の収入に見合う割合で小遣いの金額を決められるかもしれません。兼業主婦の小遣いの相場がいくらなのか、さらに内訳についても調べてみました。
小遣いの平均は?
妻が兼業主婦だった場合の小遣いの平均は、20,000円~40,000円が相場になります。場合によっては専業主婦の倍の金額ということになります。しかし、外で働いている分、出費もかさみますので小遣いの金額が少ないという不満もあるでしょう。妻自身の収入にもよりますが、夫婦で働いている分兼業主婦のほうが自由に使える小遣いは多いようです。
小遣いの内訳は?
妻が兼業主婦の場合の小遣いの内訳は、このようになります。
・美容室代 6,000円
・化粧品代 5,000円
・洋服代 7,000円
・交際費 7,000円
・その他 残金
外に出て働いているので、お金の割合が洋服代や交際費に多くかかっていることがわかります。自分に投資するお金はかかりますが、職種にもよりますので残金を貯金にまわしているという兼業主婦も多くいるでしょう。
妻の小遣いはいつ、どうもらう?
なかなか妻から小遣いが欲しいと言いにくいと思いますが、どのようなタイミングで小遣いをもらうのがいいのでしょうか。妻が家計を管理している専業主婦の場合は、夫の給料日に合わせて小遣いをもらうのがいいでしょう。兼業主婦の場合は、自分のお給料日に小遣いとしての分を分けるといいかもしれません。いずれにせよ、家計簿には妻の小遣いをきちんと記しておくようにしましょう。
夫が家計を管理している専業主婦の場合は、妻の小遣いをもらう日を毎月決まった日にしてもらうようにしましょう。専業主婦だと小遣いをもらうのに罪悪感があるかもしれません。しかし、使い道は自由なのであまり罪悪感がある時には使わずに貯金をしておくのもいいでしょう。たとえ使わなかったとしても、不満が残らないように妻の小遣いはもらうようにしましょう。
小遣いを増やすため妻が始めていることとは?
小遣いの金額に不満がある場合には、妻自身が自分の小遣いを増やすために副業を始める場合があります。副業にはさまざまな種類があります。内職やアフィリエイト、ハンドメイド販売など家の中で出来る副業もあれば、覆面調査や治験モニターなど外に出てする副業もあります。妻自身のライフスタイルや収入の上限に合わせて副業をすることで、妻の小遣いを今よりも増やすことが出来るでしょう。
私たちの小遣い事情4つ紹介!
妻の小遣いについて、友達同士で金額の内訳を話すのは少し気が引けるのではないでしょうか。収入に見合う小遣いの金額は言いにくいでしょう。しかし、実際には小遣いについての不満や金額の内訳を知りたいのではないでしょうか。ここでは、妻の小遣いの事情についてご紹介します。
専業主婦の小遣い事情
妻自身は自分の小遣いについてどのような思いをもっているのでしょうか。また、同じ妻の小遣いでも専業主婦と兼業主婦とでは、使い方や考え方に違いがあるかもしれません。ここでは、妻の小遣い事情についてまずは専業主婦の体験談をご紹介します。
わたしは今は専業主婦ですが、お小遣いは2万円です。
家にいてもお友達とランチとか美容院代、化粧品といろいろかかりますよね。
足りなくなったら結婚前から持っていた貯金から出す感じかな。
家計費を多めにもらっているのなら節約してその中から融通しちゃうとか?
専業主婦ですが、私はお小遣いなしです。と、いうより設定していません。夫がOK出したらそれで良し。
家族ごとに収入も考え方も価値観も違うわけですから、夫婦で話し合ってOK出たなら良いではないですか?
専業主婦の平均的な相場の金額を小遣いでもらっていても足りない場合や、最初から妻の小遣いはないという場合もあることがわかりました。確かに、収入の中からどの程度の割合を小遣いにするかなどは各家庭によって考え方が違うでしょう。不満やストレスをお互いにもたないためにも、夫婦の話し合いは必要です。
兼業主婦の小遣い事情
兼業主婦の場合には妻の小遣いについてはどのように考えているのでしょうか。専業主婦の小遣いについての体験談をご紹介します。
お弁当を持って行って30,000円です。残りはもちろん貯金です。
お子様いないときこそ「貯め時」ですよ。私は「貯め時」に住宅ローンの繰り上げ返済をして、今はこどもの今後の教育費作りです。
交際費、ランチ代、マッサージ代、それぞれ1万くらいです。プラス被服費、美容院代、化粧品代で平均2万はいきます。だいたい5~6万くらいですね。手取りは32~3万です。
うちは小遣い帳と家計簿が別なので、ちゃんと把握できています。
収入に見合う金額を小遣いとしてもらいながらも、貯金をする場合や好きなことに思いっきり使う場合などそれぞれの使い方がわかりました。やはり、同じ妻の小遣いでも専業主婦より兼業主婦のほうが金額が多いようです。
【おまけ①】妻のヘソクリはどれくらい?
妻が小遣いの中からこっそりとヘソクリを貯めている場合、その金額の平均はいくらなのでしょうか。夫婦のヘソクリの平均額は160万円ですが、夫は102万円、妻が211万円という平均額なので妻の方が夫よりも倍近くヘソクリがあることがわかります。
妻の小遣いの差額をヘソクリにしたり、コツコツとヘソクリを貯めるのは夫より妻のほうが上手なようです。
【おまけ②】家のお金はどちらが管理している?
家計費は夫と妻のどちらが管理している場合が多いのでしょうか。妻が管理しているという家庭がおよそ4割を占めています。次に多いのが夫と妻との共同管理で、こちらは約3割です。夫が管理している場合は2割もありません。
妻が家計を管理している場合が多いと、その中から妻自身の小遣いが欲しいと言いにくい場合もあるでしょう。しかし、妻が管理しているのであればやりくりをして自分の小遣いをねん出することも出来るかもしれません。
収入に見合った小遣いでストレス解消しよう!
妻の小遣いについて、専業主婦や兼業主婦でいくらもらうか違いがあったり、各家庭の収入に見合う金額であったりとそれぞれ違いがあることがわかりました。また、それぞれの妻の小遣いの内訳をみると、限られた金額の中で自分のやりたいことを上手にやりくりしていることもわかりました。
毎日の頑張りのご褒美に、贅沢ではなくても好きなことに使えるお金があるとストレス解消になるでしょう。家計を圧迫するほどの小遣いでは、楽しい時間は過ごせません。収入に見合う金額の小遣いで、妻も上手にストレスを解消しましょう。