夫婦円満の秘訣と心得18選！いつまでも仲良くいるためのコツとは？

一緒に暮らす期間が長いほど、相手の良い所より悪い所に目が行きがちになってしまうのが人間の性であり、それが原因となり夫婦仲が悪くなってしまう事もあるでしょう。近年は昔に比べて離婚が珍しくない時代となってきましたが、そんな時代でも夫婦円満でいられる秘訣とな何なのでしょうか？夫婦円満でいられるコツや秘訣について紹介していきます。

夫婦円満とは、その言葉のとおり「夫婦関係が良い事」や「夫婦の仲が良い事」を意味しています。夫婦円満でいる事で子育てが上手くいったり、仕事に安心して集中する事ができるなどのメリットがあります。逆に夫婦関係が上手く行ってない場合は、会話のない家庭になったり、喧嘩の絶えない家庭になる事が多い傾向にあります。当たり前ですが、夫婦円満でいられる事が何よりですよね。

夫婦円満の事を「おしどり」という鳥に例えて、おしどり夫婦と言われる事があります。オスのおしどりは、メスが産んだ卵が孵化するまでの間はメスのおしどりに寄り添い、外敵から卵とメスを守る習性があります。産卵のときに寄り添う姿が仲良く見える事から、夫婦円満な人の事を「おしどり夫婦」と呼ぶようです。

新婚の頃は誰もが羨むような夫婦円満ぶりだったとしても、生活をしていくうちにいつの間にか夫婦円満でなくなっている事もありますが、それにはしっかりとした原因があります。お互いの気持ちや考え方の違いなどが原因となりますが、夫婦円満の秘訣の前に主な原因について掘り下げていきましょう。

一緒に生活をしていくと、パートナーの事を異性として意識できなくなってしまう事もあり、それが原因で夫婦円満でいられなくなる場合があります。その中でも特に大きな原因として、妻の出産が挙げられます。子供を持つと夫は父親になり、妻は母親となります。新婚当初は名前で呼び合っていたとしても、子供が生まれたら「パパ」「ママ」と呼び方が変わってしまうのも、異性として意識できなくなる原因のひとつです。

幸せを感じた時に、脳から「オキシトシン」と呼ばれる幸福ホルモンが分泌されます。異性として意識できなくなる事に関連しますが、妻ならば「ママ」と呼ばれ続けると、夫から異性として見られてないのかなと心のどこかで思ってしまう事があり、オキシトシンの分泌が悪くなってしまいます。幸せを感じづらくなってしまい、夫婦円満でいられなくなってしまう原因となってしまいます。

いつでも一緒がいいと思っている夫婦もいますが、実は考えているのは夫か妻のどちらかだけである場合が多いです。一緒にいないと相手の機嫌が悪くなるために、やむなく一緒にいるのが本音である人も少なくありません。人は縛られてしまうほどに反発したくなってしまう生き物です。あまり夫婦の距離が近すぎてしまうのも、夫婦仲が悪くなってしまう原因となります。

夫婦間でのルールを細かく決める事には賛否両論あると思いますが、あまり細かすぎるルールを設けるのは夫婦円満の秘訣とは言えません。大まかなルールを決めておく程度がコツとなります。ルールを細かく決めすぎる夫婦ほど、喧嘩の回数が多くなる傾向にあります。信頼関係で結ばれている夫婦という存在がルールに縛られすぎるのは、少々おかしな話のようにも感じてしまいます。

ここからは、夫婦円満のコツや秘訣について紹介していきます。まずは生活に関する秘訣についてです。夫婦円満を目指したい人や夫婦関係を改善したい人は、この秘訣をぜひ参考にしてみて下さい。

夫婦生活とは、良い考え方をすれば安定しています。しかし考え方を変えれば、刺激を感じる事がない生活です。いくら愛している相手だとしても、毎日同じ条件で顔を合わせていたら飽きてしまい、些細な事から関係に亀裂が入ってしまう場合もあります。そんな状況を解消するための秘訣は、非日常を取り入れる事となります。2人きりでデートするのも良いですし、家での食事でもディスプレイにこだわるなど、ちょっとしたコツを取り入れるだけでもマンネリ打破には大きな効果があります。

小さい子供がいる夫婦であれば、子供の成長が会話のネタになる事もあります。まだ子供がいない夫婦であったり子供が自立した夫婦は、会話がなくなってしまう事もあるでしょう。同じ空間にいるのに会話をしなかったり、目を合わせる事がない日もあるかもしれません。そんな冷め切った夫婦の間を解消するための秘訣は、ペットを飼う事です。ペットを飼う事で日々の様子や餌の話など、共通の会話のネタを持つ事ができるため、自然と会話が増えていくという秘訣です。

喧嘩をしない事が夫婦円満のように感じるかもしれませんが、時には喧嘩をする事が夫婦円満のためのコツであり、秘訣です。お互いに人間なので、考え方の違いや譲れない事は少なからずあるはずです。時にはお互いの本音をぶつけ合う事も大切であると心得ましょう。しかし、本音をぶつけっぱなしではいけません。喧嘩の後には話し合いの場を設け、素直に謝ると共に、お互いの気持ちに歩み寄る事が大切な秘訣です。

コミュニケーションの手段は様々ありますが、スキンシップでのコミュニケーションを忘れてはいけません。スキンシップは言葉や態度よりも相手に気持ちが伝わりやすく、夫婦円満には欠かせない秘訣です。手を繋いでみたり、ただ抱き合うだけでも大丈夫です。セックスレスになりつつあるのならば、セックスをするのも良いでしょう。どんなスキンシップの時にでも、「愛してるよ」などの言葉での愛情表現をする事が上手なスキンシップのコツであり、夫婦円満のための秘訣となります。

一緒に生活をし続けると、新鮮さを忘れてしまいます。毎日が単調になってしまう事については紹介しましたが、新鮮さを意識的に作る事がマンネリを解消するための秘訣となります。妻であればヘアスタイルやメイクを思い切って変えてみるのも良いですし、男性であれば普段着ないようなテイストの服を着てみるのも良いでしょう。普段と違う姿を目にすると、お互いの魅力を再発見できるかもしれません。

感謝の気持ちを持つ事は、夫婦円満の秘訣として非常に大切です。何年も一緒にいると、ちょっとした相手からの気遣いが当たり前になってしまい、「ありがとう」というちょっとした言葉も言えなくなってしまいます。夫は仕事をして給料を貰ってくるけれども、家の事を何もしないのであれば妻だって心穏やかにはいられません。「いつもご飯作ってくれてありがとう」その感謝の気持ちを含んだ言葉をかけられるだけでも、妻はどれだけ救われるでしょうか。

夫婦とは、ある種の運命共同体である事を心得ましょう。夫であれば、妻の前で格好悪い姿を姿を見せられない気持ちも分かります。しかし、強がっている姿は意外と分かってしまうものです。ふと悩んでいるような顔をしているのならば、妻は不安になってしまう事でしょう。時には自分の弱いところを見せて、話し合ってみてください。お互いの全てを理解し合える事が、夫婦関係を良いものにするコツであり秘訣です。

特に男性にありがちなのが、結婚記念日などの記念日を忘れてしまう事です。妻はしっかりと覚えている事が多いですが、気付いて欲しいからとあえて自分から発信しない場合もあります。そして夫が気付かずにスルーしてしまうと、夫婦関係に亀裂が入る原因となってしまいます。特別な記念日には、ちょっとしたものでも良いのでプレゼントを贈りましょう。2人の大切な日を大切にする気持ちが、夫婦円満の秘訣です。

夫婦円満の秘訣として、あえて寝室を別にするのも良いでしょう。寝室を別にするとさらに夫婦の距離が離れてしまうように感じるかもしれませんが、考え方ひとつでポジティブに捉える事もできます。いつも同じベッドで寝ていたら、パートナーの体温を感じる事が当たり前になってしまいます。その当たり前からあえて遠ざかる事で、パートナーがいる事のありがたみを知るための秘訣です。

子供たちが寝た後に2人きりでお風呂に入る時間を作るのも、夫婦円満の秘訣となるでしょう。お風呂でゆっくりと話をしたり、背中を流すなどのスキンシップをする事もできます。恥ずかしさはもちろんあるかもしれませんが、恥ずかしさなんて気にせずにお風呂に入れるようになれば、仲の良い夫婦になれるかもしれません。

生活に関する夫婦円満の秘訣について紹介しましたが、ここからは考え方についての秘訣を紹介していきます。もしも夫婦円満の秘訣が分からなくて行き詰まっているのならば、考え方を変えてみる事で新たな道が開けるかもしれません。

理想像を押し付けない事が、夫婦円満の秘訣です。人はそれぞれの考えを持っていて、いくら気の合う夫婦であってもその考えが夫婦で全く同じになる事はありません。つまり、お互いに求める理想像にはズレが生じているのです。そのため、相手に自分の理想像を強く押し付けてしまうと夫婦のすれ違いが生じる原因となってしまいます。理想と現実の落としどころを上手く見つける事が、夫婦円満のコツであり秘訣です。

結婚をすると、相手が今どこで何をしているのか、誰といるのかなど、相手の事をすべて知らないと気が済まないような人もいます。いくら夫婦とはいえ、自分の中に踏み込まれたくない部分というのは必ずあります。そこへ土足で立ち入られるのは、いくら愛しているパートナーであれ良い気持ちにはなれません。お互いに適度な距離を保ち、ひとりの時間も尊重するように心得るのも、夫婦円満のための秘訣です。

ひとりの時間を尊重する事も大切な秘訣と述べましたが、時には相手の趣味や関心を尊重したり歩み寄る事も、夫婦円満の秘訣です。妻が映画が好きならば一緒に見に行ったり、自分がアウトドアが好きならば一緒に誘ってみるというように、お互いに相手に対して理解を示すようにしましょう。相手の趣味や関心に対して口を出して邪魔をするのは非常にナンセンスです。本人の好きなようにやらせてあげる優しさも大切な秘訣です。

子育ての方針を夫と妻で揃える事も、夫婦円満の秘訣となります。夫は子供を自由奔放に育てたいと思っても、妻が勉強熱心であれば意見は食い違います。そして子供についてどうしたいかで議論になり、お互いに引かないまま関係が劣悪になる事もあります。最悪の場合、離婚の原因にもなりかねません。子育ての方針について、子供が小さいうちや生まれる前から揃えておく事が、夫婦で協力し合って子育てをしていく秘訣となるでしょう。

心得とは、心構えや心がけの事を意味します。夫婦円満の秘訣としては、生活や考え方の前に心得が何よりも大切な事かもしれません。これから紹介する事を心得れば、夫婦円満の秘訣が何であるかの核となる部分を理解する事にも繋がります。

妻が毎日当たり前のように作ってくれる食事でも、そこには妻の気持ちが込められています。その気持ちの中には「おいしいく食べてもらいたい」という事もあるでしょう。その気持ちに応えるためにも、食事の度に「おいしいよ」と言葉に表す事を心得ましょう。

夫婦生活が長くなるほどに当たり前だと感じる事は増えていき、何気ない事に対して感謝の気持ちは薄れてくる場合が多いです。毎日家事をしてくれる妻に対して「ありがとう」の一言がなければ、夫婦生活は冷め切ったものとなってしまうかもしれません。夫婦円満でいる秘訣として、相手に感謝する気持ちを忘れない事を心得ておきましょう。

夫婦円満の秘訣は、会話を増やし、コミュニケーションを取る事と心得ましょう。子育ての事やお金の事など、生きていくために必要な会話以外にも、今日あった出来事などの個人的な会話をする時間を設けましょう。それこそが、夫婦円満のコツであり秘訣です。2人ともお酒が飲めるのであれば、ゆっくりとお酒を飲みながら他愛もない会話を楽しむのも良いかもしれませんね。

夫婦円満であるための最大の秘訣と言っても過言ではありません。お互いを思いやる気持ちを心得れば、自然とコミュニケーションも取りますし、相手を労って優しくする事もできます。夫婦の間で思いやりの心を持つのはそう難しい事ではありません。相手の気持ちなって考えてみる事が、思いやりの心を持つためのコツとなります。

たとえ夫婦円満であったとしても、注意をしなければならない事はあります。夫婦円満であると、なぜか夫は浮気をしやすくなる傾向があると言われています。浮気と言えば夫婦の不仲が原因であると思われがちですが、実はその逆となります。夫婦円満である場合は生活に刺激がない事が多く、刺激を求めて浮気に走ってしまう男性も少なくありません。夫婦円満の秘訣として紹介した「記念日を忘れない」や「新鮮さを意識的につくる」を実践する事は非常に大切です。

夫婦円満になるための秘訣について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。夫婦円満の秘訣として何より大切なのは、コミュニケーションを取る事です。もしもコミュニケーションを取る事を怠ってしまうと、会話が減るなどして夫婦仲は悪くなってしまいます。夫婦円満の秘訣に悩んでいる人は、まずは積極的に話しかけてみる事から始めてみましょう。