2018年06月29日公開
2018年06月29日更新
ババスリングの使い方を動画付きで解説!新生児からも使えるの?
ママに人気、オーストラリア生まれのババスリング。どんなところが人気なのでしょうか?新生児から使えるの?抱っこの方法はどんなのがあるの?その他、使い方などを説明しながら、ババスリングがどうして人気なのかを見ていくことにしましょう。
ババスリングとは?
他の抱っこ紐との違い
赤ちゃんの抱っこで、ママやパパを助けてくれるのが、スリングや抱っこ紐。ベビーカーのように大型でなく、また値段もお手頃なことから、スリングや抱っこ紐を使用する人も多いことでしょう。では、人気のババスリングと他の抱っこ紐との違いは何なのでしょうか?
抱っこしやすい
ババスリングは、作りがシンプルなので、慣れればさっと赤ちゃんを抱っこできます。装着した時の微調整も2本のストラップを引っ張るだけ。また、抱っこする人の肩への負担をを軽減するように、肩にかかる部分が幅広になっています。
デザインがよく、おしゃれ
ババスリングは、デザイン性に優れ、ママだけでなくパパでも使うことができる柄が多いです。見た目がおしゃれなので、赤ちゃんとのお出かけが嬉しくなるような、かっこいいスリングが揃っています。
機能性がいい
ババスリングのベルトはサイズ調節可能。新生児から使うことができ、成長によって合わせることができます。バックルがあるので、スリングで赤ちゃんが寝てしまっても、そのまま赤ちゃんを起こさずに降ろすことができます。また、ババスリングにはポケットもついているので、ハンカチなど、小さなものを入れるのに便利です。
赤ちゃんの体に優しい
ババスリングは、赤ちゃんに最適と言われる姿勢、ママのお腹の中にいた時の姿勢のまま、抱っこすることができます。ハンモックのように揺られると、すぐに眠ってしまうでしょう。
新生児にもいろいろな抱っこができる
詳しくは、後述しますが、ババスリングは、赤ちゃんの成長に応じて、★イージーライダー★ハンモック★ヒップスター★アップライト★ジョーイなどと呼ばれるスタイルの抱っこができます。イージーライダー抱っこは、授乳まで可能です。
双子の赤ちゃんにも使える
ババスリングは、新生児の時のみになりますが、双子の赤ちゃんを、同時に一つのババスリングに入れることができます。ママのお腹の中では、双子は密着していますよね。ババスリングの中でも一緒にくっついていることによって、安心感が生まれるようです。
かさばらない
ババスリングは折りたたんでも、抱っこ紐のように、かさばりません。赤ちゃんとのお出かけは、結構荷物が増えるもの。小さく折りたためるのはうれしいですね。
ババスリングの安全性
ババスリングで赤ちゃんを抱っこしている時に、バックルが外れてしまっては大変!赤ちゃん落下の、思わぬ事故を防ぐために、ババスリングは、強度のある大きいバックルと、小さいセーフティバックルで、二重の安全性を確保しています。
スリングの種類
リング式スリング
リングに布の端を通し、長さ調節できるので、赤ちゃんの体格や、抱っこする人を選びません。もっともポピュラーなスリングと言えます。出産祝いにもおすすめ。ただ、リングでのサイズ調節にはコツを掴むこと、慣れが必要です。
調節した後の、りんぐから出ている布(テール)が、授乳ケープや、赤ちゃんの日よけになるのもリング式のメリット。
バックル式スリング
一度、サイズを調節してしまえば、あとは、たすき掛けするだけ。装着簡単なスリングです。リングには自信がないな、と思われる方におすすめ。ババスリングは、このバックル式です。
チューブ式スリング
ママがたすき掛けすれば、すぐに抱っこできます。とにかく赤ちゃんをすぐに抱っこしたい方におすすめ。ただ、長さの調節ができないため、抱っこする人の体格に合わせて、スリングを購入する必要があります。
ファスナー式スリング
ファスナーによって、かんたんに長さ調節できるスリング。外出先でも、すぐに調節可能。ママが抱っこに疲れたら、すぐにパパに代わってもらうのもいいかも。
ベビーラップ
赤ちゃんがとにかく落ち着くし、赤ちゃんの体重分散が抜群と、海外で人気のベビーラップ。安定感が抜群、抱っこする側も疲れないので、長時間の抱っこやおんぶが楽です。抱っこするだけでなくハンモックや、ブランケットにすることも。ただ、抱っこする人の背中をすっぽりと覆うので、日本の高温多湿の気候には暑すぎるようです。また、装着にコツと時間がかかるのが難点です。
ババスリングの特徴
新生児から使える
ババスリングは、イージーライダーという横抱きが可能なため、新生児から使うことができます。また、ババスリングに隠れて、授乳をすることも可能。ババスリングは、新生児が、ママのお腹の中にいたころと同じ体勢を取れるので、ハンモックで揺られているような気持よさで、寝かしつけることができます。
抱っこが簡単
ババスリングは、装着が簡単。しかも、赤ちゃんをババスリングに滑り込ませると、自然と赤ちゃんにいい体勢になるので、コツを掴めば、すぐに赤ちゃんをババスリングに入れることができます。ババスリングは、ちょっとした移動や忙しい時に便利です。抱っこが簡単なので、イージーライダー抱っこをマスターしていれば、外出先で授乳する時に、授乳ケープなどを出さなくてもいいので、荷物も減りますね。
おしゃれなデザインでサイズが豊富
ババスリングには、パパとママが兼用できそうな、色々なパターンのスリングが用意されています。モノトーンや、デニム生地、男性でも使えそうなカラフルなものなど、ユニセックスなデザインが豊富のババスリング。かっこいいおしゃれなスリングばかりです。
ババスリングの使い方
ハンモック抱き(新生児〜)
赤ちゃんの頭を、ババスリングの肩紐と反対の方向に向けて横抱っこする方法の、ハンモック抱き。新生児から1歳頃まで使え、赤ちゃんを寝かしつけたり授乳するのに向いています。ババスリングの中で、赤ちゃんが背中をくるっと丸めて、ハンモックに揺られているように過ごせるので、ハンモック抱っこは、赤ちゃんの寝かしつけに最適です。
イージーライダー抱き(新生児~)
新生児から、3か月ごろまで使える抱っこ、イージーライダー抱き。ババスリングの肩紐の方向に、赤ちゃんの頭を向けた横抱っこです。イージーライダー抱っこだと、ママの顔を見ることができるので、ママとのアイコンタクトによって、赤ちゃんも安心するでしょう。イージーライダー抱きは、ババスリングに隠れて、こっそり授乳することもできます。
縦抱き(4ヶ月〜)
★ヒップスター:赤ちゃんをママの腰に座らせるようにして抱っこします。一番使いやすい抱っこです。ママの正面より少し横にいるので、ママの邪魔になることがありません。4か月~2歳頃まで使えます。
★アップライト:対面抱きで、赤ちゃんの首がすわる4か月頃から2歳くらいまで、使えます。ミルクやおっぱいの後のげっぷをさせるのにも向いています。
★ジョーイ:前のめりになるのを防げば、赤ちゃんの前向き抱っこも可能です。首のすわったころから、2歳頃まで使えます。周りに興味が出てくるようになったら、おすすめの抱っこです。
使い方のコツを動画でチェック
ババスリングのメリット・デメリット
ババスリングのメリット
サイズ変更が簡単
ババスリングは、バックルにより、サイズ変更が簡単なので、ママとパパ、夫婦で使うことができます。赤ちゃんをババスリングの中に入れた時で、赤ちゃんの大きさに応じて、また、赤ちゃんとの密着度を変えたりするのに、ストラップをひくだけで、簡単に袋のサイズを調節できます。
寝ている赤ちゃんを下しやすい
ババスリングは、新生児の横抱っこから使えることが、大きなメリット。また、赤ちゃんは、ババスリングに入ると、背中が丸まり、胎児のころと同じ姿勢になるためか、ぐっすりと眠ることが多いです。ババスリングなら、バックルを外せば、赤ちゃんが寝たまま、下すことができます。
外食先でも便利
赤ちゃんを、ババスリングでヒップスター抱っこにしてしまえば、赤ちゃんがママの正面に来ないので、食事の邪魔になりません。ベビーカーなどで、外食先のテーブルの下でママを見上げているよりは、一緒のテーブルで食事を楽しむことができるといいですね。
また、赤ちゃんのお腹がすいたら、ババスリングに隠れて授乳することができるので、ママが、席を立たなくてもいいのも嬉しいですね。
ババスリングのデメリット
意外にかさばる
スリングの魅力の一つは、小さく折りたためること。ババスリングは、ついている部品が少なめなので、コンパクトにはなるのですが、生地が厚い分、思ったほど小さくならないようです。
コツを掴むのに時間がかかる
コツを掴むのに練習が必要。これは、どのスリングにおいても言えることなので、ババスリングだから特に難しい、というものではありません。しっかり練習をして、コツをつかんだら、スリングほど抱っこに便利なものはありません。1に練習、2に練習です。
ストラップの調節が難しい
ババスリングを、こまめに左右の肩に掛け替えようと思うと、毎回長さ調整が必要になってくるので、めんどくさい!と思ってしまうママには、ババスリングは不向きと言えます。しかし、これも練習。慣れてコツを掴めば、マスターできるでしょう。
抱っこの時期を楽しもう!
赤ちゃんの抱っこ、腱鞘炎になったり、腰痛になったり。抱っこって、ほんと大変。でも赤ちゃんを抱っこできるのは、ほんの一時期。あっという間に抱っこできなくなってしまいます。「抱っこ~」って来なくなったら、楽になったと思う半分、ちょっと寂しい気がしますよ。ババスリングを使えば、大変な抱っこも少しは軽減されるはず。抱っこできるうちに、たくさん抱っこしておきましょう。そして、おしゃれなババスリングを使って、大いに抱っこを楽しんでおくことを、おすすめします。