30歳は人生を見直すベストタイミング！将来を見据えてやるべきは？

20代も終わりに差し掛かると、30歳になったら転職したい、結婚もしたいなどの将来のことを具体的に考えることが増えるかもしれません。そこで、理想とする将来のためには今どんな事をしたらいいのでしょうか。

30歳になると、仕事にも慣れて後輩も入社してきて仕事を教える立場になったりと、今までの仕事の仕方を振り返ることもあるかもしれません。その30代前半の平均年収は、男性が約457万円、女性は約315万円と言われています。

企業はより若くて優秀な人を選びたいと考えています。年齢だけでみると、20代に比べて30歳を過ぎると転職は厳しくなります。また、30歳になると、今より年収が下がらないこと、勤務地など今の仕事との比較をしてしまい、転職を成功させることが難しくなります。

30歳の未婚率は上昇しています。5年ごとに行われる国勢調査によると、2000年には33.9％だった未婚率も年々上昇し、2015年の未婚率は41.9％になっています。15年の間に8％増加していることになります。

学生時代に学んだことや経験したこと、社会人になって新しく学んだことなど、いろいろな経験や知識を積み重ねてきた30歳。これからその経験や自分の持つ知識、好きなこと、興味のある分野を含めて一生続けていける趣味や勉強を始めてみましょう。

趣味や勉強の内容は仕事とはまったく違うジャンルでも、仕事をもっとスキルアップさせる内容もおすすめです。趣味がライフワークになることで日々の暮らしにメリハリをつけたり、ストレス解消になると、より理想的な暮らしに近づくことができます。

今の仕事をこのまま続けていくべきなのか、10年後20年後はどんな仕事をして成功したいのかなど、将来のキャリア設計についても考えてみましょう。30歳はこれまでの仕事の経験を踏まえ、将来の見通しが少しずつ見えてくる頃でもあります。転職を含め、キャリアアップのために必要な準備を始めたいですね。

これから年齢が重なると様々な出費が見込まれるので大切なのは貯金です。結婚や出産、住宅や病気の治療費など、貯金がないと必要になってからでは遅い大きな額の出費ばかりです。そのためにも、30歳の今から貯金をはじめましょう。まずは1か月の収支から無駄使いをしていないか、どのくらいの額であれば貯金できるのかなどを年収を踏まえて計算して具体的な貯金の目標を決めましょう。

両親や祖父母、兄弟など、家族との時間を作っていますか。両親は元気なのが当たり前と思いがちですが、30歳を迎える頃には両親と一緒に過ごす時間は減るばかりです。さらに、結婚して家庭を持つと両親との時間はさらに少なくなります。いつでも会えるから、ではなく、ふと思い出した時に顔を見に行ったり、電話をして一緒に過ごす時間を大切にしましょう。

大切にしたい、これからもずっと友達でいたい、という人がまわりにいるのはとても幸せなことですね。逆にいつも迷惑をかけられたり、対等な立場で話ができない人とは30歳を機に少し距離を置いてみましょう。今まではなんとなく友達でいても、これからの時間はとても貴重です。自分のことを振り返るのと同じように、友達のことももう一度考えてみましょう。

女性は30歳を過ぎると婦人科系の不調、症状などが少なからず現れてきます。健康だからと思っていても、仕事の忙しさやストレスなど、体調を崩す原因はたくさんあります、また、まだ20代だからと今まで気に留めなかった人も、改めて自分のボディメンテナンスをしましょう。婦人科健診や健康診断に行ったり、いつも悩まされる冷えや便秘、偏頭痛などの症状も軽く思わず病院に行ったり、日頃から健康を意識して気を付けるように心がけておきましょう。

20代の頃はちょっとくらい寝なくても、食べなくても平気、と思っていたかもしれませんが、その習慣も30歳を機に終わりにしましょう。きちんと睡眠をとったり、3食バランスよく食べることは日々の積み重ねとなりはじめて健康な状態になります。その反面、暴飲暴食やストレスなどはあっという間に健康な体を蝕んでしまいます。「健康」は当たり前と思わずに食事や運動、生活習慣に気を配りましょう。

親知らずがはえるのは10代後半から20代前半と言われています。この親知らずは斜めにはえたり、半分だけはえることで、食べかすが歯の間にたまりやすくなり、炎症や虫歯になりやすいと言われています。そのため、抜歯することでくちの中を生活に保つことが最善の方法と言われています。

妊娠すると、ホルモンバランスの乱れから口の中を清潔に保つことが難しかったり、麻酔を使った処置が難しいなど親知らずの処置が後回しになることもあります。そのため、30歳になったら早めに親知らずを抜いておくのもいいかもしれません。

自分の仕事における「強み」や「弱み」これからやりたいことや理想などを明確に自己分析することは転職活動を成功させるのに大切です。また、今の仕事をどのようにキャリアアップすればいいのかという判断材料にすることもできます。

転職の際の企業分析は自分がこの企業に合うかどうかを判断するための大切な情報です。ネットからは手軽に情報を得ることができますが、OBやOG、転職エージェントなども上手に活用することでより信頼性の高い情報を求めて企業分析を成功させましょう。

自分が理想とする全ての条件を満たす会社はなかなか見つかりません。さらに、その条件すべてにこだわりすぎると転職活動は長期化してしまいます。年収、海外勤務の有無、役職、残業など、条件に優先順位をつけて「譲れない条件」「できれば」というカテゴリーに分けることが転職を成功させるコツです。

譲れない条件を絞ることで、最初の段階の会社選びがスムーズになり、転職したい会社を絞ることができます。こだわりを持つことも大切ですが、転職を成功させるためには、自分とあった会社を見つけることが一番の近道です。

20代を未婚で過ごしていても、時間を費やした趣味や経験、仕事などは決して無駄になることはありません。未婚だからこそ、今までは自分にたっぷり時間を費やしたから、30歳になったこれからはパートナーを探して一緒に過ごしたいと、考え方を切り替えることもできます。

20代で様々な経験をしていると、自分の考え方や仕事、貯金や年収など経済的な面も含めて自立した女性になることができます。パートナーに依存したり、執着することも少なく、自分の意見をしっかりと持ち、対等な関係を築くことができるのも自立した女性の魅力の1つですね。

20代の頃は長くつきあっても、すぐには結婚に結びつかないこともあります。でも、30歳になり結婚を意識している人は、結婚する気がないという人とはそもそもおつきあいをしようとは思いません。30歳で未婚だからこそ、結婚に向けて真剣に話すこともできます。

理想ばかりを求めて本当に魅力のある素敵な人を見抜けないのは避けたいですね。まずは、自分の中で作っている理想を膨らませないようにしましょう。容姿や年収、貯金、肩書きなどに振り回されることよりも、本当の人間性を見ることで相手も同じように考えてくれる人を探すことができます。

年収の高い旦那さんと結婚した友達や、婚活に成功したまわりの人を気にしても何もいいことはありません。自分の考え方や将来どんな暮らしが理想的なのかなど、未婚の今だからこそまわりに流されずしっかりと自分を持つことが婚活をする際の注意点かもしれません。

30歳からは恋愛ではなく結婚を、と考えたら恋愛のときめきを婚活の場に持ち込まないように気を付けましょう。結婚と恋愛は違う、とよく言いますが、相手へのときめきだけでは結婚生活を続けていくことは難しいですよね。しっかりと、その違いを理解してから婚活を始めていきましょう。

30歳になってからの方が魅力的な人は必ず内面から輝いたものがあります。コミュニケーション能力が高かったり、知識にあふれていたり、気遣いが上手だったりと、見た目だけではわからない魅力であふれています。ぜひ内面を磨く努力を続けて楽しい30代にしたいですね。