2018年06月28日公開
2019年11月17日更新
コップ袋の基本的な作り方は?簡単手作りアイデア7選も!
幼稚園に入ると、必ず準備することになるコップ袋。コップは毎日使うので、コップ袋は洗い替えに数枚あると安心です。市販品もありますが、作り方は意外と簡単。大好きなママの手作りでお子様も毎日の園生活が楽しくなるはず。そこで、いろんなコップ袋の作り方をご紹介します。
目次
コップ袋はどんな風に使うの?
コップ袋の使い方
幼稚園の準備で必要な袋物。市販品もたくさんありますが、できればママの手作りで子供が使いやすく、喜ぶようなものを準備してあげたいですね。
その袋物の中でもコップ袋は、うがい・歯磨き・お茶をいただく時など、毎日の幼稚園生活で頻繁に使うコップを入れる物なので出番も多いです。
幼稚園や家で、子供が自分のことは自分でする習慣を身に付けるのも楽しみです。
歯ブラシとセットで使うコップ袋。作り方は簡単なので手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
コップ袋のサイズ
コップ袋のサイズは、子供が一人でも出し入れしやすいよう、口が大きくマチのあるもので、コップがゆったり入るくらいの大きさがおすすめです。
また、はぶらしを一緒にいれるので、はぶらしが飛び出さない程度の高さも必要です。
作り方レシピによって、出来上がりもさまざまですが、布の寸法を少しアレンジすればお手持ちのコップにちょうどいいサイズで作れるのも手作りの魅力です。
コップ袋の作り方は簡単?
そもそもお裁縫が苦手で、作り方を見てもきちんとできるのか不安な方もいるかもれませんが、
コップ袋の作り方は簡単です!
材料も少しの布と紐できますし、手縫いでもできますのでミシンがなくても大丈夫です。
裏地のある作り方やマチ付きの作り方も慣れると案外簡単に作れますよ。
手作りグッズを推奨する幼稚園もあると思いますが、ご心配なく!
気軽にチャレンジできるアイテムです。
また、コップ袋の作り方はたくさん紹介されているので、自分に合った作り方を探してみるのもおすすめです。
1時間ほどでできる
コップ袋の作り方は、四角く切って、真っすぐ縫って、ひもを通すだけなので、慎重にゆっくり作っても1時間あればできます。
失敗なくスムーズに作るコツは、初めに一通りの作り方を把握しておくことと、作りたいイメージをしっかり持っておく事です。
あとは、作り方にそって順番通りに取り掛かりましょう!
裁縫初心者でも簡単
自信がなくても、まずは作り方の簡単な、シンプルな裏地なしで紐が1本のコップ袋を作ってみましょう!
1つ作り上げて、子供が喜ぶ姿を見ればもっと手作りしたくなるかも?!
コップ袋はマチがある方が使いやすいので、作り方の工程が1つ増えるだけの折りマチ付きにチャレンジしてみましょう。
マチなし紐一本の作り方だとこんな形のコップ袋が出来上がります。
手縫いでもできる
コップ袋の作り方は、サイズが小さめで直線に縫うだけなので、手縫いでも簡単に作れます。
ミシンが苦手という方は、手縫いの方が早く作れるかもしれません。
既製品より安く
既製品が300円~600円くらいとして、少しの布でできますので、キャラクターものやオシャレな生地を選んでも紐と合わせて300円程度で作れます。
おうちで眠っているハギレで足りてしまうこともあるので、お手持ちのハギレを組み合わせても素敵な一品が作れてしまいます。
作り方レシピが無料でもらえる手芸店もあるので、利用すると良いでしょう。
工夫次第で低コストでもクオリティの高いものが作れるのです。
また、幼稚園で他のお友達と袋のデザインが被ることがないのも魅力ですね。
どんなコップ袋を作るか、子供と一緒にかわいい布を選ぶのも楽しいですよ。
コップ袋を作る前に
作りたいコップ袋が決まったら、適した素材やサイズに気を付けて、材料をそろえましょう。
幼稚園でサイズやデザインの指定がある場合は作り方なども合わせてチェックしておきましょう。
ここで袋の出来上がりイメージをしっかり作っておいて下さいね。
おなじ作り方でも、布の柄や紐の色をかえるだけで、こんなにもいろんなタイプのコップ袋が作れます。
マチ付きマチなしの違い
マチとは厚みの部分のことです。マチ付きは奥行きのあるもの、マチなしはぺたんこのものになります。
コップ袋には、マチ部分が隠れた作りになる折りマチ(隠しマチ)という作り方がおすすめです。
折りマチは、物を入れるとしっかりマチがあり立体的になりますが、畳んだ時はマチが隠れてぺたんこになるのでアイロンもかけやすく、子供でも畳みやすい作りになっています。
もちろん、マチなしの袋でもコップは入れられるので、お好みに合わせて作り方を選んでみて下さいね。
裏地あり・なしの違い
裏地ありは、内側にも別布を使うので、見た目もおしゃれで作りが丈夫になります。また、作り方の工程でほつれ防止の端処理をしなくてもいいので、端処理の苦手な方にはおすすめの作り方です。
ただ、裏地用の布も表地と同じ位必要になるのと、巾着の場合は厚みがあり紐がしぼりにくくなります。
裏地ありのコップ袋を作る際は、表地・裏地共に薄手の生地を使うと良いでしょう。
裏地なしは、布の端処理が必要になりますが、紐も絞りやすく薄手で乾きやすいので、洗濯の頻度が高いコップ袋には裏地なしがおすすめです。
端処理はロックミシンがあれば最適ですが、家庭用ミシンのジグザグ処理で充分です。
ほつれ止め液でも大丈夫ですが、その場合は洗っても落ちないものを選びましょう。
素材を選ぼう
コップ袋には、薄手でしっかりとしたブロード生地やシーチング生地が適しています。
キルティング生地は、子供が好きそうなかわいい柄が多いですよね。ですが、レッスンバッグ等の頻繁に洗濯しない、重さのある物を入れるのに向いているので、コップ袋には不向きです。
生地はネットでも購入できますが、実際の色味や素材がわかりにくいので、手作り初心者さんは手芸店で店員さんに聞いたり、実際の手触りを確認したりしながら選ぶ方が安心です。また、作り方の疑問も、教えてもらえるかもしれません。
作り方レシピには、準備する材料も書いてあるので、素材も必ずチェックしましょう。
切り替えのデザインにする場合も、厚みなど素材の感じがが近いものを選んで下さい。
ガーゼ素材やニット素材は扱い方が少し難しいので、初心者さんのうちは避けたほうが無難です。
リバーシブルにすればおしゃれに
表地も裏地もかわいい布を使ってリバーシブルにすれば、その日の気分で好きな方を選んで使えますね。
袋口からチラリと裏地が見えたり、袋を開けた時も柄が見えておしゃれです。
作り方は少しコツをつかめばきれいな仕上がりになるので、慣れたらいろんな組み合わせで楽しんでみましょう。
布の組み合わせは無限大!なので、作るのも楽しくなりそうです。
リバーシブルのコップ袋を作る際は、どちらがメインになってもいいような生地を選びましょう。
こちらの作り方では、細めの紐が使われてますね。ナチュラルで素敵です。
コップ袋基本の作り方
初心者さんでも簡単で実用的なコップ袋の基本の作り方をご紹介しますね。
作り方をマスターして、洗い替えやプレゼント用などにたくさんコップ袋を作りましょう♪
材料
それでは、裏地なし・隠しマチ付き・紐1本のコップ袋の作り方をご紹介します。
出来上がりサイズ 縦19㎝×横18㎝×マチ5㎝
◆布 縦50㎝×横20㎝ 1枚
◆紐 50㎝ 1本
◆必要であれば、ループエンド、タグなどの飾り
作り方
それでは、コップ袋の作り方です。
①布がほつれないようにするため、生地の両端にジグザグミシンをかける
②布を中表にして縦半分に折る
③片方のわきの、上から6センチの位置にチャコペンシルであき止まりの印をつける
④下から2.5㎝のところを上に折る
⑤両端を1センチの縫い代で縫い合わせる(このとき、片側はあき止まりの印を超えないように注意する)
⑥紐通し口部分をコの字に縫う(⑤で縫い残したあき止まりのぶぶんの補強になります)
⑦上部を1㎝→2㎝と3つ折りにし、紐通し部分を縫う
⑧紐を通して出来上がり
※縫いはじめと縫い終わりは返し縫いをする
※折り目はその都度アイロンを使うと作りやすく、仕上がりも綺麗です
※縫い合わせたところは、アイロンで割りましょう
他にもいろいろな作り方があります!
折りマチ付きコップ袋の作り方動画です。
あき止まりを両側に作り、紐を2本通せば、動画のような紐2本のものが作れます。
作り方のポイント
コップ袋の作り方のポイントは
基本はすべて真っすぐなので、ゆがまないように注意して縫いましょう。
小さい子供がじぶんで開け閉めしやすいように、紐は細めの物がおすすめです。
少しのズレくらいなら、手作りならではの良さということで、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
コップの大きさに合わせて、サイズを微調整して下さい。
お弁当袋や上履き入れとセットで作るのもおすすめ
同じ布でお弁当袋や上履き入れ、着替え袋や移動ポケットなど、他の幼稚園グッズを作ると、統一感もあって素敵です。
アップリケ・タグ・フリル・テープなどの飾りでアレンジしてもかわいいですね。
子供が自分のものと認識しやすくなるので、幼稚園でのグッズの迷子防止にもなるのでおすすめです。
布を多めに買ったら、セットで作ってみましょう。
幼稚園グッズの作り方は初心者さんでもすぐに作れるものばかりなので、可愛いお子様のために是非頑張って作ってみて下さいね。
各グッズに必要な持ち手用テープやパーツの準備も忘れずに。
かわいくておしゃれな手作りのコップ袋は、他のママにも作り方を聞かれそうですね。
可愛いコップ袋の手作りアイデア7選!
基本の作り方をマスターしたら、自分なりにアレンジを加えてみましょう。
お気に入りのキャラクター生地をワッペンにしてオリジナル感を出すとおしゃれ!
切り替えの3種類の生地もとループエンドも同系色でかわいいですね。
お花と無地の布と紐のピンク色の組み合わせが素敵。女の子が喜びそうです♪コロンとした形もかわいいですね。
大きなリボンがすごく存在感があってインパクト大!さりげないうさちゃんもすごくかわいいです。
猫ちゃんもかわいい!
色の組み合わせもおしゃれです。
子供じゃなくても大人も欲しくなるデザインですね。
作り方を覚えたら、こんな素敵なアレンジができるようになります。
大好きなプリンセス柄は幼稚園でも人気者間違いなし?!
アメコミ調の生地が珍しくてかわいいです。
タグをつけると売り物のようですね♪手作り上級者さんなアレンジが素敵です。
お花畑とギンガムチェックの柄×柄の組み合わせも個性があってかわいいですね。
モノトーンにすると大人っぽくておしゃれ!
幼稚園だけに使うのはもったいないデザインです。
簡単手作りのコップに挑戦してみよう
お裁縫なんて学生の時以来…という方も、お子様が幼稚園に入園するのをきっかけに、まずは簡単なコップ袋から作ってみませんか?
作り方に慣れればいろんなサイズや素材で他の袋物も作れるので、ハンドメイドに目覚めてしまうかもしれません。
幼稚園だけでなく、小学校にあがってからもコップ袋が必要なところは多いと思いますので、1度作ってしまえばお子様の成長に合わせて、また作ってみるのも楽しみです。
少し大きくなったお子様には、ママから作り方を教えてあげるのもいいですね。
愛情たっぷりのママの手作りコップ袋でお子様も毎日の幼稚園が楽しくなること間違いなしですね。