風水効果の高い寝室の作り方！ベッドの位置が重要だった！【開運】

昔から風水を信じている人は多くいますよね。住宅の間取り構成で鬼門などを気にする人も少なくありません。

風水は単なる占いのようなものではなく、中国発祥の環境学と言われています。衣食住や行動など環境を整え、気の力で運を開いていくという考えの学問です。風水でよく家具の位置や方角などインテリアが細かく調整されるのは、部屋の中を家具などの物によって悪い気を留まらせないよう気の巡りを良くするためです。

風水には「門」「房」「炉」と呼ばれる重要な場所があります。これらの重視すべき場所はそれぞれ「門」は玄関、「房」は寝室、「炉」がキッチンを意味しています。「房」である寝室は風水において重要な場所の一つであることがわかりますね。

それでは風水効果の高い寝室を作るためにNGなベッドの位置などインテリアの説明と、NGなインテリアの改善方法もそれぞれあわせてご紹介していきます。引越しの際に何となくレイアウトした寝室や、普段の習慣が運気を下げる原因になっているかもしれませんよ。

寝室のベッド周りなど、寝る姿が映る位置に鏡はありませんか？風水では寝ている姿が鏡に映るのは悪い気をあびるためNGとされています。洋服の収納などを寝室にしてあったりして鏡を置いている人は多いですよね。もしも寝る姿が映る位置に鏡があるようならば移動させましょう。鏡を移動させられない場合は布を被せるなどすると良いそうです。

寝室のドアを開け、入ってすぐ正面の位置にベッドが置いてあるレイアウトも風水ではNGとされています。ドアから入って正面の位置にベッドがあると気が直接ぶつかってしまうからです。ドアの正面にベッドを置いている場合は配置を変えるか、変えるのが難しい場合は家具などを置いて間切りしたり、ドアにのれんをかけるのも改善方法です。

寝室に水があるのは、風水では健康運が下がると言われていますので注意が必要です。水槽や花瓶など水がある雑貨は置いていませんか？もしも寝室から移動できないという場合は床など低い位置に置き、ベッドに横になった時、心臓より下の位置に来るようにすることで凶作用を抑えることができます。

窓はとても気の出入りが激しいところなので、寝室の窓のすぐ近くにベッドがあるのも風水ではNGです。ベッドを窓から遠ざけることが理想ですが、移動が難しかったり寝室の窓がたくさんあるという場合、寝るときはカーテンをしっかりと閉め、窓にかけるカーテンも厚めのカーテンを使用することが改善方法になります。

風水では角が人に向かっているのも運気がダウンすると言われています。柱の角やチェストなど背の高い家具の角が、ベッドで寝ている人に向かっている場合は改善した方が良さそうです。できるだけ頭から離れた足元の位置に設置したり、観葉植物を置いたり角の部分にスポンジなど衝突防止グッズを取り付けておくのも改善方法です。

寝室のベッドの下に収納があるのも風水では良くないとされています。物が置いてあると気の流れが悪くなりますし、どうしても埃も溜まりやすくなります。風水では綺麗な部屋であることは大前提なので、埃という厄が溜まることはなるべく避けたいですよね。

どうしてもベッド下収納がやめられない場合は、収納の中身を整頓し、ベッドのマットと収納の間に白い布か紙を敷くことで改善できます。

寝室のベッドと壁の間に隙間があるのも風水ではNGです。隙間があると強い気が流れることになり、就寝中の身体が強い気に触れると気持ちが落ち着かなくなったり不安感が出てきたりします。ベッドのヘッド部分を壁につけて頭上の気を安定させるのがベストです。寝室で布団を敷いて寝ている場合は、布団を壁につける必要はありません。

ドアなどの「入り口に頭を向けてはいけない」というのも風水では基本です。頭の位置がくる所が寝室のドアの延長線上になってはいませんか？もしドアの延長線上に頭の位置がくるという場合はベッドの配置を変えるのがベストですが、難しい場合はドアとベッドの間についたてを置くなどすると改善できます。

寝室にぬいぐるみが置いてあるのも風水では良くないとされています。ぬいぐるみをたくさん置いて寝ていると、寝ている人の代わりにぬいぐるみが良い運気を吸い取ってしまうからです。寝室にはぬいぐるみや人形を飾らないようにしましょう。

寝室を掃除していないというのは、寝室に限らず風水では最悪と言えます。良い運気を吸収するべき寝室を掃除していないということは、厄を溜めてしまっているということになります。

寝室には掃除の邪魔になるような雑貨など飾りもなるべく置かないようにし、気の流れを良くするお部屋作りを心がけてください。

風水では寝ている間は厄を吐き出しているとされています。寝室には寝ている人が吐き出した厄が溜まっている事になりますので、その厄を換気する必要があります。毎朝起きたら寝室の窓を開けて空気を入れ替えるようにしましょう。

毎日窓を全開にして良い運気を取り入れるのが理想ですが、窓があっても立地などの問題で毎日換気することが難しい場合は、窓を開けるかわりに扇風機などを使って気の巡りを作るようにしてください。

風水では湿った布団で長い時間寝ていると金運や健康運が下がると言われています。人は寝ている間に多いと1リットルもの汗をかくそうなので、布団がジメッと湿った状態のまま放置するとダニやカビがどんどん増えるため衛生上もよくありませんね。

たくさん厄を吐き出された布団はこまめに太陽にあてて干したり、頻繁に干すことが難しい場合は、週に1度は布団乾燥機で乾燥させるようにしましょう。

上でご説明したように、人は寝ている間にたくさん汗をかきますし、風水では寝ている間に厄を吐き出すのでベッドカバーや布団カバーは汗とともに厄もたくさん吸い取ってくれています。さらに厄を吸収しやすくするためにベッドカバーはこまめに洗濯しましょう。

太陽にあてて干してくのがベストですが、乾燥機を使用しても大丈夫です。とにかくこまめに洗濯するようにしましょう。なかなか難しいという人は枕カバーだけでも頻繁に洗濯するよう心がけましょう。これらは風水に関係なく衛生上でも大切なことですよね。

寝室の階上や階下にキッチンやトイレがあるかどうかも風水では注意が必要です。キッチンは火を使う場所なので、寝ている間に吸収するはずの運気が燃えてしまうと風水では考えられているからです。コンロやレンジ、ベッドの周りに盛り塩を置いたり、シーツを白にしたり、白い布か紙をベッドマットの下に敷くのが改善になります。

また、トイレは不浄な気が出ている場所なので、寝室のベッドや枕の位置はなるべくトイレから遠ざけましょう。トイレが寝室の下にあるという場合もベッドの下に盛り塩を置いたり、白のシーツにしたり、白い布か紙をベッドマットの下に敷くようにしましょう。

運気アップをしたい人には黒い色はおすすめできません。風水では黒は陰の気が強いですし、「守りの色」ともされているので悪い運や良い運気からも守られてしまうのです。黒いベッドカバーである事によって吸収するべき運気が妨げられてしまいます。カーテンなども寝室では黒にするのはあまりおすすめできませんので、注意してください。明るい色や絵柄のベッドカバーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

風水ではスチール製の家具はあまり良くないとされていて、寝室という重要な場所にスチール製のベッドを使用することは良くありません。安価なスチール製のベッドでは運気が向上することは難しいでしょう。

風水で理想的なベッドは木製のベッドと言われています。風水では木は成長の運気があり、寝ている間に運気が成長すると考えられているためです。スチール製のベッドを使用しているならば買い換えるのがベストですが、難しい場合はスチールの部分を布で覆い見えないようにしましょう。

風水では方角によって運気アップにおすすめの布団カバーの色があります。方角別で運気アップに理想的カラーの布団カバーを使って風水効果の高い寝室にレイアウトしましょう。

北の方角におすすめの布団カバーの色はピンクやグリーン、クリームなど暖かみのある色です。北という方角は冷えやすく水の気も強いため、暖かな色や明るい絵柄を使って水気を吸収して貰えるようにしましょう。

南の方角には土の色であるベージュやブラウンの布団カバーがおすすめです。南の方角はとても陽のさす場所であり風水では火の気が強いと考えられるため、赤など火の気を強めるカバーの色や絵柄を使用するとイライラしてしまうでしょう。土の色の布団カバーを使って火の気を吸収してもらいましょう。

東の方角は風水では木の気をもつ方角です。布団カバーにおすすめの色はグリーン系など木と同調する色や絵柄か、ブルー系である水色など木を成長させる色も東の方角にはおすすめです。

風水では西の方角は言わずと知れた「金」の方角ですよね。おすすめの布団カバーの色ですが、ホワイトやクリーム系の色も金の気を持つ色で相性がいいですし、ベージュなど土の気を用いるのも金運が育つカラーなのでおすすめです。

続いては枕の方角による風水効果の高い寝室レイアウトについてご紹介していきます。それぞれの方角によって風水効果は様々です。風水では枕を向ける方角にどの方角がダメと言うのはありませんので、運気アップしたい内容に合わせて枕の配置を変えてみてくださいね！

日本では北枕と言うと縁起が悪いと思われる人も多いですが、風水では北枕は最もいい方角とされています。北枕は地球の磁力線に沿って寝る事になるので、血行が良くなったり疲労回復などとてもよく眠れる方角とされています。健康運アップはもちろん、恋愛運や金運アップなどさまざまな運気アップが期待できます！

東の方角は日が昇る方向なので太陽のエネルギーによりヤル気が出るとされています。発展、成長など仕事運や健康運、勉強運がアップする効果があるようです。また美容にも効果が期待できます。

東とは反対に、太陽が沈む方向である西の方角は精神を落ち着かせてくれます。心身をゆっくりと休めたい人にはおすすめですが、老化が進むのも早くなるようなので年齢を重ねてからの西枕は避けた方がいいかもしれませんね。

また、西枕は金運アップや恋愛運アップの効果もあります。商売繁盛や、気持ちが落ち着くことから恋愛も安定し、長く続いているカップルならば進展があるかもしれません。

南枕は美や知性を象徴する方角なので才能運や人気運に効果的です。南の方角は風水では火の気を意味していて、悪い気を燃やし開運に導いてくれるとされています。

しかし健康運と恋愛運には向いておらず注意が必要です。南枕は北枕の反対になるので磁気に逆らう事になり、熟睡したい人には向いていません。また、イライラしやすくなるともされているので恋愛中の人は喧嘩が多くなると言われています。

夫婦で使う寝室についても風水効果の高いレイアウトがありますよ。これからご紹介する4つのポイントをチェックして、夫婦仲がより一層深まる寝室作りを楽しんでみてくださいね。

寝室を置く方角にはどの方角は絶対NGと言うのはありません。ですが、なるべくベストな方角で良い気を吸収できる寝室にしたいですよね。方角別に風水効果をみていきましょう。

北の寝室はとても良い方角で、夫婦の結びつきが深まり夫婦円満になれる方角です。堅実な家庭を作り上げる事ができるでしょう。新婚夫婦など、若い夫婦におすすめの方角です。

東の寝室は風水では太陽のエネルギーを受ける方角とされていてヤル気がわき、バイタリティがあふれ、仕事面でもとても活躍できる方角なので、若い世代の夫婦にとって最適な方角と言えます。

西の寝室は、心や体をゆっくりと落ち着かせることのできる休養安眠の方角です。安眠することができ、健康運や金運アップが期待できるため、安定した生活をしたい夫婦におすすめです。

南の方角は目的によってはおすすめの方角になりますが、夫婦の寝室とするには実はあまりおすすめできません。南の明るいパワーを受けるので外交的な夫婦にはなれますが、派手な生活になり、心身をゆっくり休められる寝室にはなりません。

夫婦の寝室でシングルベッドを繋げて使うのは最もNGです！ダブルベッドやクイーンサイズのベッドを使うのではなくシングルベッドを繋げて寝るのは夫婦関係の分断を意味します。

理由があって別々のベッドで寝ると言う場合は、ベッドとベッドの間に隙間スペースを作るなどしてそれぞれのベッドが独立していることがわかる配置にしてください。

寝室のインテリアの色味も大切です。カーテンや布団カバーの色が黒やグレーだったりする場合、陰の気が強すぎるので、モノトーンではなく、なるべく明るい色や絵柄のインテリアコーデをおすすめします。

夫婦が子宝運アップを望む場合、夜眠る時の照明も重要です。子宝運アップには間接照明の使用がおすすめですが、電気を消して真っ暗にしないと眠れないと言う人もいるかもしれませんね。ですが、部屋を真っ暗にすると陰の気が強くなり、昼間に吸収した良い運気がかき消されてしまいます。明かりがどうしても気になると言う場合は足元に小さな間接照明を置くと気にならずに眠れるかもしれません。

寝室の風水効果をアップさせるためのポイントはまだまだあります！重要ポイントはもちろん、取り入れやすいポイントは他にもありますので是非チェックして、風水効果の高い上級者の寝室を目指してみてください。

方角別におすすめのベッドカバーの色についてはご紹介しましたが、風水では寝室のカーテンの絵柄とベッドカバーの絵柄のバランスもとても重要です。

例えばカーテンが絵柄のある明るいデザインならベッドカバーは絵柄のないシンプルなものにしたり、反対にベッドカバーが絵柄のあるものならカーテンを絵柄のない無地のデザインにしてみたり、風水ではバランスの良いインテリアにする事でも良い気が回りやすくなります。

パソコンやオーディオ機器など電磁波の出る電化製品も風水ではマイナスの気とされているため、寝室に置くのはできるだけ最小限にしておきましょう。枕元に置くのは特にNGなので、スマホなどもなるべく離れた所に置いておくように注意しましょう。

寝室の窓のカーテンは必ず2重にしましょう！昼間に吸収した良い運気を逃がさないためにもカーテンを2重にすると効率よく良い運気の吸収ができるようになります。レースカーテンには悪い気を逃し、良い気をとどめる効果があるとされています。色や絵柄など、ベッドカバーとのバランスにも気をつけましょう！

日本人としての感覚からも、神棚や仏壇に足を向けて寝るなんて失礼に値しますよね。風水でも神棚と仏壇に足を向けて寝るのはNGですので寝室に置く場所には注意しましょう。

風水効果の高い寝室のレイアウトや、方角などについてご紹介しました。1日のうちの長い時間過ごす寝室ですから毎日快適な睡眠がとれ、良い運気を取り入れやすい寝室を作りたいですね！