【手相占い】手の平のほくろの意味28選！場所や色合いで運勢が分かる？

手相において特殊紋とは、手の平に現れるマークや記号のようなものです。星の形のスターや魚の形のフィッシュ、十字架の形のクロスなどがあります。特殊紋とは呼ばず、単に紋、あるいは記号と呼ぶこともあります。紋には吉凶様々な意味があり、同じ紋でも手の平のどこに現れるかによって意味が違ってくることもあるのです。手相では、ほくろは、そんな特殊紋に含まれます。

特殊紋の中でもほくろは、どちらかといえば凶を意味する手相です。島紋（アイランド）と同じように意味で扱われるからです。手の平や指などどの位置にあっても、基本はいい意味を持たないほくろの中で、たったひとつだけ特別な手の平のほくろがあります。

それが福つかみと呼ばれる手相です。福つかみとは、手の平に現れるほくろのことですが、どんなほくろでも福つかみと呼ぶわけではありません。福つかみと呼ぶにはある二つの条件を満たす必要なあるのです。それはどんな条件なのでしょうか。

手相において、福つかみの条件とは以下の二つです。 1.主要な7線の生命線・感情線・知能線・運命線・太陽線・財運線・結婚線のいずれにも触れていない 2.自然に手を握って隠れる場所にある この二つに当てはまるほくろが手の平にあったら、それは大変な幸運の印かもしれません。

手相においては、指にも意味があります。また、指は節で二つもしくは三つに分けることが出来ます。親指は先端の末節と付け根部分の基節の二つに分かれ、それ以外の指は、つま先から付け根に向かって末節、中節、基節の三つに分かれ、その位置によってほくろの意味が変わるのです。

指の末節とは指の先端の爪のある節のことを言います。手相では、親指の末節にほくろがある人は、頑固で融通がきかない人が多く、自分の意見を曲げないため、対人トラブルを起こしがちだとされます。曲がったことが嫌いな上、感情的になりやすく、周りからはめんどくさい人だと思われているかもしれません。親指の末節にほくろがある人は、少し相手に譲る心遣いを持ってみましょう。

指の末節に対して、基節は指の基になる付け根の部分のことです。親指の付け根の節にほくろがある人は、家族を悲しませるようなことをしがちだとされる手相です。親指は家族や家庭という意味があるのですが、ここにほくろがあると、その家庭運が薄く弱くなり、後継ぎ等であっても家族と折り合いが悪く、家を出てしまうようなことが多いのです。また親指の付け根に近い部分にあるほどこの傾向は強まり、特に異性問題で親と対立する可能性があります。

手相において、人差し指先端にある末節にほくろのある人は、感受性が高いのはいいのですが、度を越して神経質になりがちだとされます。普通の人より様々なことを受け取りやすく、心配症でアレコレありもしない想像をしてしまい、取り越し苦労が耐えません。人差し指先端にある末節にほくろのある人は、あまりくよくよ気にし過ぎないようにしましょう。

親指以外の指には、指の真ん中に中節があります。手相において、人差し指の中節にほくろのある人は、向上心の強い野心家。時にはその野心が行き過ぎてしまい、人を押しのけてまで自分が前に出ようとして、顰蹙を買ってしまいそうです。人差し指の中節にほくろのある人は、野心が出過ぎていないか、客観的に見て見るようにしましょう。

人差し指の付け根にある基節のほくろは、手相においては、支配欲求が強いという意味だと言われます。どんな人でも、多少なりとも人を思い通りに動かしたいという想いはあるものですが、人一倍それが強く、時に偉そうなふるまいをして上から目線になっているあるかもしれません。人差し指の付け根にある基節にほくろがあったら、周りへの気遣いを忘れないようにしましょう。

中指の先端の末節にあるほくろを持つ人は、考えが浅く、あまり物事を深く考えない性分のようです。そのせいで大きな失敗をしてしまう可能性があります。中指の先端の末節にあるほくろを持つ人は、行動を起こす前に少し気持ちを落ち着けて、じっくり考えてから行動に移すようにしてみるとよいでしょう。

中指の真ん中にある中節にほくろのある人は、警戒心が強い人が多いです。注意深い慎重派ですので、大きな失敗をすることは少ないのですが、せっかくのチャンスも、迷っている間に横からライバルにかっさらわれてしまう、なんてこともあります。中指の真ん中にある中節にほくろのある人は、慎重なのもほどほどにするのがよいでしょう。

中指の付け根にある基節にあるほくろは、手相によると物欲が強い人ということになります。物やお金に対する執着が強く、強欲なため、もっともっとと際限なく物やお金を欲しがるようになり、やがては損得勘定や打算でしか行動できなくなってしまいます。中指の付け根にある基節にほくろがある人は、くれぐれも「お金が人生のすべて」にならないように注意しましょう。

手相によると、薬指のつま先部分、末節にあるほくろを持つ人は、美的センスに乏しい人が多いようです。薬指のつま先部分、末節ににくっきりとしたほくろがある人は、芸術の分野やファッション、美容系など、美的な感覚が必要な仕事は避けた方が良いでしょう。

薬指の真ん中、中節にあるほくろは、手相ではギャンブル運がよくないことを暗示しています。勝負事全般に弱いため、薬指中節にほくろのある人は、一攫千金的な勝負に出ることは避けて、地道にコツコツと貯蓄に励んだり、堅実な仕事に就くことが大切です。

薬指付け根にある基節のほくろは、手相では、虚栄心の強さを表しています。つい見栄を張ったり、自分を良く見せようと話を盛ったりしてしまいがちです。薬指基節にほくろのある人は、知ったかぶりなどしてもすぐに化けの皮が剥がれるので、ありのままの自分でいるよう心がけた方が賢明です。

手相においては、小指の先、末節にほくろのある人は、口下手な人が多いとされます。手の小指は、言葉やコミュニケーションの能力を表すので、そこにほくろがあるということは、会話や社交が苦手ということになるのです。

小指の中央中節にあるほくろは、手相によればお金が貯まらないという暗示です。もともとお金を稼ぐのが下手だったり、お金の管理が苦手で散財しがちだったり、儲けるのも貯めるのも苦手なのです。また、小指中節にほくろのある人は、怪しげな投資話などで詐欺に遭いやすいので、注意が必要です。

小指付け根部分の基節にほくろのある人は、手相によれば浪費家の相です。稼ぐ力はない訳ではないものの、それ以上に使ってしまうので、出て行く一方でほとんど貯まらないのです。小指基節にほくろのある人は、強制的に貯めるような貯蓄方法で貯金をするなど、工夫をして貯めるようにしましょう。

手相には、基本7大線と呼ばれる主要の掌線があります。生命線・知能線・感情線・運命線・太陽線・財運線・結婚線の7つです。手の平のほくろは、ほとんどが凶相ですが、特に掌線に重なるほくろは、残念ながら、すべてが凶になってしまうのです。

手相において生命線は、その名の通り、その人が持つ生命力が現れる線です。健康かどうか、体力の有無などがわかります。そんな生命線上にほくろがあるのは、急病にかかる恐れがあるという暗示です。また、生命線の始点付近のほくろのある人は、幼少時に体が弱かった人が多いようです。真ん中付近のほくろは、肝臓や消化器系の病気に注意。ゴール付近にほくろがあれば、思いがけない災難に遭う可能性があります。ほくろがゴール地点で、そこで生命線が終わっているような場合は、命を落とすこともあるので注意。

知能線は頭脳線とも呼ばれ、その人の頭脳や知能、知性など、知的能力について見る線なのですが、頭に関すること全般が現れる線でもあるのです。そこにほくろがあると、頭の病気にかかったり、頭に怪我をしやすいという暗示があります。原因不明の偏頭痛から、脳卒中、脳梗塞、認知症など、頭の病気にかかる可能性があるので、注意が必要です。

手相においては、感情線は、その人の性格や感情面を占う線です。恋愛運にも大きく関わってきます。ほくろがあるというのはマイナス要素が加わるので、感情線上にほくろがある人は、感情をコントロールするのが苦手な人が多いのです。ついつい感情を爆発させてしまい、人間関係を壊してしまうことが多いため、ここにほくろがある人は、かっとしそうになったら落ち着いて、感情を抑えるようにしてみましょう。

手相では、運命線は、その人の社会との関わりや仕事運を見る線ですが、そこにほくろがある人は、仕事上で何か大きなトラブルや挫折を経験する可能性が高いです。たとえそのせいで仕事上大きな不利益を被ったとしても、このほくろを教訓として、挽回できるよう頑張りましょう。

太陽線は、手相においては、その人の人気や名誉について現れる線なので、くっきりとした太陽線がある人は、天性の魅力があり、人を大きく惹きつけて、応援されるような人が多いのです。この太陽線にほくろがある人は、そうやって手に入れた地位や名誉を妬む人が現れるという意味を持ちます。成功するとつい調子に乗ってしまいがちですので、あまりひけらかさないことが大切です。

財運線は、その名の通り、その人の金運、特に貯蓄運を見る線です。財運線自体あることが稀なのですが、くっきりした線がある人は財テクが得意でしっかりお金を貯め込んでいる人が多いのです。しかし、ここにほくろがあると、金銭をだまし取られたり、泥棒に入られたりと、金銭関係の災難に遭う可能性があります。

結婚線は、文字通り結婚の時期や回数、あるいはモテるかどうかなど、恋愛に関することが現れる線なのですが、そこにほくろがあると、結婚生活が不幸な結果になりやすいという暗示となります。恋愛運が不安定で、たとえ結婚できても、離婚や死別といった悲しい終幕を迎えるかもしれません。今一緒にいるパートナーを大切にすることで、運を変えるよう努力してみましょう。

手の平には、手の甲に比べるとほくろができにくいため、ほくろがあると、それが非常に強い意味となります。また、手の平には丘と呼ばれるふくらみがあります。それぞれの指付近の丘5つ（金星丘・木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘）と手首付近の丘である地丘にあるほくろについて調べてみました。

親指付け根部分のふくらみを金星丘と呼びます。手相では、金星丘は、愛情運や家庭運を表す場所です。金星丘のほくろは非常な凶暗示で、家族や友人など、身近な人の裏切りを意味しているのです。もし親指の付け根付近のこの場所にほくろが出来たら、安易に保証人になったりなど、身近な人でも油断しないよう気を付けましょう。

手相においては、人差し指付け根部分のふくらみは木星丘と呼ばれますが、ここはその人の支配力や指導する力を表すとされます。この木星丘にほくろがあると、支配欲が強くなり過ぎる危険があります。尊大さや野心の強さが災いして、目標の達成が困難になる可能性もあるので、人差し指の付け根にほくろがある人は、注意が必要です。

中指の付け根部分の土星丘は、手相では忍耐強さや探求心をつかさどる場所です。この土星丘にほくろがあると、我慢強さが足りず、勘違いや不注意から、様々なトラブルや損害を被ると言った暗示となるのです。中指の付け根付近にほくろが現れたら、少し落ち着いて考えるようにしましょう。

手相において薬指付け根のふくらみである太陽丘は、その人の人気度や芸術的なセンスが現れるところです。ここにほくろがあると、実力が伴わないのに、大風呂敷だけを広げてしまう可能性があります。薬指の付け根付近にほくろが現れたら、ほら吹きや詐欺師呼ばわりされないように、自分自身を謙虚に見つめて、信用を失わないよう気を付けましょう。

手相では、手の平の小指の付け根のふくらみは、水星丘と呼ばれ、金運や会話やコミュニケーション能力を見るところです。この水星丘にほくろがあるのは、ズバリ金運が下がるという暗示です。小指の付け根付近にほくろが現れたら、お金の面でのあらゆるトラブルの可能性があるので、泥棒やひったくり、詐欺や怪しい投資話など、あらゆる面で注意するようにしましょう。

手首付近のての平側の部分は、地丘と呼ばれ、手相においては、先祖や生まれた家との縁を表します。この地丘にほくろがあると、生家との縁が薄くなるという暗示があります。親や親族などの身内や先祖はあまりあてにならないので、地丘にほくろがある人は、自力で生きて行けるよう頑張るしかありません。

手相においてほくろは、ほとんどの場合は凶相を表します。しかし、もしもほくろを見つけたら、最初に確認して欲しいのはほくろの色です。手相のほくろの色合いは、三段階に分けることが出来ます。ほくろがあること自体は凶であっても、その色によって意味合いが異なるので、まずは自分のほくろがどれに当てはまるのか、じっくりチェックしてみましょう。

ほくろと言えば黒子と書くように、黒色であるのが通常のイメージです。そのイメージ通り、手相占いの凶相という意味でも、三段階の色の中で、黒は最も凶運も強くなってしまいます。しかし、真っ黒でもパッと見て気が付かないほど小さい場合などは問題ないとされています。

茶色のほくろは、色のレベルとしては真ん中、通常レベルであれば、そこそこの凶運であるといえます。特に小さなほくろの場合は、ほとんど気にする必要はありません。大きさや場所によっては、その場所の意味をマイナスに示す災難が降りかかる可能性があります。また、茶色のほくろがこのまま黒いほくろに変化しないよう、注意して見守りましょう。

手相において薄茶色のほくろはまだまだレベル1で、運勢に大きな影響を与えるレベルには達していませんので大丈夫です。ただし、大きなほくろの場合は、この先茶色、黒色と進んで行くことで、大きなトラブルを暗示する可能性もあります。マメに手相を見るようにして、ほくろの色が変化していないか確認するようにしましょう。

手相においては、福つかみを除くほくろはすべて凶相ということで、自分の手の平にほくろを見つけてがっかりした人もいるかもしれません。しかし、手相はほくろだけで運が決まる訳ではありませんし、手相だけで人生が決まってしまう訳ではありません。手相は時間とともに変化するものですし、心がけ次第で凶相とされるほくろも消えて行くかもしれません。手相の意味を読み取って注意しつつも、気持ちを前向きに持つようにしましょう。