100均で買えるプラバンのおすすめ10選！簡単DIYを楽しもう！

プラバンは子供が手軽に楽しめる工作のイメージが強いですが、アクセサリー作りにも便利と、子供だけでなく大人まで根強い人気があります。

プラバンは文具店や手芸店でも購入できますが、100均のダイソーやセリアなどでも手に入ります。昔のプラバンからさらに進化を遂げ、色々なタイプのものが販売されています。

基本的にプラバンは、油性ペンで絵や文字を書いてグッズを作るのですが、100均のプラバンには、水性ペンで描けたり、印刷ができたりするプラバンもあります。

プラバンとは、「プラスチックの板」の略で、「プラ板」や「プラパン」と表記されることもあります。アクセサリー作りやプラバン工作に使われるプラバンは、熱を加えると縮むタイプのポリスチレンで「延伸（えんしん）ポリスチレン」と呼ばれるものです。

本来は厚みのあるものを、薄く伸ばしてシート状にしてあるため、はさみでカットできたり、絵などが描きやすかったりします。

プラバンにはいくつか種類があります。一番ポピュラーなのは「透明タイプ」で、透明なので下絵を書き写すことも簡単にできるため、初めてプラバン作りをする人におすすめです。サイズや厚さも選べるので、作りたい作品に合わせて選ぶこともできます。

「白色タイプ」は「不透明プラバン」とも呼ばれ、背面を塗装しなくてもよく、線画やアルファベットなどの文字だけでもおしゃれなプラバンが作れます。以前はあまり見かけませんでしたが、こちらも100均でも手に入れやすくなりました。

片面が最初からやすりをかけたようになっている「フロストタイプ」は、「半透明プラバン」とも呼ばれ、水性ペンや色鉛筆などがそのまま使えるので、透明タイプと違い、自分でやすり掛けをする必要がありません。

最近は、「インクジェットプラインター用」のプラバンも販売されるようになり、他のプラバンと比べると多少割高ですが、イラストを書き写す手間が省けたり、お気に入りの写真を印刷できたりする手軽さから、話題を集めています。

100均でもプラバンが買える事はわかりましたが、大きな店舗になると売り場がわからず迷ってしまう事もありますよね。100均でプラバンを購入する場合は、まず文房具売り場を覗いてみましょう。もし文房具売り場で見つけられない時は、手芸品売り場で探してみてください。

以前プラバンは、文具店や手芸店でしか購入できませんでしたが、今は100均でも購入できるようになりました。まずは、100均の代表ともいえるダイソーで購入できるおすすめのプラバンを紹介します。

ダイソーの「透明プラ板」は、両面ともに何も加工されていない一般的なプラバンです。ダイソーで販売されているプラバンの中でも一番大きく、サイズはB4です。

0.2mmの厚さなので、子供でもはさみで切りやすく、初めてプラバン作りをする人にもおすすめです。しかし、加熱すると約1/6までサイズが縮むので、穴を開けて作る場合は、大きめに開けることをおすすめします。

ダイソーの半透明プラバンはフロストタイプで、裏側が紙やすりで削ったような状態になっています。そのおかげで、水性ペンや色鉛筆で絵を描いたり色を塗ったりできます。

透明タイプのプラバンを使った場合は、自分で細かな傷を均等に付ける作業が必要になりますが、半透明プラバンならその手間が省けます。サイズはB5なので少し小さめですが、色鉛筆で色付けした人におすすめです。

厚さは0.3mmで、加熱すると約1/5サイズに縮まります。

ダイソーには、作ったプラバンが暗闇で淡く光る「蓄光タイプ」のプラバンもあります。ハガキよりもやや大きめのB6サイズで、キーホルダー用の金具もセットされています。

なお、以前は「夜光板タイプ」と書かれていましたが、現在は「蓄光」と表記が変わり、パッケージのデザインも変わっています。作り方は他のプラバンと同じですが、暗闇で見るとほんのり緑色にと光って見えるプラバンが作れます。

ダイソーには、インクジェットプリンター用のプラバンもあります。自分でイラストを描くのが苦手だったり、好きなキャラクターのキーホルダーなどを作成したい人にピッタリのプラバンです。しかし、人気商品のため、売り切れ店もあるようです。

「プリンターで印刷するだけなら簡単」と考えてしまいますが、原色のまま印刷して加熱すると、濃く仕上がってしまい、でき上りイメージからだいぶ離れてしまいます。画像の透明度を80%ほど落としてから印刷すると、思い通りの仕上がりになるようです。

こちらの商品は、ハガキサイズのプラバンが3枚入っていますので、加熱後のサイズや色合いを確認するために練習用として1枚使ってみるのもよいでしょう。

ハンドメイド好きな人から人気のセリアにもおすすめのプラバンがあります。プラバン作りをしてみたい人は、セリアのプラバンもぜひ試してください。

セリアのプラバンは、「クラフトプラバン」という商品名で販売されています。「透明クラフトプラバン」は、一般的な透明プラバンと違い、ノンシリコンタイプで油性インクが滲みにくいため、普通は表にイラストの枠取りをしたら、インクの滲みを避けるために裏面から色を塗る必要がありますが、セリアの透明クラフトプラバンなら、そのまま色塗りをしても大丈夫です。

色移りがよく、初心者さん向けのプラバンといえるでしょう。サイズはA4で、加熱後は約1/4サイズに縮みます。

セリアの半透明プラバンは、フロストタイプで片面が削られているので、色鉛筆や水性ペンなどでイラストを描いたり色を塗ったりすることができます。

このプラバンは、ザラザラした面とつるつるした面があるのですが、どちらをメインにするかで仕上がりの印象が変わります。同じイラストでも、メインの面を変えることで雰囲気を変えられるので、両方で試して作ってみるとおもしろいです。

半透明プラバンはB5サイズで、加熱後は約1/4サイズに縮みます。

セリアのインクジェットプリンター用プラバンは、ホワイトプラバンと半透明プラバンがあり、どちらもハガキサイズのプラバンが3枚入っています。

はっきりとしたデザインのチャームやプレートを作りたい場合は「ホワイト」、やわらかい雰囲気のデザインがお好みなら「半透明」を選ぶとよいでしょう。

印刷のポイントは、背景があるデザインの場合は、キャラクターとの差がはっきりとしたイラストや写真を選ぶことと、透明度を薄くすることです。なお、このプラバンは加熱後は約1/3サイズに縮みます。

100均均の中でも独自路線を走るキャンドゥは、セリアと同じ商品も取り扱っていますが、他の100均にはないプラバンもあります。

キャンドゥの透明プラ板は、一番オーソドックスなプラバンです。自分で好きなイラストを描くだけでなく、透明なので絵を写して書くのも簡単にできます。写し描きをする場合は、マスキングテープなどで固定しましょう。

また、他の100均の透明プラバンは、加熱後に約1/4サイズになりますが、キャンドゥの透明プラバンは約1/3サイズに仕上がるので、縮み過ぎるのが気になる人におすすめです。

キャンドゥの白プラバンです。サイズがB4と大きめなので、タグやネームプレートをたくさん作りたい人におすすめです。白地を活かして、シンプルに文字やイラストを描くだけで十分可愛いプラバンが作れます。

焼き上がりは光沢があり、ツルツルとした仕上がりになります。こちらのプラバンは、加熱後に約1/3サイズに縮みます。

デザインプラバンは「さすがキャンドゥ！」と、思わず手をたたきたくなるような商品です。プラバンそのものに、ストライプやドット柄がすでに施されているので、好きな形にカットしてそのまま焼くだけでも可愛いチャームやアクセサリーが作れます。

イラストを描くのが苦手だったり、色を塗るのが面倒な人でも、これなら失敗なく作れるでしょう。なお、こちらのプラバンは、加熱後は1/4サイズになります。

100均のダイソーやセリアのプラバンは、色鉛筆で描けたりプリンターで印刷できたりと種類が豊富です。ピアスなどのアクセサリーや、インテリアグッズも作れるので、子供から大人までプラバン作りは楽しめます。

多少のコツは要りますが、プラバンの基本の作り方をしっかりマスターすれば、色々なアイテムが作れます。今回紹介した作り方やDIY作品を参考に、あなただけのオリジナルアイテムを作ってみましょう！