100均の材料でロゼットを手作り!簡単な作り方からおしゃれなものまで!
100均ダイソー・セリア・キャンドゥで手に入る材料を使って、結婚式の場を彩ったりおしゃれアイテムとして使えたりするロゼットを作ることが出来ます!この記事では、そんなロゼットの作り方を簡単なものから少し難しいボックスプリーツまで詳しく紹介していきます!
目次
ロゼットがウェディンググッズとして大人気?!
こっちが本題!
— kimama (22) (@kimayuto) July 14, 2018
オーダーメイド頂きました❤︎
ご結婚おめでとうございます!#ロゼット #結婚式ロゼット #ウェディングロゼット #オーダーメイド #ハンドメイド pic.twitter.com/K8TVk4ddmR
リボンでできた花のような可愛らしいロゼットは、卒業式などの式典で目にしたことがある方もいるのではないでしょうか?実は今、プレ花嫁さんの間で、ウェディンググッズとしてロゼットを手作りすることが流行っているのです!
人気の始まりは、ウエディングドレスのレンタルや購入などができる、ドレスショップの「ザ・トリートドレッシング」で販売されていたことがきっかけで、SNSで拡散されたことから取り入れる人が増え、ウエディングの定番アイテムになったといわれています。
新郎新婦やゲストの胸元を飾ったり、席札やウエルカムボードに使ったりと結婚式を盛り上げるアイテムとして欠かせないものになっています。
そもそも「ロゼット」とは?
「ロゼット」は、古い時代から彫刻や工芸品などに使われている花形の装飾モチーフのことで、円に囲まれた楕円形や多角形の中に抽象化した花の文様などもあるようです。なおここで指すロゼットは、円の周りをリボンで装飾し、その見た目から「リボンの勲章」とも呼ばれるものを指します。
そのため、ロゼットがウエディンググッズとして使われるようになった由来は、主役の二人だけでなく「ゲストにも勲章を」という意味が込められています。
また、ウェディングだけでなく、誕生会の名札や部屋のインテリアの他、ヘアアクセサリーや着物の帯留めといった、おしゃれアイテムとしても使われています。
ロゼットの表情を変えるリボンプリーツの種類!
リボンプリーツにも種類があり、それによってロゼットの仕上がりが変わります。ロゼットに使われるリボンプリーツの種類は主に2つです。それぞれのプリーツの特徴を解説します。
「シングルプリーツ」と「ダブルプリーツ」
☆津田沼店より
— ユザワヤ (@yuzawaya_hobby) August 10, 2017
お好みの生地や、リボンを使って手作りのロゼットを作ってみませんか?
サテンやグログランリボンを、クロバーのロゼットメーカーにセットしていくだけで簡単に綺麗なプリーツが仕上がります🎀https://t.co/SOcVqV8IY0#ユザワヤ #ロゼット #リボン pic.twitter.com/2WAxH0OL7f
「シングルプリーツ」は、同じ方向にひだが並んだ形でもっともシンプルなプリーツです。細かいプリーツのものが多く、シンプルながら上品なロゼットに仕上がります。
「ダブルプリーツ」は「シングルプリーツ」を2段に重ねたものです。1周りから2周りほど小さなプリーツを重ねる事で「シングルプリーツ」よりも立体的で華やかなロゼットを作ることができます。リボンの種類を変えたりカラーを変えたりと、アレンジがしやすいロゼットでもあります。
立体感のある「ボックスプリーツ」
「ボックスプリーツ」は「シングルプリーツ」や「ダブルプリーツ」と比べて、より立体的で華やいだ印象を与えるプリーツです。市販品の多くのロゼットはこの「ボックスプリーツ」で作られています。
シングルプリーツと比べると、ひだの寄せ方が難しいですが、結婚式などのお祝い事などに合わせてロゼットを作ろうと考えるなら、華やかな「ボックスプリーツ」はぴったりです。
【100均グッズで手作りロゼット①】基本の材料は4つ!
では、ロゼットを作るためには何が必要なのでしょうか。一見難しそうなロゼットですが、実はとても簡単に作れてしまうんです。今回は、ダイソーやセリアなど、100均で揃えられる材料を紹介します。
1. リボン
ダイソーのリボンでちょぎ色のヘアゴム作った
— にゃぴお (@NyapiO_r) August 8, 2019
良い感じฅ'ω'ฅ💕 pic.twitter.com/bbOv9qYmfm
まずは、ロゼットの周りと足部分を作るリボンを用意しましょう。リボンの幅は太い方が作りやすいです。ロゼット1個あたり、約1mのリボンが必要となります。
ひだが多いほど華やかなロゼットができますので、余裕をもって購入しておいた方が良いでしょう。外周のプリーツリボンを重ねてダブルプリーツにしたい場合は、より多くのリボンが必要です。
なお、初めて作る場合は、すでにきれいなひだができあがっているプリーツリボンを利用するとより簡単に作れます。リボンは、ダイソーやセリアなどの100均ではプレゼント用品コーナーで売られています。
2. くるみボタンキット&布
おそらくダイソー最大であろう38mmくるみボタン。石ノ森作品のキャラに使えそうな予感がする。 pic.twitter.com/TYE3cGnlz3
— 伍長@コスサミ、C96(2日目) (@1972_gotyo) April 2, 2018
くるみボタンもロゼットに欠かせない材料ですが、100均のキットを利用すると簡単にロゼット作りが始められます。おすすめはダイソーのくるみボタンキットです。打具の片方が透明、もう片方が色付きとなっており、初心者でも簡単にくるみボタンを作ることができます。
くるみボタンキットも色々なサイズがありますので、完成イメージに合わせて選ぶとよいでしょう。くるみボタン用の布は、ハンカチや余り生地などなんでもOKです。ダイソーやセリアなどの100均でも色々な布が販売されているので、リボンと一緒にチェックするとよいでしょう。
なお、くるみボタン以外に、缶バッチで代用することもできます。
3. 厚紙かフェルト
DAISOコンパスカッターを使うと丸く綺麗に切れます。
— まきゅ (@MaMaq0125arashi) November 8, 2018
※真ん中に穴は開きます pic.twitter.com/eyATN7A5lv
ロゼットの土台部分として厚紙やフェルトも用意しましょう。フェルトを土台に使う場合は、先に紹介したくるみボタンに合わせてカットし、厚紙を使う場合は、コンパスなどで円に印を付けてカットしたものを使います。なお、ダイソーの「コンパスカッター」を利用すると、綺麗に円を切り出す事ができますよ。
4. ブローチピン
アクセサリー作家に朗報!
— 雑作家 Junya (@Junya_to_you) September 16, 2014
今までセリアにしか置いてなかったブローチピンがダイソーに登場。しかもカラーは三種類。 pic.twitter.com/AZTSUwuzDi
ロゼットは、ヘアアクセなどに使う事もありますが、勲章のように胸元に付ける事が多いため、ブローチピンや安全ピン付きクリップも必要です。
なお、ブローチピンもしくは安全ピン付きのクリップが近くのダイソーやセリアなどの100均で取り扱いがなく手に入らない場合は、安全ピンを細いリボンでフェルトに留め、ロゼットの裏側にしっかり貼り付ければ問題ありません。
【100均グッズで手作りロゼット②】必要な道具は?
ロゼットを作る際に必要な道具について説明していきます。こちらもセリアやダイソーなどの100均で揃えられるアイテムを中心に紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1. 裁ちばさみ
普通のはさみではなく、布を切ることに特化した裁ちばさみを用意しましょう。文具コーナーにあるはさみでも布やリボンを切る事は可能ですが、元々布を切るような刃の作りになっていないものも多いため、薄い布やリボンは切りにくさを感じます。
2. 針と糸
リボンを縫い合わせるための針と糸も、100均で販売されています。しかし、今回紹介する作り方は、あまり針と糸の出番はありませんので、もし持っていないのなら、持ち運びに便利なソーイングセットでも大丈夫です。
セリアやダイソーなどでは、裁縫道具一式がそろったセットも販売されていますので、チェックしてみてくださいね。
3. 接着道具
100均の「グルーガン」がマジで便利すぎる。接着・穴埋め・装飾といろんなことに使えます。本体216円、グルースティック108円で購入できるのでコスパも最強。https://t.co/WjbVaHEGj3 pic.twitter.com/iKR7hexaV0
— 100均生活 (@100kinlife) August 17, 2019
土台の厚紙やリボンやなど、下準備をしたロゼットの材料をすべて貼り合わせていく際に必要なのが、接着道具です。おすすめはセリアやダイソーなど100均にも売られているグルーガンです。「グルースティック」と呼ばれる、専用の接着剤は必要ですが、一つ持っていると便利な道具です。
なお、ボンドや両面テープなど、他の接着剤でも代用できますので、おうちにあるものを利用してもよいでしょう。
【100均グッズで手作りロゼット③】基本の作り方は4ステップ!
では、100均で揃えた材料と道具を使って、実際にロゼットを作っていきましょう。今回はもっとも簡単なロゼットの作り方を紹介していきます。
STEP:1 布を使ってくるみボタンを作る
まず、使いたいくるみボタンの大きさに合わせて、布を切り出します。大きさの目安は、くるみボタンキットのパッケージや付属の説明書に記載がありますのでそれに従いましょう。
型紙が入っている場合は、布を裏返してチャコペンなどで型紙の通りに印をつけて切り出してください。なお、切り出す際、くるみボタンの中心に持ってくる柄を考えて切り出すようにしましょう。
次に、打具の上に切り出した布を置き、ボタンパーツ本体(シェル)の表面が下になるように指で押し込んでいきます。ダイソーのくるみボタンキットに入っている打具は透明なので、打具を裏返せば仕上がりが確認できます。
デザインした通りの位置に整えられたら、裏返して布をまとめていきます。ボタンパーツの裏側部分(バッグパーツ)をのせ、色付きの打具を重ねて押し込みます。しっかりと組み合ったのが確認出来たら、打ち具から取り外しましょう。
STEP:2 厚紙でロゼットの土台作り
MDF板は100均のコンパスカッターで5.5mmまで切れますのん pic.twitter.com/ODXcR7NGgh
— JJ1タコさんウインナー (@MakoTr_01) May 25, 2018
コンパスカッターで厚紙を切り出していきましょう。くるみボタンより一回りか二回りほど大きいサイズの円を切り出していきます。コンパスカッターがない場合はコンパスで印をつけてはさみで切り出しましょう。フェルトを使う場合も、同じようにくるみボタンに合わせて丸くカットしましょう。
STEP:3 周りのリボンと足を作る
とりあえず土台11個完成(ง •̀_•́)ง
— May🐟🐠🐟 (@3104arashigoto) May 29, 2016
手が痛いよ〜( •́ㅿ•̀ )#ウエディング #ロゼット pic.twitter.com/1XCuxeBVgF
すでにプリーツが出来上がっているリボンの場合は、そのまま円状に縫い合わせます。リボンからプリーツリボンを作る場合は、100均などに売られている仕切り板を活用するのがおすすめです。(後で作り方を紹介します)プリーツリボンの大きさは、円にした時に内側の円がくるみボタンに隠れるサイズを目安にしてください。
プリーツリボンを重ねてダブルリボンにする場合は、片方を一回り小さいサイズにしましょう。リボンの色や素材、幅を変えることでデザインの幅も広がります。
次にロゼットの足として、プレーンリボンを出したい長さの2倍の長さにカットし、V字になるように折ります。裾の部分はギザギザや斜めなどお好みでアレンジしてみてください。
なお、切った部分はマニキュアのトップコートを塗るとほつれにくくなります。
STEP:4 土台に各パーツを付けて完成!
まず土台の厚紙に足の部分になるプレーンリボンをグルーガンなどの接着剤で貼り付けます。しっかりとくっついたことを確認したら、外周部分のプリーツリボンをグルーガンやボンドで接着します。固まるまで洗濯ばさみなどで挟んでおくと、乾くまでずれる心配がありません。
続いて、外周のリボンの中心にくるみボタンを接着剤で固定し、乾いたら裏にブローチピンを付けたら完成です!
ロゼットの作り方を動画で確認しよう!
こちらの動画は、先ほど紹介した作り方と少し違いますが、初心者さん向けの簡単なロゼットの作り方を紹介しています。
まず、くるみボタンと同じくらいのフェルトに、細いリボンでブローチピンを留めてロゼットの裏を先に作り、次にボタンを付ける足部分を外した部品を使ってくるみボタンを作ります。
太いリボンの裏表両方の下に両面テープを貼り、カーブができるようにひだを作って外周用のプリーツリボンを作り、ボンドを付けたくるみボタンに貼り付けます。
別のリボンでロゼットの足を作ったら、くるみボタンに外周のリボンを貼り付けたものに足を付け、先に作ったブローチピン付きのフェルトを貼り付けます。なお、詳しい作り方は、動画を参考にしてください。
【100均グッズで手作りロゼット④】ボックスプリーツはもっとおしゃれ!
一見難しそうに見えるボックスプリーツですが、実は100均商品のあるものを使えば簡単に手作りできちゃうんです!収納グッズでもおなじみの「仕切り板」を使って、きれいなボックスプリーツを作るためのリボンメーカーを作りましょう。
100均の仕切り板でリボンメーカーを作る!
まず、本体用として仕切り板1枚を半分にカットします。別な仕切り板から1目盛りずつ切り取ったものを2つ、2目盛りずつ切り取ったものを3つ用意します。
2目盛りにカットした板を横長に並べ、マスキングテープで合体させて補強を作ります。1目盛りにカットした板は、本体の一番端と端から2番目の間に来るように置いてマスキングテープで固定します。
同じものが2つできたら、先に作った補強を本体の下(柵の長さが短い方)に置き、もう一枚の本体で挟んでマスキングテープで留めます。
その際、本体の柵と柵の間にもう一枚の本体の柵が来るように重ねるのがポイントです。詳しい作り方は、動画を参考にしてください。
仕切り板リボンメーカーでボックスプリーツを作る
仕切り板の隙間を利用して、互い違いにリボンを通していきましょう。使用するリボンの幅に合わせて、マスキングテープで仕切り板の高さを調節しておくと、よりキレイな仕上がりのボックスプリーツになります。
最初のうちは幅の広いリボンで作ることをおすすめします。縫い代が多くとれるため、ひだを縫い合わせやすく、失敗も目立ちにくいです。慣れてきたらだんだんと幅の狭いリボンでもチャレンジしてみましょう。
互い違いにリボンを通し終わったら、リボンメーカーから抜く前にリボン同士が重なっている部分を針と糸で縫っていきます。この際、糸がたるみすぎたり、強く引き締めすぎないよう気を付けてください。
ロゼットを作る場合はボックスプリーツリボンを円状にするので、プリーツ部分をすべて縫い終わったら糸の始末をせずに仕切り板から外しましょう。余分なリボンをカットして円状に縫い合わせてから糸の始末をします。
【100均グッズで手作りロゼット⑤】簡単に作るなら缶バッチロゼットがおすすめ!
今までご紹介した作り方より、ずっと簡単に、そしてキレイにロゼットを作る方法があるのです!それは、缶バッチとホッチキスで作るロゼット。缶バッチのデザイン次第で、シンプルなロゼットも豪華なロゼットも作ることができます。推しキャラの缶バッチで作るのも良いかもしれませんね。
缶バッチロゼットの作り方!
ミニッチュ缶バッチロゼット計画完了した pic.twitter.com/zONWf9kfxe
— 麿 (@_O7628) August 22, 2018
缶バッチロゼットの材料は、缶バッチ・リボン・厚紙・ホッチキス・両面テープ・接着剤です。
まず、缶バッチより一回り小さいサイズの円の厚紙を1枚切り出しておきます。そして、その円の片面に両面テープを貼ります。
外周より少し内側寄りにリボンを貼りつけ、指でギャザーを寄せてプリーツを作りながら貼り付けていきましょう。リボンの終わり部分は最初にリボンを貼り付けた部分の下に隠すと、仕上がりがきれいになります。
リボンの円の内側、プリーツの部分をホッチキスで留めて崩れないようにしたのち、缶バッチをグルーガンなどの接着剤で張り付け、裏にブローチピンを付ける、もしくはボールチェーンなどを挟み込んで貼り合わせれば、バッグチャームとして使えるロゼットの完成です!
100均グッズで『ロゼット』を手作りしよう♪
特別なグッズに感じるロゼットが、実は100均材料で作れるのは以外に感じる人もいるのではないでしょうか。ウェディングだけでなく、ホームパーティーやおしゃれアイテムとしても活用できるロゼットを、好きなリボンや布、お気に入りの缶バッチなどで一度作ってみませんか?