100均でおすすめのカーテンレール＆カーテンフック20選！取り付け方も！

カーテンは壁のように広い場所を取ることもあり、色やデザインでイメージが変わるため、インテリアの中でも重要です。また、カーテンレールやフックもカーテンと同じくらい大切です。

ですが、カーテンレールやフックは元々設置されている事もあり、自分で買う必要はないのでは？と考える事もありますが、生活していると意外な場所にカーテンが必要になる事があります。

以前はカーテンレールやフックは専門店やホームセンターで購入するのが当たり前とされていましたが、今は100均のダイソーやセリアなどでも手に入るようになりました。

100均といえば生活用品がとても充実していますが、カーテンも、カフェカーテンから大きなサイズのカーテンまで売られるようになり、そういった関係から100均でカーテンレールやカーテンフックだけでなく、レールランナーやマグネットランナーなど、カーテンレールに関係する部品まで手に入るようになりました。

そのため、使っているカーテンレールに不具合が出た時や、カーテンレールから取り付けたい時も100均で全て揃える事ができるようになりました。

カーテンに必要なレールやフックをすべて揃えるとなると、ホームセンターでもかなり費用が掛かります。その点、100均なら狭い場所やちょっとした場所のカーテンレールやフックなら、200円程度で済んでしまいます。

「100均」といっても、ダイソーでは200円商品や500円商品といった100均の中でも高額な商品もありますが、それでもホームセンターなどで購入するよりも費用を抑える事ができます。

それではまず、100均で購入できるカーテンレールを紹介します。実は「カーテンレール」と表記された商品が販売されているのはダイソーのみですが、セリアやキャンドゥでもカーテンレールとして使える商品があります。そういった点を含めて参考にしてください。

100均ダイソーの「伸縮式カーテンレール」は、レールを取り付けるための部品が全て入っており、あとはドライバーや必要に応じてかなづちを用意すれば女性でも取り付けられる商品です。

天井、壁どちらにも付けられるようになっており、取り付けたい場所に合わせる事も可能です。こちらは、0.6m～1.05mまで対応するものと、1.1m～2mまで対応するレールがあり、短いレールは200円商品、長いレールは400円商品です。

100均ダイソーの「カーテンワイヤー」は、自分で好きな長さにカットして使えるもので、取り付けにくい箇所や色々な場所に使えると話題を集めている商品です。ネジ式のフックをワイヤーの両端に取り付け、あとは付属のヒートンで引っ掛けられるように設置すれば使えます。

ダイソーのカーテンワイヤーは、90cmと180cmがあり、90cmにはカーテンを下げるためのクリップが6個付いています。

「突っ張り棒」といえば、ネジや釘を使わずに使えるので、賃貸や穴を開けたくない場所のDIYに欠かせない商品ですが、カーテンレールとしてもよく使われています。ダイソーの「つっぱり棒」は何といっても他の100均よりもサイズが豊富で、18cmから190cmまでのサイズに対応できる商品が揃っています。

さらに、耐荷重が最大60kgもある強力タイプや、柄付きの突っ張り棒もあり、取り付ける場所やカーテンに合わせて選ぶ事もできます。

100均セリアの「伸縮式つっぱりポール」もカーテンレールとして使用可能です。サイズは17cmから115cmまで対応していますが、耐荷重が最大2.5kgの突っ張り棒が1種類しかなく、平均1kgの耐荷重の突っ張り棒が多いです。

ですが、セリアの強みはなんといってもデザインの良さで、小花柄やミッキーなどの可愛いデザインや、木目といったナチュラルなデザインや、黒やシルバーなど男前インテリアなどにも活かしやすいカラーの突っ張り棒もあります。

セリアの「アイアンウォールバー」は、インテリア好きな人やDIY好きな人に人気の商品で、一時期手に入らない事もあるほどでした。アイアンバーは、ネジで壁や天井などに留めて使うため、賃貸で使用するのは難しいですが、磁石で設置する事もできるので、強力磁石を利用すればメタルラックの目隠し用にカーテンを設置する際に利用できそうです。

なお、セリアのアイアンウォールバーは「L字ロング」もあるので、突っ張り棒をかけるために設置する方法もあります。

キャンドゥの「つっぱりポール伸縮タイプ」もカーテンレールとして使用可能です。サイズは18cmから120cmまで対応できる商品があります。ですが全て耐荷重1kgのため、残念ながらダイソーやセリアのように耐荷重から選ぶ事はできません。

なお、どの突っ張り棒にもいえる事ですが、きちんと平行に付けなかったり、ギリギリまで伸ばして使用すると、重さに耐えきれず外れてしまう事があります。その点も踏まえた上でサイズ選びを行いましょう。

100均店舗それぞれのカーテンフックには、どのようなものがあるのでしょうか。それぞれの店舗で購入できるカーテンフックを見ていきましょう。

100均ダイソーの「カーテンフック」は、いわゆるよく見る形状のカーテンフックです。アジャスター式なので、2cm程度ならカーテンの長さを調節する事も可能です。プラスチック製という事もあり、壊れやすい点は否めませんが、8個入りで108円と手頃な価格なので、このタイプのカーテンフックを使用しているなら、万が一に備えて準備しておくといざという時に慌てずに済みそうです。

なお、同じタイプのカーテンフックはキャンドゥにもあります。個数も価格も同じです。

カーテンを取り付けた後に、カーテンレールが見えるのが気になる事はありませんか？そんな悩みを解消してくれるフックが、ダイソーの「カーテンフック大」です。こちらは、カーテンレールが見えないタイプのフックで、画像でもわかるようにカーテンを挿し込む部分が長くなっているおかげで、カーテンでレールを隠す事ができるようになっています。

こちらは、カーテンレールが見えるタイプや、同じタイプで金属製もあるので、カーテンの重さやレールランナーの形状で使いやすい方を選ぶとよいでしょう。

セリアの「アジャスターフック」も、いわゆる一般的なカーテンフックです。「A」と「B」でそれぞれパッケージされていますが、実は同じカーテンフックです。

それぞれをそのまま使用すると、「A」はカーテンレールの下にカーテンが付けられ、「B」はカーテンレールを隠すように付ける事ができます。ですが、レールランナーにかけるフック部分は「A」も「B」も移動させられるので、もし「B」を「A」と同じように使いたい場合は、下へ下げて部品を外し、上からはめれば同じ形になります。

キャンドゥのカーテンフックも、一般的によくみるタイプのカーテンフックです。シンプルな形状でカーテンに差し込みやすく、スチール製で丈夫です。

こちらのカーテンフックは、カーテンレールが見える「Aタイプ」と、カーテンレールを隠す「Bタイプ」があります。どちらも10個入りで100円（税抜き）です。

100均には、カーテンフックの仲間としてカーテンクリップも販売しています。カーテンフックは、あくまでもカーテンを吊るすためのグッズですが、カーテンクリップはカーテンを吊るしながら、おしゃれに見せる効果も期待できるグッズです。またカーテン以外にも利用できるため、人気の高い商品でもあります。

ダイソーの「カーテンクリップ」は、カーテンをクリップ部分で挟んで使えるので、特にカーテンに仕立てず、端がほつれないように縫うだけでお気に入りの生地をそのままカーテンとして使う事もできるものです。

小さくて挟む力に不安を覚えそうですが、見た目と違い以外に強力で、しっかりとカーテンを挟んでくれます。フックの形が少し変わりますが、シルバーカラーもあるのでカーテンや好みに合わせられるのもうれしいポイントです。

先ほどと同じ商品名ですが、こちらは突っ張り棒をカーテンレールとして使う時に使用するタイプのカーテンクリップで、必要な個数を先に通してから使う必要があります。クリップ部分が透明なので、カーテンの柄や色を気にする事なく使えます。

こちらの商品は、同じ形状で「カーテンワイヤー用」もあります。カーテンワイヤー用のカーテンクリップは、16個入りとかなりお得ですが、リングの大きさが変わりますので購入の際は注意してください。

ダイソーの「ハンガークリップ」は、突っ張り棒をカーテンレールとして使用した際にも使えるカーテンフックです。ハンガーのように引っ掛けて使えるタイプなので、突っ張り棒を設置した後に好きな個数でカーテンを下げる事ができます。

同じ猫でもタイプの違うデザインが選べるので、全て同じクリップにしたり、混ぜて使ったりするのもいいですね。

ダイソーの「クリップハンガー」もレールランナーや突っ張り棒に引っ掛けて使える商品です。画像のような可愛い模様のタイルのようなモチーフの付いたクリップハンガーもあり、シンプルな無地のカーテンのアクセントとして使う事もできます。なお、同じデザインのカーテンタッセルもあるので、揃えて使うと部屋が可愛くなりそうですね。

100均セリアのカーテンクリップは、クリップ部分そのものが、プルトップやシェルなどの形になっているデザインが多く、どれを選ぶか迷うほどです。画像のようなナンバーデザインや目玉クリップをストレートな形にしたようなデザインもあり、可愛いだけでなく、かっこいいカーテンクリップもあります。

先ほど紹介したカーテンクリップは、どちらかといえばインダストリアルな雰囲気でしたが、こちらは「ゆめかわいい」と女性から人気の商品です。ビーズの入ったボールモチーフが可愛くて、このモチーフを目当てに購入する人もいるようです。

ブルーの他にピンクもあり、ほどよく混ぜて使うのもいいですね。さらに、このモチーフを外してアクセサリーにリメイクする人もいるので、カーテンクリップとしてだけでなく、アクセサリーの材料としても使えそうです。

セリアには、プラスチックや金属製のカーテンクリップだけでなく、木製のカーテンクリップもあります。アルファベットとスマイルのデザインが可愛くて、ナチュラルなインテリアが好きな方や、他とは違うカーテンクリップを使いたい方におすすめです。カラーはブルーの他にグレーもあります。
 

一見、「これもカーテンクリップなの？」と考えてしまいそうですが、こちらも立派なカーテンクリップです。ですが、安全ピンと同じようにカーテンに直接刺して使うため、重いカーテンや大きなサイズのカーテンでの使用は控えるようにしましょう。

ですが、外れたりずれたりといった心配はないため、挟むタイプのクリップに不満があるなら、このカーテンクリップはおすすめです。

クリップ部分が小さな洗濯ばさみのようなデザインで可愛い、キャンドゥのカーテンクリップです。「シルバー」といっても、ややくすんだような仕上がりがかっこよく、派手な柄の生地でもシンプルな生地でも違和感なく合わせられます。

クリップの口が平らなので、挟む力が気になりますがしっかりと生地をホールドしてくれるので、外れる心配はほとんどありません。ですが、どうしても気になる場合は、カーテンクリップの数を増やすとよいでしょう。

キャンドゥの「星カーテンクリップ」は、クリップ部分が星型のプラスチックでできた可愛いカーテンクリップです。カーテンレールにかける部分がリング状になっているので、突っ張り棒やカーテンワイヤーに通して使うタイプです。カラーはブルー、イエロー、ホワイトの3色があります。

100均には、カーテンレールやカーテンフックだけでなく、カーテンを吊るすために必要なグッズやアイテムがあります。いざという時に慌てずに済む、おすすめのカーテン関連グッズを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

突っ張り棒にカーテンを吊るす場合、突っ張り棒に直接通せるように加工してあるカーテンもありますが、カーテンリングがあれば、これにカーテンフックをかけて突っ張り棒にカーテンを吊るす事ができます。

その際、カーテンレールを隠せるカーテンフックを利用すれば、突っ張り棒を隠してカーテンを吊るす事もできるので、突っ張り棒を見せたくない時にも便利です。

レールランナーは、カーテンをスムーズに開閉するために欠かせない部品です。カーテンを取り扱う専門店や、ホームセンターでしか手に入らなそうなイメージがありますが、実は100均でも購入できるんです。

レールランナーは使っているうちに劣化しますので、カーテンを開閉する際に引っかかりを感じたり、うまくカーテンが動かせなかったりするならレールランナーの替え時です。

また、無茶な使い方をしていなくても壊れてしまう事があり困ってしまう事もあります。ですが100均で購入して準備しておけば、そんな問題も簡単に解決できますね。

マグネットランナーは、両開きのカーテンの真ん中をマグネットで留める機能の付いたランナーを指します。100均には、こういったパーツも手に入れる事が可能です。

取り付ける際に、片側だけですが、カーテンを外したり、ランナー全てを抜いたりする作業が必要になるため、多少手間はかかりますが、100円（税抜き）であることを思えばコスパはよいといえるでしょう。

なお、フックをかける穴が2つあるのでカーテンのすき間を調節する事もできます。

カーテンを買ったらタッセルも新しくしたいですよね。100均には、カーテンを留めるためのタッセルも売られています。

100均のタッセルは縛ってまとめるタイプだけでなく、マグネットタイプや大きなクリップでまとめるタイプのタッセルもあります。デザインも豊富で、可愛いものからシックなものまであり、選ぶのに迷ってしまうほどです。

カーテンタッセルのタイプにもよりますが、結ぶタイプのタッセルには「ふさ掛け金具」と呼ばれるフックがあると便利です。賃貸の場合、このふさ掛けが付いていない事があって困る事もありますが、100均にいけば、ふさ掛けも手に入ります。

傷を付けないように取り付ける必要はありますが、マスキングテープで養生してから強力両面テープを使ったり、はがせるタイプの両面テープなどを利用したりするとよいでしょう。

100均で取り付けたいカーテンレールを手に入れたら、さっそく付けたい場所へ設置してみましょう。100均のカーテンレールは、基本的にDIY初心者さんでも取り付けられるものばかりですが、よりキチンと設置するために、詳しく付け方を解説します！

伸縮式カーテンレールはネジで止める作業があるので、一人では難しいと考えてしまいますが、女性一人でも付けられるほど簡単です。

準備するもの
ドライバー、かなづち、釘

取り付け方
①窓枠よりも5～10cmほど左右に出るように印を付けます。
②印と同じ長さになるようにカーテンレールを合わせます。
③カーテンレールのネジを止める部分に印をつけたら、その印にネジを入れやすいように釘とかなづちで軽く穴を開けます。
④レールのネジ穴と③で開けた穴を合わせてドライバーでネジを止めます。

カーテンレールが長く、片方のネジを止めている間、押さえにくい場合は、マスキングテープでレールの真ん中あたりを仮止めするとよいでしょう。

カーテンワイヤーも取り付け方は難しくありません。ワイヤーをカットする場合は道具が必要ですが、それ以外は特に特別な道具は要りません。

取り付け方
①カーテンワイヤーは取り付ける場所に合わせてサイズを選ぶか、必要な長さにカットします。
②ワイヤーの両端にフック式のネジを付けます。
③付属のヒートンを設置したい箇所に付けます。
④②をヒートンに引っ掛けたら完成です。

ワイヤーをピンと張るために、ヒートンをまず片方だけ付け、カーテンワイヤーを引っ掛けたら少し引っ張り、たるまない箇所にもう一つのヒートンを付けるとよいでしょう。なお、ヒートンの代わりに、粘着タイプのフックを使うのもおすすめです。

突っ張り棒をカーテンレールとして使う場合、カーテンを吊るすためのフックを、通常のタイプにするのか。ハンガークリップのようなタイプにするのかで手順が少しだけ変わります。

通常のカーテンフックを使いたい場合は、カーテンリングを必要な個数だけ先に突っ張り棒に通してから取り付けます。カーテンクリップのリングタイプを使う場合も、同じように先に突っ張り棒に通してから設置してください。

それ以外の引っ掛けて使うカーテンクリップなら、突っ張り棒を設置してから必要な個数をかければOKです。

窓や部屋の仕切りとしてカーテンを使うだけでなく、他にもまだカーテンレールは使えます。どういった使い方があるのかを紹介しますのでぜひ参考にしてください。

100均のカーテンレールは様々な場所で役に立ちます。その一つとして、車内に取り付けることで日よけや目隠しになります。さらに、車の中を覗かれたくない場合の目隠しとしても役立ちます。

ですが、運転席および助手席の脇の窓は、運転の時に見える状態でないと違法になりますので、カーテンを取り付ける際は、先に確認する事を忘れないようにしましょう。

カラーボックスを色々な場所で使う事がありますが、気付くとゴチャゴチャとしてしまう事がありますよね。100均のカーテンワイヤーを利用してカーテンを吊るしておけば、急なお客様が来たときにもサッと隠せます。

扉の無いカウンター下や、メタルラックなどにも同じようにカーテンワイヤーを使えば、カーテンを付ける事ができますよ。

下に空間のあるベッドを使っていると、とりあえずそこへ荷物を入れてしまう事はありませんか？ボックスなどを利用して整理するのもいいですが、ちょうどよいサイズのボックスが見つからなかったり、適当な箱を使っていたりなどで、なんとなくごちゃついて見える事があります。

そんなベッドには、カーテンワイヤーを利用してベッドスカートを付けておけば、隠したい時にサッと隠せて便利です。

100均のカーテンレールに、エアープランツを飾ったりすることでお部屋のインテリアにもなります。エアープランツだけでなく、お気に入りのグッズなどを飾るのも良いですね。

さらにカーテンレールの上に板を設置して、その上にいろいろなものを飾ることでインテリアとしても立派に使うことができます。なお、上に乗せるものは、万が一落ちても危なくないものや、壊れにくいものにしましょう。

カーテンを吊るすためでなく、カーテンワイヤーをお気に入りの写真や絵をディプレイするために利用するのもいいですね。

設置できそうな柱と柱の間にカーテンワイヤーをピンと張り、あとはフックをつけたフォトフレームを下げるだけです。また、カーテンクリップを利用してポストカードを飾るのも素敵です。

大きな窓にはカーテンが付けられていても、小窓や変則的な形の窓にはカーテンが付けられていない事もあり、場合によっては不便に感じる事もあります。そんな時こそ100均ダイソー・セリアなどのカーテンレールやカーテンフックの出番です。

また、100均にはカーテンレールに必要なパーツもあり、不具合が出た時に利用する事もできます。もし、カーテンに関する悩みがあるなら、これを機会に100均店舗を覗いて必要なパーツや材料を手に入れて解決しませんか？カーテン一つで生活がグッと快適になるかもしれませんよ。