100均でおすすめの編み機18選！使い方やアレンジレシピも！

編み物といえば2本の編み棒を使って編むことが多いと思いますが、比較的簡単にできるマフラーでさえ目の数を間違えてしまったり、ところどころ毛糸が緩んでしまっていたりなどそれなりの作品に仕上げるには慣れが必要になってくると思います。

しかしダイソー・セリア・キャンドゥで売られている編み機を使えば、マフラーだけでなくニット帽やコースター、さらにはあみぐるみなど様々な編み物を作ることができます。またどれも初心者でも簡単に扱えるものばかりなので、編み物にハマっている方も編み物に挑戦して途中で挫折してしまった経験のある方も、100均の編み機を使えばもうこれが手放せなくなること間違いなしですよ！

100均のダイソーにラインナップされている編み機には、毛糸deリリアンシリーズがあります。その昔、ひもを引っかけて簡単に作品を作ることができたリリアンが流行しましたが、何十年という時を経て100均で再登場しました。また、ダイソーではニットメーカーというラインナップもありますよ。では早速見ていきましょう。

まずご紹介するのは、毛糸deリリアン「サークル」です。編み針もセットになっているので、このキットと毛糸さえあればすぐに編み始めることができます。使い方は簡単で、ピンに毛糸を引っかけるだけで、サークル状に編んでいくことができます。この編み機を使えば、筒状の作品を作ることができます。さらには、編み方や使い方をうまくアレンジすれば、アームカバーやペットボトルのカバーなども作ることができますよ。

次にご紹介するのが、毛糸ｄeリリアン「ストレートです」。細長い楕円形の編み機で、S字を描きながらピンに毛糸を引っかけて編んでいきます。慣れるまで使い方や編み方が複雑に感じるかもしれませんが、慣れてくるとマフラーやスヌードをアレンジして作ることができますよ。こちらも編み針が付いています。

毛糸deリリアン「ストレート並太毛糸用」は、普通の毛糸の太さである並太の毛糸を使って作品を作りたい方のための編み機です。極太の毛糸だと少し編みにくいかもしれませんが、麻素材の糸などは使いやすくなっています。使う道具は付属の編み針だけなので、編み物初心者でも簡単に始めることができ、マフラーやストールなどの作品のほか、ニット製のバッグなどもアレンジして作ることができます。

毛糸deリリアン「細・太」は、編み針の他に15mm幅の細ヘッドと25mm幅の太ヘッドがセットになっており、毛糸の太さによってヘッドを変えることができます。テグスにビーズを通して編み機で編み込むこともでき、作り方や編み方によってヘアアクセサリーなどが作れます。また、指人形やブレスレット、シュシュなども作ることができますよ。

ダイソーでラインナップされている毛糸deリリアン「ニット帽」は、パーツを外したり繋げたりすることができるため、赤ちゃんから大人まで幅広いサイズのニット帽を作ることができるという優れものです。極太の毛糸でザックリと作るとふわっとしたかわいい作品に仕上がりますし、細めの毛糸を使えばキメの細かいおしゃれな作品になります。

最初は使いやすい毛糸からはじめていろいろなニット帽を作ってみたら楽しいですね。この商品も編み針が付いています。また店舗によっては品切れになってしまうほどの大ヒット商品となっています。

毛糸などで編んで作ったぬいぐるみは、手作り感満載で温かみがありますよね。そんなあみぐるみが、毛糸deリリアン「あみぐるみ」を使えば、子供でも簡単に作ることができます。100円でありながら、クオリティの高い作品ができるということで、こちらも大人気の商品となっています。アクセサリーやインテリア小物もアレンジして作ることができますよ。こちらは編み針が2つセットになっています。

ニットメーカー「極太」は、ピンが6本の編み機です。この編み機は連結させることができるため、幅広のマフラーやひざ掛けを作りたいというときにもおすすめです。編み針が付いておらず手で毛糸をピンに引っかけながら手で編んでいきます。この編み機を使うときは極太の毛糸がおすすめで、ふっくらとした仕上がりになります。

こちらの編み機は初心者向きで、ダイソーで販売されている編み機の中でも使い方が一番簡単なので、初めて編み物を始めるという方はまずはこちらから試してみてはいかがでしょうか？

映画「君の名は」で一躍人気になった組みひもが、こちらのアイテムを使えば簡単に作ることができます。組み糸を4本用意し、4本まとめて結んだ結び目を編み機の真ん中の穴に通して、それぞれ決められた数字のところに糸を引っかけて編んでいきます。始めは難しいと感じるかもしれませんが、すぐに慣れるので色んな組ひもを作りたくなってくるはずですよ。

こちらの組みひもメーカーの「平打ちタイプ」は、先程ご紹介した組みひもメーカーと同様に組みひもを作ることができる編み機です。基本的な編み方は同じですが、こちらの平打ちタイプは使用する糸が8本なので、組ひもメーカーよりも編み方が複雑になっています。説明書も付いていますが、説明書の内容を理解するのに少々手間取ってしまう方もいるようです。

しかしコツさえ掴めれば簡単にできるので、組ひもメーカーを使って4本で作ったものよりもこちらで作った方がカラフルでより凝った仕上がりになりますよ。組みひもメーカーに慣れてきた方は、ぜひこちらの平打ちタイプにも挑戦してみてくださいね。

セリアからはメーカーシリーズの編み機が人気です。セリアの場合は、何を作るかによって編み機を選べるので、作りたいものをまず決めることが大切です。毛糸のラインナップもポップなものからかわいらしいものまで色々あり、太さも極太から細めの毛糸まで様々なので、アレンジ作品の幅も広がりますよ。

ニット帽メーカーは、セリアでとても人気の編み機です。編み針が1本付いており、2つのパーツを繋げて、毛糸をかけてすくって作っていきます。口コミでも人気が高く、インスタでも多くの方が作品を紹介しています。アレンジすればニット帽だけではなく、ネックウォーマーなども作れます。極太の毛糸を使ってざっくり作るのもかわいいですよ。

ペットボトルカバーメーカーは、ペットボトルのような筒状の作品が作れる編み機です。中には植木鉢カバーを作ってらっしゃる方もおり、他にもレッグウォーマー、ハンドウォーマーも作れます。肌寒くなってきたらぜひ大切な人のために作ってあげたいですね。こちらも便利な編み針付きです。

セリアにラインナップされているコースター敷物メーカーは、おしゃれなインテリア小物を作るのにとても便利な編み機です。しかも、あまった毛糸などで気軽に作ることができるので、経済的にも利用価値ありですよ。極太の毛糸で作ればあたたかい印象の冬用インテリアに、細めの綿の糸で作れば夏用の涼し気なインテリアにと、使い勝手のいい編み機となっています。こちらは編み針がセットになっています。

不器用な方にも気軽にマフラーが編めるという神ツールがこちらの、マフラーニットメーカーです。編み針が付いているのでいつでもすぐに始めることができ、忙しくてなかなかハンドメイドできない方もかなり簡単に作れると評判もとてもよく、マフラーからアレンジしてクラッチバッグやポーチなどを作ってらっしゃる方もいます。

セリアにはレッグウォーマー専用の編み機も販売されています。編み針が1本付いており、ピンに毛糸を巻きつけながら編んでいくだけなのでとても簡単にできます。好みに合わせて長くしたり短くしたりと調節できるため、自分だけのレッグウォーマーを作ることができますよ。またペットの腹巻としても使うことができます。

可愛いお花を編むことができるこちらの、フラワーパーツメーカーは、丸と正方形の編み機、編み針がセットになっています。ヘアゴムやピアス、バッグやラッピングの飾り付けなど様々な場面で使うことができるため、プレゼントとして送っても喜ばれることでしょう。丸い編み機では真ん丸なお花が、正方形の編み機では四角いお花を作ることができます。

ダイソーでも組みひもメーカーが売られていますが、セリアでも似た商品が販売されています。しかもセリアの組みひもメーカーは重りが付いているとても便利な編み機となっています。メガネバンドやアクセサリー、ラッピングの飾り付けなど様々な場面で使うことができますよ。

リリアンメーカーは、シュシュやウールレターが簡単に作れるという優れもの編み機です。編み針が付属されており、とても簡単にできるので子供と一緒に楽しく作ることができますよ。こちらの編み機も、使い方がとてもシンプルなので、今まで編み物がいまいちだった方も楽しめる商品になっています。

キャンドゥでは大人から子供まで楽しめるリリアンが販売されています。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

キャンドゥで販売されているリリアンセットは、4ピンヘッド、6ピンヘッド、編み針、とじ針がセットになった、とてもお得なキットです。一昔前にリリアンは大流行したので大人世代は懐かしい気持ちで楽しむことができ、始めて使う子供もハマること間違いなしの親子で楽しめる編み機です。インテリア小物やウールレター、ブレスレットなど親子おそろいで作ってみてもいいですね。また「リリアンの糸」もキャンドゥで販売されているので、糸選びにも迷うことなく始めることができますよ。

一般的な編み物をするときは2本の編み棒を使って編むので、目の数を間違えてしまったり途中で編み方がきつくなりすぎたりと、初心者にはとても難しいですよね。プレゼント用にと手編みの物に挑戦してみたはいいものの途中で挫折してしまい、結局市販で売られているものを贈ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか？

しかし100均の編み機を使えば、ピンに毛糸をかけてすくってを繰り返すだけなので、目の数が狂ってしまうこともなく、また一定の力加減で毛糸を引っかけていけるので編み方のムラがなくなります。そして一番のおすすめポイントは、初心者でも簡単に扱えるということです。編み機によって編み方は若干異なりますが、パッケージに分かりやすく編み方が説明されているので、これを見れば誰でも分かるようになっています。しかも100均の編み機で編んだ作品はとてもクオリティーが高く、ハンドメイド作家からも絶賛されているのです。

また100均の編み機は、編み針など必要な道具がセットになっているので、キットと毛糸さえあればすぐにでも始めることができます。一般的な編み方だと毛糸の他に、自分が作りたい作品に見合う太さの編み棒を用意しなければいけませんが、100均の編み機ならそういった手間もかかりません。

しかも、100均の編み機はアレンジがとてもしやすく、少し工夫すれば様々な作品を作ることができます。そんな100均の編み機を使ったアレンジ作品を次でご紹介しましょう。

ここでは、真似したくなる100均の編み機を使ったおしゃれでかわいいアレンジ作品をご紹介します。作品の作り方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

100均ダイソーの編み機、毛糸deリリアン「ストレート」を使ってクラッチバッグを作る方法です。毛糸はTシャツヤーンという極太の糸を5玉使っています。毛糸の玉数は作りたいクラッチバッグの大きさなどで調整しましょう。
 

1. 編み機に毛糸を8の字になるように引っかけていく
2. もう一度、1と同じように毛糸を8の字に引っかけていく
3. 下の毛糸を上の毛糸に引っける
4. 2と3を繰り返し、必要な長さを編む
5. 編んでいる目を閉じていく
6. クラッチバッグの形に整え、サイドを塗っていく
7. ふたの部分に合うように留め具をつける
8. 留め具に引っかけるフックを作る

セリアのニット帽メーカーを使ってスヌードを作る方法です。最後の始末のとき、ニット帽のようにせず、そのままの状態で毛糸をからげていきます。ニット帽メーカーの説明ではかぶり口を作るようになっていますが、必要ではなければ作らなくてもOKです。好みでアレンジしてみましょう。
 

1. ニット帽メーカーをセットする
2. スリットに毛糸を引っかけてピンに毛糸を巻いていく
3. さらにもう一周ピンに毛糸を巻いていく
4. 下の段の毛糸を上にかぶせていく
5. 3～4を20回程度繰り返す
6. 編みはじめた毛糸を内側からをピンにかけて編み込み、かぶり口を作る
7. さらに3～4を21回繰り返す
8. 最後の始末は、1番目と2番目のピンを通常どおり編む
9. 2番目の毛糸を1番目の毛糸にかけ、ピンに毛糸をかけて2本かける
10. 2番目のピンに1番目の毛糸をかける
11. 左側のピンに毛糸をかけて編み、その毛糸を右側のピンにかけて、さらにピンに毛糸を引っかけて2本かける
12. 10～11を繰り返す
13.  最後は毛糸を10cmほど残してカットして最後の編み口を結ぶ

ダイソーの毛糸deリリアン「サークル」を使ってハンドウォーマーを作る編み方がこちらです。親指が出る部分の作り方もあります。右と左の2つ作らなければなりませんが、けっこう簡単にできますよ。
 

1. 編み機のスリットに毛糸を引っかける
2. 2回ピンに引っかけたら下の糸を上に引っかけ、左方向へと進んでいく
3.  1段編んだら2段目以降は、ピンの奥から手前に毛糸を引っかけて下の糸を上の糸にかける
4.  親指用の穴を作る場所を選ぶ
5. 1～4番目までのピンは3と同じように編む
6. 5～6番目のピンは2回毛糸を引っかけて下の糸をかける
7. 7番目以降は5と同じように編む
8. 1～3番目までのピンは3と同じように編む
9. 5番目を4番目に、6番目を7番目にかけて下から2本をかける
10. 5～6番目は毛糸をかけるだけにする
11. 適当な長さになるまで通常どおり編んでいく
12. 最後の始末は、1番目と2番目のピンを通常どおり編む
13. 2番目の毛糸を1番目の毛糸にかけ、ピンに毛糸をかけて2本かける
14. 2番目のピンに1番目の毛糸をかける
15. 左側のピンに毛糸をかけて編み、その毛糸を右側のピンにかけて、さらにピンに毛糸を引っかけて2本かける
16. 10～11を繰り返す
17. 最後は毛糸を10cmほど残してカットして最後の編み口を結ぶ
18. 1～17を繰り返して両手のハンドウォーマーを作る

セリアのマフラーニットメーカーを使ってヘアバンドを作る編み方です。これはとても簡単なので誰でもマスターすることができますよ。好みの太さに合わせて糸をかけるピンの数を調節してみてくださいね。
 

1. 編み機のスリットに毛糸を引っかける
2. 反時計回りに、1番目のピンに糸をかける
3. 2番目のピンに時計回りに糸をかける
4. 6番目のピンまで同じように編む
5. 先程の編み方とは逆になるように1番目まで糸をかける
6. 下の段の毛糸を上にかぶせていく
7. 2～6を繰り返して好みの長さになるまで編む
8. 好みの長さになったら両端を繋げる
9. 表から見えないように毛糸にゴムを通していき両端を縛る

キャンドゥのリリアンセットを使い、テグスとビーズで作るブレスレットをご紹介します。この作り方はビーズがランダムに並ぶので、とてもゴージャスな仕上がりになりますよ。長く編めばネックレスにもなるので、ぜひ試してみてくださいね。4ピンヘッドよりも6ピンヘッドを使う方が、よりたくさんのビーズを付けることができるので、シンプルな見た目にしたい方は4ピンヘッド、ビーズのボリューム感が欲しいという方は、6ピンヘッドがおすすめです。
 

1. テグスを1本用意し、それにブレスレットに付けたいビーズをすべて通す
2. リリアンの穴に上からテグスを通す
3. ピンにテグスを時計回りに巻く
4. すべてのピンに3のように巻く
5. 2周目はピンとピンの間にビーズを1つずつ入れながら、4と同じように巻いていく
6. 編み針を使って下段の糸を上に外していく
7. 好みの長さになるまで5、6を繰り返す
8. 編み終わるときは、ピンにかかっているテグスを1本だけの状態にする
9. ピンにかかっているテグスを外側に少し引っ張って輪っかにしたらそこに上からテグスを通す
10. すべてのピンにかかっているテグスにも8と同じように通し、ピンからテグスを外す
11. 両端に留め具を付ける

最後に100均で売られている編み機におすすめの毛糸をご紹介します。かわいい色合いのタイプから気持ちいいテクスチャーのものまで、100均でラインナップされている毛糸はいろいろあります。気に入った毛糸が見つかったら、早速作品づくりに挑戦しましょう。

まずご紹介する毛糸は、ダイソーでラインナップされているシスターズファーです。単色で6色のカラーリングがあり、フワッとしたテクスチャーが特徴です。編み機を使ったシュシュやマフラーはファッションのアクセントに最適ですよ。手触りも気持ちいいので、寒い季節には身も心もほっこりさせてくれますよ。

こちらは、かわいいネコがトレードマークのダイソーの毛糸、あむころです。ドリーミーソーダ、スウィートピンク、アイシーブルー、チェリーピンク、ディープブルー、パステルカラー、アプリコットソルベ、カフェラテとパステル調のカラーが大人気で、中には売り切れてしまうこともある大好評の毛糸です。

ダイソーの毛糸、エアリーニットは、ザックリと編みたい方におすすめです。モヘア調の毛糸なので、フワッと優しく包みんでくれるような安心感のある作品になりますよ。編み機で編んでいくときも、毛糸のテクスチャーを生かしてふんわりと編んでいくとエアリーニットならではの良さがさらに引き立ちますよ。
 

セリアの毛糸cakeは、色がグラデーションになった毛糸です。編んでいくにつれて色が少しずつ変わっていくので、マフラーやストールなどの大きな作品におすすめですよ。小さな作品も好みで使うことができます。作る作品によっておしゃれに使い分けるようにしてみてくださいね。

100均のキャンドゥからラインナップされているカラフルポップは、カラフルな色が混ざったこんぺいとうみたいな毛糸です。カラーリングは、ポップカラー、ピンクベージュ、オレンジレッド、イエローライム、アースカラーと、欲しい色がカバーされています。この毛糸を使って編んだ作品は、とてもおしゃれな出来栄えになるので、つい自慢したくなるはずですよ。

ダイソー・セリア・キャンドゥで購入できる様々な種類の編み機は、どれも魅力的なものばかりですね。シュシュなどの小物からマフラーやストールと大振りなものまで、かなり幅広い作品を作ることができます。しかも作り方や編み方はとても簡単なので、初心者の方も無理なく始められるのが嬉しいですね。ぜひ100均の編み機を使って世界に一つだけの作品をたくさん作ってみてくださいね。