コストコ・牛タンの下処理・血抜き・切り方を徹底解説！美味しい食べ方も！

いろいろなお肉が売られているコストコですが、中でも注目なのは「牛タン」です。今やどこのスーパーでも見かける牛タンですが、コストコの牛タンはなぜ特別注目されているのでしょうか。コストコの牛タンが人気の理由や、美味しい食べ方などをたっぷりご紹介していきます！

コストコの牛タンの最大の特徴は「ブロック」で売られているということです。お肉売り場で「牛タン」を見ることはもはや珍しいことではないですが、なかなかブロックの塊で見ることはありませんよね。巨大で大容量の商品が多いコストコですが、お肉もその一つです。

コストコの牛タンがブロックであるメリットとしては、「好きな厚さにスライスできる」ということ。あらかじめスライスされて売られている牛タンは薄切りのものが多いですが、コストコの牛タンブロックを買えば、厚切り肉にかぶりつくことも実現可能です。

コストコのブロック肉のメリットとして、スライスされているものより値段が安いことが多いです。とくにコストコのお肉はお値段がお得なものが多いのですが、牛タンもその例外ではありません。コストコの牛タンはグラム売りになっており、値段は大体100gあたり350円前後となっています。これはかなりお安い値段ですよ。

さて、お値段も安いコストコの牛タンですが、やはり心配になるのは下処理の問題かと思います。切り方や血抜きなど、やったことがない方も多いですよね。でもコストコの牛タンはある程度下処理されているので、ご家庭でやる下処理は全然難しくありません。コストコの牛タンはお値段が安いだけでなく、美味しいとも評判なので、ぜひ次の下処理の方法を読んで挑戦しましょう！

まずコストコの牛タンを下処理するために、下記のものを準備しましょう。特別に用意する必要はなく、ご家庭にあるもので十分です。

・包丁（先がある、小さめのタイプがおすすめ）
・まな板
・大き目のボウル、またはお鍋
・水
・ラップ
 

スジをとる必要があるので、包丁は先の尖ったものが使いやすいです。またあまり大きいと細かい部分を切る際に扱いにくいので、小さ目の包丁が良いですよ。またボウルやお鍋は牛タンがすっぽり入る大きさの物ならどんなものでも構いません。コストコの牛タンはある程度まで下処理が済んでいるので、特別な道具や大がかりな物は必要ありませんよ。

さあ準備ができたら早速コストコ牛タンの下処理を始めていきましょう。ブロックの牛タンはなかなか触れる機会のない方も多いでしょうが、難しい手順はないので、心配する必要はありません。楽しく下処理していきましょう！

まず最初にコストコ牛タンのブロック肉を血抜きしましょう。血抜きは絶対にしなくてはいけないものではありませんが、血抜きすることで牛タン特有の臭みがとれるので、できればするのがおすすめです。「血抜き」というと少し難しそうなイメージもあるかもしれませんが、「水に浸して数回水を取り替える」だけです。

血抜きの手順として、まずはコストコ牛タンを水洗いしていきます。このとき手で触ってぬめりがあれば、しっかりと洗い流しておきましょう。あらかじめ大きめのボウルかお鍋にたっぷりと水をはっておき、水洗いが終わったらコストコの牛タンブロックを水の中へ入れます。30分ほど浸したら水を入れ替え、これを3～4回ほど繰り返したら終了です。とっても簡単ですよね。

血抜きが終わったら、コストコ牛タンの硬い部分やスジを切り取っていきましょう。牛タンの裏側を見るとわかるのですが、両サイドに2本細長くお肉の塊が付いています。ここがスジの多い牛タンの硬い部分になります。

切り方としては、包丁の先の部分を使うと簡単です。お肉をはぎ取るような切り方をイメージするといいかもしれません。この2本の塊が切り取れたら、白く見えている「スジ」も綺麗にカットしておきましょう。最終的にコストコ牛タンのブロックが「柔らかい部分」、「硬い部分」、「スジ」の3つに分けられます。

ちなみにこのコストコ牛タンの硬い部分とスジですが、どちらも美味しく食べられますので、捨ててしまわないように注意してくださいね！おすすめの美味しい食べ方については後ほどご紹介していきますので、お楽しみに。

コストコの牛タンを切り分けられたら、本体の柔らかい部分をラップを使って形成していきます。形成する理由は、後でスライスしやすくなるからです。形成のやり方はとても簡単で、ラップで牛タンをしっかり巻いて均等に形を整えるだけ。巻き寿司を作るように固くぎゅっと巻いていくと良いですよ。

ラップを巻き、綺麗にお肉の形を整えたら、冷凍庫で2～3時間凍らせます。お肉が半冷凍状態になれば形成は完了です！こうして少し凍らせておくことで、切る時にグニグニせず、簡単に綺麗なスライスを作ることが可能になります！

牛タンが半冷凍状態になったら、冷凍庫から取り出してスライスしていきましょう。切り方に決まりはないので、お好みの厚さにスライスしてください。おすすめの切り方としては、脂が多く柔らかいタン元は厚切りに、歯ごたえのあるタン先は薄切りにする切り方です。1枚の大きさを大きくしたい方は、観音開きに切っても良いですよ。

また厚切りにした牛タンは、表面に2～3か所切り込みを入れておくと、火の通りも良くなりますし、味もしみこみやすくなります。また食べる時にも噛みやすくなるのでおすすめです。好みの厚さ、切り方にできるのはコストコのブロック牛タンならではの醍醐味なので、楽しく作業しましょう！

コストコ牛タンの下処理が終わったら、あとは食べるだけ！コストコの牛タンはブロックになっているため、いろいろな楽しみ方ができるのが魅力です。コストコの牛タンは、部位ごとにおすすめの美味しい食べ方があるので、それぞれご紹介していきます！

まずはスライスしたコストコ牛タンの美味しい食べ方からご紹介します。おすすめはシンプルに塩をふって焼くだけ！コストコの牛タン、とくにタン元はとても柔らかくジューシーなので、脂をひかずにフライパンで焼くだけでも美味しいですよ。さっぱりと食べたい方はぜひレモン汁もかけてお召し上がりください！

他にも焼肉のタレ、ポン酢、柚子胡椒、ネギ塩など、いろいろな味付けが楽しめるのが牛タンの魅力です。コストコの牛タンは厚みもお好みにできるので、家族それぞれが好きな厚さ・味で楽しめるのが良いですね！

下処理の段階で切り分けたコストコ牛タンの硬い部分とスジについては、煮込み料理がおすすめです。お醤油ベースで煮込みにしても美味しいですし、牛タンカレーにしても美味しいです。また硬い部分やスジからはとても良いダシが出るので、シンプルに塩コショウで味を付けたスープにするのも良いですよ！硬い部分やスジまで楽しめるのは、コストコの牛タンならではです。

コストコの牛タンの美味しい食べ方として、シチューにするのもおすすめです！シチューならば牛タンのどの部位を使っても美味しく仕上がります。デミグラスソースやトマトソースなどをベースにコトコトじっくり煮込んでいきましょう。

コストコ牛タンをシチューにする場合は、硬い部分やスジを使うのがおすすめですが、柔らかい部分をシチューに使うのであれば、大胆に厚切りにするのが美味しいです。コストコの牛タンはブロックになっているので、贅沢な使い方ができるのが嬉しいですね！

コストコの牛タンはブロック売りのため、ボリューム満点で一度に食べきれない場合があります。その時は【冷凍保存】しちゃいましょう。コストコの牛タンは冷凍保存が可能です。部位ごとにラップをして分けて冷凍しておくと、調理の時に使いやすいですよ。

また最初から食べきれないのがわかっている方は、食べる分だけスライスし、残りは塊のまま冷凍するのがおすすめです。そうすることによって、次に使う時にお好みの厚さにスライスしやすくなり、便利ですよ。

コストコの牛タンはお値段もお得なブロック売りで、味も抜群と評判です。コストコ通の方も、コストコに行ったことがない方も、ぜひ下処理や食べ方をマスターして、コストコ牛タンを堪能してください！きっとその美味しさにコストコ牛タンのファンになるはずですよ。