コストコ『バラエティサンドイッチ』は実際どう?味やコスパなど辛口調査!
コストコのデリカコーナーのバラエティサンドイッチはどんな商品なのでしょうか?味がちょっと気になる、という辛口の声もあるようですが、コストコのバラエティサンドイッチに辛口批評が多い理由とはどんなものなのでしょうか?この記事では実態を探ってみました!
目次
会員制大型倉庫スーパーコストコとは
年々、日本国内でも会員数を増やしているといわれている超巨大スーパーのコストコ。アメリカ発の超巨大スーパーが日本に上陸してから20年が経とうとしています。
いろいろな商品を安い値段でコスパ良く買えるということで人気が高いのがコストコです。コストコの人気商品にはお惣菜のデリカ商品もあります。忙しい主婦にとってうれしいデリカの中でも、今回はバラエティサンドイッチについていろいろとみていきたいと思います。
コストコの商品の中ではちょっと辛口な声も聞こえるバラエティサンドイッチ。
いろいろと入っていて、ボリュームたっぷり食べられると評判ですが、実は辛口な声も聞こえてきます。この記事ではコストコのバラエティサンドイッチを辛口批評していきます!
コストコとは
バラエティサンドイッチが評判のコストコですが、いったいどんなスーパーなのでしょうか?
コストコは1983年にアメリカのシアトルに誕生した倉庫型のスーパーです。倉庫型というのは、コストコの始まりが飛行機の格納庫から始まったことで定着したスタイルでした。
スーパーを経営する上で最もコストがかかる人件費を抑制するために、倉庫に入荷したままのパレットのまま商品を並べて、そのまま販売していくスタイルをとったことが、それまでのスーパーマーケットの常識を覆しました。
人件費の抑制に成功したために、他のスーパーと比べると1割から2割程度常に安い値段で販売することに成功していて、現在ではアメリカだけではなく世界中に店舗が広がっています。
コストコ会員になるには
コストコは会員制のスーパーなので、基本的に会員にならないと入店することができません。会員以外の人が無条件でお試しで買い物をする、ということも基本的にできないので注意しましょう。
コストコの会員になる方法には2通りあります。
1つ目がネットで会員の申し込みをする方法です。あらかじめコストコのホームーページの入会申し込みフォームから必要事項を書き込んで送信しておけば、後日、受付カウンターで会員証をすぐに受け取ることができます。
2つ目の方法は、直接店舗の受付カウンターで申し込みをする方法です。お店の入り口に必ずスタッフがいるので、会員になりたい旨を申し出ると受付カウンターへ案内されます。そこで申込用紙に必要事項を書き込んで年会費を支払うと会員になることができます。
ちなみに年会費は個人会員で4400円です。
コストコの『バラエティサンドイッチ』の特徴
こんな会員制の超巨大スーパーのコストコのデリカコーナーで人気のバラエティサンドイッチというのは、具体的にどんな商品なのでしょうか?
バラエティ(変化のある)サンドイッチということなので、いろいろな味を楽しむことができるサンドイッチであることは間違いがありません。
実際にコストコのバラエティサンドイッチには、4種類ものサンドイッチが入っています。他のお店でもサンドイッチの詰め合わせはよく見るデリカ商品ですが、コストコのバラエティサンドイッチはかなりボリュームがあるのが大きな特徴です。
気になる値段や内容など、詳しいことを見ていきましょう。
バラエティサンドイッチの値段&内容は
コストコのバラエティサンドイッチの内容は、パストラミサンド、チキンサンド、卵サンド、ポテトサンドの4種類のサンドイッチがそれぞれ4切ずつ、合計で16切れ入っています。
パストラミサンドと卵サンドはブラウンパンにはさまれています。チキンサンドとポテトサンドは普通の白い食パンです。でも8枚切りの食パンよりも薄いパンなのでサンドイッチ用のパンですね。重量は945gになります。
これだけ入って値段は1180円です。
サンドイッチ1切当たりの値段で計算してみると約74円ほどですが、具材によってコストがちょっと違ってくるような気がするので単純に1個当たりの値段で計算ってできない気もします。
バラエティサンドイッチのコスパは
コストコのバラエティサンドイッチのコスパはどうなのでしょうか?
単純に1パックの値段を16切れで割った1切当たりの値段を74円として考えてみましょう。
コンビニやお総菜コーナーで売っている、ランチなどに食べるサンドイッチは通常2切れから3切れ入っています。2切れ入りで安いお店なら150円くらいから、コンビニでは250円くらいの値段が普通でしょう。
3切れ入りだと安いお店でも200円くらいから、コンビニでは300円前後という値段になります。
コストコのバラエティサンドイッチなら、2切れで144円、3切れでも222円です。
コスパで考えたら、まずますの値段ということですね。
パンはすべて耳つき
コストコのバラエティサンドイッチを買う前に注意したい点には、食パンの耳が付いている、という点です。
サンドイッチといえば耳を落としてあるのが普通です。また家庭でサンドイッチ用のパンを使わずに、8枚切りの食パンを使ってサンドイッチを作るときには、耳を落とすお家も多いことでしょう。
耳の香ばしさが好きだという人もいますが、やはり耳は固いので、焼いて食べるのならともかく、サンドイッチには向かないという人もいますね。
しかし、なぜかコストコのサンドイッチには耳が付いています。食べているうちにあごが疲れてくるという声もあるので、サンドイッチに耳はいらない、という人は他のお店で買ったほうがいいでしょう。
コストコの『バラエティサンドイッチ』を辛口評価!【パストラミサンド】
さて、ここからはコストコのバラエティサンドイッチを1種類ずつ辛口評価していきましょう。
まずは1つ目の種類はパストラミサンドです。
パストラミサンドは恐らくバラエティサンドイッチの中でも一番人気ではないでしょうか?あふれんばかりのパストラミポークハムに、シャキシャキレタスが添えられています。
パストラミハムの旨味とレタスのシャキシャキ感のハーモニーが何とも言えません。またそこに、マスタードがいい感じで味にアクセントを加えています。
でも!パストラミサンドの食べにくさはどうにかならないものなのでしょうか?!パストラミハムを詰め込み過ぎて、パンの厚さよりもパストラミハムの中身の方が厚くなってます。サンドイッチって片手間でも食べられるのがいいのに、食べるときに注意しないとパストラミハムをこぼしてしまいそうなのはいかがなのでしょうか?!
でもパストラミハムとレタスが美味しいのでOKです。
コストコの『バラエティサンドイッチ』を辛口評価!【チキンサンド】
パストラミサンドの次に人気が高い種類はチキンサンドです。ツナかポテトのサラダサンドに見えるのは、実はチキンサンドです。ツナみたいに見える部分がチキンでできているんですね。
コストコにはいろいろな種類のチキンが売っていますが、このチキンはロティサリーチキンの中身と同じではないかと思います。
ツナよりもチキンの方が硬いイメージがありますが、このチキンサンドのチキンはとても柔らかくて食べやすいのが特徴です。
パストラミサンドほどではありませんが、チキンサンドも具がたっぷりと詰め込まれていて、食べ応えがあります。
ただ、マヨネーズが控えめなのと、刻みたまねぎが入っているので注意が必要です。
ツナサラダかポテトサラダをイメージして口にすると、口に広がるのはチキンとたまねぎのシャキシャキ感です。しかもマヨネーズ控えめなのでさっぱりとしすぎています。
チキンサンドは濃厚なツナサラダが好きな人には物足りない可能性もあります。
コストコの『バラエティサンドイッチ』を辛口評価!【卵サンド】
コストコのバラエティサンドイッチには卵サンドもあります。
どこのお店でも、卵サンドは派手さはないものの、根強い人気を誇る不動のサンドイッチでしょう。でも、正直なところコストコのバラエティサンドイッチの卵サンドは微妙だという辛口批評が少なからずあります。
辛口な意見が多い一番の理由は、味が淡白すぎるという点です。マヨネーズが少なめで、卵サラダだけならまだいけるのですが、パンと一緒にすると味が薄くなりすぎる、という声が多くあります。
卵のふわふわ感が美味しいという声もありますが、もうちょっとしっかりとした味の卵サンドの方がいいという声も多くあります。
コストコの『バラエティサンドイッチ』を辛口評価!【ポテトサラダサンド】
コストコのバラエティサンドイッチの種類にはポテトサラダサンドもあります。ポテトサラダサンドも卵サンドと同じように、ちょっと残念、という声があります。
ポテトサラダ単体として食べればちょうどいい味付けなんです。でも、まったく味が付いていない食パンと一緒にすると、ちょっとポテトサラダの味が物足りないんですよね。
ポテトの感じがちょっと前面に出すぎているポテトサラダを使っているので、ポテトのポソポソ感とパンのぱさぱさ感がサンドイッチにすると同時にやってきてしまいます。
もうちょっとサンドイッチにするのなら、ポテトの味付けや、パンとの合わせ方を考えてほしいな、と思ってしまうようなポテトサンドです。
コストコの『バラエティサンドイッチ』の総合評価!
総合的に見て美味しい
コストコのバラエティサンドイッチは、コストコの人気商品ランキングでも、デリカ部門でもは常に上位に来る種類の商品です。
やはりそれなりにコストコに来る人もおいしいと評価してくれているからこそ、リピーターも常にいる商品なのでしょう。
ボリュームたっぷりなサンドイッチが4種類も入っているサンドイッチの大きな詰め合わせ、というのもコンビニなどではなかなかお目にかかれないのと、味も総合的に見ると美味しいので、やはりコストコではおすすめの一品ですね。
総合的に考えるとやはり美味しいからこその人気商品といえるでしょう。
コスパはコンビニよりやや安いくらい
コストコのバラエティサンドイッチをコスパの面で評価すると、まずまずといったところでしょうか。
他の激安な種類のコストコ商品のコスパと比べると、他のお店と比べて劇的に安い値段、というわけではありませんが、コンビニや他のスーパーと比べると、最も安い値段のサンドイッチといえるでしょう。
やはりコストコに行くのなら、他のお店よりも少しでも単価あたりの値段が安くて、コスパのいい商品をゲットしたいものです。
そう考えると、バラエティサンドイッチもコスパのいい商品の1種類ということができるのでおすすめです。
チョイスがやや偏っている
コストコのバラエティサンドイッチの評価では、具の種類のチョイスに偏りがある、という声も多く見られます。
パストラミ、チキン、卵、ポテト…
この具の種類を見た時に、何か足りないような気がしませんか?
トマトがありません!!
サンドイッチといえばBLTという人も少なくありません。BLTのB(ベーコン)はパストラミが代用しているとして、T(トマト)がこのサンドイッチには入っていません。
また、そもそも野菜が少ないという声もあります。もう少し野菜を増やして、バラエティ豊かなサンドイッチにできたら、本当のバラエティサンドイッチになったかもしれませんね!
パンがパサパサのことも
コストコのバラエティサンドイッチの評価では、パンがぱさぱさしていたり、苦みがあるときがある、という声もあります。
パンがパサパサしてしまうのは、作ってから時間が経ってしまったからなのかもしれませんね。でも、どちらかというと、全体的にマヨネーズが少なくて、濃厚な味わいが少ない具にパサパサしたパンでは、なかなか喉を通っていかない、という人も少なくないでしょう。
もちろん、飲み物と一緒に食べれば問題はないでしょうが、もう少しパンをしっとりと保つ工夫をするか、具にしっとり感を持たせるようにしてくれた方が、時間が経っても食べやすいかもしれません。
味付けが淡泊なものが多い
コストコのバラエティサンドイッチの評価では、淡白な味付けのサンドイッチが多い、という点に不満の声も上がっています。
それぞれのサンドイッチの種類の辛口評価でもご紹介したように、ポテトサンドと卵サンドはどちらかというとマヨネーズが少なくて、味が淡白なサンドイッチです。
4種類のサンドイッチが4切ずつ入っているので、2種類のサンドイッチが淡白な味だと、半分には味があまりついていないことになってしまいます。
うす味でさっぱりとした感じで食べるのが好きな人には良いのでしょうが、やっぱり多少しっかりとした味で食べたいという声も多くあります。マヨネーズは自分で付けながら食べたほうがいいかもしれません。
夕食・昼食にするにはもう一品欲しい
コストコのバラエティサンドイッチの評価では、これだけでは食事としては何か物足りない、という人も少なくありません。
コストコに行ったら、デリカコーナーでお惣菜を買ってきて、その日の昼食や夕食にそのまましてしまおう、というお家も少なくありません。
そんなお家でこのバラエティサンドイッチが人気なのですが、食事のメニューとして考えた時には、何か物足りないと感じてしまうという声も多くあります。
コストコのデリカコーナーには他にもおかずになるお惣菜がいろいろとあるので、物足りないと感じるときには、他のお惣菜と合わせて買ったほうがいいかもしれませんね。
コストコの『バラエティサンドイッチ』の原材料は
バラエティサンドイッチの原材料にはそれぞれ次のようなものが使われています。
・パストラミサンド
パストラミポークハム、パン、レタス、マヨネーズ、マスタード
・チキンサンド
蒸し鶏、パン、マヨネーズ、セロリ、玉ねぎ、乾燥パセリ、こしょう
・卵サンド
卵サラダ、パン、マヨネーズ、マスタード
・ポテトサンド
ポテトサラダ、パン
またこのほかに次の原材料も使われています。
着色料(カラメル、カロチノイド)、グリシン、増粘多糖類、リン酸塩(Na)、酢酸Na、調味料(アミノ酸等)、加工デンプン、香料、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、V.C)、くん液、発色剤(亜硝酸Na)、V.C、香辛料抽出物
以外に添加物が多く使われているのが気になる人もいるでしょう。
また、原材料の一部には小麦、乳、大豆も使われているので、注意が必要な人もいるので気を付けましょう。
会員にならずにコストコで買い物する方法
コストコの年会費は高い!
この記事をご覧になっている人の中には、コストコ会員の人もいれば、コストコには興味があるけれども、会員になろうかどうしようか迷っている、という人もいますよね。
正直なところ、コストコに入るための年会費というのはちょっとお値段が高すぎます。個人会員で4400円、個人事業者でもなれるビジネス会員で3850円という会費には、ちょっと躊躇してしまう人も多いものです。
実はこの年会費の金額というのは、年間3万円から4万円程度コストコでお買い物をすると、他のスーパーとの価格差ですぐに元が取れてしまうものなのですが、なかなかいったことがない人には敷居が高いのは事実です。
実はコストコには会員にならなくても店内に潜入してお買い物ができちゃう裏技があるのでご紹介します!
会員の友人・知人と同伴で入店する
コストコに会員ではないのに潜入する裏技の1つ目は、コストコ会員の人に連れて行ってもらう、という方法です。
コストコの会員証を持っている人は、会員ではない人を大人は2名まで、子供は無制限で一緒に連れて入ることができます。
周りにコストコ会員の人がいたら、その人に連れて行ってもらえば、会員ではない人も入店することができるのです。
ただし、会計は会員の人しかできないので注意しましょう。会計してもらうときにお金だけ自分で払うか、後からしっかりと清算するようにしましょうね。
商品券やプリペイドカードでお試し入店する
コストコに会員ではないのに潜入する裏技の2つ目は、コストコのプリペイドカードを使ってお試し入店をする方法です。
コストコの店内にはプリペイドカードが販売されていますが、これを商品券の代わりに贈り物として使う人もいます。でもコストコ会員ではない人がもらっても正直困りますよね。
そんな場合に備えて、コストコでは1人1回限りでプリペイドカードを持っている人がお試し入店できるようにしています。
ただし、お試し入店の場合には商品を会計するときの金額が5%増しになることと、1度お試し入店してしまったら、もう二度とお試し入店はできなくなるので注意しましょう。
一日招待券を使う
コストコに会員ではないのに潜入する裏技の3つ目は、コストコの1日招待券をゲットする方法があります。
とはいえ、数年前まではコストコライフという季刊で発行されていたムック本に、誰でも使える1日招待券が必ずついていたのですが、メルカリなどでの転売が問題視されてしまい、現在では本が発行されなくなってしまいました。
ただし、新規開店する店舗がある場合には、その周辺には新聞折込やポスティングでチラシが入ります。このチラシには必ず1日招待券が付いているので、近所に新規開店するコストコがあるという人はチラシをチェックしておきましょう。
また、ごくまれに既存店でも招待券付きのチラシを発行する場合もあるので、チラシはいつもチェックしておくことをおすすめします。
会員になって当日解約退会する
コストコに会員ではないのに潜入する裏技の4つ目は、当日退会をしてしまう、という方法です。
コストコでは100%満足保障ということを謳っていて、どんな理由であれ、お客様が満足できなければほぼ100%必ず返金するという制度を取っています。
これは商品だけではなくすべてのサービスで返金をしてもらえるのです。そしてサービスの中には会員になることも含まれています。
会員になってみたけど、満足できないとか家が遠すぎて通えないという理由で、退会を申し出れば年会費を返金してもらえます。
一度入店するときに年会費を支払って入店して、帰るときに退会を申し出れば実質0円で入店できることになります。
モラル的にどうなのか、という問題もありますが。こういった方法に抵抗感がない人はぜひ試してみましょう。
コストコの『バラエティサンドイッチ』は試してみる価値あり!
この記事ではコストコのバラエティサンドイッチについてみてきましたがいかがでしたか?コストコのバラエティサンドイッチは、とても美味しくて人気のパストラミとチキンの他に、ちょっと淡白で好き嫌いが分かれることが多い卵とポテトがあります。
でも卵とポテトも、お家で自分で好きなように味を付けながら食べてもいいかもしれませんね。でも一度食べてみないとどんな味なのかもわかりません。まだバラエティサンドイッチを試していない人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?