2018年09月25日公開
2019年11月17日更新
1LDKのインテリアレイアウト例!おしゃれで快適に過ごすコツは?
1Rよりもインテリアの自由度が高い1LDKは、どんなレイアウトにしようかわくわくしますね。ですが、いざ理想のインテリアレイアウトを実現しようとしても、何から手を付ければいいのか悩みますよね。そこで、お手本にしたい1LDKのインテリアレイアウト例をご紹介します。
目次
1LDKはどんな部屋?
1LDKと聞くと、1Rのお部屋よりは広いけど、一人暮らしには広すぎるのか、子育てをする家族が住むには狭いのかなど、ぼんやりとしていてわからない部分もありますよね。また、1LDKにはL字型や縦長など、お部屋の間取りもいろいろあります。そんな1LDKのお部屋について、詳しくご紹介します。レイアウトの実例なども参考にして下さいね。
広さや間取りは?
1LDKとは、1部屋+リビング・ダイニング・キッチンが8畳以上の広さの間取りのことです。LDKは「Living・Dining・Kitchen」のそれぞれの頭文字を取った略称です。ちなみに1DKとの違いは、キッチンのある部屋の広さの違いだけなので部屋の数としてはどちらも同じです。一見、LDKと聞くととても広く感じますが、基準ラインの8畳の中にリビングとダイニングとキッチンがあると考えると、ソファやTV、ダイニングテーブルやチェア、食器棚や家電をすべて配置するには案外狭いことがわかります。縦長のお部屋になると更に適した家具を選ぶ必要がありますね。これからお部屋を探す方は、自分に合ったLDKの広さがどのくらいなのかを知っておくことが重要です。
1LDKの部屋のメリットは?
1LDKのメリットは、なんといっても寝室が別に使えるので、来客時にプライベートが守れるところです。キッチンも1Rと比べると1LDKは広く使いやすくなるので手料理のレパートリーも広がりますね。部屋が分けられていることで、好みのインテリアを楽しむこともできます。一人暮らしや二人暮らしに狭すぎず広すぎず、ちょうどいい間取りと言えるでしょう。
部屋の形で考える1LDKのインテリアレイアウト
1LDKと一口に言っても、部屋の形はさまざまです。L字型や縦長など部屋の形に合わせて暮らしやすいインテリアレイアウトにしたいですね。L字型・縦長など、それぞれの部屋の形におすすめのインテリアレイアウトをご紹介します。
L字型の1LDKの部屋
1LDKのLDKの部分がL字型になった間取りには、キッチン部分をダイニングにして、残りの部分をリビングとして使うレイアウトがおすすめです。ダイニングテーブルはコンパクトなものを選び、狭いキッチンでもきちんと動線を確保します。リビングの部分にはダイニングに背を向ける形でソファを置くと、つながった空間でも食事をするダイニングとくつろぎの場であるリビングを明確に分けることができます。また、ダイニングとリビングでインテリアのテイストを変えるのも効果的です。縦長の部屋よりも分ける目安が明確で家具も選びやすいかと思います。
縦に細長い1LDKの部屋
縦長の1LDKには、テレビボードやソファを出来るだけ壁側に寄せたレイアウトがおすすめです。縦長の部屋は家具の高さも低めのものを選ぶことで、細長い縦長の部屋にも広々とした空間が作れます。また、キッチン側もコンパクトなダイニングテーブルを置いて狭い空間にならないよう意識したレイアウトにするのがポイントです。奥行きのある縦長の1LDKは、視界を意識したレイアウトにすることで広々とした空間を作ることも可能です。
カウンターキッチンがある1LDKの部屋
カウンターキッチンがある横長の1LDKには、カウンターキッチンの前にダイニングキッチンを配置するのがおすすめです。リビングとの空間を区別することができるので、お部屋全体にメリハリがつきます。ダイニング部分が狭い場合は、カウンターにテーブルをくっつけた配置もおすすめです。一人暮らしや二人暮らしなら十分な食事スペースを確保できます。
また、カウンターが広い場合は、カウンターをテーブルとして使うのもおすすめです。ダイニングテーブルを買わずに済みますし、その分ダイニングスペースを広々と使えるので、小さなお子様の子育て中のご家族にもおすすめです。
イメージ別に考える1LDKのインテリアレイアウト
インテリアを好みのイメージで楽しめる1LDKでは、おしゃれな空間にこだわりたい方も多いはず。家具などの配置も含めて、イメージ別のおしゃれな1LDKインテリアレイアウトを集めてみました。
明るくすっきりとした1LDKのインテリアレイアウト
明るくすっきりとしたシンプルなレイアウトは、1LDKの間取りが広々とした空間になり、子育て中のご家族ものびのびと暮らせそうですね。こちらのレイアウトは窓が大きく明るいお部屋に、白を基調とした家具の配置がよりいっそう開放的なイメージに仕上がっています。壁に沿って配置した家具は縦長の1LDKにおすすめのレイアウト例です。
こちらの1LDKレイアウトも、すっきりとした広々とした空間に仕上がっていますね。最小限の家具を配置した流行りのミニマルなテイストが一つ一つの家具の良さを引き立てていますね。
落ち着いた雰囲気の1LDKのインテリアレイアウト
淡い家具を配置したこちらの1LDKレイアウトは、家具のカラーと照明の光も柔らかく、おしゃれで落ち着いた空間になっています。一人暮らしでも二人暮らしでも、また家族との暮らしも快適に過ごせそうなインテリアですね。
アイアン家具がおしゃれなアクセントになった、落ち着いた雰囲気の1LDKインテリアレイアウトです。アイアン調の家具は狭いお部屋でも圧迫感がなく、おしゃれで余裕のある空間が作れるのでおすすめです。
北欧風でぬくもりを感じる1LDKのインテリアレイアウト
流行りの北欧インテリアも、1LDKのレイアウトにおすすめです。こちらのレイアウトでは最小限の家具が配置されていて縦長の間取りが広々とした空間になっています。さりげない差し色のチェアが、とてもセンス良くおしゃれなお部屋を演出していますね。
こちらの1LDKインテリアレイアウトは、白をベースにした家具の配置に、北欧風のおしゃれなファブリックや照明が素敵なアクセントになっていますね。
カフェっぽくておしゃれな1LDKのインテリアレイアウト
小物使いやDIYなどが得意な、インテリアレイアウトの上級者さんにはカフェ風のインテリアがおすすめです。家具の配色や配置、壁の質感など、まるでお店のようなおしゃれで楽しい空間がセンス良く表現されていますね。二人暮らしや子育て中のご家族の毎日の暮らしが明るく素敵なものにること間違いなしのレイアウトですね。
こちらの1LDKインテリアレイアウトは、男前調のかっこいいカフェ風に仕上がっています。素材感のある暗めの木目と黒のインテリア雑貨がバランスよく配置されていますね。一人暮らしなどでこのようなおしゃれな暮らしは憧れますね。
男前インテリアでスタイリッシュな1LDKのインテリアレイアウト
流行りの男前インテリアも1LDKに取り入れることでおしゃれな空間がかっこよく表現されていますね。男前インテリアは、狭い部屋にもとても合うので、面積の小さ目な1LDKにもおすすめです。お友達を呼ぶのも楽しくなりそうなお部屋になっていますね。
縦長の間取りを上手に活用した1LDKインテリアレイアウトです。テーブルの配置や家具の色合いがとてもおしゃれでハイセンスな男前インテリアになっていますね。
和を感じる1LDKのインテリアレイアウト
広々としたお部屋のイメージが強い、和のインテリアですが、上手に和風雑貨を配置することで1LDKのインテリアレイアウトにも取り入れることができます。こちらはカーテンレールを利用して大胆に着物を飾った、迫力のある和の雰囲気がとても素敵ですね。ソファなどの洋風家具もも渋めの色を選ぶことで、おしゃれな和の空間と調和しています。一人暮らしで思いっきり理想のイメージにこだわるのもいいですね。
こちらの1LDKレイアウトは、部分的に畳を敷いて、和の雰囲気が上手に表現されています。丸いちゃぶ台も和なアクセントになっていて素敵ですね。これなら小さいお子様のいる子育て家族も快適にのびのびと過ごせそうですね。
アジアンテイストで個性的な1LDKのインテリアレイアウト
個性が光るアジアンテイストのインテリアも、1LDKのお部屋はほど良い広さでコーディネイトしやすくておすすめです。個性的だけど不思議と落ち着くアジアンな空間は、一人暮らしにも最適ですね。
こちらはカラフルでとっても可愛いアジアンテイストのレイアウトです。1LDKならソファやダイニングテーブルを同じ空間に配置できるので、家具の雰囲気も統一しやすく、まるで異国に来たようなおしゃれで楽しい空間が作りやすいですよ。
1LDKのインテリアレイアウトのコツは?
狭いような広いような1LDKですが、家具の配置や一人暮らしや二人暮らし・子育て家族などの生活する人数を考慮したうえでインテリアレイアウトのコツをおさえると、理想の空間に近づけることができます。ここでは、1LDKのインテリアレイアウトのコツを詳しく見ていきましょう。
テーマを合わせて統一感を出そう
リビング・ダイニング・キッチンが一つの空間になった1LDKの間取りは、くつろぐ場所・食事をする場所・料理を作る場所とそれぞれ違う行動をする場所がまとまっているため、家具のイメージもバラバラになりがちです。家具がバラバラだとインテリアとしてはまとまりがなく、おしゃれ感も損なわれます。そこで、シリーズで家具をそろえなくてもいいので、テーマを決めて統一感を出すのが素敵なインテリアレイアウトを叶えるコツになります。
例えば、木目調やアイアン調・モノクロやナチュラル系など、お好みのインテリアのテイストで何か一つ共通するテーマを決めて置くと、少しずつ家具を買い足していっても失敗がありません。
部屋とLDKのつながりを意識しよう
部屋はプライベートな空間、LDKはみんなで使う空間として区別できる1LDKですが、この、部屋とLDKのつながりを意識することが快適な暮らしにつながります。来客時などは部屋やキッチンなどのプライベートな部分が見えないように、家具のレイアウトや仕切りなどを使うといいですよ。また、子育て中のご家族には、キッチンで料理をしながら、リビングで遊ぶ子供の姿を見守ることができるのも、1LDKのいいところですね。快適に過ごせるように工夫してレイアウトを楽しみましょう。
狭い1LDKの部屋を広く見せるには?
狭い1LDKを広く見せる方法として家具の選び方が重要になってきます。狭い空間には、できるだけ余分な家具を置かないのが鉄則です。動線を確保できるよう、置ける家具のサイズもきちんとチェックしておきましょう。狭い部屋を広く見せるには背の低い家具で揃えるのがおすすめです。さらに、家具の奥行きも同じくらいのサイズで揃えると、部屋全体がすっきりとして視界が広くなるので、狭い部屋が広く見える効果が期待できますよ。
区切りをうまく利用しよう
1LDKのインテリアレイアウトにはパーテーションや家具を利用して空間に区切りをつける方法もおすすめです。特に、子育て中のご家族などはリビングもダイニングもごちゃごちゃになってしまいやすいので、遊ぶスペースと食事のスペースなどきちんと区切りをつけることでお掃除などのストレスも軽減されます。二人暮らしの場合も、出かける時間や帰宅時間が違っても、お互いが気を遣わず快適に過ごせる空間が作れます。
カラーリングを使いこなそう
1LDKのレイアウトは、すべて同じような雰囲気にしてしまうとメリハリのないぼんやりとした空間になりがちです。そこでおすすめなのが、カラーリングを使いこなしたレイアウトです。同じブルーでも、ダイニングとリビングでは絶妙なカラーの違いで差を付けるなどで、まとまりがあるのにメリハリもあるおしゃれな空間に仕上がります。センスが必要なので諦めモードになる方もいらっしゃるかもしれませんが、欲張りすぎてガチャガチャした雰囲気にならないようにだけ気を付ければ大丈夫ですよ。
雑貨で部屋に彩りを
シンプルでまとまりのあるレイアウトはそれだけで素敵ですが、どこか物足りなさを感じる事もありますよね。そんな時は、インテリア雑貨を適度に取り入れてお部屋に彩りを与えるのがおすすめです。だからと言って、いろんなものがたくさんあるインテリア雑貨を、手あたり次第気に入ったものを取り入れるのは散らかる原因にもなるので要注意です。例えば存在感のある観葉植物を1つか2つ置いてみたり、お部屋全体の差し色になる様なクッションカバーやタペストリーを取り入れるなどがおすすめです。
1LDKの部屋の収納のポイントは?
1LDKは思ったより狭いと感じることも多いと思います。そんな狭い空間で悩むのが収納です。収納にスペースを取りすぎるのは避けたいですね。そこで、1LDの部屋の収納のポイントをご紹介します。
キッチンスペースの収納は?
何かと物が多くなるキッチンですが、ストック食材などは極力少ない量に抑えましょう。食器やキッチンツールなど、毎日使うものもかさばりやすいので、できるだけ省スペースに収まるよう、棚の上部のデッドスペースやスキマなども場所に合わせた収納アイテムなどを活用しましょう。昇降式のウォールキャビネットが大容量でコンパクトなのでおすすめです。
壁面収納ですっきりと
キッチンツールなどは、ワイヤーネットやフックを使った壁面収納がおすすめです。おしゃれなツールをディスプレイのように収納すると、インテリアのアクセントにもなります。また、サッと使いやすいので料理もはかどりますよ。
家具の下も有効活用しよう
狭いキッチンには、テーブルやチェア、カウンターなどの家具の下の部分を有効活用するのもおすすめです。簡単なDIYでテーブル下に収納棚を取り付けたり、チェアの下にバスケットをしのばせたりして、少しでも省スペースで収納できる方法をフル活用しましょう。
住む人数で考える1LDKの部屋
1LDKは一人暮らし、二人暮らし、子育て中の家族など、1人から3人程度の人数で住むことが多いようです。住む人数によって、最適なレイアウトも違ってくるので、人数別のおすすめレイアウトをご紹介します。
一人暮らしには広すぎる?
一人暮らしには広いような気もする1LDKですが、1LDKでの一人暮らしは、ゆったりとした空間を自由に使えますし、寝室を分けられるので家に人も呼びやすくなります。また、一人暮らしの中でも生活空間を分けられるのでメリハリがつけやすくなります。そして、事前に大家さんの許可が必要になりますが、恋人と同棲することになっても二人暮らしにもちょうどいい広さなので引っ越しする必要がないのもメリットです。
仲良く暮らせる二人暮らし
寝室もリビングも全部が同じ空間の1Rや1Kの間取りとは違い、1LDKは大まかに2つの部屋に分けられるので二人暮らしでもストレスなくお互いのプライベートを適度に守りながら仲良く暮らせます。お料理や食事は一緒に共有し、プライベートな時間は別室で作業したり休んだりすることもできます。1LDKでの二人暮らしはちょうどいい空間で最適です。
夫婦と赤ちゃんで暮らす1LDKの部屋
夫婦と赤ちゃんの3人家族で暮らす1LDKは、狭いと感じる方もいると思いますが、赤ちゃんが小さいうちは、ハイハイやよちよち歩きをするようになってもお母さんやお父さんの目が届きやすく、また、共有できるスペースが多いのでかえって安心で子育てしやすい空間になります。一人暮らしや二人暮らしと違うところは、極力必要最小限の物しか置かない状況になってくるので、無駄使いもなく節約&貯金にも効果的です。1LDKは子育てをする家族にもぴったりの間取りですね。
1LDKのインテリアレイアウトで暮らしを快適に!
1LDKのインテリアレイアウトはいかがでしたか?一人暮らしから子育て世代のご家族まで、幅広い方にちょうどいい間取りである1LDKは、インテリアや家具のレイアウトなどを工夫することでより快適な空間が作れることがわかりました。毎日を楽しく過ごしていただけるように、ぜひ参考にして下さいね。