2018年05月24日公開
2019年11月17日更新
冬のお宮参りの服装は?家族でしっかり防寒対策をしよう!
出産後のあっという間の1ヶ月。この頃に健康のお祈りにお宮参りに行くのが一般的ですが、冬の厳しい寒さの中お出かけして、病気になってしまうと本末転倒です!寒い冬のお宮参りの服装をチェックして、大切な赤ちゃんの防寒対策。両親、祖父母の服装も見ていきましょう!
目次
お宮参りとは?
お宮参りとは、出生地の氏神様、その地の守り神に赤ちゃんが誕生したことを報告し、成長を祈念する行事です。お宮参りのしきたりは地域によって差はありますが、男の子なら生後31日又は30日、女の子なら生後33日又は31日にするといいとされています。
「お宮参りは絶対にその日ではないといけない」ということはなく、お母さん、赤ちゃんの体調や、天候、祖父、祖母も集まれる都合のいい日にお宮参りに行くことが多くなっています。伝統を重んじるご家族の場合はご両親に相談して日にちを相談すると良いでしょう。
お宮参りに行くときの服装はどうしたらいいの?
お宮参りに行く際の服装は正装するのが一般的です。男の子なら「熨斗目模様(のしのめもよう)」女の子は「友禅模様(ゆうぜんもよう)」の着物、最近では洋装のベビードレスも増えてきています。
もちろん、ご家族も赤ちゃんに合わせた服装で参拝するのがお宮参りのマナーです。
赤ちゃんは和装、両親は洋装での参拝も多くなっています。
寒い冬の時期のお宮参りにおすすめの服装を、ママ、パパ、赤ちゃん、祖父、祖母それぞれみていきましょう。
ママにおすすめの服装
人気の服装は授乳もしやすく、フォーマルな印象のワンピースです。柄物や派手すぎるものを避ければ、色も特に関係なく着れるので、普段着にも使いやすいです。
マタニティの時期から産後まで使えるワンピースもありますので、産前に探しておいても良いでしょう。
スーツも正装なのでおすすめですが、妊娠前とサイズが変わっている可能性があるので、スーツにする場合は事前に動きやすさ等をチェックしておくと良いでしょう。
ワンピース、スーツの場合は寒さ対策に暖かいコートを準備しましょう。
和装の場合は、黒留袖、色留袖、訪問着などの落ち着いた色の着物を選びましょう。ただ、お宮参りは長時間となるので、授乳のしにくさが問題になります。和装の場合はミルクにするなどの対策を取りましょう。
赤ちゃんの初めてのお出かけとなるお宮参り。体調、動きやすさなども考慮して、服装を選びましょう。
パパにおすすめの服装
お宮参りのパパの服装はスーツが無難です。
ジーンズなどのカジュアルすぎるものはダメですが、ピシッと綺麗なスーツスタイルなら問題ないです。
色も特に決まりはないですが、派手すぎないものを選びましょう。
冬の寒い時期はコートが必須です。
暗めの色のコートを着用しましょう。
あくまでお宮参りの主役は赤ちゃんですので、赤ちゃんよりも目立たない服装にするのがベターです。
ネクタイの色を明るめにして、お祝いの雰囲気を出してください。
赤ちゃんの服装
お宮参りでの赤ちゃんの服装は和装、又はベビードレスになります。
お宮参りの正装は画像のような和装になりますが、後の管理の難しさや少し高いことから、ベビードレスも増えています。
一番最初の行事、家族写真を撮ったりすると思うので、しっかりとした服装で残してあげたいですね。
最近では和装のレンタルもあるので上手に利用していきましょう。
祖父母の服装
お宮参りでの祖父の服装はパパと同じようなスーツで良いでしょう。カジュアルすぎる服装は避けて、フォーマルなスーツ、暗めの色のコートで参拝してください。
祖母に赤ちゃんを抱っこしてもらってお宮参りをする、という地域もあるくらい重要な存在です。
服装は赤ちゃんのママに合わせましょう。
ママが洋装で、祖母が和装というのは服装の格の差が出てしまいよくないようです。事前に話をして合わせておくのがベストです。
ママが和装なら祖母は和装か洋装、ママが洋装なら祖母も洋装に合わせましょう。
スーツやワンピースの場合赤ちゃんのお世話の邪魔になるようなアクセサリー類は避けましょう。
靴はどうしたらいいの?ブーツはあり?なし?
冬足元が冷えるので、暖かくしていきたいですね。又雨の時も濡れるのを防ぐのに利用したいのがブーツです。
スーツ、ワンピース、和装、どんな服装でもブーツはありです。
ただし、黒などの濃いめの色で、シンプルなものを選びましょう。
お宮参りのご祈祷の際も靴を脱ぐことが多いので、画像のようなジッパーの付いているような脱ぎ履きしやすいもの、ヒールの高すぎるものやピンヒールのものは赤ちゃんを抱いて神社を歩くのには適さないのでやめた方が常識的でしょう。
寒い冬に!どんな防寒対策をすればいいの?
過ごしやすい季節のお宮参りは良いですが、寒い冬のお宮参りの場合は基本的な服装にプラスしてコートや手袋、ストールなどで防寒対策をしていきましょう!
赤ちゃんはもちろん第一に考え、ご家族も風邪をひかないよう暖かい服装にしてください。おすすめの防寒アイテムを画像も一緒に見て服装のイメージをしていきましょう。
パパはダークカラーのコートがおすすめ
パパはスーツの上に暗めの色のコートを羽織りましょう。
ダウンジャケットなどのカジュアルなものを着用してしまうとせっかくのスーツで決めた服装も普段着に格が下がってしまいます。
お宮参りの際は画像のようなスタイリッシュなコートなら好印象です。
ママには起毛のものもおすすめ
お宮参りは生後1ヶ月くらいで行います。産後1ヶ月で体調も不安定な時期。久しぶりのお出かけの際はしっかり防寒対策をしてください。
外からは見えない裏起毛のものを使うのもおすすめです。
ワンピースの上から羽織るコートは下地が起毛のものを選んで、冷たい風が通らないようにすると暖かい服装になりますよ。
起毛のトップスもたくさんありますので、見えないように着込んで寒さ対策をしてお宮参りに行ってください。
タイツは厚手のものを
足元の冷え対策も忘れずにしましょう。冬のお宮参りは長時間外にいることになるので、油断は禁物です。
どんな服装でも厚めのタイツ、レギンスを着用するのがおすすめです。
ママ、祖母どちらもできる対策ですので、お手持ちのなるべく厚いもの、裏起毛のものなどで対策してください。
赤ちゃんには冬用のベビードレス!
主役の赤ちゃんのベビードレスにも冬用がありますので、冬のお宮参りの際はそちらを選びましょう。
和装の場合は下にたくさん着せてあげれば良いのですが、ベビードレスはそうもいきませんので、初めから生地の厚いものを選んで、暖かい服装にしてあげてください。
足元までしっかり覆ってくれるカバーオールタイプのベビードレスも、寒さ対策におすすめです!
ケープやアフガンの重ね着もおすすめ
外を歩く際に心配なようなら、冬用のベビードレスや、和装の上からケープ、アフガンを重ねてあげるのもおすすめです。
室内に入ると暖房が効いていて、暑い場合もあるので、服装で温度調節ができるように包んであげると安心でしょう。
お祝い用のケープもありますが、後々使えるようなデザインのものを選ぶとお宮参りの日限りにならず、無駄にならないので1枚持っていても良いでしょう。
冬のお宮参りのコーデを画像付きで解説!
防寒対策をしながら、ママ、パパ、祖父母みなさんがマナーを守れるようにする事が大切です。
実際、冬のお宮参りをする時の服装を画像でご紹介します。
お宮参りは赤ちゃんの一番最初の行事。恥ずかしくない服装で、素敵なお宮参りの家族写真を残しましょう。
ママのおすすめコーデ
ミルクの問題がないようなら、夏は着にくい和服がおすすめです。赤ちゃんの服装も和服にして統一するとお宮参りが一層華やかになります。
普段着慣れない服装なので、体調も考慮して選んでください。
和装の場合、コートを羽織ったりしにくいので、ファーなどのストールを使うと華やかな服装になるのでお宮参りにおすすめです。
ワンピースも着やすくて楽ですが、パンツスタイルも冬には暖かくておすすめです。
お宮参りの際は派手にならない無地のものを選んで、授乳口のついたトップスを着れば、お出かけ中のミルクも心配なしです。
普段の服装に近いので、赤ちゃんのお世話もしやすいです。
パパのおすすめコーデ
持っていれば、冬用の少し厚手のスーツがあれば安心です。黒にこだわり過ぎず、明る過ぎなければ画像くらいのグレーくらいでも大丈夫です。ネクタイもお祝いなので、明るめで良いでしょう。ピンなどは赤ちゃんのお世話の邪魔にならないようにしましょう。
赤ちゃんと過ごすことを考えた服装にして、お宮参りをスムーズに進めるサポートをしましょう。
冬はコートを失敗すると、服装全体が台無しになってしまうので、注意しましょう。
ダウンコートなどのカジュアルなものはお宮参りにはむきません。避けて、綺麗な印象のコートを羽織って寒さ対策をしてください。
赤ちゃんのおすすめコーデ
真っ白なふわふわベビードレスは小さな時だけできる服装です。お宮参りだけでなく、退院の時やお祝いの時に何度か着る機会がある服装なので、持っていてもいいアイテムです。
お宮参りに行く時はこの上からおくるみをして暖かくしてあげてください。
和装でのお宮参りも素敵ですが、コストがかかります。ご両親とも相談して、購入するか、レンタルするか相談しても良いでしょう。
最近のお宮参りでは、参拝の服装はベビードレス、写真館での撮影で和装にするご家族も多いようです。
祖父母のおすすめコーデ
祖父はパパと同じように暖かいスーツを着用してください。
祖母はママよりも地味な着物、又はワンピース、スーツで綺麗にまとめましょう。
遠方からであったり、体調もありますので、マナーに囚われ過ぎず、無理のない服装、歩き慣れた靴で第一に怪我、病気にならないようにすることを考えた服装にしてください。
冬でも体調を崩さずお宮参り!
寒い冬の季節ですが、赤ちゃんの為に外すことはできないお宮参り。服装のマナーと言っても、最近はその人に合わせて多様性が出てきていますので、画像を参考にしながらご家族全員が体調を崩さない対策を万全にして、家族の繋がり、赤ちゃんの成長、素敵な思い出を作りましょう!
冬のお宮参りも防寒バッチリな服装で楽しくお参りしてください。