『律』を使った名前20選！男女別！漢字のイメージや意味・字画数は？

「律」という字は「自律」や「規律」という単語に使われる漢字です。名前に使われた時にどのようなイメージを持たれるのか、男の子の場合と女の子の場合、男女別に見ていきましょう。

「律」を名前に使った女の子の赤ちゃんには、やはり「自分自身を律することができる子」というイメージを持たれます。自律は男の子にも女の子にも必要ですが、やはり女の子の方が貞淑さなどを求められがちな分、「律」を使った名前はイメージが良いと考えられています。

「律」を名前に使った男の子の赤ちゃんも、女の子と同様に「自律できる子」というイメージを持たれる傾向にあります。また「律」という漢字自体の意味ではありませんが、力の強い男の子が自律できるということは「心が優しい」というイメージを抱かれることもあるようです。

次に「律」という漢字を使った女の子に人気の名前を紹介していきましょう。赤ちゃんの名付けに「律」という字を使いたい人や、自律できる女の子に育って欲しい人はぜひ参考にしてください。

まずはスタンダードに「律」を「リツ」と読む名前を紹介していきます。珍しい名付けはしたくないという方はスタンダードな読みを参考にするのがおすすめです。

古風なイメージのある律子ちゃんは昔から人気の高い名前です。「子」という漢字を使うと古風なイメージになりますので、音の響きはそのままに字画数を参考にしながら「湖」や「胡」という漢字を使っても良い名前になるでしょう。

少し変わった読み方ですが、とても女の子らしい名前です。女の子の赤ちゃんに「姫」という字を使うのはとても人気が高いです。かわいい赤ちゃんにはかわいい漢字を使った名前をプレゼントしてあげましょう。

「律」を「リツ」ではなく「リッ」と読むことで今風のイメージの名前にすることもできます。古風な名前より今風の名付けが好きな人は「リッ」という読み方も考えてみましょう。

「立夏」や「六花」と同じ読み方の名前です。生まれた季節によって、夏に由来した名前にも冬に由来した名前にも解釈できる名前ですね。「華」の字は「歌」や「花」などに変えることもできます。イメージや由来、字画数を意識して漢字を決めるようにしましょう。

人気の名前ではなく珍しい名前を付けたいという人は「律乃」ちゃんがおすすめです。「りの」ちゃんと読まないので、めったに他の子と被ることがないでしょう。元気なイメージのある名前にできますよ。

次に「律」を「リ」と読む名前を2つ紹介します。ラ行の音を使った名前は女の子の赤ちゃんに人気が高いので、ここで紹介した以外にも色々な名前が考えられますね。

女の子の赤ちゃんに「音」という漢字を使うのは、最近とても人気が高くなっています。「のん」という音の響きが柔らかく、女の子の赤ちゃんの名付けにピッタリですね。「りおん」と読めば、フランスの「リヨン」と発音が近いので、外国の人も発音しやすい素敵な名前になります。

また「律」という漢字は「旋律」にも使われているように音楽の意味を持ちます。「音」の漢字を重ねることで「音楽」を由来とする素敵な名前になりますね。

古風な名前の「みのり」ちゃんですが、漢字での表記は珍しいのではないでしょうか。このように古風な響きの名前も漢字の使い方によっては今風のイメージにすることもできます。古風と今風、どちらの名前も選べない人はこのような使い方を覚えておきましょう。

他にも「律」という漢字を使った名前はたくさんあります。赤ちゃんへの願いを込めて、素敵な名前を付けてあげましょう。

二音にも三音にもなる名前は、名字とのバランスを考えて選ぶことができます。呼び方なども考えて好きな方を選びましょう。「奈」の字は「菜」や「那」に変更するのも良いですね。漢字の意味や字画数、由来を考えて漢字を決めるようにしましょう。

漢字一文字で「律」ちゃんという名前もシンプルでかわいいですね。一文字の名前は、女の子の赤ちゃんに大変人気の高い名前となっております。名字の読みが長い人や画数が多い人は、ぜひ一文字の名前を付けることも考えてみましょう。

次は「律」の付く男の子の名前を紹介していきます。男の子の赤ちゃんに「律」という字を使うと今風の名前になります。ぜひ検討してみてくださいね。

最初に「律」を「リツ」と読む名前を紹介していきます。先ほど女の子で紹介した「律子」ちゃんや「律姫」ちゃんに比べて、今風のイメージが強いのが特徴です。

「牙」という漢字は、とても男の子らしい力強い名前ですよね。強く育って欲しいという願いを込めて赤ちゃんに名付けてみてはいかがでしょうか。「雅」や「河」など、色々な漢字が「ガ」と読みますので字画数や由来を参考にして漢字を選ぶこともできます。

珍しい読み方の名付けにしたい人は「律真」という名前はいかがでしょうか。読み方が珍しいだけではなく「真の規律」という意味になるので素敵な名前になりますよ。

女の子と同じように、男の子でも「律」を「リッ」と読むことのできる名前があります。今風の名付けが人には強くおすすめしたい名前ですね。

まるでニックネームのような読み方がかわいらしい名前ですね。男の子にかわいい名付けをしたい人は、この名前が良いのではないでしょうか。名前の漢字の意味は「律する男の子」となるので名付けにも最適ですよ。

外国人にも発音しやすい名前も最近では人気が高いです。先ほど説明したように「律」には音楽的な意味もあり「律駆」という名前は英語で「叙情詩の」という意味のある「lyric」にも近い響きを持っているので、音楽を由来とした名前を男の子に付けたい人にもおすすめです。

「律」を「リ」と読む名前も紹介します。音の響きが今風のイメージになりますが、漢字の意味がしっかりしているので今風と古風の良いところを合わせて持った名前にすることができますよ。

自然を由来として「律樹」くんという名前が素敵ですね。男の子には大樹のように大きく育って欲しいという願いを込めて「樹」という字が多く使われます。他に「キ」と読む漢字として「希」や「季」という字もありますが、こちらはどちらかというと女の子の名前に使われるイメージが強いので、中性的な名前にしたくない場合は注意しましょう。

こちらも自然を由来とした「海」という漢字を使っていますね。雄大なイメージの名前と、今風の響きが素敵な名前です。字画数によっては「快」や「界」などの漢字に変更するのもおすすめです。特に「界」という漢字を使うと空を意味するような雄大な名前になるのでおすすめです。

上で紹介した以外にも「律」を使った男の子にふさわしい名前があります。素敵な名前を考えてあげましょう。

今風のイメージのある名前で「律夢」くんという名前も人気があります。「夢」という漢字を使うと女の子らしくなってしまうので、気になる方は「武」や「霧」などの漢字を使った名前にしましょう。「武」という字は男の子らしくかっこいいイメージで名付けることができますね。一方、「霧」という漢字を使うと神秘的な雰囲気になるのでおすすめです。

「律」を使った男の子の名前にも古風な響きの名前があります。「律矢」くんという名前は、一本芯の通ったとても素敵な名前ですね。字画数によっては「弥」や「也」などの漢字を使うこともできます。漢字の意味も考えて好きな漢字を選ぶようにしましょう。

ここで「律」という漢字の意味や由来を紹介していきます。漢字の意味や由来を知ることは名付けの上でとても重要なことです。他の漢字を使う場合も、しっかり調べておきましょう。

「律」という漢字には6つの意味があります。

1.　掟、定め
2.　のっとる。手本とする
3.　測る
4.　音楽の調子、音階
5.　漢詩の一体、律詩
6.　戒律

どれも名前に使うのにふさわしい素晴らしい意味ですね。「律」という字を見た場合、ほとんどの人は「規律」などの単語を思い浮かべますが、音楽や漢文に由来した名前にも使えることを覚えておきましょう。

次に律という漢字の由来を紹介します。

ぎょうにんべんは「人が進む道」を意味します。「行」や「往」、「後」という漢字にも使われているので理解しやすいですね。一方、右の「つくり」の部分は「筆」を表しています。したがって「律」という漢字は「人として進むべき正しい道が記されたもの」を由来として成立した漢字です。正しく生きて欲しいという願いを込めて赤ちゃんに使いたい漢字ですね。

次に「律」自体の字画数や相性のいい漢字を見ていきましょう。字画数は姓名判断をする際に重要なポイントになります。

「律」の字画数は9画となっています。姓名判断の結果は流派によって多少異なりますが、一般的に9画の漢字は「不遇運」と言われています。健康、お金、才能、進学、出世、家庭、結婚、恋愛など人生のあらゆる局面において不運が付きまとい、努力も報われにくいとされているのが9画という漢字です。

姓名判断を気にする人は、特に今のお父さん・お母さんの親世代に多くいます。必ずしもこだわる必要はありませんが、もしも占いを気にする人が身近にいるのであれば「律」だけではなく他の漢字と組み合わせた名前を付ける方が喜ばれるでしょう。

「律」と相性のいい漢字を紹介します。今までに紹介していない名前を男女別に3つずつ紹介しますので、ぜひご覧ください。ただし、姓名判断は名前だけではなく名字も含めた全体の字画数で判断されることが一般的です。名付けの際には名前だけの字画数にこだわらず、必ず名字とのバランスを確認するようにしましょう。無料診断サイトやアプリなどで簡単に診断できます。

克律(かつのり)くん……字画数が16画で、大吉の運勢を持っています。
律太朗(りつたろう)くん……字画数が23画で、こちらも大吉の字画数です。
律雄(りつお)くん……字画数が21画で、大吉の名前です。

男の子は一般的に、結婚によって名字が変わる可能性が低いとされています。名付けの際には必ず名字を含めた運勢を見るように気を付けましょう。

律希(りつき)ちゃん……字画数が16画の名前は、女の子でも大吉の運勢を持っています。
江律子(えつこ)ちゃん……字画数が18画で、こちらは中吉の運勢です。
律歌(りつか)ちゃん……字画数23画の名前は、大吉の運勢です。

女の子は結婚によって名字が変わる可能性が男の子よりも高いので、名字とのバランスを見るよりは名前のみの運勢を重視しても良いとされています。ただし、それでも約20年間は最低でも名字が変わらない子が多数派ですので、名字をないがしろにして良いという意味ではありません。

「律」が付く名前は色々な名前があります。今風な名前から古風な名前まで好きなように付けられますが、名付けには注意しなければならない点があります。「律」という漢字を使わない人も気を付けなければならないので、必ず確認してください。

名付けには使える漢字に制限があります。「常用漢字」と「人名漢字」に掲載されていない漢字を使うことはできない点に注意が必要です。普段から見慣れている漢字でも名付けには使えない場合があるので、名付けの際にはしっかりと調べてから漢字を決めましょう。

また、名付けに使える漢字はたまに追加されています。第一子の頃に使えなかった漢字が第二子の時には使えるようになっているということもあるので、年が離れた兄弟の場合は調べ直すことも必要です。

字画数だけではなく、名字とのバランスを考えた名前にしましょう。たとえば「西園寺」や「二階堂」などの三文字の名字の人が三文字や四文字の名前を付けてしまうと長すぎる印象を抱く人もいます。逆に「林」や「原」などの一文字の名字の人が一文字の名前だと、寂しいと感じる人がいます。

字画数や好きな音の響きだけにこだわらず、漢字で書いた場合の名前の印象も気にすると良い名付けができるでしょう。もちろん、どうしても込めたい願いがあるならばバランスだけにこだわる必要はありません。

名付けに漢字を使う際には必ず漢字の意味を確認するようにしましょう。普段使っている漢字でも、思わぬ意味がある場合があります。特に好ましくない意味がある漢字を名付けに使うと、子供が成長して自分の漢字の意味を調べた際に嫌な思いをする可能性があることに注意をしましょう。

「律」という漢字には「規律」だけではなく「音楽」や「漢文」などの素敵な由来があります。漢字の成り立ちも素晴らしい漢字ですので、名付けに迷っている人は「律」の字を使った名付けを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

名前は両親から赤ちゃんへの最初で最大のプレゼントです。ぜひたくさん悩んで、素敵な名前を贈ってあげてくださいね。