ベビーベットが必要な場合とは?レンタル・購入の違いも解説!
赤ちゃんをお迎えする準備の中に含まれていることが多いベビーベッド。しかし実際にはあまり必要なかったという人も多いんです。この記事では、ベビーベッドの必要性を詳しく解説していきます。また、レンタルと購入との比較も解説していくので是非参考にしてくださいね。
目次
ベビーベッドは絶対必要なものではない!
いよいよ出産が近づいてくるとベビーベッドを検討する人も多いのではないでしょうか。赤ちゃんをお迎えする準備はとても楽しいですよね。何を買おうか選んでいるだけでも幸せな気分になっちゃいます。
しかし、張り切って色々準備したものの「結局ほとんど使わなかった…」という物も意外と多いんです。その中に含まれているのがベビーベッド。必要なように見えて、実はあまり必要でない場合もあります。結局あまり使わずにただの荷物入れになってるという人も少なくありません。
ベビーベッドは使う期間も短いので、使う必要がないのであれば出費を抑えたいところですよね。ただ、やはりベビーベッドがあった方が便利な場合ももちろんあります。ベビーベッドがあると便利かどうかは家庭内の環境によって変わってくるようです。環境によってはとても役に立つベビーベッド。上手に見極めて必要かどうかを判断していきましょう。
ベビーベットが必要な場合とは?必要性をチェックしよう!
「我が家にはベビーベッドが必要なのかよくわからない」という人も多いのではないでしょうか。特に第一子となると何もかもが初めてでどこまで揃えるべきなのかがわからないですよね。ベビーベッドは家庭内の生活環境によって必要かどうかが決まってきます。環境によっては、ベビーベッドが逆に邪魔になってしまうのでしっかりとチェックしておきましょう。
ペットを飼っている
家の中で犬や猫などのペットを飼っている場合、赤ちゃんを引っ掻いてしまったり踏んでしまったりする危険性が高くなるのでベビーベッドがあった方が安全です。今まではペットだけが愛情を注がれてきましたが、赤ちゃんが来ることで愛情が赤ちゃんの方に向いてしまいます。ヤキモチを妬くペットだと赤ちゃんを敵とみなし、傷つけてしまう恐れもあるのでベビーベッドがある方が良いでしょう。
また、ペットの毛などが床付近で舞いやすいので、布団だと赤ちゃんが直接ペットの毛や埃を吸ってしまうことになります。それが原因んでアレルギーを起こしてしまうこともあるので、ベビーベッドがある方が良いかもしれません。
上の子がいる
既に上の子がいる場合はベビーベッドがあった方が安全です。やんちゃ盛りの子供は家の中で走り回ったり、赤ちゃんにちょっかいを出すことも多いです。家で走り回っている時に赤ちゃんを踏んでしまったり、ぶつかったりして思わぬ事故にも繋がりかねないので、ベビーベッドがあった方が良いでしょう。
また、上の子がまだ5歳くらいの場合、何が危険なのかなどもまだよくわかっていない場合もあります。赤ちゃんと遊ぼうとしてちょっかいを出して、赤ちゃんが怪我をしてしまう場合もあるのでベビーベッドがある方が安全です。
赤ちゃんができると上の子に対して「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」と思ってしまう人も多いですが、上の子もまだこの世に生まれて数年しか経っていないということを十分に理解しておきましょう。
赤ちゃんと遊びたいけど力加減などがわからずに、強い力で赤ちゃんを引っ張ってしまったりすることもあります。「そのくらいわかるでしょ」と思わずに「優しく触ってあげてね」と教えてあげましょう。子供がまだあまり理解できないようであれば、ベビーベッドがある方が安心です。
家の中に階段がある
戸建ての場合などは家の中に階段がある人も多いですよね。リビングは1階で寝室は2階というように、普段過ごしている空間と寝室が別の場合はベビーベッドがある方が便利です。リビングで過ごすときに毎日わざわざ1階に布団を下ろしてくるというのも面倒ですよね。寝る時は添い寝で昼間起きている時はベビーベッドというように使い分けるのも良いかもしれません。
また、寝返りを打つようになると、赤ちゃんは寝返りをしながら移動するようになります。部屋の端から端までコロコロと寝返りしながら移動するということもあるので、階段のある家だと階段まで来てしまうという危険もあります。ベビーベッドだと柵が付いているので転がっていく心配もなく安全です。
ただ、この場合はベビーベッドではなく階段にベビーゲートを付けて対策するのも良いでしょう。寝返りを打つようになると移動できることが楽しくてベビーベッドを嫌がる場合もあります。赤ちゃんが歩けるようになると、更に階段が危険になるのでベビーゲート方が長く使えて良いかもしれません。
ベッドで寝ている
添い寝をする時にベッドだと赤ちゃんが落ちてしまう危険性があります。あっという間に足をバタバタさせたり寝返りを打つようになるので「ちょっと目を離した隙にベッドから落ちてしまった…」というようなことにならないためにも事前にベビーベッドを用意しておくのが良いでしょう。
逆に言うと、布団で寝ている場合はあまりベビーベッドは必要ありません。むしろ赤ちゃんが泣くたびに布団から起き上がってベビーベッドに行かないといけないので煩わしく感じる可能性が高いです。特に赤ちゃんが生まれて半年ほどは1時間おきや2時間置きに泣く場合も多いです。
「やっと寝た…」と布団に入って1時間ですぐにまた起き上がらないといけなくなると、身体にも負担がかかります。布団の場合は布団から落ちたとしてもそこまで段差があるわけではないので、あまり怪我の心配はありません。「布団だからベビーベッドは必要ないかもしれないけど、添い寝は踏みそうで心配…」と思うのであれば、ベビー布団だけを買うのも良いでしょう。ベッドのように高さがないのでわざわざ起き上がる必要もなく、踏んでしまう心配もありません。
寒い地域に住んでいる
北海道や東北地方などは冬場はとても寒いですよね。暖房を付けていても足元はなかなか温まりにくいものです。しかし、布団だと赤ちゃんは足元の気温で一日を過ごすことになるので、寒く感じてしまうこともあるかもしれません。床暖房がある場合は使用するのも良いですが、布団の中に熱がこもりすぎてしまう危険性もあるのであまりおすすめできません。この場合は、ベビーベッドがあれば高さが上がり床の冷たさも感じにくくなるので便利に感じるでしょう。
ただ、昼間は暖房を付ければそこまで足元も寒く感じることがなく、夜は添い寝であればベビーベッドは必要ないかもしれません。添い寝であれば、お互いの体温で布団の中は割と暖かいです。赤ちゃんが来るまで事前に家の中の温度をチェックしておくと良いでしょう。
部屋の中に物が多い
部屋の中に何かと荷物が多い場合は、ベビーベッドがある方が安心です。荷物が多いと埃が舞いやすいだけでなく、地震などが起きた時に赤ちゃんに荷物が落ちてしまう危険性も高くなります。ベビーベッドがあると、地面よりも高い位置で赤ちゃんを寝かせることができるので、多少の埃を防ぐことができます。
また、急に大きな地震が来ると物が飛んでくる危険性もあります。ベビーベッドには柵がついているので、突然物が飛んできた時に防いでくれる役割もあるので安心です。ただ、寝ている時間が多い時期は部屋の中の荷物が多くてもあまり問題ありませんが、ハイハイしたりして移動できるようになると赤ちゃんの手の届く範囲に荷物があると、赤ちゃんが口に入れる危険性も出てきます。赤ちゃんをお迎えする前に荷物を整理しておくことも大事でしょう。
ベビーベットはレンタルか購入どっちがいいの?
「我が家にはベビーベッドがあった方が良いな」と思っても「少ししか使わないしやっぱりもったいないな…」と躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。ベビーベッドは少しの期間しか使わないのでもちろんレンタルする人も少なくありません。機能性やデザインによって値段もピンからキリまであります。購入する方が高いと思われがちですが、どこで買うかによっては購入する方がレンタルよりもはるかに安い場合もあります。
≪一般的なベビーベッド値段≫
・購入の場合…約10,000円~50,000円
・レンタルの場合…1か月約1,500円~3,000円
こちらはおおよその一般的な値段になっていますが、購入すると中には15万円以上するものもあります。しかし、それはあくまで新品で購入した場合です。実はベビーベッドはリサイクルショップで購入するとレンタルよりもはるかに安いんです!
ちなみに我が家もベビーベッドをリサイクルショップで購入しましたが、なんとお値段300円です!安すぎませんか?ゼロが1つ多かったとしても安いですよね。もちろん新品と比べると多少の傷などはありますが、使用上には全く問題がありませんでした。
ただ「ここのベビーベッドが欲しい」などこだわりのある人はリサイクルショップで見つけるのは難しいかもしれません。今はメルカリなどのフリマサイトなどでも売っているので少しでも出費を減らしたい人はリサイクルショップやフリマサイトで購入してみるのもおすすめですよ。
ベビーベッドとしての使い道が終われば学習机としても使えるタイプなどもあるので、機能性によっては購入の方が良いかもしれません。ただ、一時的にしか使わないと決めているのであれば、レンタルの方が後々処分などにも困らずおすすめです。
ベビーベッドはいつまで使うの?使用する時期も考慮しよう!
ベビーベッドを使う期間は子供によって様々です。寝返りを打つのが早くて活発な子供であれば半年ほどで使わなくなる場合もあります。子供によってはベビーベッドで一人で寝るのを嫌がる場合もあるので、結局添い寝をしてることがほとんどの場合もあります。実際我が家も新生児の1カ月程しか使いませんでした。
長くても2歳までには使わなくなることがほとんどなので、ベビーベッドは必要ないのであれば出費を抑えることができる物です。また、ベビーベッドにこだわりがないのであれば、家にある物をベビーベッドの代用品として使うのも良いでしょう。
例えば衣装ケースです。「え?そんなのベビーベッドになるの?」と思われますが、意外と代用している人は多いんです。衣装ケースに分厚いタオルを何枚か敷き詰めれば簡易ベビーベッドの完成です!新生児の頃は衣装ケースでも大きすぎるほど赤ちゃんの体も小さいです。最初のうちはベビーベッド代用品で済ませて、身体がだんだんしっかりとしてきたら添い寝に切り替えて過ごすのも良いかもしれません。
基本的に2歳頃までが使用期限になっている場合が多いですが、ほとんどの子供が1歳までにはベビーベッドを卒業しています。つかまり立ちなどができるようになると、ベビーベッドの柵を超えて落ちてしまう場合もあるので逆に危険です。あくまでも期間限定で少ししか使わないことを理解したうえで検討しましょう。
じっくり考えてベビーベッドが必要か見極めよう!
妊娠中から産まれてくるまで赤ちゃんに会えるのが待ち遠しいですよね。せっかく我が家に生まれてきてくれたのだから、赤ちゃんが快適に過ごせるように準備をしておきたいものです。しかし、準備しても結局使わないのであればもったいないですよね。その分を将来の教育費に回す方が賢いです。
だからと言って、必要なものを揃えずに節約しすぎると、赤ちゃんが快適に過ごせないだけでなく、赤ちゃんを危険な目に合わせる羽目になってしまいます。自分がいま暮らしている環境にベビーベッドが必要かどうか、じっくりと見極めて赤ちゃんをお迎えしましょう!