2019年11月21日公開
2019年11月21日更新
玉ねぎの賞味期限はいつまで?保存方法や長持ちするコツも解説!
あなたは玉ねぎの賞味期限がどのくらいかご存知ですか?玉ねぎを長期保存できる食材ですが、なるべく長持ちさせたいものですよね!この記事では、玉ねぎの賞味期限や使えるか見極めるポイント、玉ねぎの保存方法について詳しく解説した後、長持ちさせるためのコツも紹介します!
目次
玉ねぎの賞味期限や保存方法が分からない!そんな時は…?
玉ねぎと言えば色々な料理に使うことが多く、どんな時も欠かせない食材の1つですよね!長期保存ができることから、まとめて購入しておいて必要な時に必要な分だけ使うという人も多いでしょう。
しかし、玉ねぎは他の野菜とは違い、乾燥には強く湿気に弱いという特徴があります。他の野菜と同じように保存しておくと、かえって腐らせてしまう原因になることも!今回はそんな玉ねぎの賞味期限の目安から、正しい保存方法を詳しく解説していきます!
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玉ねぎの賞味期限は?どれくらい日持ちするの?
玉ねぎは通常常温で保存するのが一般的です。寒い地域であれば一年を通して常温のまま保存することができる便利な野菜です。
野菜の中でも比較的長い期間保存できるので、集荷後すぐの玉ねぎであれば最大で5ヶ月まで長持ちするんですよ!玉ねぎの賞味期限はその保存方法や環境によって日持ちする日数は異なりますが、平均期間は常温だと約2ヶ月、冷蔵・冷凍なら1ヶ月、カットした後の玉ねぎは3~4日で賞味期限となります。
ただし、その玉ねぎが新玉ねぎとなれば別です!新玉ねぎは新鮮だとしても水分量も多く、湿気対策を行っていても1週間程度で賞味期限になるので注意してくださいね!
玉ねぎの賞味期限まとめ!
- 常温保存は2ヶ月
- 冷蔵保存は1ヶ月
- 冷凍保存は1ヶ月
- カットした玉ねぎは数日
- 新玉ねぎは1週間
賞味期限が過ぎている玉ねぎを見極めるポイントは3つ!
触ると身が柔らかく感じる
玉ねぎは長期保存が可能なので、その玉ねぎがいつ買ったものだったのか忘れてしまうこともありますよね。実は玉ねぎは手で触るだけで賞味期限が過ぎているかどうかをチェックすることができますよ!
まず玉ねぎの賞味期限が近くなると、玉ねぎを触った時に身が柔らかいなと感じるようになります。新鮮な玉ねぎなら触っても固くてしっかりしているので、変形するようなことはありません。柔らかくなっているなら危ないかもしれませんね。玉ねぎの内側の身まで柔らかくなっているのは危険なので食べないようにしてください。
変色部分は取り除けばOK!
玉ねぎは保存しているうちにだんだん茶色あるいは黒色に変色していきます。変色してくると食べられるのか不安になってきますよね。しかし、変色しても外側だけの変色であれば、そこを取り除けば食べることができるので安心してくださいね。もし不安であれば匂いを嗅いでチェックしてみましょう!
匂いを嗅いでみて、気になるような匂いや腐敗臭がなければ心配ありません。万が一玉ねぎの一部が変色してしまっても、まだ賞味期限でなければ美味しく食べられることができますよ。
腐敗臭やカビはNG!
では、どのような玉ねぎの状態が一番危険なのでしょうか?玉ねぎが賞味期限を過ぎてしまうと、だんだん身がドロドロとした状態になってきます。玉ねぎからカビが生えていたり、腐敗臭がする場合は中が腐っていてもう食べることはできないので捨ててしまいましょう。
食べられるかどうか分からない時は半分に切ってみて、内側に変化がないかチェックしてみてください。外側だけなら取り除いて食べることができますが、内側まで食べられなくなっている時は止めておきましょう!
【玉ねぎの保存方法①】吊るして常温保存
ネットやストッキングがあると便利!
玉ねぎを吊るすときはネットやストッキングがあると便利です!ビニールや袋に入れたままだとせっかく風通しの良い場所に置いていても、その中で湿気や熱がこもってしまいます。ストッキングは破けたり伝線したものを再利用すると良いかもしれませんね。
吊るす場所を決めたらネットの中に玉ねぎを数個入れます。吊り下げられるように重さに注意してくださいね。玉ねぎを入れたらネットの口を紐でしっかり閉じます。余った紐の部分を吊り下げる場所に括りつけたら完成です!
ネットは100均やスーパーなどでも購入できますが、みかんが入っているネットを取っておくと有効活用できますよ。同じ場所にたくさんの玉ねぎを保存する場合、吊るすときに重なって湿気がこもらないように注意しましょう!
吊るす場所がない時はかごに入れる
一人暮らしなどでマンションにお住まいの場合、吊るす場所を確保できないということもあるでしょう。風通しが良くて吊るせる場所が見当たらなければ、かごに入れて保存しておくのもおすすめです!新聞紙で玉ねぎを包んだら、カゴに入れて日の当たらない涼しい場所で保存してくださいね。
かごは密閉できるものではなく、湿気が気にならないような通気の良いものをチョイスすると長持ちさせることができますよ。カゴに入れておくと取り出す時も吊るす時より便利なので、使いやすい方を選ぶと良いかもしれませんね。
風通しが良い場所に吊るすのがポイント!
玉ねぎを常温で保存したい時は、風通しが良い場所を選んでください。玉ねぎは湿気に弱く、風通しが悪いと湿気がこもるようになり、すぐに腐敗してしまう原因を作ってしまいます。
また、湿度が高いところに置いておくと芽や根が出てしまい、美味しくて栄養のある玉ねぎではなくなってしまいます。まずは日の当たらない涼しいところに保存するようにしましょう!ただし、夏場は室温の影響を受けやすいのでなるべく冷蔵庫で保存してくださいね。
【玉ねぎの保存方法②】冷蔵庫内で保存
玉ねぎを新聞紙で包む
冷蔵庫で保存する時は、湿度の影響を受けないように新聞紙で包みましょう。特に新玉ねぎは水分が多いのでこの方法がおすすめです!ご自宅にある新聞紙に玉ねぎを1つずつ包んでいってくださいね。あまり大雑把に包んでしまうと新聞紙で厚みができてしまい、予想以上にスペースを取ってしまうので、丁寧に包んでいくとスッキリ収納することができますよ。
また、玉ねぎの保存場所は野菜室は避けておきましょう。冷蔵庫の野菜室は他の場所と比べて湿度が高くなることが多く、湿度が苦手な玉ねぎがすぐに傷んでしまいます。野菜室ではなく、別の空いているスペースに保存してくださいね!
ポリ袋に入れて保存しよう!
新聞紙で玉ねぎを包んだら、今度はその玉ねぎをポリ袋に入れてください。ポリ袋1つにつき玉ねぎ3~4個を入れておくと取り出す時に楽になりますよ。
玉ねぎを入れたらポリ袋の口を閉めますが、この時固くしっかり閉めるのではなく、軽く結ぶ程度にしてください。密閉すると湿気や熱がこもりやすくなってしまうので、密封状態にならないように注意してくださいね!
カットしたものはラップで保存
まだ使っていない玉ねぎであれば上記のように保存できますが、カットした後に中途半端に玉ねぎが余ってしまうということもありますよね。カットしてある玉ねぎをそのまま保存すると水分が出ていってしまうので、ラップで包んで保存しておきましょう。
既にカットしてある玉ねぎはまだカットしていない玉ねぎと比べて傷みやすく、数日しか保存することができません。美味しく食べるためにも、なるべく早めに使ってくださいね。
【玉ねぎの保存方法③】カットして冷凍保存
玉ねぎをカットしておく
玉ねぎをそのまま冷凍庫に入れて冷凍すると、解凍して調理する時になかなか解凍するのに時間が掛かったり、あるいは硬すぎて包丁が入らないということもあります。
使いやすくするためにも、冷凍する前に玉ねぎをある程度カットしておくことをおすすめします!よく冷凍でもみじん切りされた状態の玉ねぎが売られていますよね。あの感じで保存していきます。カットはみじん切りの他にも、スライスするだけでも良いでしょう。
カットした後は保存袋に入れる
玉ねぎをカットしたらジップ付きの保存袋に入れてください。ジップ付きにしておくことで、調理に必要な時に必要な分だけの玉ねぎを楽に取り出すことができるのでとっても便利になりますよ!
また、ジップ付き保存袋にはカットした日付をメモしておくのも良いかもしれませんね。賞味期限が分かりやすくなりますし、保存している玉ねぎが冷凍焼けしているかどうかも気付くことができますよ。
また、何個も保存袋で保存する場合はどちらが先に購入した玉ねぎが入っているか分からなくなってしまいます。後から購入した方の玉ねぎを先に使って、古い方が残らないように防止することができますね!保存袋を使い回したい時はマスキングテープやシールを活用して袋に貼っておくと便利です。
おすすめのジップロックについてはこちら!
玉ねぎを長持ちさせるためのコツは3つ!
湿度に気をつける
先ほどでも紹介した通り、玉ねぎは湿度にとても弱いという一面があります。湿度はなるべく50%から70%程度を保つように心掛けて、日陰の涼しい場所に保存するようにしてください。
ただ、夏場の暑い時期になると同じ場所に保存していても気温や湿度の関係で早く傷んでしまう可能性もあります。そんな時は家の一番涼しい場所に置いておくか、夏場だけでも冷蔵または冷凍で保存するようにしておくと安心して玉ねぎを食べることができますよ。
りんごと一緒に置かない
意外かもしれませんが、実はりんごと玉ねぎを一緒に保存しておくと風味が落ちてしまうことがあるんです!りんごにはエチレンガスという成分が出ていて、そのエチレンガスが玉ねぎの成長を早めてしまいます。
成長が早くなるとどうなるのでしょうか?先ほど紹介したように、玉ねぎから芽や根が出てきてしまいます。こうなってしまうと玉ねぎ自体が美味しくなくなってしまうのはもちろん、栄養も落ちてしまうのでりんごを置いている場所の近くでは保存しないように注意してくださいね!
空気を抜いて密封する
まだ使っていない新鮮な玉ねぎであれば空気を入れても問題はありませんが、一度でもカットした場合は空気に触れるのを避けるようにしましょう!特にカットした後は空気に触れるだけで傷みやすく、賞味期限も短くなってしまいがちです。
玉ねぎを少しでも長持ちさせたいのであれば、ジップ付きの保存袋に入れた時に中に入ってしまったっ空気をしっかり抜いて密閉することです!そうすることで外の空気と触れずに、少しでも美味しい玉ねぎを食べることができますよ。
玉ねぎを長持ちさせて最後まで美味しく食べよう!
ここまで玉ねぎの賞味期限や保存方法について解説してきましたが、いかがでしたか?玉ねぎは湿度に弱いので夏場は特に保存に気を付けなければなりません。しかし、少し工夫するだけでも玉ねぎが美味しく食べられるようになったり、長持ちさせることもできますよ。
保存方法もお家で揃うものばかりですし、やり方も簡単なのでおすすめです!少しでも日持ちさせたい場合は、今回紹介した保存方法や長持ちさせるコツを実践してみてくださいね。