2019年07月01日公開
2019年07月01日更新
食器の収納術を徹底解説!便利さやおしゃれさを取り入れるには?
食器を上手に収納できていますか?この記事では、食器収納の悩みと食器を便利・おしゃれに収納するための収納術、収納に活用できる便利グッズと、収納術を行う上で欠かせないポイントについてご紹介します。食器収納に悩んでいる方は必見です!
目次
食器の収納を考える際の悩みとは?
生活をしていく上で食器は欠かせないものですが、かわいいデザインのものを買い揃えたり、ギフトなどで貰うことも多く自然と増えていってしまいます。そうなると考えなければならないのは食器の収納場所となりますが、意外と上手に収納できないものです。例えば、こんなことに悩んでいないでしょうか?
大きさがバラバラ
お皿や食器はたくさんの種類があり、大きさも形も色もさまざまですね。ひとつ買うと全部揃えたくなるのも魅力のひとつ。ご家族でおそろいのお皿を使いたい、一人暮らしでも用途によってお皿を使い分けたい、パーティーで使うお皿や子供用のお皿など、考えるだけでもキリがありませんね。大きさが違うものばかりで上手に収納できない悩みを抱えている人も多いと思います。
下になったお皿が取り出しにくい
お皿を重ねて収納すると、下のお皿が取り出しづらいだけでなく、積み上げると不安定になり倒れてくる恐れもあります。そうは思っていても収納場所に困るからついやってしまう人も少なくないのではないでしょうか。
食器棚に上手に収納できない
食器棚は食器を収納するのに便利な家具ですが、大きいお皿や深いお皿などは食器棚の中に収納すると特に場所を取ってしまいます。せっかく食器を収納するための家具なのですから、なるべく有効に使いたいものです。
【食器の上手な収納術①】便利さを取り入れるには?
上記のような悩みは、少し工夫をして食器を上手に収納することができれば、全て解決することができます。お皿を使いやすく、効率的に収納するアイデアについてご紹介します。食器棚に収納するだけでなく、かごやボックスを使った収納などについてもチェックしていきましょう!
使う頻度で収納場所を決める
お皿でも普段良く使うお皿と、来客用などのあまり使わないお皿があると思います。そのような場合は、使う頻度や用途によって収納場所を分けると、収納に便利さを取り入れることができます。
あまり使わないお皿は食器棚の上段や下段に収納し、お茶碗などの良く使う食器は食器棚の中段や調理器具の近くへ収納するようにすると、上手に食器の住み分けをすることができます。
お皿用の収納ラックを使って「重ねる」
そのまま重ねて置いておくだけだと、一番下にあるお皿は取り出しづらくなってしまいます。しかし画像のようなお皿用の収納ラックを使えば、いざお皿を使う際にも取り出しやすくなります。お皿を2段や3段に分けて重ねることができるので、取り出しづらいというトラブルを防げる上に形の違うお皿同士をまとめやすくなるメリットがあります。
お皿を重ねて置く場合は、大きいお皿から順番に置き、次第にお皿のサイズを小さくしていきましょう。見た目にも綺麗ですし、不安定になることもありません。大きさを揃えて大→中→小と置くのが良いでしょう。
ケースにお皿を「立てて」収納するのが便利!
お皿は大きく、横に置いてしまうと場所を取ってしまいます。他の食器が収納できなくなるばかりか、下のお皿が取り出しづらい、不安定で危ないなどデメリットが多く見られます。しかし立てて収納することで、スペースが空き他の食器をたくさん収納することができるようになります。
お皿を立てて収納するには、無印良品などで販売されているファイルボックスや100均で販売されているかごやブックスタンドなどを使って収納する方法もあります。普段からよく使う食器のみを収納したり、使わないものはケースごと食器棚へ。家事の効率化もはかれますし、引き出しにファイルボックスを設置しお皿を立てて収納することでスペースが増えて便利です。
お皿を立てて収納する際は、種類・大きさ・形を揃えると見た目もスッキリする上に、おしゃれでストレスなく収めることができます。
【食器の上手な収納術②】おしゃれさを取り入れるには?
お皿を効率的に収納する方法もあれば、お皿の収納におしゃれさを重視した収納方法もあります。ただお皿を収納するだけでなく、生活感を出したくない、インテリアとして活用したいという方のために、おしゃれさを取り入れた食器の収納方法についてご紹介します。
隠す収納でスッキリ
お客様用のお皿など、使用頻度の少ないお皿は思い切って隠してしまいましょう。キッチン上部の吊り戸棚やシンク下、引き出し式の食器棚に全て収納できるようになれば、生活感のないスッキリした空間が出来上がります。オープンスペースに収納する場合は、100均や無印良品で売られているような食器がきっちり隠れるサイズの収納ケースを活用して、食器が見えないように収納すると良いですね。
見せる収納でインテリアに
隠す収納とは反対に、素敵なデザインの食器をオープン棚であえて見せる収納にする方法があります。食器を映えさせるために、食器棚はシンプルやナチュラルなものを選ぶと良いですね。
食器のサイズと棚のバランスを考えて、なるべく丁度いいサイズにすることが見せる収納のおしゃれさを上げるポイントです。また、フェイクグリーンなどを取り入れてみるとおしゃれさが一層引き立ちます。ぜひ見せる収納でインテリアに挑戦してみてください。
一人暮らしで食器が少ないなら、食器棚を使わない収納もアリ
食器棚を使わずに、メタルラックやカラーボックスとプラスチックのケースやかごを組み合わせることで食器棚の代用とすることができます。食器棚よりも省スペースで済む上に、もしもスペースが余っても他のものを収納することができるので、食器棚よりも使い勝手が良い場合もあるかもしれません。あまり食器が多くない場合は、あえて食器棚を使わない収納にするのもひとつのアイデアです。
食器の収納に大活躍の便利グッズ3選!
【100均】プラスチック製の収納ケース
100均で販売されているアイテムの中には、お皿や食器を収納するのにとても便利なものがあります。縦置き用のディッシュスタンドはもちろんですが、ファイルケースやプラスチック製のかごなどの収納ケースの類も、お皿の縦置きに便利なグッズです。お皿だけではなく、フライパンなども収納することができるため、食器棚やシンク下などをキレイにまとめることができます。何を収納しているか分からなくなる場合は、かごに何が入っているかを書いておくと、どこに何があるか一目瞭然ですね。
100均というだけあってほとんどの商品を100円で買うことができるので、いくつか購入して種類ごとに分けて収納するのにおすすめですよ。
【ニトリ】立てて収納できる大皿用プレートスタンド
ニトリで販売されている大皿用のプレートスタンドが、かさばりがちな大きいプレートの収納に便利です。立てて収納することができる上に、引き出しにも食器棚内にも設置することができます。食器棚の余分なスペースを有効活用するのであれば、立てて収納させられるアイテムは必須です。
【無印良品】ファイルボックス
無印良品ではお皿もすっぽり入るようなファイルボックスが販売されていますが、これを使ってお皿を立てて収納するのがおすすめです。引き出しの中にいくつかセッティングし、種類に分けてスッキリ収納すれば、スペースが有効活用できます。
食器の収納で大切な3つのポイントとは?
見せる収納には余白も必要
見せる収納にこだわるのであれば、余白にも気を遣うことが必要です。せっかくおしゃれなインテリアとして見せるのであれば、隙間なく並べられた食器や高く積みすぎた食器では格好もつきません。余白についてもしっかりと考え、空間全体とのバランスを取るようにしましょう。
食器同士が傷つかないようにする
重ねる収納をする上で心配なことは、お皿同士やお鍋同士をそのまま重ねて傷がついてしまうことです。お皿ならまだしも、コーティング加工してあるフライパンやお鍋を重ねてしまうと、金属同士の接触でコーティングが剥がれてしまう恐れがあります。それを防ぐためには、食器同士の間に紙皿やハギレの布などを挟んでクッションにすることが大切です。
食器収納の許容量を把握する
いくら食器の収納術を身につけたとしても、食器を収納できる絶対量を超えてしまう場合は収納することができません。食器を詰め込みすぎる収納は、前述したような余白を作ることもできなくなりますし、地震などの有事の際には崩れてしまう恐れもあります。何より取り出しづらくなってしまうので、どの程度まで食器を収納できるのかを把握しておくことが大切です。
食器の収納術をマスターしてスッキリ収納しよう!
食器の収納術についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。隠す収納であれ見せる収納であれ、食器をスッキリ収納させることはおしゃれな部屋作りに欠かせない要素となります。この記事でご紹介したことが、あなたの食器収納の手助けになれば幸いです。
SNSに投稿されたおしゃれな食器収納の実例をまとめた記事もあります。この記事の内容を頭に入れながら、ぜひこちらもセットでご覧ください。