2019年04月24日公開
2019年04月24日更新
暗い部屋を明るくする方法!原因・改善策・明るい部屋のメリットも!
今住んでいる部屋が暗いと感じた事はありませんか?暗い部屋に住んでいると光熱費の負担が増えるのはもちろん、精神面や健康面にも影響が出てしまう事があります。暗い部屋は原因を知る事で問題を改善する事が出来ます。今回は暗い部屋を明るくする方法についてご紹介いたします。
目次
日中でも電気が必要な暗い部屋で困っていませんか?
日中に外は晴れているのに何となく暗い部屋だと感じる事もあるでしょう。暗い部屋の原因はさまざまなものがありますが、日中からわざわざ電気を付けるのには抵抗を感じる人もいるでしょう。しかし、暗い部屋の原因さえ分かれば改善する事も出来ます。今回は暗い部屋の原因とその改善方法などについてご紹介いたします。
暗い部屋の原因とは?
朝は明るくても午後から夕方にかけて他の家よりも暗い部屋になってしまう事があるでしょう。暗い部屋になってしまうのはいくつかの原因が考えられます。まずは暗い部屋を改善させるためにも暗い部屋の原因を突き止めてみてください。
室内に問題がある
室内が明るく感じるのは、窓から入ってくる日差しのおかげです。入ってきた日差しは部屋の天井や壁などに当たり、それが反射する事によって部屋全体に光が行き渡ります。しかし、光を遮断するものが置いてあると、そこから光が入る事も反射する事も出来なくなってしまいます。特に厚手のカーテンやインテリア類が光を遮断してしまうのが暗い部屋の原因になる事が多いです。
設計の問題
暗い部屋の原因は設計の問題である可能性もあります。光を部屋に取り込むのには窓が重要になります。この窓の向きや面積によっても光が入ってくる量は変化していきます。部屋の窓が部屋の広さに比べて小さいものだと、部屋全体に光が行き渡らなくなってしまいます。また、窓の位置によっては日差しが入ってくる時間が少ない事もあります。特に北側に窓がある場合は暗い部屋になりがちです。
周辺の環境
暗い部屋は周辺の環境によっても変化していきます。マンションや一軒家に住んでいると、敷地内には樹木が植えられている事があります。この樹木が窓の前に来てしまうと、当然ながら部屋の中に光が入りにくくなってしまいます。大きな窓があったとしても、樹木などで遮られてしまうと暗い部屋になってしまいます。また、住宅が密集している場合も近隣の壁が障害となって光が入りにくい状態になってしまいます。
暗い部屋は健康面への影響もあるの?
暗い部屋に住んでいると、最初はあまり感じていなくても少しずつ健康面や精神面に異常が現れ始める事があります。暗い部屋は光が入りにくいのでカビや雑菌が増殖しやすくなってしまいます。アレルギーなどを持っていなくても暗い部屋に住み続ける事によってアレルギーを発症してしまう可能性もあるので注意しましょう。また、精神面でも暗い部屋で光が当たらない事によってうつ病になる事もあります。
暗い部屋と明るい部屋を比べた結果は?
暗い部屋と明るい部屋を比べてみると、その違いが良く分かります。暗い部屋は照明の問題から生活リズム、さらには飼育しているペットにも変化が見られる事もあるので気を付けましょう。次は暗い部屋と明るい部屋を比べた結果についてご紹介いたします。
光熱費
暗い部屋に住んでいると日が落ちる前に暗くなってしまいます。そのため暗い部屋は他の家と比べて早めに電気を付ける事が多くなります。そうなると光熱費に負担を掛けてしまう可能性があります。また、冬場だと光が入らない事によって室内の温度が下がってしまうので、暖房費も合わせて負担になってします。
衛生面
明るい部屋と暗い部屋では衛生面でも違いがハッキリ見える事があります。暗い部屋は窓からの日差しがないと、キッチンやトイレなどの水気のある場所でのカビ・雑菌の増殖が目立ってきます。このカビ・雑菌がアレルギーや喘息を引き起こしてしまう可能性もあるので注意しましょう。
精神面
部屋の明るさは人間のホルモンの分泌や精神面にも深く関わっています。特に暗い部屋に住んでいると閉鎖的な気持ちになってしまうため、うつ病などの精神疾患になりやすい状況を作ってしまいます。部屋を明るくする事で精神面が安定する事が医学的にも証明されているので、暗い部屋にならないように注意してください。
生活リズム
人間には体内時計というものが備わっています。朝起きる時間から始まり、お昼ご飯を食べたり夜に眠くなるのは体内時計が正常だという証拠です。体内時計は太陽の光を浴びる事によって正常に戻りますが、暗い部屋に居ると光が届かないので生活のリズムが狂ってしまいます。暗い部屋に住み続ける事で体調が悪くなる事もあるので気を付けましょう。
観葉植物やペットの健康
インテリアとして観葉植物を置いている場合、暗い部屋だと光合成が上手く出来なくなってしまいます。しっかり水をあげていても元気に育たなくなってしまうので注意しましょう。また、ペットも人間と同じく暗い部屋で太陽の光に当たらないと生活リズムが狂ってしまいます。
暗い部屋を改善する方法7選!
暗い部屋に住んでいても、いくつかの対策方法を行う事で暗い部屋の問題が改善される事もあります。暗い部屋だと感じた時にはこれからご紹介する対策方法を実践してみてください。次はそんな暗い部屋を改善する方法をご紹介いたします。
1. 照明の明るさを変える
夜に暗い部屋だと感じる場合は、照明を明るくするだけでも効果があります。部屋の広さに合わせて1ランク上のLED照明に変えてみると良いでしょう。また、暗い部屋は天井のシーリングライトのみでは照明の光が全体に行き渡らない可能性もあります。間接照明やフロアライトなどを使って明るい部屋に変えてみてください。
2. 窓の周辺を見直す
部屋にある窓の周辺にはなるべくインテリアや家具類は置かないようにしましょう。窓の近くにインテリアや家具を置いてしまうと、せっかく入ってきた光が障害物によって反射出来なくなってしまいます。窓の近くは明るくても、部屋全体としては暗い部屋という印象が残ってしまうので気を付けましょう。
3. カーテンをシェードに変える
厚手のカーテンのままだと光が窓から入りにくい状態になってしまう事もあります。思い切ってカーテンを薄手のシェードに変えてみると良いかもしれません。シェードはカーテンよりも薄い布で作られているので、暗い部屋でも光を取り入れやすくなります。ただし、カーテンに比べて遮音性が低くなってしまうので、窓の位置を考えながら上手に光を取り入れてください。
4. 光を鏡で拡散する
光を部屋全体に届けるために鏡を置いておくのもおすすめです。姿見などの鏡を置いておけば、窓から入ってきた光が鏡にあたって反射しやすくなるので部屋も明るくなります。特に暗いと感じる場所に向かって鏡を設置しておくと良いでしょう。
5. インテリアを変える
部屋に設置されているインテリアが暗い色をしていると、光の反射を遮ってしまうので暗い部屋になってしまいます。明るい部屋にするために、インテリアの色を明るいものに変えましょう。ラグマットやソファーなどは白色などの明るい色に変え、小物類もそれに近い色にすると部屋全体が明るい印象になります。こうする事で光が反射しやすくなります。
6. 庭やベランダに白系の玉砂利を敷く
部屋の中のインテリアや照明を変えるのが面倒な場合は、庭やベランダをひと工夫するだけでも部屋が明るくなります。外の光の反射をうまく利用するために、庭やベランダには白系の玉砂利を敷きましょう。自分で用意する場合は玉砂利の範囲や量を少しずつ広げていきながら部屋の明るさを調節すると良いでしょう。
7. リフォームや住み替えを検討する
照明を変えたり家具の位置を動かしても問題が解決しない場合は、リフォームや住み替えを検討するのも手段の一つです。窓の設計を変えたり窓の個数を増やせば、その分窓から入ってくる光が増えていくでしょう。また、2階は1階に比べて光が入りやすいので、2階をリビングにするのもおすすめです。
暗い部屋でも工夫次第で快適になる!
今住んでいる家やマンションが暗い部屋だと感じていても、工夫次第では明るい部屋になる事もあります。今回ご紹介した改善方法を行えば問題が解決出来るかもしれません。窓の光がどれくらい入っているかをチェックしたら改善方法を実践してみてください。