リビングインテリアの実例まとめ!狭くても癒しの空間にするコツは?
リビングは、家族の集うくつろぎと癒しの大切な空間です。リビングインテリアをおしゃれで癒しのスペースにするコツを様々なインテリアスタイルの実例から提案します。狭くても諦めなくてもいい、シンプルでおしゃれなリビングルームを作るコツをお伝えいたします!
リビングインテリアのおしゃれな実例【テイスト別】
リビングはくつろぐ大切な空間です。だから、気に入ったインテリアでコーディネートするのが一番!リビングインテリアイメージを広い部屋の場合と狭い部屋の場合の実例(シンプル、モダン、ナチュラル、モノトーン、北欧風、和風、カフェ)でご紹介いたします。いつか広いリビングに住むことを夢見て、狭いリビングでも快適に広く見せる工夫をご紹介いたします。
実例①【シンプル】
シンプルイメージのインテリアの基本は、色と形を1つに絞ることです。(多くても2つにしましょう。)シンプルなイメージでは、ブラックカラーを用いるとキリッと引き締まって、おしゃれに見えると思いますが、それは狭い部屋には向きません。狭い部屋は膨張して見える淡い白系の色を選ぶと、広く見える効果があります。広い部屋でシンプルイメージのインテリアにする場合は、ブラックカラーや色の濃いものを用いてもおしゃれなリビングインテリアを作ることができます。広い部屋には、今、流行りのシンプルモダンがおすすめです。
シンプルの基本は色数を少なくすることが大切です。狭いリビングには向きません。
狭いリビングでもシンプルリビングにはぜひ白を。膨張色は広く見せることができます。
実例②【北欧風】
北欧風リビングスタイルは、太陽の陽があまり入らない冬を明るく過ごすために、カラフルな色を使用するようになりました。北欧風は、丸みを帯びたデザインが多いのが特徴的です。北欧風は、明るい色を使うことも多く、一つだけアクセントカラーのように色を使えば、そこに視点が集まりますので、目の錯覚が起きて、狭いリビングも広く見せることができます。北欧風インテリアは、マリメッコの柄のようなフォルムの丸いかわいらしいデザインにも優れています。北欧風の狭いリビングでは、フォルムの丸い家具を配置してみましょう。例えば、リビングのテーブルを丸みの帯びたフォルムのものを置いてみると、四角いリビングテーブルよりも、広く見える効果があります。広いリビングの場合は、カラフルな北欧風インテリアを楽しんでくださいね。
北欧風の狭いリビングに置く家具は丸みのあるものを置くと広く見える効果があります。
広い北欧風のリビングルームには、北欧風の特色であるカラーをたくさん取り入れて、インテリアを楽しみましょう。
実例③【ナチュラル】
ナチュラルは、木や土というような自然素材やアースカラーを(緑、茶色、ベージュなど)用いたインテリアスタイルでとても人気です。グリーンなどの観葉植物もふんだんに取り入れて作るナチュラルインテリアは、安らぎを与えてくれます。広いリビングにナチュラルを取り入れるのであれば、思い切って観葉植物の大きなものを取り入れても、素敵になるでしょう。狭いナチュラルなリビングの場合は、ナチュラルさを活かして、木目のフローリングをあえて見せるために、ラグを敷かないという、モノを最小限にしたシンプルなコーディネートにすると良いでしょう。
ナチュラルなリビングには、木や石などの自然素材や、アースカラーを取り入れてみてはいかがでしょうか?広いナチュラルなリビングには、観葉植物も大きなものを配置すると素敵ですね。
狭いナチュラルリビングは、あえてラグなどの敷物を敷かないで、ナチュラルなフローリングの木目を見せると広く見せることができます。
実例④【モノトーン】
モノトーンは単色使いのインテリアスタイルです。白黒のモノトーンのインテリアスタイルは、モダンでクールです。モノトーンにするだけでおしゃれでセンス良く見えますので、ぜひリビングインテリアにも取り入れてみましょう。モノトーンを使うときは、ブラックを使うことが多くなります。このとき狭いリビングで気をつけなければならないのが、黒色の面積を使いすぎないことです。黒は引き締まって見えるため、狭いリビングをより狭く見せてしまいますから、狭いリビングに黒を用いるときは少なくしましょう。逆に広いリビングであれば、思い切って、黒い色の面積を広くすることに挑戦すると、かっこいいモダンなインテリアを作ることができます。
狭いリビングルームでは、モノトーンの黒の面積を減らしてみましょう。
広いリビングルームでは、あえて黒の面積を増やすとモノトーン感がいっそう現れて、おしゃれになります。
実例⑤【モダン】
モダンとは、無駄なものを削ぎ落としたシンプルなインテリアスタイルです。機能美に優れていますので、ホテルや公共の場に多いインテリアです。無駄で華美な装飾を排除したインテリアスタイルなので、非日常的なイメージを感じさせてくれる空間です。色は、白、黒、グレーなどがメインです。クローム、メタル、ガラスやステンレスなどのクリアで冷たい素材を用いて、スタイリッシュでおしゃれな空間を作ります。これらの素材は光沢があり、白、黒、グレーのカラースキームの中で美しい光沢を作り出します。モダンなリビングスタイルはクリア素材を使うことが多いので、リビングテーブルをガラスにすると、狭いリビングも広く感じさせることができます。モダンは、ホテルの一室のように無駄なものを削ぎ落とし、ある程度の空間があったほうが映えますが、狭い空間でモダンなリビングを作る場合は、徹底的にモノを排除して、ミニマリズムを追求すると実現可能になります。
狭いリビングには、透け感のあるガラス素材が最適です。
広いリビングルームには、モダンの象徴である金属素材をたくさんコーディネートしてみましょう。
実例⑥【カフェ風】
カフェはおしゃれで素敵なインテリアが多く、参考になるものが多いのでリビングインテリアにもどんどん取り入れましょう。カフェ風のインテリアスタイルは、木製のものや布製、観葉植物をふんだんに取り入れ、ナチュラルテイストで温かみのあるイメージです。カフェ風のソファは布製や革製が多く、リビングテーブルも木製のものが多いです。藤製のかごを置くだけでもカフェ風に大変身します。狭いリビングでカフェ風スタイルを作る場合は、ごちゃごちゃしないようにインテリア小物でカフェ風を作り出しましょう。その際は、グリーンと藤のかごを中心に配置するだけでもカフェ風に近づけます。広いリビングの場合は、カフェでよく見かけるソファの椅子を統一しないで置いてみたりして、あえてごちゃごちゃ感を演出するのもおしゃれなカフェ空間を作り出しますよ。
狭いカフェ風リビングでは、色を少なめに。
広いリビングルームでカフェ風イメージにする場合は、あえてごちゃごちゃ感を出すのも上級者の技です。
実例⑦【和風】
和風リビングは日本人に馴染みの深い障子や畳を使った和の内装のスタイルです。この和風の空間に洋のテイストを取り入れたものが和モダンスタイルとして、和風は今大変人気です。和風の部屋は、もともと小さくて狭い空間ですので、狭い和風のインテリアスタイルとしては最適です。なぜならば、和風スタイルは床に座るスタイルが中心なので、家具も背の低いものが多かったり、障子の柔らかい光や素材を利用しているために狭い空間を広く見せる工夫がもともとあるのです。和モダンというスタイルは、広い和風リビングにオススメです。大きなソファに和の素材でできているあかりや、低めの和風家具を合わせても和モダンを作り落ち着くおしゃれな空間を演出できます。
和風リビングは、座の高さが低めなので低めの家具を置くと、広く見えます。
和モダンは、和と洋をミックスさせますので、広めのリビングに適しています。
狭くてもおしゃれなリビングインテリアにするコツは?
現代のライフスタイルで充分な広さを持ったリビングに住むのは、なかなか難しいですよね。そこで、狭くてもおしゃれに見えて、素敵なリビングインテリアに見せるアイデアとコツを提案いたします。狭い空間を広く見せることができれば、豊かなライフスタイルを送ることができて、ハッピーな毎日を送ることができますね!
【コツ①】見せる収納ですっきり片付け
狭いリビングを広く見せるコツは、低めの家具が良いと提案しましたが、低めの家具で見せる収納なら、なおベストです。狭いリビングは物を置かないミニマリスト的な空間にすれば良いのですが、収納スペースがないと生活に不便を感じてしまいます。そこで提案したいのが、ディスプレイしながら収納できる低めの家具をリビングにおいて、スッキリお片づけすることです。
リビングに散らかりがちな雑誌や本をスッキリお片づけしながら、ディスプレイしておしゃれな空間に変えませんか?
低めの見せる収納も使い勝手が良いですね。
【コツ②】色使いにこだわろう
色は心理的な効果がありますので、ぜひ利用しましょう。ホワイトカラーは膨張して見えますので、狭いリビングに最適です。ホワイトカラーは清潔感もありますし、スッキリ見えます。ブルー系のカラーは後退色なので、後ろに下がって見える錯覚がありますので、部屋が広く感じられます。
色の効果を狙うなら、照明にもこだわってみましょう。間接照明が安らぎをリビングにもたらしてくれます。狭い部屋にはダウンライトを使うと天井がスッキリ見えますので、幾分広く感じられます。スポットライトで壁に向かって照明を当てても間接照明になります。壁に絵画を飾って、スポットライトで照らしてみてください。
壁を照らすダウンライトは、角度を変えることができますので、ライティングによって、リビングの雰囲気を変えることも可能です。
球体の照明は、空間を癒しの空間に変えてくれます。
【コツ③】通路は一直線に!
狭いリビングを広く見せるには、動線を考えましょう。目の錯覚を利用すると狭い空間を広く見せることが可能になります。人の視線は窓に抜けていきますので、リビングに入って窓までの一直線に何も置かないなどの工夫をすると、視線が抜けて広く感じられます。また家具を置く際には、一直線に配置することで、通路ができますので、こちらも工夫してみてくださいね。
【コツ④】家具選びにこだわろう
狭いリビングでは、どんな家具を配置したら良いでのしょうか?低い高さの家具を置くと、圧迫感を感じません。高い家具を置く場合は、手前に低い家具を配置し、奥の方に高い家具を配置するなどの工夫をすると良いでしょう。そして家具の色も、ベージュや白系のものを選ぶと良いです。リビングには、ソファがつきものですが、ソファはアームレスなものが圧迫感もなく広さを感じられます。同じくアームが片方ないような寝椅子も良いでしょう。ソファテーブルは、ガラストップのものが透明感があり、広く感じられます。入れ子状になっているテーブルも使用状況によって、必要な分だけ出せばいいので空間を無駄に使いません。思い切って、リビングテーブルを置かないというのも一つの方法です。(その分、中心の空間が空きますから、広さを確保できますね。)和風リビングの場合は、床にダイニングテーブルを置いて、床座にしますから、こちらも同じ理由で空間利用ができますね。
使用状況によって、ネスト式なものをすべて使用したり、一つの使用にできますので、空間を圧迫しません。
リビングインテリアにおすすめのアイテム
リビングアイテムといえば、すぐに多い浮かぶのがソファやダイニングテーブルにテレビ&テレビ台。リビングアイテムに敷物は付随していますが、あえてラグを排除すると空間が広く見えます。また、カーテンは、大柄よりも小さな柄を選んだ方が、圧迫感を和らげます。特に、ストライブ模様は、縦長効果があり、部屋をすっきりと見せることができます。それから、どんなリビングにも最強アイテムは 鏡です。壁に鏡を取り付けたり、棚に鏡を置いたりするだけで、空間が映り込み、目の錯覚によって広く感じられます。窓やドアの開口方向に向けて鏡を置くと、外から入る光が反射して室内に入り、明るく感じられますし、外の景色が映り込んで広く見せることも可能です。光は外光も大切ですが、空間が広く見せるために照明器具を鏡に写り込ませて明るさを二倍にすることも効果的です。もちろん、開放的な窓があるリビングが最高ですが、 窓がない場合は、DIYで作ったフェイク窓を壁にかけたり、目の錯覚させるようなアートで広さを感じさせたり、視線を引きつける色のアートを飾るのもおすすめです。
ただの鏡だけではなく、こんなおしゃれなステッカー風のミラーも最近では手軽にDIYすることができます。
窓のないリビングには、こんなフェイク窓をDIYして壁に設置すれば、抜け感を感じ、狭さを感じません。
リビングインテリアを工夫して癒しの空間を作ろう!
いかがでしたでしょうか?リビングルームはくつろぎの癒しスペースです。インテリアスタイルは、シンプル、モダン、ナチュラル、北欧、和風、カフェスタイルなどの実例から、工夫次第で広いリビングも狭いリビングもコーディネートが可能です。家具も配置や選び方で見せ方も工夫できそうです。さあ、あなただけのおしゃれなリビングインテリアを作ってみませんか?