テフロン加工フライパンのおすすめ15選!選び方や長持ちさせるコツも!
毎日使うテフロン加工のフライパン。ここではテフロン加工フライパンの選び方や、長持ちさせるコツを解説していきます。おすすめのテフロン加工フライパンや、焦げつきを元に戻す復活方法もご紹介しましょう。楽しい食卓のためにも、フライパンにこだわってみませんか?
目次
そもそもテフロン加工フライパンとは?
日々の料理に必要なフライパン。同じフライパンの中でも、テフロン加工のフライパンを使っている人は多いのではないでしょうか?そもそもテフロン加工のフライパンとは、どのような特徴があるでしょう?
「テフロン」とはフッ素樹脂の一種です。ポリテトラフルオロエチレンと呼ばれるもので、デュポン社の製品名です。現在ではデュポン社の商品に限らず、一般的にフライパンの表面にフッ素樹脂でコーティングを施したものを、テフロン加工のフライパンと呼びます。
この記事ではテフロン加工フライパンの特徴や選び方、おすすめ商品や長持ちさせるコツについて解説していきます。テフロン加工フライパンを捨てる前に、復活させる方法もご紹介しましょう。ぜひ参考にしてみてください!
テフロン加工フライパンの特徴3選!
テフロン加工フライパンがこれだけ広く各家庭で使われているのには、やはり理由があります。テフロン加工フライパンの優秀な特徴についてまとめてみましょう。
焦げにくい・食材がくっつきにくい
まずテフロン加工フライパンの特徴として挙げられるのが、焦げにくいという点です。食材がくっつきにくいため、調理しやすいのです。焦げつきやすい食材の調理でも、見栄え良く仕上げられるのが特徴です。
油の使用量を抑えられる
テフロン加工フライパンは焦げつきにくいため、使用する油も少量で抑えられます。経済的なだけでなく、健康を気にしている人には油の量を控えめにできるのは嬉しいポイントでしょう。料理の種類によっては油を引かずに使用する人もいます。
洗いやすく手入れが簡単
洗いやすいという点もテフロン加工フライパンの特徴です。通常の炒め物程度なら使う油の量も少なくてすみ、何度も洗いなおす必要がありません。焦げつきにくいので、そもそも油を使わない人もいるくらいです。毎日使うものだからこそ手入れが簡単なのは嬉しい特徴です。
テフロン加工フライパンの選び方5選!
テフロン加工フライパンにも様々な種類があります。どれを選べば良いのか、迷ってしまう人もいるのではないでしょうか?テフロン加工フライパンの選び方としては、何を重視するかによって異なってきます。選び方のポイントをまとめてみましょう。
耐久性で選ぶ
テフロン加工フライパンを選ぶにあたって、「耐久性で選ぶ」という方法もあります。テフロン加工フライパンを長持ちさせるためには、コーティングの層を増やしたり、厚くする必要があります。そうすると価格も少し高めとなります。
そのため、テフロン加工フライパンを選ぶときに耐久性を重視するなら、お値段も比較的高い商品の中から、ブランドにもこだわると良いでしょう。価格帯としては4,000円前後の商品です。ブランドも実績のあるティファールや貝印、ビタクラフト、京セラ、北陸アルミなどがおすすめです。
尚、テフロン加工フライパンの耐久性の目安として、星1つから6つまでのグレードがあります。星6つが最も耐久性が高いグレード、つまり長持ちしますが、そのぶんお値段も高くなります。
汎用性で選ぶ
様々な料理に使える汎用性を重視するのも、テフロン加工フライパンを選ぶ際のポイントとなります。幅広い料理に使いたいのなら、基本的に26cmのフライパンがおすすめです。深型のものを選べば、焼いたり炒めたりだけでなく、カレーなどの煮込み料理にも使えます。
また、20cmくらいの浅型のテフロン加工フライパンも、一人分の調理をするときに便利です。少量のおかずの調理だけでなく、子供のお弁当のウインナーや目玉焼きを焼いたりもできます。小型なので後片付けもサッと済ませることができます。
いいものを長く使うか安いものを買い換えていくか
テフロン加工フライパンは使いつづけるうちに、どしてもフッ素加工が剥がれてきます。特に安価なテフロン加工フライパンはフッ素加工が剥がれやすく、逆にそれなりのお値段のものなら長持ちします。
良いものを長く使いたい人は、価格は高くなりますが、耐久性のあるテフロン加工フライパンを選ぶと良いでしょう。中にはフッ素加工が剥がれても、貼り直しを依頼して復活させ、長く使い続ける人もいます。一方、テフロン加工フライパンは消耗品と割り切る人もいます。安価なテフロン加工フライパンをとりあえず選び、フッ素加工が剥がれたらまた買い直すということです。
フライパンの重さで選ぶ
フライパンの重さも調理をする上では意外と重要です。できれば通販で購入するより、店頭で手にもって重さを確認して選ぶことをおすすめします。軽いテフロン加工フライパンには、ダイヤモンドコーティングやチタンコーティングなどがあります。また、同じテフロン加工フライパンでも、一般的にガスコンロ用に特化した商品のほうが、IHコンロ対応のものより軽い特徴があります。
対応熱源をチェックする
先ほど触れたように、テフロン加工フライパンでもガス専用やIH対応などがあります。選ぶ際には、どの熱源に対応しているのかをチェックしましょう。自宅がガスコンロならガス専用、IHヒーターならIH対応のフライパンを選んでください。尚、IH対応のものなら、通常はガスコンロにも使用できます。
テフロン加工フライパンのおすすめ15選!
テフロン加工フライパンを選ぶ際のポイントをお話ししました。それでも豊富に種類があるテフロン加工フライパンの中から、たったひとつを選ぶのは大変でしょう。具体的にどのメーカーのどのフライパンが良いのか、おすすめのポイントも含めてご紹介していきます。
①ティファール「グランブルー プレミア フライパン」27cm
汎用性が高く、スタンダードな商品を選びたい人におすすめの商品です。焦げつきにくく、新型の握りやすい取っ手もポイントです。ティファールという信頼できるブランドというのも安心です。
②ティファール 「IHルビー・エクセレンス フライパン」26cm
こちらも信頼のメーカー、ティファールの商品です。おすすめのポイントは6層のコーティングで耐久性に優れている点です。しかもチタンのコーティングのため、丈夫さだけでなく軽さも兼ね備えています。外側もフッ素加工のため、焦げつきや油汚れも簡単に落とせます。IH対応です。
③ティファール「インジニオ・ネオ マホガニー・プレミア フライパン」26cm
ティファールの特徴とも言える、取っ手の取れるフライパンです。取っ手が取れると収納が楽というだけでなく、オーブンでの調理にも適しています。そのまま食卓に出したり、冷蔵庫に入れられたりと、使い勝手の良さでおすすめです。
④ティファール 深型「グランブルー プレミア ウォックパン」28cm
様々な調理に使える深型のテフロン加工フライパンです。5層のチタン・プレミアコーティングで長持ちするのがおすすめポイント。熱や傷に強いエナメル加工も美しく、焦げつきにくさでも評判の高い商品です。
⑤パール金属 「ブルーダイヤモンドコート」 26cm
ガスコンロ専用のテフロン加工フライパンです。ガスコンロ専用だけあって、バツグンの軽さがおすすめポイントです。コーティングのトップコートにはダイヤモンド粒子が配合されており、金属のヘラも使えます。意外な盲点でもありますが、フライパンの内側に鋲打ちの出っ張りがないため、油汚れなども付きにくいデザインになっています。
⑥和平フレイズ 「レミ・ヒラノ」 レミパン 24cm
料理愛好家・平野レミさん考案の「レミパン」です。万能フライパンとして人気で、「蒸す、焼く、揚げる、煮る、炒める、炊く」の調理がこれひとつでできるのがおすすめのポイントです。愛され続けて20年の商品です。
⑦タフコ「軽量ダイヤモンドマーブルコーティング フライパン」 26cm
軽くて使いやすい上に、熱のムラが少ないアルミダイキャスト製のフライパンです。マーブル加工とダイヤモンド粒子配合で長持ちするだけでなく、金属ヘラも使用できておすすめです。
⑧ビタクラフト「ソフィアII」26cm
ナヴァロン3コートというバツグンの耐摩耗性を持ち、焦げつきにくさで人気のフライパンです。丈夫で錆びにくいステンレスと、熱伝導率の良いアルミニウムの全面2層構造になっています。軽くて扱いやすいのもおすすめのポイントです。
⑨パール金属 「フッ素加工 フォア」26cm
ガスコンロだけでなく、IHヒーターやハロゲンヒーターにも対応可能なフライパンです。引っ越しが多い人にはオール熱源対応のフライパンは嬉しいポイントではないでしょうか。お値段もリーズナブルなので、買い替えが遠慮なく行えるフライパンです。
⑩北陸アルミ 「センレンキャスト」 26cm
最高級のコーティングで耐久性に優れている点がおすすめのフライパンです。ステンレスの約1/3の重量の特殊合金と特殊加工で、軽くて扱いやすい特徴もあります。信頼の高岡製です。
⑪ティファール 玉子焼き器 「インジニオ・ネオ IHブルゴーニュ・エクセレンス」
玉子焼き器ですが、そのほかにもちょっとした炒め物に使えるサイズ感がおすすめのフライパンです。ティファールならではの取り外しできる取っ手で、収納にも便利です。朝の忙しい時間帯、卵焼きを作ったあとにそのままウインナーを炒めたりできます。
⑫京セラ 「NEW セラフォート フライパン」 26cm
セラミック加工とフッ素樹脂加工のW効果で、しっかり焼けるのに焦げつきにくさで人気の「セラフォート」のフライパンです。サイズ展開も幅広く、家族構成や目的別に様々なタイプを選べるのもおすすめのポイントです。
⑬北陸アルミニウム 「センレンキャストプロ フライパン」 26cm
最高級グレードの「テフロンプロ」を採用したフライパンです。底厚をキープしたまま側面が薄く作られているので、軽いのが特徴です。鋳物製造で知られる富山県の北陸アルミニウムならではの技術が生かされています。
⑭クックスマーク フライパン IH対応オール熱源対応 フッ素加工 26cm
オール熱源対応にも関わらず、アルミ製のため軽いのが特徴です。耐摩耗性に優れた特殊なフッ素加工が施されており、26cmというサイズ感も様々な調理に向いています。他のサイズもあるので用途によって選ぶと良いでしょう。
⑮ティファール 「インジニオ・ネオ IHブルゴーニュ・エクセレンス」 26㎝
26cmというサイズに深型で、ファミリー用の様々な調理に向いているおすすめのフライパンです。カレーやチャーハンも難なく作れます。こちらもティファールの取っ手が取り外せるタイプ。ティファール最高峰「チタン・エクセレンス」コーティングで耐久性にも優れています。
テフロン加工フライパンを長持ちさせる6つのコツ
お気に入りのフライパンを買ったなら、やはりできれば長く使い続けたいのではないでしょうか?テフロン加工フライパンを長持ちさせるコツを具体的にご紹介します。
火加減に注意する
テフロン加工フライパンを長持ちさせるコツとして、まずは火加減に注意しましょう。フッ素加工は高温に弱いのです。そのため、予熱時間は短めにして、早めに食材を入れて調理を始めるようにしましょう。テフロン加工を長持ちさせるためには、高温での調理は避け、中火程度の火力を心がけてください。
尚、テフロン加工フライパンの調理温度の上限は180度と言われています。油を使った揚げ物を作るときには注意が必要です。コロッケやとんかつの調理は180度が適温ですが、青菜や魚介の揚げ物は200度とされています。
空焚きはしないようにする
先ほどの火加減に注意するのもテフロン加工フライパンを長持ちさせるコツですが、空焚きも厳禁です。うっかり火をつけたまま放置しないようにしましょう。特にIHヒーターは急速に温度が上がりやすいため、まず油を引いてから火をつけるようにしましょう。
金属製のヘラを使用しない
テフロン加工フライパンの中には、金属製のヘラを使用できるものもありますが、それ以外は木べらやシリコン樹脂の調理器具を使いましょう。フッ素樹脂に金属の角が当たるなどすると、傷がついたり剥げの原因となります。テフロン加工フライパンで調理器具を使うときには、ゆっくりやさしくを心がけるのが長持ちさせるコツです。
使用後はすぐに洗って水分を拭き取る
テフロン加工の表面には細かい穴が無数に空いているような状態です。油や水が付いたまま長時間放置すると、フッ素樹脂が剥がれやすくなります。長持ちさせるコツとして、使った後はフライパンが冷めるのを待ち、早めに洗って水分を拭き取るようにしてください。
洗う時は柔らかいスポンジとお湯を使おう
テフロン加工フライパンを洗うときは、柔らかいスポンジと中性洗剤を使い、お湯で汚れを落とすのが長持ちさせるコツです。金たわしやクレンザーの使用は厳禁です。柔らかいスポンジを使用する場合も、油汚れを落とそうとゴシゴシこすってはいけません。テフロン加工フライパンの寿命を縮めてしまいます。
重ね置きを避けて保管する
テフロン加工フライパンの重ね置きは傷の原因にもなります。フライパンに限らず鍋類なども収納に困り、つい重ねてしまいがちですが、重ねて収納する場合はプチプチや布を間に挟むだけでも傷の予防になります。
諦める前に!テフロン加工フライパンを復活させる方法2選!
テフロン加工フライパンを使い続けると、どうしても焦げつきやすくなってきます。そうなると調理もしにくく、寿命と考えて捨ててしまっていませんか?諦める前に、テフロン加工フライパンを復活させる方法があるのです。買った頃の状態に復活させる方法とは?
こびりついた焦げの上手な落とし方
テフロン加工フライパンが焦げつきやすくなったのは、必ずしも表面のコーティングが剥がれてきたせいでない場合もあります。元の状態に復活させるためには、フライパンに水を入れて沸騰させてみてください。こびりついた焦げが浮き上がり、汚れを落としやすくなります。買ったときのような状態に復活させられる可能性があるのです。簡単な方法ですので、捨てる前に一度試してみる価値はある復活法です。
フッ素を再加工する
フッ素を再加工して復活させるという方法もあります。市販のフッ素コート剤の中には、スプレーで吹き付けるだけでフッ素加工ができる商品もあります。フライパンだけでなく、おなじくフッ素加工が施されているホットプレートなども復活させることができる優れものです。
もし自分でフッ素を再加工するのが難しいと感じるようなら、専門の業者にお願いしてみましょう。または復活させること自体が手間と感じるのであれば、リーズナブルなフライパンに買い替えるという手もあります。
テフロン加工フライパンの正しい使い方を覚えて長く使おう!
テフロン加工フライパンの選び方やおすすめ商品、長持ちさせるコツなどについてお話してきました。毎日使うものなので、できれば使い慣れたものを長く大切にしたい人も多いのではないでしょうか?ただ、焦げつきやすくなったまま使い続けるのもストレスになるでしょう。フライパンひとつで料理の仕上がりに差が出るのも否めません。楽しい食卓のためにも、フライパン選びにこだわってみませんか?