フローリングの拭き掃除を徹底解説!水拭きのやり方や注意点も!

きれいに拭き掃除したはずのフローリングも、しばらくするとべたつきや汚れが気になることがありますよね。フローリングの水拭き掃除の注意点や汚れの原因、そしてなかなか落ちないフローリング汚れの拭き掃除のやり方とコツをご紹介します。

フローリングの拭き掃除を徹底解説!水拭きのやり方や注意点も!のイメージ

目次

  1. 1フローリングの拭き掃除は面倒って思っていませんか?
  2. 2そもそもフローリングとは?どんな素材なの?
  3. 3フローリングの汚れの原因は?
  4. 4フローリングの拭き掃除のやり方!3ステップで解説!
  5. 5フローリングの拭き掃除方法を汚れ別に紹介!
  6. 6フローリングを水拭きする時のコツ3つ!
  7. 7フローリングを水拭きする時の注意点4つ!
  8. 8フローリングの水拭きの頻度は?
  9. 9フローリングの毎日の掃除方法は?
  10. 10フローリングは水拭きで居心地がグンと良くなる!

フローリングの拭き掃除は面倒って思っていませんか?

毎日の掃除の中で、フローリングの拭き掃除はちょっと面倒に感じることがありますよね。落ちないように思える黒ずみの汚れや、素足で歩いた時の皮脂汚れを考えると、「水拭きしても落ちないし」と考えてしまいます。

面倒に感じるフローリングの拭き掃除は、そのままにしておくと更にべたつきが気になってきたりして、お部屋が不衛生になってしまいます。そんな時は、正しいフローリングの拭き掃除のやり方とコツ、そして注意点を知って、きれいなフローリングを取り戻しませんか。

掃除イメージ画

そもそもフローリングとは?どんな素材なの?

合板がほとんど

フローリングは木の床というイメージがありますが、多くのフローリングは「合板」でできています。合板は、一本の木だけを削って作るのではなく、何枚かの板を接着剤で張り合わせてできています。そしてその表面を加工したものなので、一本の木を削って作る板よりも強く、変形しにくい特徴があります。その理由から、床材として使用されています。

フローリングイメージ画

無垢材は手入れに注意が必要なものもある

木をそのまま製材して使っている無垢材(むくざい)のフローリングもあります。無垢材は本来の木のぬくもりと質感を楽しめますが、注意点として素材が傷つきやすく、温度や湿度の変化で変形したりすることもあります。

フローリングの汚れの原因は?

皮脂

裸足でフローリングの上を歩く習慣のある家は、足の裏の皮脂がフローリングについて汚れの原因になります。小さな子供がいる家庭では、皮脂汚れが特に多くつくようです。

子供

キッチン周りの場所は、料理の際に油が床に飛ぶことが原因で、油汚れ特有の黒ずみになることがあります。キッチン周りを歩いて、べたつきが気になるのも油汚れが原因です。

カビ

フローリングに白や黒の点やシミのような形で現れるカビによる汚れもあります。場所が特定できず、パッと見たところ、カビとはっきりわかりにくいのが特徴です。カビは原因ははっきりしないことが多いですが、湿度や湿気も原因になりますし、以前に拭き掃除をしたとしても、何かものをこぼしたことが原因でカビが生えます。一度カビが生えると、同じ場所にカビが生えることがあるので、徹底的に拭き掃除する必要があります。

カビイメージ画

ワックスの劣化

人が歩きやすい廊下などの場所は、ワックスによるコーティングをしていても、そこが剥がれたり、劣化したことが原因で、黒ずみになる場合があります。フローリングの表面がザラザラしてくることから、汚れが頑固についてしまうこともあるようです。

ワックスのイメージ画

フローリングの拭き掃除のやり方!3ステップで解説!

Step1. フロアワイパーで全体のホコリを取る

フローリングの掃除の際に最初に掃除機をかけたくなりますが、掃除機を使うと細かいゴミやほこりを排気で巻き上げることになります。結果として、掃除したものの、何となくホコリが残っているという状態になりがちです。

それで、最初にフロアワイパーで拭き掃除するやり方が正解です。掃除の始めにある程度のフローリングのホコリをとるのがコツです。ドライタイプのフロアワイパーで拭き掃除するやり方だと、細かいゴミやほこりがキャッチできます。

Step2. 掃除機をかける

次に掃除機をフローリングの目に沿ってかけるのがコツです。フロアワイパーの拭き掃除で取れなかった細かなホコリやゴミを掃除機で吸い取るのです。フローリングの溝に入り込んだゴミは、爪楊枝などでかき出すときれいになりますよ。

掃除機イメージ画
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Step3. 雑巾で水拭きする

最後に、硬く絞ったきれいな雑巾でフローリングを拭き掃除します。ゴシゴシと水で拭き掃除したくなりますが、フローリングを傷めてしまうので、優しく木目に沿ってフローリングを拭き掃除するのがコツです。また、水拭き掃除したところを乾く前に踏まないように、部屋の奥から手前に向かって水拭き掃除しましょう。その注意点を意識するだけでも、見違えるようにフローリングがきれいになりますよ。

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フローリングの拭き掃除方法を汚れ別に紹介!

皮脂汚れ

フローリングの上を裸足で歩くと気持ちいいですが、夏には皮脂汚れが気になりますよね。皮脂汚れがひどくなると、汚れた部分が黒んできます。そうなると水拭き掃除では落ちないこともあるので、住宅用アルカリ性洗剤を霧吹きスプレーに入れて吹きかけ、乾いた雑巾で拭き掃除するやり方をおすすめします。

霧吹きスプレー

油汚れ

キッチン周りなどの油汚れが気になるフローリングのお掃除にも悩んでしまいますよね。フローリングのべたつきが気になることもあるのではないでしょうか。皮脂汚れのように、油汚れは住宅用アルカリ性洗剤で落とすこともできますが、頑固な油には、食器用中性洗剤を使うと便利です。

拭き掃除前に直接床に洗剤をつけるのではなく、拭き掃除用のきれいな雑巾に、洗剤を数滴つけてから拭き掃除をするだけで、油汚れが取れるはずです。フローリング全体の拭き掃除時には、すべてを洗剤で拭き掃除するのではなく、べたつきが気になる部分だけに洗剤をつけて拭き掃除しましょう。そのあとは、水拭き掃除するときれいになりますよ。

キッチンの油汚れがしやすいフローリング

カビ汚れ

フローリングのカビ汚れには、「カビキラー」のような漂白剤を使ってしたくなりますが、その拭き掃除のやり方では床を傷めてしまいます。それで、カビ汚れのある部分に除菌スプレーを吹きかけて、きれいな雑巾で拭き掃除するなら、フローリングを傷めずにカビ汚れを取ることができます。

頑固なカビ汚れで、アルコール除菌スプレーで拭き掃除してもカビが取れない時は、フローリングのワックスを剥離剤ではがしてから、上記の方法を試してください。

ワックスの劣化

フローリングの中でも、廊下など人がよく歩く場所はワックスが劣化して黒ずむ場合があります。そんな時は、住宅用アルカリ洗剤でフローリングを拭き掃除した後に、ワックスがけをしましょう。きれいな輝きとツヤが戻ります。

クレヨンやマジック

クレヨンやマジックでフローリングが汚れた場合には、住宅用洗剤を汚れた部分に拭きかけて拭き掃除すると、大部分の汚れが落ちますし、フローリングを傷めることはありません。拭き掃除する際には、乾いたきれいな雑巾で優しく拭き掃除するだけでOKです。それでも汚れが落ちない場合には、クレンジングを使ってみてください。雑巾にクレンジングを数滴つけて、汚れたフローリングを拭き掃除すると、きれいにクレヨンやマジックの汚れが落ちます。

クレヨンイメージ画

フローリングを水拭きする時のコツ3つ!

綺麗な雑巾を使う

フローリングを拭き掃除する時のコツは、必ず綺麗な雑巾を使うことです。洋服の端切れや使わなかったタオルなど、使い捨てにできる不要な布を拭き掃除用の雑巾として使いましょう。

雑巾
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お湯を使う

水拭き掃除を効果的に行うコツはお湯を使うことです。フローリングの皮脂汚れは、油によるものなので、水拭き掃除よりお湯拭き掃除の方が皮脂をふやけさせる効果が期待できるからです。また、お湯拭き掃除をするなら、水拭き掃除するより早くフローリングが乾燥するというメリットもあります。

お湯イメージ画

黒ずみ汚れは食器用洗剤で

拭き掃除で取れにくいと感じるフローリングの汚れには、食器用洗剤を使うのがコツです。雑巾に数滴食器用洗剤をつけて軽くこすると、黒ずみ汚れが取れる場合が多々あります。

更に、食器用洗剤を使ったときには、二度拭き掃除をするのもコツです。水拭き掃除をすることで、食器用洗剤の跡がフローリングにつきません。注意点として、「無垢材」のフローリングは水と相性が悪いですし、水分が木にしみ込むので、素材を確かめてから食器用洗剤を使うことをおすすめします。

フローリングを水拭きする時の注意点4つ!

雑巾は固く絞る

拭き掃除をする際の注意点は、雑巾を固く絞ることです。雑巾を固く絞ることで、水気をフローリングに残しませんし、雑菌の繁殖を抑えることができるからです。

ゴシゴシこすらない

フローリングの拭き掃除の注意点として、フローリングをきれいにしたいからという理由で、ゴシゴシこすってしまうと、反対にフローリングを傷めることになるのでやめましょう。きれいな雑巾でサッと吹き上げるのがコツです。

ゴシゴシこする

水拭きは毎日しない

拭き掃除は毎日やりたい人もいるはずです。ただ、水拭き掃除を毎日やってしまうと、フローリングのワックスが劣化しやすくなります。気になる場所は毎日水拭き掃除をするとしても、部屋全体の掃除に水拭き掃除は向いていません。

アルカリ性洗剤は使わない

アルカリ性洗剤はワックスを劣化させる原因になります。掃除場所によっては、アルカリ性洗剤で拭き掃除をする必要がありますが、お部屋全体にいつもアルカリ性洗剤を使ってしまうと、早くワックス効果がなくなることになるので、注意しましょう。

フローリングの水拭きの頻度は?

水拭き掃除の頻度は、理想的には一週間に一回ですが、一か月に一回の大掃除に部屋全体を拭き掃除するくらいでも十分だといわれています。汚れが目立つ場所がないなら、部屋全体の拭き掃除は週一回と覚えておきましょう。

疑問

フローリングの毎日の掃除方法は?

ドライシートを使う

お部屋のホコリやゴミをキャッチするドライシートで、お部屋の中を拭き掃除するだけでも十分です。ウェットタイプはゴミが床にこびりついてしまうので、ドライシートを使いましょう。

朝一番が効果的

お部屋の中に人がいて動くと、どうしても目に見えにくい小さいホコリやゴミを巻き上げていることになります。朝一番の時間は、人が眠っているうちにフローリングの上に着地した目に見えにくいホコリやゴミを、簡単に拭き掃除で取り除くことができるので効果的です。

朝イメージ画

フローリングは水拭きで居心地がグンと良くなる!

水拭き掃除フローリングは見ているだけでも気持ちいいですよね。お部屋の居心地も変わってきます。正しいやり方を知って、フローリングを傷つけないようにきれいに掃除しましょう。

フローリングイメージ画

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この記事のライター
jinin
新しいこと、きれいなことが大好きです。

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